世にも不思議な転生者   作:末吉

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初めて感想をいただきました。結構厳しめの意見でしたね。言わんとしていることは分かりましたので、精進します。


ジュエルシード事件
03:月日は過ぎて


小学三年生になった。

 

その間になんか顔が美形なのに中身が最悪な同性別を確認。ナルシストと思われたので、関わりを避けるべく気配を消し始めた。魔力もすごかったし。

おかげで委員長にはかなり苦労を掛けている。今度何か奢ってやろう。

高町とは気配を消し始めてからはロクに話していない。まぁ女子の友達が出来たとかで店先で嬉しそうに話しかけてきたので、別にいいだろう。

 

あと、この学校はテストの結果を張り出していた。その結果、高町の友達らしいアリサ・バニングスに絡まれ月村すずかと知り合った。まぁ、気配を消しているので最近は突っ掛ってこなくなったが(あまり)。

 

あと、同性別は高町たちとよく話している。嫌がれているのだと周りから見ればわかるんだが、ナルシストだからか気付いていないようだ。……関係ないか。

 

筋トレの方は、ここ二年で慣れたおかげか大台の一千回をこなせるようになった。にもかかわらず、体格は変わっていない。これも神様のおかげだろうか。

 

デバイスとの会話は暇な時に。魔法の修行は使えるものしかやっていない。理由は、今の魔力がFで魔力を使わずとも戦闘は乗り切れると思ったからだ。

 

あ。図書館という本が集まっている場所に興味本位で行ったら、車椅子の美少女(自称だが、あながち間違ってはいない)と遭遇した。八神はやて、というらしい。

どこかの地方語もどきでしゃべり倒してきたので、ある程度聞き流しながら読書をしていた。

こいつも魔力はあった。

 

 

 

 

そして現状。

 

 

ただ今母親が失踪しました。

 

 

 

………昔からそういう言動が多かったが、まさか三年に上がった時に『少し旅に出ます』とだけ書かれた紙がテーブルの上に置いていくとは。

 

そのあとメールで『お金は振り込むから』と送られてきたので、満足したら戻るだろうと考えた。

 

という訳で現在一人暮らしになってしまったが、別段不便ではないので(むしろ一人しかいないので気が楽)やりたいことをやっている。

 

具体的に言うと前の世界で作られていた物を作ったり、家電製品拾ってバラして別な物作ったり、魔法の修行したりしていた。

 

そしてこのことは誰にも知られていない。色々な意味でまずい気がしたからだ。

 

 

 

 

話を戻そう。

 

 

今は学校。クラスがどこだかを知るために委員長と一緒に居る。

 

「いい加減斉原に戻したら?」

「それでもいいが、断る。定着したあだ名を呼ばんで友達じゃない」

「呼ばなくても友達じゃない?」

 

そこら辺は別にいいだろうと思いながら一緒に見ていたところで、俺は思わず声を上げた。

 

「お」

「見つけた?」

「ああ。どうやら俺達は三年連続で同じクラスらしい」

「腐れ縁っていうんだよね、こういうの」

「プラス」

「まだ何か?」

「ファンクラブが存在する人間が四人」

「高町さん、バニングスさん、月村さん、天上くんだっけ」

「そうだな」

 

この学校では無論有名な話だ。ファンクラブが存在する人間がいるのは。

しかし四人も固まったか……。これは……

 

「何か起こりそうだが俺には関係ないのでスルーしよう」

「一息に無関係アピールって。堂々とよく言えるね」

 

呆れられていると分かるが、そんな事どうでもいいので俺は委員長を置いてさっさと教室へ向かった。

 

 

 

 

 

 

 

 ――――――――――――

 

 

 

 

 

 

 

自分の席について気配を少し薄めて先生を待っている。正直暇。本を持ってきてもよかったが、すぐに帰るのだからと思い置いてきた。

 

こうなったら寝るか。そう思って机に伏そうとしたら、前方に気配が。

だがまぁ、見知った気配なのでそのまま伏して会話しても何ら問題あるまい。そう思って言葉を発してみた。

 

「なんだバニングス」

「…毎回思うけど、アンタってどうやってその状態で識別してるの?」

「教えるか」

 

呆れながらも返してきたのは、件のファンクラブ持ちの一人。どうも一番じゃないと気が済まない性分らしく、俺に入学当時から負けまくっているのが話しかけている主な理由らしい。入学当時の成績では負けたが。

 

こいつも慣れたのか、俺のこんな状態でも話しかけてくる。

 

しかしこいつは暇なのか?わざわざ窓際まで来て。

そんな風に思いながら机の冷たさを堪能をしていると、

 

「まぁいいわ。今年こそあんたに勝ってやるからせいぜい頑張りなさい!」

 

とだけ言って戻っていった。

 

俺からすれば、ご苦労様、だが。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 ―――――――――――――――

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あくる日。

 

問題らしい問題など起きずに平穏な日々が過ぎ去ったが(同性別は相変わらず)―――委員長に翠屋のシュークリームを奢ったくらいで特に何もなかったが―――この日に限って変化が訪れた。

 

頭に直接語りかけてくる「誰か」がこの世界に来たようだ。

 

「頭に響く…これって確か、念話、だっけか?」

『その通りです、マスター』

 

なるほど…この時間帯と言えば下校時だから、少なくとも誰かは不思議生物を保護するだろう。

 

モチロン俺は……

 

『どうしますか?』

「いかね。めんどうだし」

『そうですか』

 

それから筋トレをして、俺は夕飯を買いに出かけた。

 

 




今更ですが、大体は自己解釈なんですよね、これ。
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