具体的にはぐだ男が失恋します。ご注意下さい。
凄い長い話になったと思ってたけど7000文字くらいだったか。
皆さんおはこんばんちわ。
俺の名はぐだ男。
なんやかんやあって人理が焼却されたのでここカルデアでそれを修復する為になんやかんや人類最後のマスターとなった男だ。
そして、なんやかんやあって俺達は特異点をいくつか攻略した。
それはもう凄い戦いがいくつもあったのだが、うちのカルデアに召喚された英霊の皆々様がなんとかしてくれた。
話は変わるのだが、うちのカルデアはなんか他と違うらしい。
他ってなんやねんと思うかもしれないが、まぁ別時空とかパラレルワールドとか色々あって…まぁとりあえず、うちのカルデアは他と違うらしい。
何が違うのかというと、うちのカルデアには殆ど女性の英霊しかいないのだ。
え?最初に特異点Fが終わったらキャスニキが来るだろって?
いやいや、うちには来なかった。(無情)
でもまぁ、最近は男性サーヴァントも来るようになりまして、今では二人ほど我らがカルデアに在籍している。
1人はほぼ毎日旗持ち聖女に振り回され…もう1人は、己の業に従いとある少女にその身を捧げた。南無三。
とりあえず彼らの事は置いといてだ、マスターの俺1人に対して英霊の女性が沢山。
これはつまり…そう、ハーレムである。
人理がどうのこうのする前の俺は年齢と彼女いない歴が同数のただの一般人だった。
そんな俺がなんかだいぶ距離感の近い英霊のお姉さん達に囲まれているのだ。
これはもうハーレムと言ってもいいだろう。
言わせてくださいお願いします。
そんなこんなで俺は、このハーレムカルデアで英霊のお姉さん達にだいぶチヤホヤさせて貰いながら人理修復したり、種火周回したり、イベント周回したりと忙しい毎日を送っていた。
だが…その日常を破壊する…その最大の敵が来るのは、そう遠くなかったのだ…
「今日のご飯も美味しいなぁ。ほんと、ブーディカさんが来てから毎日ご飯が楽しみだよ」
俺は今、カルデア内の食堂でマシュと並んで席につきながら食事をしていた。
俺やデミ・サーヴァントのマシュ、その他カルデアのスタッフさんは勿論の事、基本食事を必要としない英霊の皆さんもここでは精神ケアや娯楽のひとつとして食事を取る。
特に同じ顔が多い騎士王様なんかが代表的だが、まぁ皆よく食べるのだ。
「そうですね、先輩。ブーディカさんの作る料理は、何というか…お腹も心も暖まります」
そうそう。マシュも良いことを言う。
人理修復が始まったばかりの頃は、カルデアに料理の出来る人が1人もおらずレトルト食品ばっかり食べていたからなぁ。手作りの料理ってのはレトルトにはない暖かさがある。
「本当に…あの時は酷かったです。あの頃は毎日シロウの料理の白昼夢を見るほどでしたから」
向かいの席に座っていたアルトリアさんが相づちをうつ。
当時からよく言っていたが、そのシロウさんって言う人の料理はどれ程のものなんだろうか。
「皆してなんの話をしてるのかな?」
「あ、ブーディカさん」
話をすればなんとやら…キッチンも一段落ついたのか、ブーディカさんがこちらの席にやって来た。
「あはは、ブーディカさんの料理が美味しいって話を皆でしてたんですよ」
「あら、君も嬉しいことを言ってくれるじゃない」
そう言いながらブーディカさんが俺の腕をバシバシ叩きながら隣に座った。
ブーディカ姐さんのこーいう所が最高だぜ!
「ぶ、ブーディカさん!」
マシュがなにやら慌ててそれを止めている。
「お?なになに?マシュもお姉さんと遊びたいの?」
「そーいうことじゃありません!」
ああ~~尊い。
マシュとブーディカさんを見てるだけでご飯が進む。
「マスター、そのおかずを残すのでしたら私が食べますが?」
うっせぇ腹ペコ王座ってろ。
「む?今何か言いましたか?」
「いえ、何でもありません」
アルトリアにチキンをひとつ献上してお引き取り願う。
これが王のやることかよぉ!
「そう言えば、明日英霊召喚するんでしょ?今までは女の人ばっかりだったのに最近は男の人ばっかりだなんて不思議な話だねぇ」
「それはそうだけど…実装されてるサーヴァントの数にも限りがあるしな…」
「先輩。それ以上はいけません」
つってもまだ男は二人目だけどね。
うちのカルデアにはもう20人くらい英霊がいるけど、それでも新しい英霊を呼ぶのはこの人理焼却という未曾有の危機には味方が多ければ多いほど良いという考えからだ。カルデアなら維持魔力は少なくて済むし。
まぁなんだかんだ言っても明日英霊召喚は行うんだ。
ガチャの結果はガチャを引かなきゃわからない。これが真理ゾ。
「それじゃあ君に、このブーディカさんが明日の召喚が上手くいくようにパワーを与えてあげよう」
「なんすか、それ。(素)」
笑いながら、ブーディカさんが俺の頭を撫で回してきた。
「ほら、パワー注入~」
あかんなにこれキュン死する。
この後、またマシュがブーディカさんに絡んで俺の心に尊さを与えていった。
騎士王はずっと飯食ってた。
ここは召喚サークルのある部屋。
いつものように英霊召喚の儀式に挑む。
「閉じよ。閉じよ。閉じよ。閉じよ。閉じよ。
繰り返すつどに五度…
ただ…満たされる刻を破却する…」
「先輩。もうツッコミませんよ」
なんてこった。マシュが職務放棄してしまった。このままでは最後までこのくそ長い詠唱を言わなくちゃならなくなる。めんどくせぇ。
「ほらほら、マスターもマシュさんも遊んでないで召喚に集中して下さい」
助かった。今日の英霊召喚の護衛も、前回に引き続きディフェンスに定評のあるジャンヌさんだ。
前回ジークがここカルデアに召喚されてからというもの、テンションが上がりっぱなしのお姉さんである。
今回も男性だろうか?いやでも昨日ブーディカさんが上手くいくようにパワーを与えてくれたしなぁ。
それにジャンヌさんの好い人は前回召喚されたしね。
多分…きっと…女性サーヴァントだろうと信じて…いやまぁ男性サーヴァントが悪いわけでは決してないんだけどさ!
召喚サークルの光が収まる。
そして…その中心に立つのは、ガタイの良い1人の男性だった。
……ブーディカさんのパワーは届かなかったようだ。
「…真名プラスタグス。バーサーカーのクラスにて現界した。
……ここに、ローマの人間が居ないことを祈る」
うーん、第一印象は雰囲気は暗いけど優しそうなおじさんって感じの人だ。
でもバーサーカーって言ってたし…
あ、先ずは俺も挨拶しなきゃ。
「えっと、ぐだ男って言います。一応、人類最後のマスターやってます…これからよろしくお願いします」
「あぁ…君が…こちらこそよろしく、マスター」
バーサーカーと言うわりには、普通に会話が出来るみたいだ。だけど…
「あの、ローマの人間が居ないことを祈る…と言うのはどういう事なのでしょうか?」
マシュとジャンヌさんが、少し警戒しながら質問した。
普通に会話出来ているようでも、バーサーカーはバーサーカー。どこかが狂っているものだ。
「ローマの人間とは、ローマ帝国の人間の事だ。奴らは鬼畜、外道、人の皮を被った悪魔だ。私はそんな奴らを決して許さず、その全てを滅ぼす。それが私の願いだ」
あー…これは間違いなくバーサーカーですね。
うちのカルデアにいるペンテシレイアと同じタイプのバーサーカーじゃないだろうか。特定の人物、国や組織に対して狂った様な怒りや増悪を向けるタイプだ。
これはもう、このカルデアにいるローマ皇帝、ネロ・クラウディウスには絶対会わせられないな。
ローマ皇帝なんて狂化対象の本命だろう。ネロには最大限の注意を持って貰わなければ…
という訳で、これから共に人理修復を目指すプラスタグスさんにカルデア内を案内する為、ジャンヌさんには先にネロを探しに行って貰った。
食堂で鉢合わせなんかしたら大変だからね。
しかし、この人はどんな伝承を持つ英霊なんだろう?
純日本人で歴史や世界史が得意な訳でもなかった俺では、名前だけじゃ彼が何をした人かなんてわからない。
ここはいつものマシュぺディアに聞いてみよう。小声でマシュに話しかける。
「なぁ、マシュ。プラスタグスさんって一体何をした英霊なの?」
「え!?あー…その…それはですね、先輩…」
マシュが凄い気の毒そうに俺を見て言葉を詰まらせる。
…どーいうことだ?嫌な予感しかしないのだが…
そうこうしているうちにカルデアの案内も進み、次は食堂だ。
先ほどジャンヌさんからの念話でネロを確保したことは伝わっている。最悪の事態は防げるだろう。
「ここがカルデアの食堂です。うちにはスタッフで料理の出来る人が居ないので、料理の得意な英霊がローテーションで食事を作ってくれています。基本的に英霊でも食事は取って大丈夫ですよ」
プラスタグスさんに説明しながら食堂を案内する。今の時間は特に人はおらず、担当によっては夕食に向けて仕込みをしているだろう時間だ。キッチンに誰か居るだろうか。
「ふむ、ここでの食事とは戦士のメンタルケアや娯楽のひとつとして確立しているのだな。しかし、これが現代のキッチンか…」
プラスタグスさんも興味深そうに食堂内を見回っている。
キッチンでは、スープでも作っているのだろうか?赤い髪を結んだ勝利の女王が夕食の準備をしていた。
その後ろ姿を見て、プラスタグスさんがはっと息を呑んだのがわかった。
「?どうしました?」
「あれ、マスター?」
ブーディカさんがこちらに振り向く。
「今回の召喚はどうだった?お姉さんのパワーは役に…たっ…た……」
カランとブーディカさんの持っていたお玉が床に転がった。
驚愕に満ちたその顔は、ある一点を見つめている。
見つめられるプラスタグスさんは、気まずそうな、申し訳なさそうな顔で彼女を見つめ返した。
「……え…あ…うそ……」
「………久しぶりだな…ブーディカ…その……すまなかった……」
ブーディカさんがプラスタグスさんの胸に飛び込んだ。そして、その胸に顔を押し付けながら声を圧し殺して泣きだした。
プラスタグスさんは、それをなにも言わず受け止めて彼女の背中をさすっている。
突然の事に思考停止していた俺を、マシュがキッチンから引っ張り出す。
キッチンから出る際、一応スープの火は止めておいた。
「プラスタグスさんは、イケニ族の王。ブーディカさんの夫だった人です」
キッチンにブーディカさんとプラスタグスさんの二人を残して、俺は食堂の端でマシュに二人の関係を説明してもらっていた。
「プラスタグス王はローマ帝国と同盟を結び、彼の二人の娘を跡継ぎとして国を維持させようとしていました。ですが彼の死後、ローマ帝国は約束を破りイケニ族の土地や財産を奪い、遺族達は虐げられました」
…そして、ブーディカさんが反乱を起こし、勝利の女王と呼ばれる様になったのか。
…これは…ローマ憎しのバーサーカーになるのもうなずける。
「ですが…当時の皇帝であったネロさんは、大臣がプラスタグス王との約束を破りイケニ族に行った仕打ちを知らなかったようです」
「その人の独断だったってことか…でも、そんなのは関係ないだろうな…」
結局ネロは当時の皇帝だったのだ。全くの無責任とは言えないだろう。特に、自分の死後国と家族を襲われた彼にとってみれば…
その無念さや申し訳なさが、彼のあの様子だったのだろう。
流石に夫婦の会話を盗み聞くなんてことは出来なかったので、俺とマシュは食堂を出てこの事をダヴィンチちゃんやDr.ロマンに報告しに行った。
その後、こーいう事態に強そうな玉藻さんに一応今日の食事当番を変わって貰えるか相談しに行く。
玉藻さんは少し興奮ぎみに食堂へ向かって行った。大丈夫かな。
…そして数時間後、いつもなら食堂に人が集まっているであろう時間に、二人で食堂に様子を見に戻る。
「ははは、二人には恥ずかしい所を見られちゃったね」
目を赤くしたブーディカさんが、プラスタグスさんと並んで席に座っていた。
結局今日の夕食当番は玉藻さんが交代してくれたらしい。
俺とマシュは、彼女たちと共に食卓につく。
「その…大丈夫ですか?」
「うん、いっぱい泣いたし、もう大丈夫だよ。あと、ありがとうマスター。玉藻を呼んできてくれたんでしょ?」
「え!?いや、でも…俺…マスターなのに…何も出来なかったからさ…」
ブーディカさんの顔が見れなくて、俺は視線を下げる。…暖かい手が俺の頭を撫でた。
「ううん。マスター、君は頑張ってくれたよ。色々気を回してくれたみたいだしね」
そう言って視線を向けた先は、ジャンヌさんが二人分の食事を持って食堂から出ていくところだった。
その間も、よしよしとブーディカさんの手が俺の頭を撫でる。
「ブーディカ、良いマスターを持ったな」
プラスタグスさんが大きな手で優しくブーディカさんの頭を撫でた。
「ちょっ…!こんな皆のいる前でやめてよ!あ、あたしはここでは皆のお姉さんなんだから!」
顔を真っ赤にしたブーディカさんがプラスタグスさんの手から跳ねるように抜け出した。
俺の頭上から暖かさが離れていく。
「それに何が良いマスターを持ったな、よ。あなたのマスターでもあるんだから」
「む、そう言えばそうだったな。…今回の召喚は良い。良きマスターに仕え、最愛の人と再会でき、聖杯を奪い合い争うこともない。これであとは滅ぼすべきローマさえいれば完璧だったのだが」
「な、なに言ってんの!!」
プラスタグスさんの前では、ブーディカさんは俺が見たことのない顔を出す。
彼が死ぬ前、勝利の女王になる前の彼女がそこに居るのだろうか。
「もう!あなたにマスターは勿体ないね!」
どんな会話の続きなんだろうか、ブーディカさんが俺をプラスタグスさんから隠すように抱きしめた。
「ふふ。ブーディカ、お前は余程マスターの事が好きなのだな」
「そりゃもちろん。大好きだよ、あたしは」
夫婦の会話。そこにあるのは、それだけだった。
ぁぁ…あぁ…ああ!
俺は、ハーレムだなんだと言って自分でもお姉さん好きだとは自覚していたが…思っていた以上に、彼女の事を好きになっていたらしい。
だが、彼女は俺の事を良くて弟か息子の様にしか思っていないだろう。
それは当然の事だ。わかっていた事。
だけど……
その後、ブーディカさんとプラスタグスさんの二人は食事を終えて食堂を後にした。二人は夫婦だ。同じ部屋を使うらしい。
俺は二人が居なくなるまで精一杯の空元気を使い、食堂の扉が閉まった瞬間テーブルの上に突っ伏した。
sideマシュ
「まぁ、旦那さんと再会して周りが見えなくなっていたんでしょうけど。ブーディカさんも罪なことをしますねぇ」
玉藻さんが先輩の食事を下げる為こちらにやって来ました。
先輩は…少し前までは肩が震えていたのですが、今は寝てしまったのでしょうか?
テーブルに突っ伏したまま、動きません。
「マスターも人妻に横恋慕するなんて業の深いことをしましたから、自業自得と言えば自業自得なんですけどね」
「それは…」
「まぁまぁマシュさん。男児というものも、失恋をして強くなるのです。ここは黙って見守りましょう」
そう…なんでしょうか。
失恋…うちのカルデアには、女性のサーヴァントの方が沢山いらっしゃいます。
先輩は大人の女性が好みのようで、よく彼女たちと行動を共にしていました。冗談めかしてハーレムだと言っていましたが、その中でもブーディカさんとは特に仲が良く…
二人を見ていると私の心に何かモヤモヤしたものが渦巻いて…
これは、一体なんなのでしょうか?
嫉妬というモノなのでしょうか?私には、まだ詳しくわかりません。
ですから、今の先輩にかける言葉も、私にはわからないのです。
「そう、難しく考える事はありませんよ」
そう言って玉藻さんが私の頭を撫でました。
「何をすればいいのかわからない、といった顔ですけれど。今のマシュさんは、マスターの隣に居てあげるだけでいいのです。誰かが隣に居るだけで、人というのはだいぶ救われるのですよ」
玉藻さんは先輩の食器を片付けると、食堂を後にしました。今は私と先輩の他には誰もいません。
玉藻さんは去り際に、
「隣に居るだけでは不安なのでしたら、頭でも撫でてあげると良いですよ。マスターはそれが好きみたいですしね」
と言っていました。
…どうすれば……
sideぐだ
いつの間にか、俺は食堂のテーブルに突っ伏して寝ていたらしい。
誰か起こしてくれても良かったのになと思い頭を上げようとすると、何かが乗っている事に気付いた。
顔をずらし、それが何なのか確認する。
隣の席に座ったマシュが、こちらに体を向けて俺の頭に手を乗せながらテーブルに突っ伏して寝ていた。
あ、テーブルに涎が垂れそうだ。
「マシュ、マシュ」
そのままの状態で彼女の肩を揺らして起こす。
「ふぇ?は…あっ!?先輩!?」
ガバっとマシュが飛び起きた。
「ははは、顔に涎ついてるよ」
「いつの間に寝て…え!?ちょっ!見ないで下さい!!」
マシュが慌てて袖を使い顔を拭う。
「マシュが俺の面倒見てくれてたのか?ありがとう」
「え?いえ、私も寝てましたし…それより先輩、大丈夫ですか?」
流石に泣いていたのとか色々バレてるか。
でも、何か自分でも驚くくらいスッキリしていた。
「ああ、大丈夫。泣いて寝たからかだいぶスッキリしたよ」
「そうですか?それなら良かったです」
「ありがとう。あー…それより、今何時だ?流石に部屋に戻らなきゃ…」
そう言って俺達は食堂を後にする。
彼女の事は確かに悲しかったけど、まぁ当然かと納得した部分もあった。
そもそもこんな事で躓いてちゃ、人理修復なんて夢のまた夢。
泣いて寝てスッキリした、これでこの話は終わりだ。
まぁ俺にはハーレムがあるしね!
それに、俺の頭の上はまだ暖かかった。
寝てる人の手足って暖かくなるよね。え?人による?
マシュはそーゆータイプなんだよ!
ぐだ男のブーディカへの想いはスキンシップの多さとか歳上のお姉さんへの憧れとかそーいうものの複合体です。
クレしんのななこお姉さん的な?
作者の妄想プラスタグスによって粉々に打ち砕かれましたが。
ローマ特攻夫婦の会話は皆様で各自ご想像下さい。
次はいよいよFateハーレム王のあの男を登場させたいですね。