秩序の騎空団でグラブる 作:秩序派
楽しみにしていた読者様も多いと思いますが、あまり期待しないでください。
今回も今回で万人受けするとは思ってないです。
エピソード1
ワールドを倒してから数日後、俺は――
「いっ、痛いぴょん。もっと、ゆっくりっ……!」
「すぐに終わらせるから黙ってろ。くそっ、結構きついな」
「無理に、押し込んだから、ぴょん。そんな、強引に、あああぁぁぁぁぁ!!」
――白兎剣の鍔にある『召喚石セット用の穴』から、力ずくでスマホを引き抜いた。これは、元の世界に戻された時に入れておいたものだ。スムーズに入らなかったから『軽く殴って』突っ込んだけど……よし、ちゃんと動いてるな! ソーラー充電器の方も問題ないみたいだ。
「ってことで、電波を中継してほしい」
「いや……普通に無理ぴょん。フレンドの加護は世界のシステムとして組み込まれてるけど、電波は実際に光子を異世界間で飛ばすコストが――」
「あー、分かった分かった、もういいよ。だったら、この世界の情報を同期させて、このスマホから各種操作をできるようにしてくれ」
「それなら何とかなるぴょん。専用アプリをインストールしておくぴょん」
そっちはそっちで話が早いな! ともかく、これでもうラビットルームに行く必要が無くなったわけだ。星晶獣フラムとグラスも、今は元隊長室で会えるしな。
そんなわけで適当にスマホを操作していると、倉庫(現隊長室)のドアがノックされた。どうせリーシャだろうという予想を大きく裏切り、開かれたドアの向こうにいたのは、
青 い 髪 の 少 女
だった。ああ、死んだわ俺。極みスキンを取るような奴に勝てるわけないだろ! ふー、死ぬ前に1回はモニカに挟まれたかったな……。いやいやいや、まだ俺をDANZAIしに来たとは限らないだろう。建物を片っ端から探索する系のゲーマーかもしれないし、心優しい田舎娘(青髪)かもしれない……無いな。さておき、こんな時に備えて対策はいくつか考えてあるんだ。いくぞ第一の策!
「こ、ここは秩序の騎空団だよ」
そう、NPCの振りだ。こいつがゲーム脳なら『なんだ、名無しのモブか』と思うから、この場を離脱する隙ぐらいはできるはずだ。しかし、そんな俺の期待に反して彼女は――
「あー、やっぱクソ兄貴じゃん。マジウケる」
――実の妹(前世)みたいな仕草で、けらけら笑っていた。
エピソード2
俺を断罪しにきた原作主人公が妹だった件。
そんなタイトルを空想する。いや、そんな場合じゃない。目の前にいるのは間違いなく原作主人公(極みスキン)で、何故か中身が前世の妹なのだから。普通に考えて、こいつも俺と同じように転生したのだろう。あるいは憑依か……まあ、それはどっちでもいい。というか、そもそも妹なら話が通じるはずだし、問答無用のDANZAI展開は無いだろう。ということで、まずは話してみることにした。
「お前なぁ、いきなり現れるとかびっくりするだろ」
「えー、だって前は居なかったし、クソ兄貴はフラフラしてるからアポだって取りづらいし」
「あーっと、まあ、こっちも忙しいからな。お前だって知ってれば、会いに行ったんだが」
危険が無いなら、喜んでグランサイファーに行くぞ。なんなら何泊かしたいぐらいだ。ドラフの女の子も数人はいるだろうし、ぜひお近づきになりたい。
「私は、誰かが介入してるって知ってたけどさ。なんか急にガンダルヴァが加入してくるし!」
「ゲホッ! ゲホッ! いや、あれは俺も想定外で、こっちもリーシャを連れてってほしいと思ってたんだ。原作の流れを邪魔するつもりなんて無かったんだよ」
そう、原作通りならリーシャ不在の隙に色々できたし、今だってフリーのままでいられたんだ。こいつがリーシャを引きずってでも連行していれば……。
「ああ、心配しなくていいから。少なくともルリアとラカムさえいれば、大抵の戦闘は力押しで何とかなったと思うし。あっでも、ノア君が加入しなかったら本気で怒ったかも?」
「ひっ……それは、何より、だ」
「そんなことよりさ、ガンダルヴァに聞いたんだけど、『俺の四天刃でイかせてやるぜ』ってクソ兄貴から迫ったんだって? そこんとこ、攻めの視点から詳細プリーズ」
「お前が想像しているような意味も感情も行為も一切無かったよ!」
「なーんだ、がっかり」
相変わらずの腐った嗜好だった。前世でもその手の同人活動をしているような奴だったが、1回死んだぐらいでは変わらないようだ。そして、どうやらDANZAI展開も無いようで安心した。さすがに実の兄を襲うほど好戦的ではないらしい。TS転生だったら別の意味で襲われたかもしれないが。
「そっちこそ、アリアちゃんとの結婚はどうなってるんだよ」
「んー、真王ぶん殴るから白紙になると思う。今は学園編を楽しみたいから後回しだけど」
「学園編(笑)」
「そう! やっぱラクザラ最高だった! なんというか2人きりで話してるときの空気が、お互いしか見えてないみたいな感じがあって――」
「ストップ! ストップだ! そういう話はルナールにでもしてくれ」
「えっと……ルナールとは、もう……」
妹は目を伏せて静かに呟く。えっ、ここで重い話が来るのか? せいぜいゴリラに負けたとか、絵物語に押し潰されて意識不明とかだよな。あんなギャグキャラ……いや、現実には何が起きても不思議じゃないのか。
「その、悪かった。そっちの事情も知らないで……」
「宗派の違いっていうか……可換則が不成立っていうか……」
「……あっ」
察した。そして、俺の気遣いを返せと言いたかったが我慢した。後日、妹から届く『ルシサンは至高ってことで和解した』という手紙を破り捨てる程度には、深入りしたくなかった。
「話を戻すと、ザラストラ君の可愛さがマジでヤバくてもう死にそう――」
「それはもういい!」
「そっか、じゃあ本題に入るね」
「何でもいいから早く済ませてくれよ。こっちは(始末書を書くのに)忙しいんだ」
「あのさ、クソ兄貴がワールドを倒したせいで、カイム君に会えないんだけど?」
妹の体から青いオーラが湧き出す。そして、どこからともなく取り出した三寅斧を、片手で軽々と振りかぶった。ああ、死んだわ俺。つい前世のノリで話してたけど、原作主人公(極みスキン)を怒らせたら瞬殺されるに決まってる。トリプルアタックの1回目を2アビで無効化して、2回目を受け止めた白兎剣が砕け散って、3回目を避けることもできずに両断されるのだ。いや、そうならないためにも、どうにか妹を宥めないと……! 俺だってマリア・テレサのセイギでさばかれたかった(敢えて変換しない)けど抑えたんだぞ。
「まあまあ、落ち着けって。正規の手順では無理かもしれないけど、そのうち加入の機会はあーるかも(アーカルムだけに)なんちゃって」
「は? 殺すぞ」
俺は土下座した。誠意が伝わるように、床に頭を擦りつけて謝罪する。キャルちゃんと違って、こいつは本気なのだ。何としても人生からの退団は防がなくてはならない。かつてはモニカにも通用した、この第二の策で俺は生き延びてみせる……!
「調子に乗ってました。本当に申し訳ございません」
「う、うん、まあ」
コンコン ガチャ
「すみませんでした。許してください。何でもしま――」
「隊長、団長さんにお出しするお茶を持っ……」
その時リーシャが見たのは、尊敬する団長が斧を振りかぶる姿と、土下座したままの俺だった。
「リーシャ!? こ、これはクソ兄貴が勝手に!」
「えっ! あっ、失礼しました」
リーシャは慌てて立ち去った。そして、霧散していく妹のオーラ。
「勘違いだから! そういうんじゃないから!」
た、助かったー。
エピソード3
数分後、応接室にて。
「だいたいの状況は分かりました。『団長さんが隊長を不当に傷つけようとした』わけでも『隊長が団長さんに妹の演技で虐めてほしいと懇願していた』わけでもなく『昔の悪ふざけの延長』だったということですね」
「そうそう! ワールドを倒してくれたことは感謝してるし、クソ兄貴を攻撃する理由なんて無いからさ!」
「俺だって、土下座するのも虐められるのも全然楽しくないし」
結局、そういうことになった。妹も秩序の騎空団と戦う気は無いらしく、あっさり俺の話に追従した。そう、俺達は『幼い頃、一つ屋根の下で同じ釜の飯を食う関係だったが、複雑な事情で生き別れになって何年も会ってなかった血の繋がってない兄妹』なのだ。……嘘ではない。
「良かった……。あの、隊長……もし特殊な趣味があるのなら教えてくださいね。その、誰かの迷惑になるといけないので」
「大丈夫だ。俺には露出趣味も無いし、兎や槍やプリンに興奮することも無いから」
でも、女の子を土下座させるのも虐めるのも楽しそうだし、脱がせたいし、バニースーツを着せたいし、槍を挟ませたいし、プリンを乗せたい。まあ、この程度で特殊とは言えないだろうし、目の前の妹の趣味こそ俺に迷惑だったが。そんなことを考えつつ妹を見ると、俺とリーシャを交互に見比べていた。
「あっ、隊長。額が少し汚れています。すぐに拭くので動かないでくださいね」
「ああ……さっきのが原因か」
「秩序の騎空団の一員として、できるだけ身だしなみには気をつけてください。外見の乱れは秩序の乱れに繋がりますよ」
お前が言うな。毎日毎日、そんなミニスカで挑発しやがって。そんなツッコミを我慢する俺の額を、リーシャはハンカチで何度か擦った。あっ、ちょっといい匂いがする……。
「ねえ、もしかして……リーシャとクソ兄貴って、その……」
「ええと……はい、お付き合いさせてもらってます」
あっ、おい! 勝手に答えるな。外堀を埋められたみたいで不安になるだろ。かと言って、今から下手に否定するとリーシャが怒りそうだし。
「へぇー、そっかそっかー。あのクソ兄貴がリーシャとねぇ」
「……何だよ」
「別にー。まあ、リーシャってクソ兄貴のタイプだから、やっぱりって感じで」
「そうなんですか?」
「おい待て馬鹿止めろ」
「中学の時に、生徒会長やってた人が同じクラスにいたんだよね? リーシャみたいに真面目で活動的な優等生って子でー」
「止めっ、止めて、くれさい」
「クソ兄貴はどうにか近づこうと、遠回りして帰ったり、こっそり家まで尾行したり、同じ部に入ったりしたけど、ヘタレなので何も起きませんでした。めでたしめでたし」
「違、いや、その……」
間違いない。こいつ、俺を(精神的に)殺す気だ。だいたい、生徒会長を現行でストーキングしてるのはお前の方だろうが! だが、それを暴露しても報復で俺の身が危ない。くそっ、少しぐらい強いからって調子に乗りやがって!
「隊長、今の話は本当ですか?」
「む、昔のことだ。あの頃は俺も若かった」
「……そうですか」
「じゃあ、次は高校の時の話だけど――」
こうなったら最後の策を使うしかない。確実に時間を稼げる『あの台詞』を言ってやるぞ!
「おっと、その話は魔物を片付けてからだ」
「なーんだ、いいところだったのに」
頭が騎空士モードに切り替わった妹は、普通に部屋から出ていった。
EXエピソード
某女性のツイートより一部抜粋。
『クソ兄貴にアイス盗られた。いつか殺す』
『クソ兄貴にワンパン放置された。そのうち殺す』
『クソ兄貴にアニラおりゅ?って煽られた。マジで殺す』
『クソ兄貴に頼んだ新刊が売り切れてた。絶対殺す』
『クソ兄貴の極み自慢がウザい。そろそろ殺す』
『クソ兄貴が死んだ。あの世で会ったら殺す』
エピソード4
俺達は森に向かっていた。
「ってか、せっかくだしバブさんでも倒しにいく? トメ無し縛りで貢献度勝負とか」
馬鹿かお前。こっちはファータ・グランデ空域から出たこともないし、装備もマグナなんだぞ。お前みたいな廃人と一緒にすんな。ヴァルナ寄越せ。とか言いたかったが、どうにか堪えた。
「いや、それよりも効率勝負といこう。悪いが事後処理があって、アマルティア島を長く離れられないからな(特にリーシャが)」
「ふーん、大きな騎空団も大変なんだ」
「リーシャも悪いな。わざわざ付いてきてもらって」
「いえ、お二人の戦い方を見て勉強させてもらいます。それに……隊長が団長さんに失礼なことをしないかも心配ですし」
何を言うか。気まぐれで俺が殺されないように見張るのがお前の役割なんだぞ。そんなことを心の中で呟きつつ、3人でクルヴィ山脈の麓の森にやってきた。
「この辺の魔物は基本的に一撃で倒せる。だから、どれだけ短時間で倒せるかがポイントだ」
「もし2秒短縮できたら、100周で200秒……3分の短縮になるもんね」
「そういうことだ」
「ひゃく、しゅう? えっ……」
「まとまった数を倒して平均時間を計算してもいいんだが、面倒だし今回は単体敵の最速タイムを比べることにしよう」
「ん、それでいいよ」
よし、狙い通りの展開に持ち込めたぞ。これで俺の威厳を取り戻して「兄より優れた妹なぞ存在しねえ!」ってことを分からせてやる。そんな決意に応えるように、さっそく魔物が現れた。
「先にやるか?」
「それじゃ、遠慮なく」
妹は一伐槍を出現させると、軽く腕を振って投擲した。魔物は、猛スピードで飛来する一伐槍を避けることもできず、木っ端微塵になって死んだ。まさに秒殺だった。
「まあまあだな」
「最初だし、もうちょっと縮められると思うけど」
そう答えつつも得意気な顔をしているが、実際のところ今の一撃を避けられるのは団でもモニカぐらいしかいない。それに、さっきの三寅斧を見たときも思ったが、『感覚』で武器を管理しているようだ。原作主人公と同様に、異次元空間に収納してある武器を、自由に取り出したり装備状態に変更したりできるのだろう。……俺もそのチートが欲しかった。
「次は俺の番だな。ああ、そういえばリーシャ、さっき戦い方を見るとか言ってたっけ?」
「ええ、確かに言いましたけど、それが――」
「悪いけど、それは無理な話だ」
新たな魔物が現れた。俺は『素早く近づいて右手の四天刃で斬る』というイメージを行動に移す前に『操作』を実行する。次の瞬間、魔物は両断された死体となっていた。まさに瞬殺だった。
「えっ、隊長? いま何を……」
「嘘……クソ兄貴の動きが全然見えなかった……。魔法とか空間操作みたいな見えない攻撃とも違う。気付いたら魔物が真っ二つに……」
「とりあえず俺の勝ちってことでいいよな。『ちょっと縮める』程度では無意味だし」
「分かったから、もう1回やって! 次は絶対に見逃さないから!」
良し、これでもうリーシャに余計なことを吹き込んだりしないだろう。実戦で成功するかは心配だったけど、上手くいってよかった。せっかくだし、このまま何回か試してみるのもいいな。ちょうど次の魔物も来たことだし。俺は右手の四天刃を魔物に向けて、ポケット中の左手で『スマホを操作』した。
キング・クリムゾン!(バンド名)
攻撃する時間が消し飛び、魔物が倒されたという結果だけが残った。
「隊長……いったい何が起こっているんですか?」
「えっと、そうだな……『離れた対象に近づくための経路を自分の内部世界に納めることで、過程を省略して攻撃を繰り出す』という騎空士の秘技だ。故郷では『離路納繰』と呼ばれていた」
「りろなぐり?」
「……って、リロ殴りじゃん! 私にもそれぐらいできるし!」
リーシャに正直に答えるわけにもいかないので適当なことを言ったが、妹は正確に理解したらしい。そう、俺は『この世界と同期したアプリ』のリロードボタンを押すことで、攻撃モーションをスキップできるようになったのだ。もっとも、敵のモーションも同様にスキップされるため、一方的に有利な戦闘ができるわけではないが……。
「それで、世界を再構成する『感覚』は掴めそうか?」
「クソ兄貴は黙ってて! リロード……リロード?」
「はいはい」
妹は『感覚』で色々と操作していた。その方が直感的に行動できて便利なのだろう。だが、それでは俺の『強さ』に決して追いつけないのだ。そして、いつか純粋な戦力でも俺が上に立つぞ!
帰途。
「あーあ、私も『その能力』欲しかったな」
「そんなに羨ましいか。そうかそうかー」
「死ね、クソ兄貴」
軽く蹴られそうになったので、本気で回避する。ふぅ、危ないところだった。
「そう言うお前だって、何か貰ってるんだろう?」
「まあね。あっ、今日の分を忘れてた」
そう言いつつ、妹は体の前で掌を上に向けた。すると、そこに見覚えのあるカードが出現する。右下に1000と書かれたそれは……。
「モバコイン?」
「そう、毎日1枚ずつ貰えるんだ」
「ってことは、30日で30枚……3ヶ月で天井……ガチャ、引き放題……」
思わずその場に膝をつく。なんだよこの格差。俺だって、もっとガチャを引きたいのに。もっと女の子を増やしたいのに。こんなの一生かかっても追いつけない……。
「隊長、大丈夫ですか? もしかして、さっきの技の反動とか」
「……いや、ちょっとした立ち眩みだ。少し休みたいから先に行っててくれ」
「そうですか。……無理はしないでくださいね」
「あっ、もう耳飾り掘りに行く時間だ。バイバイ、クソ兄貴」
2人は去っていった。俺はスマホじゃなくてモバコインを詰め込むべきだったと後悔して、少し泣いた。
その後、裁きの門にて。
「見送りはここまででいいよ。……クソ兄貴のこと、よろしく」
「はい、任せてください。それで……その、最後に1つ聞きたいんですが、仮にグラーシーザーの抱き枕を買ったとして武器が付かなかったら、団長さんはどう――」
「は? 何それ! そんなふざけた商売、私が絶対に許さないから」
「……よく分かりました。実在、したんですね」
そして、彼女は自分の物語に戻っていった。そう、推しのいる王立フィロス教導学校に。
夏アニメが少なかったので、意外と早く書けてしまいました。
原作主人公(女)TUEEE回でした。
そのうちアーカーシャと特訓してリロ殴りを体得することでしょう。
Q:前に「私に妹はいない」的なことを言ってたような?
A:あくまで前世の妹であり、現世では妹がいないため。
A:腐っているのを妹とは思いたくないため。
A:当時の作者が何も考えてな――
Q:妹は攻略対象?
A:いいえ。
Q:妹は転生者?
A:はい。ヒドラに殺された衝撃で前世を思い出した系の転生です。
Q:妹の情報源は?
A:引き出しの二重底の日記or酔った主人公or親友の姉。
Q:リーシャは前世の話(中学、モバコイン等)に違和感持った?
A:「文化は島それぞれだからねー」「辺境だったからな」
グラブル脳でない読者様のための、作者による雑な用語解説
・極みスキン
金剛晶、ヒヒイロカネ、ジーン10万個、戦貨のボックス400個などを消費して、
主人公の外見を変更することができる。どうして髪が青いのか、は不明。
強さには影響しないが、上記リソースを費やせる時点でイカれた廃人である。
・ザラストラ
王立フィロス教導学校の生徒会長。幼馴染のラクレイスと仲良し(意味深)。
・カイム、マリア・テレサ、ハーゼリーラ等
アーカルムシリーズと契約した十賢者。ワールドが間接的に操っていた。
主人公がワールドを倒したことで、加入イベントが消滅した。
・キャルちゃん
「ぶっ殺すぞ!?」が口癖の、可愛い猫耳少女。飼いたい。
プリコネのアニメではプリンになった。
・リロ殴り
攻撃ボタンを押した直後などにリロードしてDPSを増やすテクニック。
グラブルでは、攻撃した時点でターン終了までの結果が確定している。
以下の文章はエピローグの後書きにしたかったのですが、2年以内に完結させることを優先させたため書けませんでした。読まなくてもいいです。作者が書きたいので書きました。
・作品全体について
この作品は「原作:グランブルーファンタジー」となっていますが、実際は「原作:グラブルというソシャゲ」が正確でしょう。つまり、周回するし、ガチャも引くし、武器強化もするのです。それによって、グラブルがいかに辛いかを伝えたかったのですが、『この作品を読んでグラブルを始めました!』という方もいて、申し訳ないやらなんやら。そんなわけで主人公もソシャゲ感覚で生きていましたが、せっかくなので終盤に気付かせておきました。
実は投稿して少ししてから思い出したのですが、ラストピリオドのアニメも同じような感じで、ガチャで爆死だの、コラボキャラ登場だの、主人公の相棒がメタ発言だのやってました。なので、適当に参考にしたりしています。
メインヒロインについては、序盤:こいつウゼエ→中盤:あれ、可愛いかも?→終盤:これもう一択だろ! 的な感じで描写したいと思ってました。1話の時点で無理っぽいと思って、3話まで書き終えた時に完全に諦めました。ちょっと作者の思い入れが強すぎたのが原因です。
最終的にハーレムにするかどうかは、それまでの流れで決めようと思ってました。最終話を書いて、ここからハーレムは無理だろうと思ったので、エピローグは単独エンドっぽくなってます。
これは作者の悪い癖なのですが、1部が9話だったので2部と3部も9話にしよう、と決めてしまって、余裕が無かった気がします。サブヒロインが増えたのに、同じ文章量でイベントを進めてしまうと、1人あたりの描写が減ってしまいます。もっとデート回(2人でカジノ等)を積極的に入れるなど、柔軟に変更するべきでした。
何を書いていいのか分からなった時、楽なパロディに逃げてました。特にジョジョが多いです。でも、自重しろとも言われなかったのでセーフだと思いたいです。
それにしても、普通の人が一生で使う量を遥かに超えて「秩序」って書いた気がします。とりあえず秩序って書いておけば雰囲気が出ると思ってました。数年前までは、秩序といえば某生徒会の会計だったのですが、すっかり上書きされてしまいました。
・登場キャラについて
サブヒロインの選出には時間がかかりました。当時は某副団長のイベントが復刻中だったので、彼女を加入させようと考えたこともあります。しかし、付き合って、2~3回デートして、強引に結ばれて、その後も恋人っぽいことをして、結局3ヶ月ぐらいで振られる、みたいな想像しかできなかったので却下でした。やはり、簡単に恋人にできない女の子でないと面白く書けないです。
一方で、平隊員をパヴィーダとかノルセルとかその辺の男にする案もありましたが、面倒だったので止めておきました。
原作主人公の設定は決めてましたが、出すかどうかは迷ってました。結局、自分達だけで決着をつけた方がいいだろうと、今回まで先送りになりました。ゲームのイベントでも「このシナリオに原作主人公がいる意味って?」とか思うこともあるので。
もし登場していたら「この世界の秩序は俺が護る!」→「やっほー、クソ兄貴。あとは私がやるね。デスコンジャクツープラ攻撃おつかれさま」→完、になったでしょう。
次話も1年以内に投稿したいと思っています。ハーゼリーラちゃん!