必殺技を使いたい。でも使えない(´;ω;`) 作:朝昼晩御飯
性懲りもなく新作。
ちゃうねん、アレスの天秤おもろいから悪いねん(責任転嫁)
そして絶対に不定期更新。
オッス、俺の名前は前尾 向(マエオ ムク)。
生まれも育ちも伊那国島の生粋の田舎っ子。しがないサッカー少年さ。
そんな俺は実は転生者でこの世界に生まれた者だ。
伊那国島でわかるかもしれないが、ここはイナズマイレブンの世界。それもアレスの天秤のだ。
俺が転生者だと分かったのは物心つく前。伊那国島という言葉がどこか引っかかっていた俺は漠然と過ごしていたが、アレスの天秤の主人公である稲森明日人が幼馴染みであると分かった時に、ここはイナズマイレブンの、それもアレスの天秤の世界だと理解した。
イナズマイレブンといえば無印が世代で幼い頃からゲーム、アニメ全てをやって見ていた。
goになっても見続けていて、最高に面白かったと覚えている。
なのでイナズマイレブンの続編をやると分かって当日凄く興奮した。
公式サイトやらPVやらを軒並み漁ったのを覚えている。
まぁアレスの天秤のアニメが始まる前にポッキリ交通事故で亡くなったんやけども。
まぁそんなイナズマイレブンに俺は転生した。
正直に言って心が震えたね。
だってあのイナズマイレブンだよ?
皆はイナズマイレブンの魅力はなんだと思う。
カッコイイカワイイキャラクター達。ストーリー。ゲームのシステム。
確かにイナズマイレブンの魅力の一つでもある。
けど俺は一番の魅力はやはりなんと言っても必殺技だと思う。
心が震えた理由もう分かるだろ?
現実の世界では必殺技なんて使えない。ゴッドハンドやファイヤートルネード、デスゾーンや皇帝ペンギン2号なんか出来ない。
名だたるキャラクター達がカッコよく必殺技を使うのを画面越しに見てこんな風に必殺技を使いたいって思って、よく友達とサッカーをしたけれどやはりどこまでいってもごっこ遊びにしかならない。
けどこの世界なら、イナズマイレブンの世界なら必殺技が使えるのだ。
だったらやることは一つ。
特訓だ。
タイヤを使って神の手を習得しようとしたり、ひたすらゴールに向かってシュートしてるだけで必殺技が編み出せる世界なのだ。(著しく主観に基づいた考え方です)
だったらこの世界の住人になった俺にも必殺技が習得できるはずなのだ。
イナズマイレブンの世界だと気がついた俺はその日から死にものぐるいで特訓をした。
明日人と一緒に野をかけ山を駆け、ひたすらにサッカーボールを追いかけた。
けれどなかなか必殺技を習得することは出来なかった。
だがまだ希望はある、あのサッカー馬鹿である円堂守だって帝国学園戦になるまで必殺技を習得できなかったのだ。
もしかしたら俺には修羅場がないから習得出来ないのかもしれない。
だったらその修羅場とやらも来る。
ここはアレスの天秤の世界。
伊那国中学のサッカーは廃止され、雷門中へと行くだろう。そしてそこで恐らく名だたる強豪たちと戦う。
そこで俺は必殺技を習得するのだ。
とか思ってた俺がいました(泣)
それはある時のことだった。
いつも通り明日人と一緒に特訓して、クタクタになってた俺は帰ってそうそうベッドで眠りについた。
そしてそこで一つの夢を見た。
そう夢を見たんだ。
《どうも初めまして、神様です。伝えたいことがあったのであなたの夢でお話します。》
いかにもな風貌の神様が夢の中にあいにきたのだ。
《あなたはこのイナズマイレブンの世界で必殺技を習得しようと努力をされていますがそれは無駄なことです》
そしてここで明かされる衝撃の事実。
《あなたはもともとこの世界の住人ではないので、必殺技は使えません。》
な、なんだったてぇーΣ(´Д`;)
ど、どういうことですか!!
《ですから必殺技使えません》
う、嘘だァ!ドンドコドン
《じゃあお聞きします。あなたは足から炎を出せますか?ドラゴンを具現化できますか?神の手出せますか?》
それを出来るために特訓をしてるんですよ!
《無駄です。まったくの無駄です。無駄無駄無駄無駄無駄無駄ぁ!!です。》
何故にジョジョ。
《という訳で一応伝えましたからね。》
ちょ、ちょっと待って下さい!最後に、最後に一つだけ教えてください!
《はい、なんでしょうか》
これは、もちろん夢ですよね!?
俺がそう言うと神様はゆっくり笑顔を作っていき、
《現実見ろ(´^_^`)》
夢っていってよぉぉぉぉお!!!
夢の中で現実見ろとか言われても困るよぉぉぉぉお!!
こうして俺は気づいた。否、気付かされた。
どうやら俺はこの世界では必殺技を使えない様子。
神門杏奈海原のりか大谷つくし可愛い