ヒーローの世界に生まれました   作:和志1203

1 / 29
読み専でしたが、ヒロアカの妄想が止まらずに書き始めました。
読みにくい、文書が変など、拙い物になりますがよろしくお願いします。

更新は亀になると思います。


第一話

覚えているのは、平凡な記憶。

平日は同じ事の繰り返し。休日は好きな事をする。

最近は、ヒーローが職業として活躍しまくっているアニメを繰り返し見ていたんだけど…

 

 

 

(慣れって怖いわー)

 

2◯歳で死んでしまったわたしはどうやら『僕のヒーローアカデミア』の世界に転生してしまったらしい。

最初はパニクりましたよ。言葉を喋れないわ、体を動かせないわ、外に放置されているわと…

なんでも生まれてすぐに孤児院の前に捨てられたそうで、名前は一緒に置いてあった手紙に書いてあって万里(バンリ)と言うそうです。

手紙に何が書いてあったかは知らないし、知ろうとも思わない。いきなり人生ハードモードとしか思わなかった…が、拾ってくれた孤児院が超良いとこだった。

 

 

孤児院 『日だまり』は設立して20年ぐらいで、0歳〜22歳までが20人弱いる。ちなみにわたしは3歳と半年。

高校を卒業した子達はみんなヒーローになっている。なんでも院長先生が元プロヒーローで、みんな小さい頃から自分の身は守れるようにと鍛えられている。そのおかげで優秀なヒーロー、ヒーローの卵なんだって。

今日は4歳以下の子達で人間の急所について学びました。遠慮なく目潰しって怖いよ…先生。

目の前では、庭で個性を使って万国人間ビックリショーをしてる。なんで8歳が岩を粉砕できるんだよ…猫耳可愛い…

 

 

「万里、また遠い目をしてるよ」

 

近づいてわたしを抱き上げたダンディーなおじさま…院長先生である。

 

「先生、おやつ何?」

 

「今日はクッキーだよ。あと万里が好きなミルクティーも入れよう」

 

「先生のミルクティー好き」

 

先生は嬉しそうに笑い、わたしの口に軽くチュッとした。そうキスである。

先生はイタリア出身のロマンスグレーの髪が渋いかっこいいおじさま。そして、スキンシップが多い。小さい子から大きい子まで男女関係なくチュッチュする。そして、みんなも影響を受けてチュッチュしまくっている。

 

「せんせーい、ぼくもだっこー」

 

「ばんりちゃん、ちゅーしてー」

 

先生はわたしを降ろし、まとわりついてた子を抱き上げチュッ。

わたしに抱き付いてきた子の要望通りちゅーをする。

 

(こんなにちゅーを連発していいのか…わたしの個性にとっては良いことなんだけど)

 

 

 

 

なんで『ヒロアカ』の世界かわかったのかというと、体が小さくなっているし、意思の主張できないし、知らないかっこいいおじさんにシモの世話されるし、ダメージくらいまくってましたよ。

そのうち、どうにもなんないと現状を受け入れ周りを観察すると、明らかおかしい。小さい子が辞書並みの本を10冊以上一気に運んでるのやら、スパイ◯ーマンみたく糸を出して天井からぶら下がってるのやら、よくわたしの顔を見に来る子が猫耳生えてるやら……

何よりテレビから「わたしが来た!!」って声が聞こえる……ファンに成り立てのわたしでもわかりましたよ…『ヒロアカ』の世界だと。

前世でなんで死んだかわからないし、なんで前世の記憶があるのかもわからない。でも、せっかくこの世界に生まれたし、いつかはわたしにも個性が現れるし、無個性だとしても、前世の記憶があるからかそんなに気にならないと思う。

 

と、ポジティブに3歳まで生きてきましたよ。人間ビックリショーに驚きながら、スキンシップ過多に疲れながら頑張りましたよ。

3歳を過ぎてすぐに現れた個性があんなのだなんて……

 

 

 




孤児院に22歳までいるのは、みんな出て行きたくなくて無理矢理いるということで。院長も子供好きなのと、給料もほとんど院長に渡しているので、追い出さない感じになってます。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。