Infinite Syphogear~The Snow Song~ 作:biohazaーd
Infinite stratce<インフィニット・ストラトス> 通称IS
それは、宇宙空間での活動を想定し、開発されたマルチフォーム・スーツ。開発当初は注目されていなかったが、篠ノ之 束が引き起こした「白騎士事件」によって従来の兵器を凌駕する圧倒的な性能が世界中に知れ渡ることとなり、宇宙進出よりも飛行パワード・スーツとして軍事転用が始まり、各国の抑止力の要がISに移っていった・・・これじゃあまるで、核抑止と同じだな。
ISには、通常の兵器(戦闘機や戦車など)とは違い、攻撃力、防御力、機動力は非常に高く、防御機能は突出して優れており、シールドエネルギーによるバリアーや「絶対防御」などによってあらゆる攻撃に対処でき、操縦者が生命の危機にさらされることはほとんどない。
だが、ISにもある問題があった。それは・・・・・・・・・・・・・・・女性にしか動かせないことだ。
・・・まぁ、ISの存在が世界中に知られた結果、それが原因でこの世界は女尊男卑の世の中になってしまった。
そしてもう一つ、アラスカ条約。正式名称は、「IS運用協定」または、IS条約とも呼ばれる。この条約によって、軍事転用が可能になったISの取引などを規制すると同時に、ISの技術を独占的に保有していた日本への情報開示とその共有を定めたのであった。
そして私は今、IS操縦者育成用の公立高校、「IS学園」にいる。・・・とまぁこんな長い話は置いといて、私の今いる1年1組にはまさかの知り合いがいた・・・しかも4人も
「全員揃ってますねー。それじゃあSHRをはじめますよー」
私たちの目の前でにっこりと微笑む女性副担任こと山田 真耶先生(なぜ名前が分かるのかというと、さっき自己紹介してたから)。
「それでは、一年間よろしくお願いしますね」
「「「「「……」」」」」
「じゃ、じゃあ自己紹介をお願いします。えっと、出席番号順で」
うろたえながらも進めていく副担任の山田先生(なんとまぁかわいそうに・・・・・)
クラスメイトほぼ全員からの視線を感じても落ち着いていた2人がいた。
「では織斑 秋一君、お願いします」
「はい」
「織斑 秋一です。趣味は剣道とお菓子作り、ピアノを弾くことです。これから一年間よろしくお願いします」
周りから少しだが笑い声が聞こえる。これは、微笑ましいな・・・的な笑い声だな。
「では次、織斑 一夏君、お願いします」
「分かりました」
「織斑 一夏です。趣味は射撃および狙撃訓練と料理全般、映画鑑賞にバイオリンを弾くことです。よろしくお願いします」
こっちもこっちで周りから微笑ましいな・・・的な笑い声が聞こえるな。
「・・・ほう。随分と騒がしいがお前達だったのか」
と、そこに1人の女性が入ってきた。
誰もが知っている織斑千冬である。
「「あ、(千冬姉)さん、やっぱりここに」」
ドガッ!!×2
「織斑先生と呼べ」
「「・・・はい、織斑先生」」
おいおい。自分の弟達に対してそれはないだろ。2人とも涙少し出てるぞ。
「諸君、私が織斑千冬だ。君たち新人を一年で使い物になる操縦者に育てるのが私の仕事だ。私の言うことはよく聴き、よく理解しろ。出来ない者には出来るまで指導してやる。逆らってもいいが、私の言うことは聞け。いいな!」
・・・おい、あんた仮にも教師だろ!そんな暴力発言するか普通は。
「それと一つ、私はこのクラスのもう1人の”副担任”だからな」
・・・・・・え?
ガラッ
「スマネェ、会議で遅れてしまった」
と、教室の扉が開き、そこから来た人は・・・は!?
「”母さん”!!」ブンッ!
ドガッ!!
「フギャ!」
「ここでは雪音先生だぞ、”雪音 クリス”」
・・・まさか、ここで再会するとは思わなかった。怒らせてはならない人物に