新次元ゲイムネプテューヌ THE UNITED 作:投稿参謀
街から離れた山の奥。
青々と葉を生い茂らせる針葉樹林に囲まれて、清らかな水を湛えた湖があった。
周囲に人の姿はなく、またその痕跡もない。
雄大なる北アメリカ大陸の自然は、今だ人間が足を踏み入れるのを阻む力を持っていた。
しかしながら、その美しい景観の中にシミが一つ。
湖の畔に、奇妙な物体があった。
半ば湖面に沈むようにして身を横たえる金属製のそれは、見ようによっては座礁した船のようにも見える。
いや、実際これは座礁した船なのだ。ただし、水上ではなく空と宇宙を行く船だが。
ディセプティコンたちを乗せたまま行方不明になった護送船だ。
護送船の前には、そのディセプティコンたち……つまりこの船で護送されていた犯罪者たちが集結していた。
「まったく、貴様らの頭には暴れることしかないのか! このならず者どもめ!」
オンスロートは目を吊り上げて、適当にくつろいでいる犯罪者たちを怒鳴るが、当の彼らに堪えた様子はない。
寝っ転がったモホークは、ナイフを弄びながら気の抜けた声を出す。
「悪かったってー。そんな怒るなよー」
「怒るに決まっているのである!! 最悪、全滅すら有り得たのだぞ!!」
「前にも言うたけどな。ええやないかい、別に。ディセプティコンなんざ、暴れて殺して、敵に殺されるなら上等な死にざまや」
独特の死生観を持っているらしいバーサーカーは、胡坐をかいた状態であっさりと言い切る。
銃を磨いていたドレッドボットは同じドレッズの言葉には反応をせず、視線を動かした。
「それよりだな、アミーゴたち。あの
視線の先には宇宙船の外壁があり、そこに黒いディセプティコンが磔にされていた。
手足と腹に太い鉄パイプを刺され、壁に縫い留められた様はまるで昆虫標本のようだった。
しかしそれでも死んではいないらしく、口からオイルを流しながらもギラギラと光る赤と青の四つの眼でディセプティコンたちを睨んでいる。
護送船と共に消えたバリケードだ。
その姿を一瞥したオンスロートは、侮蔑的に鼻を鳴らすような音を出す。
「ほっておけ。あのまま死んでいくのがお似合いである」
「っていうか、疑問なんだけどよ……」
何処から傍受しているらしいラジオ音楽に合わせて体を揺らしていたニトロ・ゼウスだったが、不意に単眼を危険に光らせた。
「お前、なんで親分面してるわけ? 俺、お前の手下になったつもりねえんだけど?」
対し、オンスロートは金属の顔に嘲笑を浮かべた。
「それは、我輩がこの中で最も優れた頭脳を持っているからである。いったい、我輩以外の誰が、戦術という芸術を描ける? 我輩がいなければ貴様らの末路は一つ。飢え死にだ」
「どうでもええわ」
バーサーカーが立ち上がり、両手に棍棒を握る。
ドレッドボットも拳銃をいつでも撃てるように構えた。
「頭の良い奴っちゅうんは、理屈ばっかこねくり回して好かんねん。ディセプティコンでは、一番クレイジーな奴が偉いんや」
「なんにせよ、こんな星でまで命令されるのはごめんだぜ!」
するとモホークがナイフを手にしてヘラヘラと笑う。
「いいねー、伝統のニューリーダー決定戦だ! 俺がボスになっちゃうよーん!」
小柄な体に殺気を漲らせるモホーク。
ニトロ・ゼウスも、好戦的に笑って両腕の武装を展開する。
「ちょうどいいや。ここで誰が頭か、はっきりさせとこうぜ! ディセプティコンのトップは、一番強い奴って相場が決まってんだ!!」
「やってみるがいい。実力でも我輩が最強である!」
ニヤリとしながらデカピテーターをギチギチと鳴らし、オンスロートは重機関砲を回転させ始める。
一触即発。
ディセプティコンたちの間に殺気が走る。
「何をやってるんだ、あいつらは……」
それを、一人の女性が高台から呆れた表情で眺めていた。
コンビナートでの戦いを観察していた女性だ。
「こんな場所にまで来て、殺し合いとは……やはりメガトロンがいないとこんな物か」
深く深く溜息を吐く。
手駒にしようと思ったが、あのザマでは考え直した方がいいかもしれない。
その思って身を翻そうとした時、辺りが急に暗くなり空に稲妻が走った。
それはディセプティコンたちも察知していた。
だが彼らを驚かせたのは、突然現れた強烈な未知のエネルギー反応だった。
「なんや!?」
「
ディセプティコンたちが空を見上げると、急に空に『穴』が開いた。
光に縁取られた丸い穴で、その向こうは全く未知の異空間のようだった。
周囲の空気が穴に轟々と吸い込まれていき、変わりに稲妻が吐き出される。
やがて、穴の向こうから何かが現れ、雷を纏いながらゆっくりと地面に降り立った。
その何者かは、大柄なトランスフォーマーだった。
均整の取れた逞しい人型で、全体の色は銀色だが所々に入った青と黒が印象的で、さらに体の各所に青く発光するラインが入っていた。
その体躯たるや、オンスロートやニトロ・ゼウスよりも一回りは大きく攻撃的で、前腕部には半月状のカッターを備えていた。
側頭部から後ろに向かって二本の角が生えており、刃のように鋭いオプティックはギラギラと真紅に輝いている。
そして分厚い胸板のど真ん中には『これが俺の魂だ!』とでも言わんばかりに、ディセプティコンのエンブレムが刻印されていた。
厳めしくも恐ろし気なその姿は、ディセプティコンたちにとっては決して忘れえぬ存在と、よく似ていた。
「め、メガトロン……!?」
「いや、よく見ろ。別人である」
思わずモホークが呟いたが、オンスロートが冷静に否定する。
確かに、その銀色のディセプティコンは姿こそ何処となく破壊大帝を思わせるが、センサーで感じられるエネルギー波形は別人であると示していた。
銀色のディセプティコンは、辺りを見回し唖然としている彼らに目を止める。
「おお……! なんということだ……!」
大聖堂のパイプオルガンもかくやという重低音の声を発したそれは、攻撃的な姿に似合わぬ穏やかな笑みを浮かべた。
「また、生きた同胞と逢えるとは……! こんなに嬉しいことはない……!」
「なんやお前は! 名を名乗らんかい!」
「ああ、失礼した。俺の名は、ガルヴァトロン。……同胞よ、すまないが今が標準サイバトロン歴で何年か教えてはくれないだろうか?」
怒鳴るバーサーカーに名乗ると、問いを発するガルヴァトロンなるディセプティコン。
物腰は穏やかで、丁寧だ。
オンスロートは訝しげにガルヴァトロンを睨みながら、考えを巡らせる。
こいつが何者かは分からないが、手駒にすることが出来るかもしれない。
「ああ、今はサイバトロン歴……」
何年かを伝えると、ガルヴァトロンは一瞬目を見開き、それから天を仰いだ。
「やったぞ、成功だ……! 俺は、戻ってきたのだ! 父よ母よ、感謝します! ……おお!」
歓喜に震えていたガルヴァトロンだが、視界の端にピン止めにされたバリケードを見つけるや、足早にそちらに歩いていく。
「バリケード! なんと酷いことを……!」
手足と腹の鉄杭を慎重に抜き、バリケードを地面に降ろす。
バリケードは、エネルゴン混じりの咳を吐く。
「ガハッ、ゴホッ!」
「動かないでくれ。今、手当をする。……また逢えて良かった」
「……誰だ、お前?」
テキパキと応急処置を施すガルヴァトロンだが、バリケードは口からエネルゴンを垂らしながら首を傾げる。
こんなディセプティコンは、会ったことも見たこともない。
名前だけなら、よく似たのを知っているが、そいつはまだ子供だ。
ガルヴァトロンは親愛の籠った笑みを浮かべた。
「信じてもらえないと思うが俺は……」
「おい、待てよ! 勝手なことしてんじゃねえ!」
「おう、やっちまえニトロ!」
自分たちを捕えていた警官を解放した得体の知れないトランスフォーマーにニトロ・ゼウスが凄み、モホークもそれを囃し立てた。
だが、ガルヴァトロンは立ち上がるとディセプティコンたちを見回した。
「同胞たちよ! 今はトランスフォーマー同士で争っている時ではない。邪悪な敵が迫っている」
『はあ?』
突然の宣言に、ならず者たちはそろって大口を開ける。
構わず、ガルヴァトロンは続けた。
「偉大なるメガトロンが、多くの犠牲の末に掴み取った平和を脅かそうとする者たちがいるのだ。我らトランスフォーマーの未来のため、力を貸してはくれないだろうか」
堂々としつつも真摯に助力を乞い、さらに頭を下げる。
それに対するディセプティコンたちの反応は……嘲笑だった。
「ぶっ……ぶはははは! 何言ってんだ、お前!」
「こいつ完全にイカレてやがるぜ! ヒーッヒッヒ! 腹いってえ!」
ニトロ・ゼウスとモホークは腹を抱えて大笑いする。
他の者たちも似たようなものだ。
笑い転げるディセプティコンたちに、ガルヴァトロンは何も言わず背を向ける。
残念そうではあるが、怒っている様子はない。
「おう、マテや。笑われてとるやで? ここはキレて喧嘩の流れやないかい。それともお前腰抜けかいな?」
「同胞と争うつもりはない」
「なーにが同胞だよ。ディセプティコンにそんなもんはねえぜ!」
バーサーカーとドレッドボットに嘲笑われても、ガルヴァトロンは意に介さずバリケードを助け起こそうとする。
「まったく、何が偉大なるメガトロンか! あんな奴は、ただの腑抜けなのである!!」
しかし、オンスロートがそう言った瞬間、ピタリと銀と青のディセプティコンの動きが止まった。
バリケードは見た。ガルヴァトロンのオプティックの、人間で言えば瞳孔に当たる部分が異常なほど収縮し、額からバチバチと小さな稲妻が飛び散るのを。
そうなると無表情なのに、歴戦の兵士であるバリケードをして背筋が凍るほど恐ろしい。
しかしながらその顔が見えないオンスロートたちは調子に乗って悪態を吐き続ける。
「まったくや、女に誑し込まれて殺し合いを止めるなんざ、とんだ根性無しの臆病者や!」
「オートボットのケツを舐める、
「何が破壊大帝であるか。奴には……」
バーサーカーとドレッドボットについで、何か言おうとしたオンスロートだが最後まで言う事が出来なかった。
凄まじい速さで振り返ったガルヴァトロンの拳が、顔面に突き刺さったからだった。
「グッ……!?」
「メガトロンが……なんだと? もう一度言ってみろぉッ!!」
ガルヴァトロンは獣のような雄叫びを上げ、怯んだオンスロートの顔に跳び膝蹴りを入れ、さらに後頭部を掴んで地面に引き摺り倒す。
「な、なにしやがる!」
「やっとやる気になったんやな! そうけえへんとな!!」
突然の豹変に、ドレッドボットは目を見開いて銃を撃つが、ガルヴァトロンの頑強な装甲にダメージを与えることはできない。
バーサーカーは楽しそうに棍棒殴りかかかるが、ガルヴァトロンは棍棒が頭に当たっても意に介さないばかりか、拳を相手に連続で叩き込む。
さすがは狂戦士の名を冠するだけあって、それでもバーサーカーは倒れないが、両肩の突起を掴まれて引き寄せられ、強烈な頭突きを喰らう。
「ごはッ!」
さしもに一瞬意識が遠のいたバーサーカー。
ガルヴァトロンはそのまま狂戦士の体を、後ろから撃とうとしていたドレッドボットに向かって投げ付けた。
「な!? グエッ」
「ガフッ!」
二体は重なるようにして地面に倒れ込むが、それでも立ち上がろうとする。
「調子に乗るなよ、このクソガキがああああ!!」
その時、立ち上がったオンスロートが後ろから右腕のデカピテーターでガルヴァトロンの頭を挟み込み、左腕の重機関砲を至近距離で撃ち込む。
さすがにこれにはノーダメージとはいかないらしく、苦悶の声を漏らす。
「ぐうぅ……!」
「死ぬがいい!!
そのまま頭を潰してやろうとデカピテーターに力を込めるが、一瞬自らが掴んでいるガルヴァトロンの目が見えて、オンスロートは脊髄フレームが凍るような気になった。
真っ赤に燃える目にあったのは、苦痛でも恐怖でもない。
それはもはや狂気と言ってもいい、あまりに激烈で、あまりに強固で、あまりに純粋な、怒りだった。
生殺与奪を握っているのはこちらのはずなのに、その一瞬でオンスロートは
「き、貴様はいったい……?」
「
問いに答えることなく、ガルヴァトロンは両手でデカピテーターの刃を掴み、無理矢理にこじ開ける。
そして、オンスロートの腕を掴み重量級の体を持ち上げ、バーサーカーたちに向かって投げ飛ばした。
「ごはぁッ!!」
「げえええ!?」
「ちょ、
重量のあるオンスロートが上に落ちてきて、バーサーカーとドレッドボットは悲鳴を上げる。
苦しむ三体のディセプティコンに向かって、ガルヴァトロンが両の掌をかざすと、そこから激しい電撃が発せられた。
『ぎゃああああああッッ!!』
「
オンスロートたちがダメージによって強制スリープ状態、いわゆる気絶状態に追い込まれると、ガルヴァトロンは電撃の放射を止め、一連の流れを唖然と見ていたニトロ・ゼウスとモホークに怒りに満ちた目を向けた。
その二本の角の間にバチバチと稲妻が走り、両手の中にパワーが満ちていく。
「お、オールヘイル・メガトロン!!」
しかし、ニトロ・ゼウスの発した言葉に、小さく窄まっていたガルヴァトロンの瞳が僅かに大きくなる。
「俺たちはゴロツキにまで身をやつしちゃいるが、今でもメガトロン様に忠誠を誓ってんだ!!」
「そーそー! メガトロン様、ばんざーい!!」
モホークも、両手を挙げてメガトロンを称える。
実際、この二体の信奉と忠誠はいまだメガトロンに向けられていた。
ガルヴァトロンの纏う空気が和らぎ、両手の中の電撃が弱まっていく。
ニトロ・ゼウスとモホークは、これが正解かと言葉を続ける。
「悪いのは、あのレイとかいうクソアマだぜ!!」
「まったく、あのアバズレが来てからおかしくなったんだよなー」
「あの売女、どんなあくどい手を使ったんだか!」
「ほんと、ムシケラの癖によー。汚いったらありゃしない……」
そして最大級の雷撃が、二体の身に降り注いだ。
「ああ……またやってしまった……」
ガルヴァトロンは、自らが傷つけた黒焦げのディセプティコンたちの手当をしていた。
ディセプティコンたちは逆らわない……というよりも、逆らうだけの体力がない。
「いったん怒ると我を忘れてしまうのが悪い癖だ……すまない、本当にすまない」
後悔と謝罪を口にしつつも、手早く治療していく。
手際の良さからして、慣れているらしい。
他人を直すことにも、怒りで傷つけることにも。
「
「ほんまにクレイジーなやっちゃで……気に入ったわ!」
ドレッドボットは当然の如くグチグチと言うが、逆にバーサーカーは感心しているようだ。
他のディセプティコンたちも、ガルヴァトロンのさっきの暴力性と今の理性的な姿のギャップに強い恐怖を覚えているようだ。
それは旧来のディセプティコンにとって、分かりやすい支配構造の構築だった。
バリケードは、穴の開いた腹を修理しつつ自らの内に沸いた疑念について考えていた。
あの姿、あの力、そしてあの名前。自分の知る幼体と似ている。
しかし有り得るのか? そんなことが。
「……それで、貴様の目的はなんなのだ?」
その疑問を口にするより早く、ガルヴァトロンに修理されているオンスロートが口を開く。するとガルヴァトロンは表情に影が差した。
目の奥に、先ほどの激しい怒りとはまた違う、もっと根深く濃い憎悪の色があった。
「さっきも言った邪悪な侵略者……『地球人類』を倒すこと。奴らを、この宇宙から遺伝子の一片も残すことなく消し去る。それが俺の目的だ……!」
「ガルヴァトロン……だと? 何者だ、あいつは……?」
一連の流れを高台から監視していた女性は、顔に驚愕と焦りを浮かべる。
名前と姿は、かつて縁があった幼体を思わせる。
まさか、あの幼体が成長して未来からやってきたとでもいうのか?
「馬鹿な、そんなこと」
有り得ない、とは言い切れないのがトランスフォーマーの怖い所だ。
奴らはこちらの常識を軽々超えていく。
「……いや、逆に考えれば、これはチャンスか?」
顎に手を当てて、女性は思考を回す。
ディセプティコンは『とりあえず強い奴には従っておく』という気質がある。
実際、さっきまで内輪で殺し合いをしようとしていた彼らに、一種の秩序が生まれたのは確かだ。
危険ではあるが、上手くいけば利用できるかもしれない。
幸いにして、といっていいのか分からないが、交渉材料はある。
そうまでしてでも叶えたい願いが、彼女にはあった。
「やってみるか」
考えを纏めた女性は、ガルヴァトロンと接触するべく歩き出すのだった。
あとがきに代えて、キャラ紹介。
今回は多いです。
新破壊大帝ガルヴァトロン
この物語のメインヴィラン……予定。
突如として現れた謎のディセプティコン。
ディセプティコンらしからぬ穏やかな性格だが、何故かメガトロンとレイに関することには異様に沸点が低く、一度怒り狂うと手が付けられない暴れ者と化す。
また何故か地球人類に異常な憎悪を向け、その皆殺しを目的として掲げている。
おおむね、実写版ガルヴァトロンの姿だが、人造トランスフォーマーではなく粒子変形もしない。
また胸に穴がなくディセプティコンのエンブレムがある。ミサイル砲を装備しておらず電撃を操るなど差異も多い。
二次創作にありがちなオリキャラ。
偵察兵バリケード
ご存知、実写TF出世株。
もはやフェードアウトが持ちネタになってるヒト。
皮肉屋で冷静な性格。
前大戦終結以降、治安維持の仕事についていたが、満たされない物を感じていた。
犯罪者ディセプティコンを護送していたが、諸共地球に転送されてしまう。
攻撃参謀オンスロート
元、ディセプティコンの戦術家。
原作だと台詞が『もっとデカいドアないのか!』だけなヒト。
幾多の戦いを勝利に導いた戦争のプロだが、戦いを芸術と称し平和を堕落と唾棄する戦争中毒者。
メガトロンに対し反乱を企てるも、失敗し犯罪者にまで堕ちるに至った。
オンスロートがこういうキャラなことに違和感を覚える読者もいるだろうが、こいつはG1からして刑務所に叩き込まれてた反逆者である。
一人称が我輩で気取った喋り方をするのは、軍人っぽさの強調と同時に某カエル型宇宙人の軍曹の影響。
電撃航空兵ニトロ・ゼウス
元、ディセプティコンの航空兵。
メガトロンや三参謀を差し置いてレディ・プレイヤー1に出演したヒト。
かつて大怪我を負ったおりにショックウェーブがデザインした今の姿にリフォーマットし、そのことを自慢にしている。
メガトロンに忠誠を誓っているが、それはレイや幼体と出会って変わる前のメガトロンに対してであって、現在の平和路線に入ったことを快く思わず、レイのことをメガトロンを堕落させた元凶として憎んでいる。まあ、こういう奴もいるだろうと。
チンピラめいた性格でノリが軽く、人間化したら面白黒人枠だと思われる。
一応、ハッカー枠。
というのも、『ニトロ・ゼウス』の名は、米軍の電子作戦が由来だから。
しかし、その腕はサウンドウェーブには大きく劣る(人間にとって脅威ではないとは言っていない)
切り裂き魔モホーク
元、ディセプティコンの斥候。
見た目のインパクトが凄いヒト。
大小無数の刃物を操る、すばしっこく小柄なディセプティコン。
ニトロ・ゼウスの相棒で彼と行動を共にすることが多い。
メガトロンに忠誠を誓っているものの、ノリが軽く今の犯罪者の立場も楽しい程度にしか思っていない。