新次元ゲイムネプテューヌ THE UNITED   作:投稿参謀

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閑話 インタビュー・イン・サイバトロン

 惑星サイバトロン。

 金属の月輝く、トランスフォーマーの故郷。

 

 長きにわたったオートボットとディセプティコンの戦争は、両軍の和解という形で終結し、荒れ果てたこの星は復興に向かっていた。

 その中心となる統治政府『サイバトロン連合』が置かれているのは、旧アイアコン跡に築かれた都市サイバトロポリスである。

 金属と硬化クリスタルの想像を絶するようなビル群の上空を種々の宇宙船が行き交い、空中道路にはオートボット、ディセプティコン、最近は人間やビーストフォーマーの旅行者など多くの種族が行き交っている。

 年嵩のトランスフォーマーに言わせると、これでも黄金時代と言われた頃に比べれば随分と慎ましいという。

 

 今や蜜月の関係となったゲイムギョウ界との連絡が取れなくなったものの、大きな混乱はないようだ。

 

 今回はこの平和の立役者たちに、色々と話を聞いていこうと思う。

 

  *  *  *

 

 サイバトロポリスの壮麗な建築物群の中でも、最も重要な建物はどれかと聞かれれば、多くの者は政治の中心たるサイバトロン連合本部と答えるだろう。

 あるいは、太陽光からこの都市のエネルギーほぼ全てを賄っているソーラータワーかもしれない。

 

 しかし事情通ならば幼体の孵化、育児のための施設『教会』だと言うはずだ。

 この施設、最初は単に育成所と呼ばれていたのだが、いつしかゲイムギョウ界の女神がいる場所にちなんでこう呼ばれるようになった。

 

 この巨大な卵にも似た形の施設の管理者こそ、『サイバトロンの女神』『女帝』『メガトロンの伴侶』レイである。

 

「いえいえ、管理者なんて御大層な者じゃありませんよ。私はほとんどいるだけです。皆さんのお邪魔にならないようにすることで精いっぱい。その、女神だとか女帝だとかっていうのもちょっとぉ……ねえ?」

 

 そう、レイ女史は語る。

 しかしシェアエナジーを得てそれを星に還元することで、サイバトロンの環境を改善させている女史は極端な話、いるだけでも大きな意味がある。

 またこの施設の育児ノウハウのほとんどは女史が経験から得たことが基になっており、部下たちの教育もスパルタながらしっかりしたものだ。

 多くの職員は彼女を正に女神として崇めていた。

 

「そんなに凄いことはしてないんですけどねー。ただ、子供たちのために頑張ってみせてるだけ。失敗も多いし悩むこともあります」

 

 照れくさげに微笑む彼女に、違う話題を振ってみた。

 

「ああ、はい。ゲイムギョウ界に行けなくなった件ですね? 私も試してはみているんですが、何故だかポータルを繋げられなくて……()()()()()()も同じみたいです」

 

 『もう一人の私』とは神次元ゲイムギョウ界(以下、神次元)と呼ばれる別次元に存在するレイ女史の平行存在のことである。

 どうやら次元を越える力を持つ彼女たちをしても、今は無理のようだ。

 また別の話に変える。

 

「え? 主人……メガトロン様についてですか? それはどういった意図の質問でしょうか?」

 

 怪訝に思ったのか目つきを鋭くする女史に、政治的な意図はないと訴えた。

 

「ああ、申し訳ありません。オートボットにせよディセプティコンにせよ、私から()()()()()話を聞き出そうとしてきた方が、それなりにいましたので」

 

 女史は笑みながら、指先で机を斬るように撫でた。

 

「オートボットは『私が夫に暴力で無理矢理に従わされている』という話にしたがりますし、ディセプティコンは『私が夫を魔法かなにかで操っている』ということにしたいみたいですね……馬鹿らしい」

 

 そのような意図がないことを重ねて伝えると、レイ女史は少しだけ安堵したようだった。

 

「ええと、それで主人のことですね。あのヒトのことを正確に伝えるのは難しいですね。私は政治に疎いですし、サイバトロンでの戦争の当事者ではありませんから」

 

 女史は幼体育成と環境回復という大きな役目を持ちながら、ディセプティコンよりの自分が政治に参加することは公平性に欠くと考えている。

 

「それにどうしても、家族としてのあのヒトのことになっちゃいますからね」

 

 正に、聞きたいのはそこである。

 戦士、軍事指導者、政治家としてのメガトロンではなく、私人としてのメガトロンが知りたかった。

 

「そうですか。それなら、これだけ……私の愛する、旦那様」

 

 そう言って女史は悪戯っぽく笑んだ。

 

 

 

 その後、女史は施設を案内してくれた。

 俗に次世代(ニューボーン)と呼ばれる、あらゆる種族になりうる幼体たちが、女性型のトランスフォーマーたちに面倒を見てもらっている。

 この子供たちが大人になれば、レイ女史の影響力はさらに増していくだろう。

 育児に当たる女性たちに混じって、ディセプティコン兵士のボーンクラッシャー氏も子供たちをあやしていた。

 

「あ、母上ー!」

 

 その子供たちの一人は、こちらに駆けてきた。

 赤とオレンジの鮮やかな体色の子供だ。

 

「母上ー!」

「こらロディマス! 母上はお仕事中なんだぞ! ……すいません、母上。すぐに下がらせます」

 

 ロディマスと呼ばれたその子供の後を追って、一回り大きな銀と青の体色の子供もやってきた。

 その色合いは、レイ女史によく似ている。女史とメガトロン大帝の長男……この表現は非常に不可思議があるが……のガルヴァ少年だ。

 

「ええー!」

「仕方ないだろう! ほら、行こう!」

「やだ! 父上も母上もお仕事ばっかり! ボク、そんな父上と母上、嫌い!!」

 

 どうやら最近のゴタゴタで両親が忙しいことに四男のロディマス少年は不満を抱いているらしい。そんな弟を、 ガルヴァ少年は叱りつける。

 

「なんていうこと言うんだ! 母上に謝れ!」

「やだー!」

「あーやーまーれー!!」

「やーだー!!」

「こらこら、喧嘩しない!」

 

 取っ組み合いの喧嘩になりかける兄弟だが、レイ女史に仲裁され、ボーンクラッシャー氏に無理矢理引き剥がされてようやく止まる。

 レイ女史は、フワリと浮き上がって二人の息子の前に浮遊する。

 

「二人とも、喧嘩しちゃ駄目よ。兄弟で仲良くできないなら、お母さんは怒りますよ!」

「う……!」

「ご、ごめんなさい……」

 

 怒りの表現として無害な大きさの稲妻を纏い、言葉通りに雷を落としてきそうな母親に、兄弟は首を竦める。

 レイ女史はフッと笑みを浮かべた。

 

「二人とも寂しい思いをさせて、ごめんなさいね。もう少ししたら、お父様も帰ってくるから。そしたら、一緒に遊びましょう」

「ほんと! わーい!」

「まったくもう……」

 

 一転喜ぶロディマス少年に、ガルヴァ少年はやれやれと首を振る。

 そんな長男の頭を、レイ女史は撫でた。

 

「その時はガルヴァも一緒に遊びましょう……本当は寂しいんでしょう?」

「…………はい、母上」

 

 はにかむ息子に、女史は慈愛の籠った笑みを浮かべた。

 それを見つけた女史の残る息子二人、サイクロナスとスカージもこちらにやってきた。

 

「母上ー! 僕たちもー!」

「す、スカージ、だめだよー!」

「はいはい、サイクとスカージもいっしょよ!」

 

 勢揃いした兄弟に、レイ女史は笑みを大きくした。

 実に微笑ましい光景だ。

 兄弟の仲がいいというのは、素晴らしいことだ。

 

 皮肉なくらいに。

 

  *  *  *

 

 固定型スペースブリッジ『ビヴロスト』

 かつてのいくつもの柱を使ったスペースブリッジと違い、これは三角形を描くように配置された三機の巨大な可動式エネルギーパイロンからなり、その頂上から発射されるエネルギーが交錯した地点にポータルが開く仕組みだ。

 サイバトロポリスの一角に設置され、その前には次元港とでもいうべきスペースポートが広がっている。

 平時なら、様々な理由から他の次元や星へと向かう船で賑わうここも、今は異変の原因を調査するチーム以外の姿はない。

 念のため、ゲイムギョウ界以外の場所へ向かうことも禁止されたからだ。

 

「ビヴロスト自体は動いているのに何故か繋がらない。とスティンガーは首を傾げます」

 

 そう、調査チームの一員である人造トランスフォーマーのスティンガー氏は語る。

 残念ながらチームリーダーのショックウェーブ氏は多忙であったため、代わりにスティンガー氏が応対してくれた。

 

「最後にスペースブリッジの開閉が確認されたのは、ここから何万光年も離れた場所にある恒星系の第三惑星です。しかしこの星の周辺は時空連続体の異常が確認されており、やはりスペースブリッジを繋ぐことができません」

 

 やや専門的な用語を混ぜながら、氏は説明してくれた。

 

「まったくもって、不可思議な事態です。しかしショックウェーブに曰く『論理的に考えて技術的あるいは自然現象的な問題ではあり得ない。逆算的に我々の論理を超えた部分の問題であることが分かる』とのことです」

 

 それはつまり解決の糸口は掴めないということだろうか?

 

「いえいえ、我々の常識を超えているということは、つまり常識外の何者かの仕業である可能性が高いということです。その何者かの意図が分かれば……」

「おい、スティンガー。なにをしてる?」

 

 そこで同じく調査チームの一人であるトゥーヘッド氏が声をかけてきた。氏はチームのサブリーダーだ。

 

「取材か? 生憎と取材は全てお断りだ。帰ってくれ」

「しかしトゥーヘッド……」

「とにかく! 調査については全て極秘だ!!」

 

  *  *  *

 

「で、なんだ? 突撃取材?」

 

 西地区で起こった暴動をパンチ一発で物理的に治めたメガトロン大帝は、ゴキゴキと肩のジョイントを鳴らしながら睨んできた。

 反対の手で、ピュア・サイバトロニアン運動なるオートボット至上主義的な市民運動のリーダー、デシマスの首根っこを掴んでいる。

 

「そういうのはサウンドウェーブを通せ」

 

 無感情に言う大帝。しかしそのサウンドウェーブ氏はあらゆる質問に対しノーコメントとしか返事をしてくれなかったので、こうして大帝に直接話を伺いにきたのだ。

 

「知らんわ。俺はこの馬鹿を懲らしめるので忙しい」

「おのれ……このディセプティコンめ! この星を支配などさせんぞ!!」

 

 デシマス。市民運動のリーダーであるこの人物は、旧サイバトロン最高評議会の数少ない生き残りだ。

 メガトロン大帝は、やれやれと排気した。

 

「貴様ら()評議会の思考回路は錆び付いているらしいな。オプティマス・プライムが俺を共同統治者に指名したのだ。まあ統治機構をもっと煮詰めていかねばならんがな」

「わ、我々はオプティマスがリーダーなどと認めんぞ!!」

「貴様は認めずとも多くの者が認めている。それと、リーダーのマトリクスもな。つまりオールスパークと最初の13人が、奴をこの星の王としているワケだ。忌々しいことにな」

 

 デシマス元議員の顔がさらなる怒りに歪んだ。

 

「戦争の責任は貴様とオプティマスにある!!」

「ああそうだな。だから復興する責任もある。いい加減役目を終えた英雄を追い出して再び権力を握るなどという、片手落ちの展開に持っていこうとするのは止めろ」

 

 心底つまらなそうに吐き捨てた大帝はデシマスを近くに控えたブラックアウト氏とグラインダー氏の兄弟に向かってをポイッと投げ捨てた。

 

「そいつを刑務所に放り込んでおけ」

「おのれ、おのれ……認めんぞ! この星を人間や獣どもに土足で踏み荒らさせおって! 増して女神だか何だか知らんが、あの汚らわしい()()の力でサイバトロンを汚染し、その力を受けた()()どもが新世代だなどと!」

 

 その瞬間、メガトロン大帝は無言で右腕のフュージョンカノン砲を発射した。

 光弾は、元議員の足と足の間の地面に当たる。

 

「ひい……!」

「我が妻と息子たちを侮辱するとは良い度胸だ。今ので貴様に掛けてやるなけなしの慈悲も失せたぞ」

 

 無様に這いつくばる元議員を見下ろしながら、メガトロン大帝はニヤリと笑う。

 

「しかし今日は『暴力的なあれこれ、特に殺しを控える日』と妻と決めていてな。あれ(レイ)に感謝するがいい」

 

 大帝の言葉に、デシマスはギリギリと歯を食いしばる。

 そんなかつては議員だったが、今は単なる犯罪者に過ぎないサイバトロニアンをブラックアウト氏とグラインダー氏は引っ張っていった。

 

「……なんだ、まだいたのか」

 

 やっと大帝はこちらを向いた。

 そこで思い切って、疑惑をぶつけてみる。

 ゲイムギョウ界と連絡が取れなくなったのは、メガトロン大帝がこの星を掌握するためだ、というサイバトロニアンの間で囁かれている疑惑を。

 

「ふん、下らん! ……まあこの機会に、いくらか俺にとって有利な状況を作るぐらいはするがな」

 

 では?

 

「有利というのはな、オプティマスに貸しを作ることだ。平常通りにこの星を治めるだけで、あの馬鹿は馬鹿らしく馬鹿馬鹿しいなまでに感謝することだろうよ!」

 

 先ほどのデシマス議員などの後ろに、オートボットのプロール氏がいるとの噂について、どう思われるか?

 元エリートガードの戦略家であるプロール氏は、オートボットとしては異質なほどに冷徹で、手段を選ばない性質と評判だ。

 

「奴ならもっと上手くやる。こんな突発性のヒステリーみたいな事件ではなくな」

 

 話を総括すると、つまり再び戦争を起こす気はないと?

 しかし大帝は憎しみや野望を捨てたワケではないと公言しているはず。今が休息期間を切り上げる絶好の機会では?

 

「休息期間というのはな。餓鬼どもが大人になって、妻が…………生命を終えるまでのことよ。当面、戦争を起こす気はないわ。ディセプティコンにその余力もない」

 

 絶対に?

 破壊大帝メガトロンともあろう者が?

 

「くどい! ……貴様、あちこち嗅ぎ回っておるそうだな」

 

 ……ああ、ご存知でしたか。

 

「レイのところに現れた時はディセプティコンだった。しかしビヴロストに質問にきたのはオートボットだったそうだ。……そして今はまたディセプティコン。何より、サウンドウェーブの監視を振り切り、奴が探っても一切の情報が出てこない……貴様、何者だ?」

 

 そうですね。光と会うては光、影と相対すれば影。

 

 ……前に立った者の姿を映す『(ミラー)』とでもしておきましょうか。

 

「ミラーだと?」

 

 ふふふ、今日はほんのご挨拶。いずれまたお会いすることもあるでしょう。

 その時まで、どうぞ御家族と仲良く……。

 

「待て!」

 

  *  *  *

 

 何処とも知れぬ闇の中。

 ゲーム盤が置かれたアンティークな丸テーブルと、それを挟んだ一対の椅子以外に何もない……床や地面すらもない場所に、不意に影が現れた。

 

 その影は長身痩躯のトランスフォーマーで、両肩背面からバーハンドルが突き出し、両の掌と足首にタイヤがあるなど、変形すればバイクになるのだろう。

 前腕が上腕に比べ太く四本の細い指の先は鈎爪のように尖っており、紫の身体に前腕だけが黒と黄色の縞模様という毒々しい色合いもあって何処か蜘蛛を思わせる。何よりも右肩に蜘蛛の顔を思わせる装飾があった。

 この場に人間がいれば、このトランスフォーマーはその二倍ほどの背格好であることが分かっただろう。無論、この場に人間が存在し得るはずもないが。

 

 白い頭部には悪魔のような二本の角が生え、口元はマスクに覆われておりスリットから除く両眼は、妖しく紫に光っていた。

 

 その首から上が急に胴体から外れたかと思うと、スノーノイズのような靄の塊に変じ、椅子の上まで移動すると人型に固まる。

 盤を前に椅子に腰かけているのは、鏡のようなシルバーメタリックのライダースーツの男だった。

 

「やれやれ、あの調子だとメガトロンは器に使えそうにはないな」

「まーったく、困ったもんッスねえ」

 

 残された首無しの胴体から声がしたかと思うと、新たな頭部がせり上がった。

 目こそバイザー状だが、縦に開く口と頭に半球形の発光部が七つあることもあって、やはり蜘蛛を連想させる。

 

「トランスフォーマーのアットホーム家族劇場とか、誰得ッス! 愛なんて粘膜の作り出す妄想ッス! ……あ、アタチ良いこと考えたッス! あの餓鬼どもやキャラ崩壊の激しい女神をオートボットの振りして殺しちゃえば、メガトロンはヤカンみたいにカンカンになるッス!! そしたらきっと愉快痛快怪物くんッス!」

 

 さも楽しいことを考えついたとばかりに、蜘蛛ロボットは嗤う。

 しかしライダー……ミラーはゆっくりと首を横に振った。

 

「いいや、タランチュラス。今回は、メガトロンのことは放っておこう」

「えー……」

「地球には藪蛇という言葉もある。余りつつき過ぎると、無理にでもゲイムギョウ界に介入してくる可能性がある。それは一番避けたいことだ」

 

 不満げなタランチュラスなる蜘蛛ロボットに、ミラーは噛んで含めるように説明する。

 

「みんな大好き、総司令官オプティマスと破壊大帝メガトロンの無敵のタッグが快刀乱麻の大活躍! ……というのは魅力的なシナリオなんだろうけどね。それじゃあ()()()()()()()

 

 ミラーはくぐもった嗤いを漏らしながら、オレンジと黒紫の盤に置かれた駒を動かす。

 テメノスソードを模した駒と、メガトロンの愛刀タリの剣……最近はブルードソードとも呼ばれる剣を模した駒を、自分から遠ざけた。

 

「どういうワケかみんな、俺の前にはオプティマスとメガトロンを配置したがるんだ。そりゃあ、最強の敵には最高のスターをぶつけたくなるだろうよ。しかし今回はそういう気分じゃないんだ」

「御身の考えは分からないッスねえ。……分かる必要もないッスけど! アタチたちには、信頼も信用もいらないッスから! ウヒャ、ウヒャ、ウヒャヒャヒャッ!」

 

 狂的に大笑いするタランチュラスを捨て置き、ミラーは対面にある誰も座っていない椅子に向かって、あたかもそこに誰かいるかのように声をかけた。

 

「そうとも、これは我々のゲームだ。オートボットも、ディセプティコンも、女神も、人間も、その駒に過ぎない……さあ、続きといこう」

 

 楽しそうに、本当に楽しそうにミラーは嗤い、盤上の駒を相手方に向かって進めるのだった。

 




クラシックの3巻を読みました!
時代と媒体の違いもあるだろうけど、IDW版と違って出てくる地球人が良い人ばっかり。
いやこのころにはもう、サイバトロン(オートボット)に協力する企業家なんて人がいたんですねー……そしてTFを憎む人間も、また。
ある意味、避けては通れないテーマなんでしょうね。

今回のキャラ紹介。

人造トランスフォーマー:スティンガー
バンブルビーをモデルにしてネプギアとホイルジャックの手により造られた人造トランスフォーマーであり、この世界観における人造トランスフォーマーの最初の一体。
ネプギアを母と慕っており、紆余曲折を経てバンブルビーのことも兄弟として見ている。ホイルジャックはお爺ちゃんくらいの位置。

作者は最初にこのキャラを出した時『お前らが作るんかい!』というツッコミを期待していたが、ほとんどこなかった。ホイルジャックぇ……。


人造トランスフォーマー:トゥーヘッド
スティンガーのデータを基にショックウェーブが開発した人造トランスフォーマー……に、破壊されたドリラーのパーソナルコンポーネントを移植した物。
創造主たるショックウェーブの忠実な友で、彼の助手を務める。

なんでドリラーをトゥーヘッドにするという発想に至ったのか。それはもう作者にすら分からない……。


オートボット戦略家プロール
名前だけ登場のパトカーに変形するオートボット。元エリートガード。
IDW版ですっかり腹黒のイメージが付いた人。
一歩引いた視点を持ち政治方面でオプティマスを支えるが、非情な面も目立つ策略家。平和な時代においてもオートボットの政治的優位のために様々な策謀を巡らしている。
オプティマスへの忠誠は厚いが、一方で文官の常かアイアンハイドやハウンドなど戦闘専門のオートボットとは仲が良くなく、本人もそういった者たちを嫌っている。
逆にディセプティコンからは「一周回って逆に分かりやすい」「親近感が持てる」「超COOLだよアンタ!」など好感触。

ボディはバリケードの色替え(白と黒の日本パトカースタイル)にG1風の頭部。ただしガトリングがない。
なお上記の通りの策略家だが、他ならぬオプティマスや女神たちがド天然に引っ掻き回されて上手くいかないことも多い。特にネプテューヌ、レイ、プルルート、ロムとラム、ピーシェといった天然ボケや子供故に行動が予測不可能な面子との相性は最悪。


???忍者兵タランチュラス
蜘蛛を思わせる意匠のチョッパーバイクから変形する謎のトランスフォーマー。
愛を下らないと嘲笑い、他者の不幸や絶望を全力で喜ぶ狂人。

変形パターンはアニメイテッドのオイルスリックを参照。
オイルスリックの色をタランス風にして、頭部と山羊の飾りをそれぞれロボットとビーストの頭部に取り換えた感じ。下記のミラーと合体している時は、頭部が引っ込む。
いやオイルスリックって所謂カートゥーンな体系で、細身なのに前腕と下腿だけ太いし、前腕はトゲトゲしていて指先が尖ってるし、蜘蛛っぽく見えるかなと思って。
あと玩具の構造上、頭を胴体に収納した状態で所謂『首無し』に出来るので。


???監視者ミラー
体をシルバーメタリックのライダースーツとフルフェイスヘルメットで完全に覆った謎の男。
トランスフォーマーや女神を監視しつつ暗躍し、そのことをゲームと称している。

スノーノイズのような靄の塊になることや、上記のタランチュラスと頭部として合体することが出来る。頭部になった場合は、オートボット(黒)とディセプティコン(白)の姿にカラーチェンジできる。
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