ーーー中心部ーーー
ーーー友奈sideーーー
(ついた…何!?体が…引っ張られて…)
「あ…ああーー!!」
(何これ…!?体が軽く…えっ!?)
私の後ろにはなんでか私の体。
「これ…幽体離脱!?」
(不思議だなぁ…ん?炎の矢!?)
炎を纏った矢のようなものが大量に飛んできます。
ズガガガガッ
「きゃあっ!!」
(痛い!?これって…)
「私が砕けたら…体はずっとこのまま?」
今度は泡のようなものがとんでくる。
そこには東郷さんがうつっていた。
「あ!東郷さん!?」
泡に触れてみると…
『そのっちが私たちの中学に来てから、しばらくして大赦にとって予測してない事態が起こっていた。私が結界の一部を壊してしまったことで、外の火の手が活性化してしまっているのだ。このままでは外の炎が世界を飲み込む。大赦が進めていた反抗計画を凍結し…状況を打破する必要があった。』
(今のって…)
「東郷さんの…記憶…」
(やっぱり、この中にいるんだ!)
「他は!?他の記憶は!?」
(…あった!)
『火の勢いを弱めるには奉火祭しかない。それは神の声が聞ける巫女を外の炎に捧げ、天の神の許しを乞う。昔、西暦の終わりにも行われた生贄の儀式でもあるらしい。今、大赦でお役目を果たしている数人が生贄のお役目に選ばれた。』
(そうだったんだ…他!)
「あれだ!!」
『だけど、私でもその代わりが出来ると言う。私は勇者の資格を持ちながらも、巫女の力も持つという唯一無二の存在なのだとか。悩むまでもない。結界に穴を開けたのは私だ。私は償わなくてはいけない。友奈ちゃんが…みんなが無事なら…私1人なら…問題ない。ただ、私が居なくなれば、きっと友奈ちゃんたちが…皆が私を探す。そうならないために…神樹様、お願いします。どうか…みんなから私の記憶を…私の存在を…なかったことに…!』
(そっか…東郷さんは私たちのために…)
「もう、東郷さんはいつも1人で突っ走るなぁ…自分がいなかったことにするなんて…」
また、矢がとんでくる。
「でも、私は約束したもん! 東郷さんを一人にしないって!」
(痛い…!でも!諦めない!約束したんだから!)
少しずつ奥へ向かう。
「何度でも!助ける!」
ーーー神の間ーーー
「ぁ…?」
(ここって…いつのまに…?ていうか…)
「ここ…前に来たことが…」
(そうだ!体の方は!?)
体はそこにあった。
「よかった…無事だ…!」
(やっぱりここ…)
「あの時の場所だ…!」
ふと後ろを見るとそこに東郷さんがいた。
「東郷さん…!」
さらにその上には…
火あぶりにされてる東郷さんの魂?があった。
(これ…なに…?)
東郷さんの勇者服は錆び付いていた。
「ひどい…」
(東郷さん…!)
「今、助けるね!!」
そう言って東郷さんを捉えてる鏡のようなものに触れると…
ジュッ
(熱っ!?でも!諦めない!)
徐々に東郷さんを引きずり出していく。
ズキズキッ
東郷さんに刻まれていた紋章が私の胸に…
(胸の辺りが痛い!それでもぉぉぉぉ!!)
「構わない!東郷さんを返して!!」
するとどんどん紋章が広がっていく。
「うぁぁぁっ!!」
(痛い痛い痛い!!でも諦めない!!)
「耐えろ!私!こんじょぉぉぉぉ!!」
そしてついに引っ張り出した。
「やった!これで…」
ズキズキズキズキッ
「うああっ!?」
(体中に痛みが広がってく!?痛い痛い痛い痛い痛いイタイイタイイタイイタイイタイ!!)
「うあああああああああ!!!」
ーーーちひろsideーーー
「これで6体目!!」
友奈さんがブラックホールに向かってから数分たち、6体全てのバーテックスを倒しきっていた。
「御霊がない分楽チンね…」
(しかし謎はある…6体もバーテックスを配置するならなぜ獅子座がいない?完全に守る気ならあの3体もいるんだからスター・クラスターを配置するはず…なのになぜ…?)
「ちひろちゃん危ない!!避けて!!」
「!?」
後ろを見ると巨大な針が猛スピードで迫っていた。
「おわっ!?」
なんとか回避。かすったけど。
(あれ蠍座のに似てたけどあんな長くないし大きくない!何今の!?)
「あれは…!?ちっひー!!スター・キラーっていう合体バーテックスなんよ!気をつけて!」
「マジ!獅子座他のとも合体できるんかい!?」
(マジで勘弁してよ!?)
シュババババババッ
さらに矢を発射してくる。
(量多いのよ!)
回避しまくるが少しずつ刺さっていき…
満開がとける。
(しまった!?)
「ちひろ!!こうなったら私が!!」
「やめなさい!夏凜!無茶よ!」
「少し助けてくるだけだっつーの!必ず戻ってくるわよ!」
『少し離れるだけだ、必ず生きて戻るよ。』
「まだだぁぁぁぁ!!!!」
「ちひろ!?」
「満開!!!」
「モードシールド!ウイング!ミニビット!ブレイド!」
4つのモードを同時展開し、スター・キラーに猛スピードで近づく。
矢はミニビットで、針はシールドで、反射板はブレイドで切り裂き、近づいていき…
「大剣グングニル展開!!!ダブルフェニックスレイぃぃぃぃ!!」
スター・キラーを粉砕する。
「よぉしぃ!!」
だが、それで私は少し油断してしまったのだろう。
(倒した!!!これで全部…)
「!ちひろ!下!」
「あれはスター・フェニックス!?」
「えっ!?」
下から猛スピードで迫るバーテックスにぶつかられるまで気づくことができなかった。
「グハッ!?」
(こいつ…別のやつとの合体バーテックス!?)
強烈な一撃をくらい、満開がとけ、落下していく。
「ちっひーぃぃぃぃ!!!今行くからぁぁぁぁ!!」
「ちひろ!!!やっぱり私が!!」
「2人とも!!あそこに友奈と東郷が!!」
「園子さん!!二人を助けなきゃ!!」
「でもちっひーが!!」
(ああ…みんな…私のために…)
「ちひろちゃんならきっとそういうから!だから!」
「私が満開して行くわ!!」
「夏凜!!合体バーテックス相手に一人は無茶よ!!」
「じゃあちひろを見捨てろっていうの!?」
「ちひろは満開ゲージがたくさんある!!東郷と友奈を救出する方が先よ!!」
「いっつん!!さすがに無理だよ!!」
「園子さん…!ひっく…お願い…します…ひっく…友奈さんたちを!!!!」
(ごめん…みんな…)
うっすらとした視界で見えた先の合体バーテックスはとどめの火球を打つ準備をしていた。
(私…ここまでみたい…私より…友奈さんたちを…)
そのとき、
トサッ
(だれかに…抱きかかえられてる…?なんだか…懐かしい…)
そこで私の意識は途切れた。
ーーー園子sideーーー
「園子さん…!ひっく…お願い…します…ひっく…友奈さんたちを!!!!」
(いっつん…)
「…わがっだ…」
ボォォォォォォ
気づくとスター・フェニックスが巨大な火球を放とうとしていた。
「ちひろぉぉぉぉ!!」
「夏凜!!ダメ!!あんたでも間に合わない!!今行っても死にに行くだけよ!!」
ゆーゆとわっしーを助けることはできた。
でもその間に…
火球は放たれた。
(嫌だ!!ちっひーが死ぬなんて!!まだなんにも返せてないのに!!)
「誰か…誰かちっひーを助けてぇぇぇぇ!!」
そのとき
ビュンッ
何かがちっひーを抱えて回避していた。
「東郷!友奈!大丈夫!!ってあれなに!?」
「ぢひろちゃん!!よかっだ!!」
「誰あれ!?」
(ちっひー…!!よかった…!)
「ふう…全く…無茶するなぁ…相変わらず…スター・フェニックス、お前は眠っとけぇぇぇぇぇ!!」
ズバァン!!
そしてちっひーを抱えた誰かはスター・フェニックスを一撃で切り裂いていた。
「す、すごい…」
「もともと硬い敵ではなかったけど…あんなことって…」
(でも…ありがとう…!)
「よいしょっと…ここでいいよな…それじゃあ。」
そしてちっひーを助けた人は去っていった。
私もなんとか壁にたどり着く。
「ぢひろちゃん!!!」
「ちっひー!!」
「気を失ってるだけみたいね!!」
「よかっだ…!ほんどによがった!!」
「みんな無事ね!!」
「よかった!!」ーーーちひろsideーーー
「これで6体目!!」
友奈さんがブラックホールに向かってから数分たち、6体全てのバーテックスを倒しきっていた。
「御霊がない分楽チンね…」
(しかし謎はある…6体もバーテックスを配置するならなぜ獅子座がいない?完全に守る気ならあの3体もいるんだからスター・クラスターを配置するはず…なのになぜ…?)
「ちひろちゃん危ない!!避けて!!」
「!?」
後ろを見ると巨大な針が猛スピードで迫っていた。
「おわっ!?」
なんとか回避。かすったけど。
(あれ蠍座のに似てたけどあんな長くないし大きくない!何今の!?)
「あれは…!?ちっひー!!スター・キラーっていう合体バーテックスなんよ!気をつけて!」
「マジ!獅子座他のとも合体できるんかい!?」
(マジで勘弁してよ!?)
シュババババババッ
さらに矢を発射してくる。
(量多いのよ!)
回避しまくるが少しずつ刺さっていき…
満開がとける。
(しまった!?)
「ちひろ!!こうなったら私が!!」
「やめなさい!夏凜!無茶よ!」
「少し助けてくるだけだっつーの!必ず戻ってくるわよ!」
『少し離れるだけだ、必ず生きて戻るよ。』
「まだだぁぁぁぁ!!!!」
「ちひろ!?」
「満開!!!」
「モードシールド!ウイング!ミニビット!ブレイド!」
4つのモードを同時展開し、スター・キラーに猛スピードで近づく。
矢はミニビットで、針はシールドで、反射板はブレイドで切り裂き、近づいていき…
「大剣グングニル展開!!!ダブルフェニックスレイぃぃぃぃ!!」
スター・キラーを粉砕する。
「よぉしぃ!!」
だが、それで私は少し油断してしまったのだろう。
(倒した!!!これで全部…)
「!ちひろ!下!」
「あれはスター・フェニックス!?」
「えっ!?」
下から猛スピードで迫るバーテックスにぶつかられるまで気づくことができなかった。
「グハッ!?」
(こいつ…別のやつとの合体バーテックス!?)
強烈な一撃をくらい、満開がとけ、落下していく。
「ちっひーぃぃぃぃ!!!今行くからぁぁぁぁ!!」
「ちひろ!!!やっぱり私が!!」
「2人とも!!あそこに友奈と東郷が!!」
「園子さん!!二人を助けなきゃ!!」
「でもちっひーが!!」
(ああ…みんな…私のために…)
「ちひろちゃんならきっとそういうから!だから!」
「私が満開して行くわ!!」
「夏凜!!合体バーテックス相手に一人は無茶よ!!」
「じゃあちひろを見捨てろっていうの!?」
「ちひろは満開ゲージがたくさんある!!東郷と友奈を救出する方が先よ!!」
「いっつん!!さすがに無理だよ!!」
「園子さん…!ひっく…お願い…します…ひっく…友奈さんたちを!!!!」
(ごめん…みんな…)
うっすらとした視界で見えた先の合体バーテックスはとどめの火球を打つ準備をしていた。
(私…ここまでみたい…私より…友奈さんたちを…)
そのとき、
トサッ
(だれかに…抱きかかえられてる…?なんだか…懐かしい…)
そこで私の意識は途切れた。
ーーー園子sideーーー
「園子さん…!ひっく…お願い…します…ひっく…友奈さんたちを!!!!」
(いっつん…)
「…わがっだ…」
ボォォォォォォ
気づくとスター・フェニックスが巨大な火球を放とうとしていた。
「ちひろぉぉぉぉ!!」
「夏凜!!ダメ!!あんたでも間に合わない!!今行っても死にに行くだけよ!!」
ゆーゆとわっしーを助けることはできた。
でもその間に…
火球は放たれた。
(嫌だ!!ちっひーが死ぬなんて!!まだなんにも返せてないのに!!)
「誰か…誰かちっひーを助けてぇぇぇぇ!!」
そのとき
ビュンッ
何かがちっひーを抱えて回避していた。
「東郷!友奈!大丈夫!!ってあれなに!?」
「ぢひろちゃん!!よかっだ!!」
「誰あれ!?」
(ちっひー…!!よかった…!)
「ふう…全く…無茶するなぁ…相変わらず…スター・フェニックス、お前は眠っとけぇぇぇぇぇ!!」
ズバァン!!
そしてちっひーを抱えた誰かはスター・フェニックスを一撃で切り裂いていた。
「す、すごい…」
「もともと硬い敵ではなかったけど…あんなことって…」
(でも…ありがとう…!)
「よいしょっと…ここでいいよな…それじゃあ。」
そしてちっひーを助けた人は去っていった。
私もなんとか壁にたどり着く。
「ぢひろちゃん!!!」
「ちっひー!!」
「気を失ってるだけみたいね!!」
「よかっだ…!ほんどによがった!!」
「みんな無事ね!!」
「よかった!!」
ーーー病院ーーー
ーーー東郷sideーーー
「ぁ…?」
(あれ…?ここは…?)
「やった!!目が覚めた!!」
「わっしー!!」
「須美さん!!」
「みんな…?」
(なんで…?たしか…私は生贄に…?)
「須美さん数日寝てたんですよ。」
「ちひろちゃんも昨日まで寝てたよね…」
「人のこと言えないわよ…」
「うっ!」
(もしかして…)
「助けて…くれたの…?」
「うん!」
「もちろんです。」
(でも…そしたら…)
「このままだと…世界が…!」
「事情聞いたわよ。火の勢いはもう安定したから生贄はもう必要ないってさ。」
(そんな!?もしかして!)
「私の代わりに誰かが!?」
「ああー、違うわ。東郷あんた、普通なら死んでるくらいの生命力をゴッソリ奪われてたんだって。それできっとお役目を果たしたのよ。でもタフだからまだ生きていた。で、私たちが間に合った。そんな感じみたい。」
「いっぱい体鍛えててよかったね〜!」
「どこも異常なしだそうです。」
「あ、いずれ言われそうだから言っときますけど私も大丈夫ですよ?合体バーテックスにタックルされたくらいで。」
「いやあんたほんの少し肋骨ヒビ入ってたでしょうが…」
「なんのことでしょうか♪」
「な、なんでもないです…」ガタガタ
「私、本当に助かったの?」
「そうよ。お勤めご苦労様。しばらく病院だろうけど。」
「そうだ!東郷さんいない間に部員増えたんだよ!今日は遠慮して来なかったけど…」
(新しい部員が…?)
「これで勇者部全員揃うんよ〜!!」
「ま、もう少しはちひろも入院だろうし、いろいろ聞いときなさい。」
(みんな…!)
「ごめんね東郷さん…」
(え…?なんで友奈ちゃんが謝るの…?)
「東郷さんのこと絶対忘れないって約束してたのに、何日か忘れちゃってて…」
(友奈ちゃん…私…みんなにそんなに心配させてたなんて…)
「私の方こそごめんね。そんなに心配させて…」
「ま、過ぎたことは仕方がないわ。次からはちゃんと言いなさいよ?」
「はい…」
「みんな忘れてたんだし、おあいこってことでいいですよね?」
(みんな…でも…)
「それでも思い出してくれた…夢じゃないのね…!」
「そうだよ、東郷さん。」
「みんな…ありがとう。」
「よーしよし。」
「一件落着ね。」
「そうですね。」
「あ、樹ちゃん。マンテンドースイッチ持ってきてるしスプラテーンやらない?」
「いいよ!」
「よーし! これで本当に全員揃ってクリスマス! そして大晦日にお正月だー!」
「遊ぶことばっかね…」
(みんな…)
「くすっ。」
ーーー友奈家・お風呂場ーーー
ーーー友奈sideーーー
「…」
(これって…一体…)
鏡にうつる友奈の胸にはあのときの紋章がしっかりと刻まれていた。