今回も駄作ですがお願いしますm(*_ _)m
私自身忘れてたデータ引っ張って来たので、キャラに違和感があるかもしれせんが御容赦ください。
-KOUMANOSATONITE-
カズマ達がアルカンレティアに着いた頃。
紅魔の里では二つの家族を除き、皆が噂していることがあった。
今から語られるのはこの噂が広まる原因となったある魔法使い達の集会での出来事である。
ここは紅魔の里随一の酒屋デッドリーポイズン。
店名は我が父の魔王軍幹部の種族名割り振ればかっこよくね?と言う発想で付けられたとか付けられてないとか。
そんな由緒曖昧なこの店は今日休日なのだが。
暇そうにぶらついていた友人三人を招き、女子会を開いている。
「それで話ってなんのことだい?私の小説のネタにも使えると言っていたが」
「昨日の会議で聞いた話なんだけど、暇な思いはさせないよ。絶対」
ここに今居るメンバーは必ずいい反応をする。
同じあの学校で育った私達にはデカい話だ。
「言い切ったけど大丈夫?弟とイチャイチャしてたかったふにふらが怒らないか心配なんだけど」
どどんこの言う通りブラコンのふにふらを納得させなきゃいけない。
まあ、その自信はあるのだけど。
「うんうん。あれだけ言って面白くって、今なんて言った?」
「な、何でもないから、そろそろ話が気になるなあ。あるえもそう思うよね?」
露骨に話題を変えるどどんこ。
ふにふらをブラコン関係で怒らすと面倒だからなあ。
「私も気になっていたんだ。ふにふらと弟くんとの禁断の恋」
あるえは容赦ないなあ。
ネタ的な意味合いが大きいから、ふにふらもそんなに怒らないだろうけど。
「な、ないから!弟は好きだけどそこまでじゃないから!」
「真偽はともかく。ねりまき、そろそろ話を聞いてもいいかな?」
これ以上うるさくされるとお父さんに叱られかねないからあるえの意見に乗ろう。
「じゃあ、これは昨日の・・・」
「無視しないで!ねりまきあんたは私の仲間よね?」
「まあ、少なくとも現段階では二人とも普通の兄弟って知ってるよ」
「そうそう。私達は普通の関係って疑ってない?」
「そんなことないから話始めるよ」
半ば強引に話を進めることにした。
久々の臨時族内会議。
族長がみんなに招集をかけたがいつもの如く集まったのは数人。
今回は珍しくひょいざぶろーさんが来ている。
何でも話があるらしい。
族長も会議とは別に話があると言っていたし、今回は長くなりそう。
「大体集まって来たか。それでは第・・・何回目かは忘れたが紅魔族会議を始める」
「百五十回くらいか?」
「いや、二百七十回くらいな気がする」
まあ、年に一回あるかないかだから仕方ないと思う。
私も何回目か知らないし。
「今日は最近の魔王軍の動きが怪しくなってきたことへの対策なのだが、この件について知ってる者はいるか?」
「はい。バカ息子が偶には役に立ったと言うか、偶然だろうが里の中に侵入し、何かを探すゴブリン数匹を見つけたらしいが、捕縛前に、向こうにも気付かれて逃げられたそうだ」
「なるほど。ぶっころりーくんの情報か。そう言えば自警団を作ったそうじゃないか。素晴らしい事だと私は思うがね」
確か、
名前だけかっこいい部隊として有名だったけど、ここ最近はしっかり活動も評価されるようになりつつある。
「名ばかりのニート集団だよあれは。最近でこそ役に立ってきてるが根本的には変わってない」
「あの集団の見回りで魔王軍が活動範囲狭まってますから、評価を見直してあげてもいいと思いますよ」
「いいや、相変わらず家業は継がんなんて言って働かん奴はダメだ」
これは流石にフォロー出来ないね。
「まあ、せがれの話は置いておこう。族長、この件はどうするおつもりで?」
「前々から国から頼まれてたのと併せて調査隊を出して見ようと思うのだが誰に行かせるかが問題でな。我々は向こうに顔を知られているから気付かれやすい」
毎日屠られてる相手の事は忘れられない。
間違いなく。
「それならさっきの自警団に任せるのはどうだ?実戦部隊としてはまだ活動していないだろう?」
「なるほど。ひょいざぶろーの言う通りだ。うちのせがれ共々こき使ってくれ」
「では、自警団に調査を依頼する。報酬は国から支給されるものと併せて私からも出すと伝えて貰えるか?」
「ああ、遂にせがれが働く時が来たか」
話がまとまってきているが、オブザーバーながら私は水を刺した。
「調査なんて依頼をあの集団が受けるとは思えないけど大丈夫かな?」
「「「・・・」」」
そう。地味な調査なんて仕事を果たしてやるだろうか?
いや、やらない。
みんな考えは同じなのか沈黙が暫く続いた。
これを破ったのはそけっとだった。
「スパイ活動が出来るとかを謳い文句にすれば乗ると思うけど、どうかしら」
「確かに、それならカッコイイな。よし、スパイ募集と言う事で広めていこう」
「私もやってみたいくらいだけど、知られてるから残念」
スパイって一度はやってみたいからね。
私もちょっと入れて貰おうかな。
でも、店があるから無理だろうなあ。
「みんなこれでいいか?いいなら会議は終わりにして、私とひょいざぶろーの話に移りたいのだがいいか?」
みんな異論なく、話題は二人の話に変わりそうだ。
族長の方はもしかしなくてもゆんゆんのことだろう。
そろそろ族長候補が受ける試練の準備も始めないといけない頃だ。
ゆんゆんが族長になってもよろしく的な話と私はみている。
ひょいざぶろーさんの方は、めぐみん関係なのか、新商品の紹介なのか微妙だ。
「どちらからにする?」
「族長からでいい、些細なことだからな」
「私もそうなのだが、分かった。私から話すとしよう」
いつもの如く親バカ発動話だとみんなわかってるからお酒の注文が入りだした。
ウチとしてはありがたいけど、族長いつも可哀想だなと思う。
ひょいざぶろーさんは自分も話すからかちゃんと聞いている。
「実は娘に男が出来たみたいでな。父親としてどうすればいいのか聞こうかと」
ガシャーン!
「ねりまきちゃん大丈夫?グラス落とすなんて珍しいわね?」
「いや、ちょっとデカい虫がいて、すみません。族長続けてください」
あ、あのゆんゆんに男?
何の冗談だろうか?
ゆんゆんと言えばめぐみん。
その他に考えられない。
「まあ、彼氏が出来たとか直接的な話は娘からないのだが、どうも手紙を読んでいると仲間の男の子と良い感じのようでな」
「それは良かったですね。この前の会議で、良い仲間に巡り会えたと聞きましたが、その中からなら心配もないでしょう」
「変わり者の娘で、仲間が出来るかも心配で…」
「族長泣かないでください。ほら、ひょいざぶろーさんの話もありますし」
「―――とまあこんな感じで、まず一個目のビッグニュースがあった訳よ」
「ちょっと待って、ゆんゆんに男!?確かに手紙にも四人パーティーで男の子が一人って書いてあったけど嘘でしょ!」
「街に来ないでなんて言ってるからてっきりボッチのままだと思ってたのに!」
なるほど。
来られると困るのか。
ますます私の推測に確証が持てるようになってきた。
「その話なら族長からこの前聞いたよ。何でもゆんゆんにだけは優しく接しているらしい」
「えっ、脈アリなの!これはまずいって!」
「ゆんゆんのあの性格ならちょっと押されたらコロッと落ちちゃうし、何より一番に恋人が出来るのがゆんゆんって・・・」
あるえが先に知っていたこと以外、私の予想通りに進んでる。
ここからの話をするのが楽しみだ。
「それは同感なんだけど、めぐみんの話がこのすぐ後に―――」
「ワシの所も同じような話で、娘から好きな異性が出来たと手紙が届いたのだが、父としてどうすれば良いか聞きたくて」
パリーン!
「どうしたんだ?体調が悪いならお父さんに変わってもらいなさい」
「大丈夫です。また大きめの虫がいただけなので!」
いやいや!
ゆんゆんと妹にしか興味無い感じの、あのめぐみんが好きな異性?
さっきのゆんゆんの話といい世の中どうなっているのだろうか?
「そうか?とまぁ、どうしたらいいのか聞きたかったのだが、族長も同じ悩みを持っていたとは」
「こっちこそ、驚きだが、お互い年頃の女の子を持つと悩みは似るということか」
…少なくとも私の父は悩んでないと言いたいが黙っておこう。
「めぐみんの好きな相手はどんな人物なんですか?」
「何でも、仲間想いでカッコよくて、自分の事を理解してくれる素敵な人だそうだ。少し、騙されていないか気になっていたのだが、パーティー四人中三人が女の子だけど他の仲間には手を出していない誠実な面もあるらしくてな」
「良い方と巡り会えてよかったですな」
「まあ、娘が離れていくのは寂しいが、変な男に引っかからなくてよかったとも言えて複雑な所でね」
「私もそんな感じだよ」
「―――と言った感じでこの後はいつも通りお酒飲んで世間話だったんだけど、そこから先はいらないよね?」
「「・・・」」
「どうしたの二人とも?」
さっきまでパクパク食べてたポテトを口の近くで止めて動かなくなっていた二人。
あるえは感慨深そうにメモを取っている。
少し反応が遅れてふにふらが一言。
「嘘だよね?」
「嘘言ってどうするのさ?私も聞いた時は話した通り、動揺してたけど、二人の話を聞いて確信に迫ったことがあるんだけど」
「どんなこと?何かカラクリでもあるの?」
食い気味に詰め寄る二人。
こんなこと考えれば分かると思うんだけどなあ。
「同じ時期にめぐみんとゆんゆんに彼氏と言うか好意を抱く相手が出来たよね?」
「うん」
「そして、二人とも男一人女三人の四人パーティー」
「それでどういうこと?」
「つまり、本当は男のいない四人パーティーでめぐゆんになってるってこと!」
この私の完璧な推理に誤りなどない。
二人も頷いて…
「いや、確かに百合百合しい二人ではあったけどそれはないと思う」
「それにあの二人別々に旅立ったしねえ?」
否定された!?
この我の推理が…
「それもパフォーマンスだよきっと!二人の活動拠点はアクセルで一緒なのも事実なんだから!」
「え?そうだったの?めぐみんの事だからとっくに王都にでも行ってると思ってた」
「紅魔族随一の天才だからね。でもまだアクセルに居るってなると怪しくなってきたんじゃない?」
よし、誘導完了。
あとは他の状況証拠を出して、推理の確認をするだけ。
あるえも黙ってはいるが頷いているから概ね間違っていないはず。
「そうそう。二人がさっきゆんゆんから来ないでって言われたって話してたけどその理由がね?」
「なるほど!二人で付き合うことになったからバレない為か!」
「ねりまき、あんた凄いわね。私達だけじゃこの真実にはたどり着けなかったわ」
二人とも認めてくれたようでよかった。
やはり私の推理に狂いはなかった。
「族長とひょいざぶろーさんには言えないけど、これはほぼ間違いないと私は思ってる」
「私も間違えないと思う。そう言えばふにふらの弟の薬の時は、めぐみん凄かったよね」
「確かに、必死だった。あれは愛の成した事だったのか」
やはりこれはめぐゆん確定か。
そう思っていた所にあるえが口を開いた。
「中々に興味深い話だったよ。次に書くいいネタにさせて貰うよ」
「どんな感じの話なの?」
次ってことは既に出来てる話もあるってことだよね?
今度、見せて貰おう。
「それは出来てからのお楽しみという事で、私は帰らせて貰うよ」
「はーい。その小説出来たらまた来てね」
「構わないよ。来週には出来ているだろうし、また来るよ」
「よろしくね。楽しみにしてるから」
そして、あるえを見送る私達。
どどんことふにふらはまだ残って話したいらしい。
「私達も来ていいよね?」
「いいけど、二人はその時、お金払って貰うよ」
「「えっ…」」
絶望の淵に立たされたような表情の二人。
そんな顔されても困る。
「今日は私が呼んだから奢りって話でしょ?」
「そうだけど、次も出して貰えるかなぁって思ったり」
「私もそんな風に・・・」
「はぁ、今日これから頼んだ分払うなら次は奢りでいいよ」
流石に三人分奢るのが週一だと私の財布もきつい。
ここが妥協点かな。
「じゃあ、お茶一杯!」
「私もお茶一杯!」
「さて、他にも積もり積もった話しようか。あと、お茶だけだったら奢らないから」
「「・・・はい」」
徐々に余裕が出来てきたので、来月中旬には合作作品を仕上げたいと考えてます。
また夏になったら週一投稿に戻すつもりですので引き続きよろしくお願いしますm(*_ _)m
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