この素晴らしい世界に●●を!めぐみんのターン   作:めむみん

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時空の裂け目を調査する隊員になってたら遅れました。
すみません。
今回はタイトルから分かる通りの内容とカズめぐを少々です。


流言の落とし前

-RYUUGENNNOOTOSHIMAE-

 

こめっこを連れて歩くこと数分。

カズマは未だに口を開かない。

 

「兄ちゃん兄ちゃん!」

「どうした?」

「姉ちゃんと喧嘩した?」

 

私がこめっことしか話さないから不仲になっていると考えたのだろう。

 

「どうしてそう思うんだ?」

「さっきからずっと黙ってるから」

「私達は喧嘩してませんよ」

 

カズマが照れてるだけとはさすがに言えない。

それにしても話さないだけで、喧嘩しているとされるのは普通じゃないと思う。

 

「そうなの?喧嘩した時の父ちゃんと母ちゃんみたいだったから」

「・・・兄ちゃん達は喧嘩してないからな。兄ちゃんがちょっと考え事してただけだから」

「?」

 

我が妹に恋愛はまだ早いようだ。

首を傾げてカズマと私を交互に見ている。

言われてみれば父と母が喧嘩するとお互い話さなくなる。

こめっこには、話もせず、顔を合わせようともしない、私達がそう見えたのかもしれない。

 

「夕飯がなにか考えてたんだ」

「夕飯食べに行くの?」

 

カズマが上手く話題を切り替えた。

こめっこにご飯の話は有効と言うか最善手だろう。

とは言え、豪華な外食をサプライズで出して喜ばせるつもりだったのが、出来なくなったのは少し残念。

 

「あれ?こめっこに話してなかったのか?」

「ええ、驚かせようと思ってたんですが、まあ、いいです」

「こりゃ失敬」

 

こめっこのおかげかいつも通りのカズマに戻ってきた。

これなら夕飯の頃には普通に話せるかもしれない。

今日はたらふく食べさせてあげよう。

 

「しっけい?」

「失敬ってのごめんと同じ意味だ」

 

こう言う普通の単語を教える分には構わないけれど、ぶっころりーみたく変な単語を教えられると困る。

カズマも自分の子供何だからとか何とか言って、教えていたっけ。

そして、その言葉を使った子とカズマを怒っていたのが懐かしい。

 

「こめっこは何食べたい?」

「しゃばしゃばしたお粥とかと違って、硬くて歯ごたえのあるやつがいい」

「よし、ステーキを兄ちゃんが買ってやる。店で一番高いヤツ」

 

カズマはこめっこに甘い。

こめっこが大きくなってもずっと甘やかしてた。

かくいう私も甘やかしていたのだが、何故か私が動くとこめっこ自身にシスコンだとか、構ってちゃんと言われていたのは未だに納得出来ない。

 

「わーい!兄ちゃん大好き!」

「こら、こめっこ。ステーキくらいで大好きなんて言うちょろい子になってはいけませんよ」

 

餌付けされるような子になって貰っては困る。

決してカズマに嫉妬したとかではない。

これも教育。

 

「姉ちゃんも兄ちゃんのこと大好きだっててがん!」

 

危ない危ない。

こめっこが手紙の内容を話すとか予想外。

何とか口を塞いで対応した。

 

「こめっこにまで仕込んでるとは、カズマ、気にしなくていいですからね?」

 

こめっこにはこめっこ用の手紙を用意しておいたのに!

我が母ゆいゆい、恨みますよ?

こめっこがバラして、カズマが私の想いに気付いて、めでたしめでたしとか考えてるのでしょう。

 

「わ、分かってるっての。ほら、ゆんゆんの家に着いたぞ」

 

折角元の調子に戻っていたのに、また緊張状態になってしまった。

・・・母の策略が全部裏目に出てるとしか言いようがない。

まあ、緊張しているカズマはカズマでかわいいので、悪くはない。

悪くは無いけれど、話せなくなるのが、かわいいカズマを見る癒し以上に辛さを感じさせる。

こうなったら、仲間との合流でいつもの雰囲気に戻ってもらうしかない。

そう思いながらノックすると、数秒で扉が開いた。

そんなに待たせてしまったのかとも思ったけれど、玄関にはゆんゆんだけだったことから、ぼっちなゆんゆんが友達との宴会を待ちきれずに待機してたとかそこら辺であると考えられる。

 

「こめっこちゃんも一緒なのね。みんなもう用意出来てるよ」

「では早く行きましょう。私達が付き合ってるなどという巫山戯た噂を流してくれたねりまきに地獄を見せてやりましょう」

「えっ、そんな噂があったの?まあ、カズマとめぐみんって、ほぼ付き合ってるみたいなものだもんね」

 

何か勘違いしてるゆんゆんは能天気にそんなこと言っていた。

ここからはこめっこに聞かせないため、トーンを落として話すことにした。

 

「違いますよ。噂が立ってたのは私とあなたです」

「・・・え?」

 

何故?と言いたいのがよく分かる。

私だってどうしてそんな噂が流れていたのか不思議で仕方ない。

 

「私がカズマとの噂で制裁すると思ってるんですか?むしろ報酬を渡しますよ」

「・・・」

 

訂正を入れたら何故か冷めた目で見られた。

私は何か変なことを言っただろうか?

言ってないと思う。

 

「ともかく、早く行きますよ!」

「う、うん。ねりまきさんとちゃんと話さないとね」

 

カズマを見ると家の方を指して合図を出していたから、アクアとダクネスの案内はカズマがやってくれるだろう。

 

「・・・兄ちゃん。姉ちゃんとゆんゆんの顔が怖い」

「ご飯食べる頃には戻ってると思うぞ。俺たちはみんな待ってから行こうな」

「うん」

 

こめっこの手を引いてゆんゆんの家へと入って行った。

 

「こめっこちゃん。すっかりカズマに懐いてるね」

「カズマは面倒見いいですからね」

 

面倒くさがりなのに、面倒見がいい。

言葉は、不思議。

 

「所でめぐみんはねりまきさんにどんな事するつもりなの?」

「そんなの決まってるじゃないですか、泣いて謝ることですよ」

「・・・好きな人に似ていくって本当なんだ」

 

突然、よく分からないことを言い出した。

普段通りの対応だと思う。

舐めたことを言う子供はいつも泣かせているし、冒険者とて、泣いて謝ってくるまで追撃するし・・・

うん。いつも通り。

 

「似るも何もやられたらやり返すは紅魔族の流儀でしょう?」

「そうじゃなくて考え方って言うか、その、ね?」

 

これだから中二病のぼっちは困る。

紅魔族として当然の報復措置に何を言ってるんだろう。

そりゃまあ、カズマと似ていると言われて悪い気はしないけれども。

 

「何が言いたいんですか?さて、着きました。親父さんには今日私達が来ることは内緒にと頼んでますからね。油断してる所を捕まえます」

「うん」

「では、三つ数えたら行きましょう」

 

周りから凄い視線を集めているが、私達はそんなことなど気にせずに突撃体勢に入る。

 

「「三・二・一」」

 

豪快に扉を全開に開けて、ターゲットの位置を確認。

そして、二人で逃げ道を塞ぐ形になるように接近する。

ターゲットはまだこちらに気付いていないみたいだった。

 

「すみません。今日は貸切で・・・」

 

振り向いたねりまきは絶望の表情だったが、時すでに遅し。

私とゆんゆんに拘束された。

 

「ねりまき確保!私達の変な噂を流した報い受けてもらいますよ!」

「ふ、二人とも落ち着いて!話せば分かる!」

 

話せば分かるらしいので、拘束だけにして、痛め付けるのはとりあえずなしにした。

 

「なんで私とめぐみんがなんですか!ねりまきさん!」

「いや、ほら、あんた達って、学校でも百合百合しかったし・・・」

 

全然、分からない内容だった。

と言うことで、ねりまきが泣いて謝ることが決定された。

ゆんゆんを見ると頷いてから言った。

 

「反省の色なしみたいだし、めぐみんの言ってた通りにしよう」

「親父さん。ねりまき借りますよ」

 

親父さんは見て見ぬふりをして、明後日の方向を向いていた。

さてと、何を制裁としようか。

ここはゆんゆんと二人で決めるのもありかもしれない。

 

「お父さん!助けて!」

「我が娘よ。すまない」

 

戦いというのは始まる前に決まっているモノだ。と前にカズマが言ってた状況になった。

実の父親へのSOSも虚しく通らなかったねりまきの叫びが里中に響くこととなった。

 

「お父さあああああん」

 

 

 

我々の制裁が完了して数分でカズマ達が到着。

宴会が始まり、それなりにみんな酔ってきた頃に、カズマが近付いてきた。

 

「お前らさ。いったい、あの子に何やったんだ?」

 

あの子と言うのは、隅っ子で今もなお泣き続けているねりまきの事だ。

まさかあそこまで泣き続けるとは思ってなかったから、罪悪感がない訳では無い。

そして、そのことを忘れたい私とゆんゆんはカズマを更に酔わせる作戦に出た。

 

「カズマは知らなくて良いんですよ。折角の宴会なのですから、呑んで楽しみましょうよ!」

「そうそう。宴会は楽しまないとね!」

「わ、分かった。呑めばいいんだろ?」

「「「乾杯!」」」

 

と三人で呑んでいると、こめっこがやって来た。

カズマに用事があるらしい。

 

「兄ちゃん、ステーキ美味しかった!」

「そうかそうか。良かったな。デザートも頼んでいいんだぞ?」

「いいの?」

 

甘える相手が私じゃなくてカズマなのは何故だろう。

私が知らない間にカズマが何かをあげているとか?

いくら母が仕込んでると言ってもこの懐くスピードは早すぎると思う。

 

「おう。一つと言わず食べたいの全部頼んでいいぞ」

「やったー!ありがとう!兄ちゃんがホントに兄ちゃんだったらいいのに」

「どういたしまして」

 

こめっこに何があったのだろう。

母からカズマと仲良くしたら美味しい物食べられるとか言われたのかもしれない。

しかし、カズマを兄としたいのは母からの入れ知恵ではない気がしてきた。

本心から言ってるように見える。

カズマが嬉しそうにしてるのが何よりの証拠だろう。

こめっこが注文に行ってから少し経ってカズマが私とゆんゆんに向かって言った。

 

「俺、こめっこの兄ちゃんになる」

 

一瞬、新手の告白かと思ってしまった。

とは言え、カズマがゆんゆんもいる状況でプロポーズなんてしない。

ここはカズマをからかうことにしよう。

 

「では、書類にサインしますか?」

「・・・そう言う意味じゃないからな?」

「冗談ですよ」

 

顔を真っ赤にして焦っていてかわいい。

もっと見ていたかったけど、ゆんゆんに質問されたことで出来なくなった。

 

「ねえ、書類って何?」

「男女が一つになる時に出す書類ですよ」

「どうして婚姻届の話が出てくるの?」

「ウチの親が私達の名前書くだけで出来上がるヤツを用意していたのですよ」

「・・・」

 

用意したのは私達じゃなくて、父母なのに、私がやったかのような目で見られてる。

この目はそこまでやったなら早くくっつけよと言う目だ。

 

「なんですかその顔は?私達がやった訳じゃないですよ?」

「あれは一瞬何が起こったのか分からなかったよな」

 

カズマのフォローで、ゆんゆんがあの目を止めた。

でも疑念はまだ持ってるみたいだ。

 

「・・・その紙はどうしてるの?」

「確かめぐみんが保管してたよな?」

「・・・」

 

カズマの回答でまたあの目に戻った。

しかも今度はカズマにもその目が向けられている。

何かを言いたそうにしている。

 

「ゆんゆん、俺らに何か言いたいことあるなら言ってくれ」

「二人はさっさと署名して、役所に行けばいいと思う」

「「?」」

 

何故この状況で私達が婚姻届を出す方向に話が進むのだろう?

ゆんゆんの思考回路は何処か色恋沙汰に傾斜しやすい気がする。

 

「私、アクアさんの芸見てくるから二人でゆっくりしてて」

 

言ってゆんゆんはみんなのいる方へ向かった。

二人きりになれるのは私としては嬉しいけれど、この感じは何だか素直に喜べない。

こういう時は大抵カズマが話さなく・・・

あれ?

いつもみたいに赤面してない?

 

「ゆんゆんがあの感じだとデート期間終わっても、街での噂は続きそうな気がする」

「まあ、その時はその時です。ここまで来たらいっそ事実にしてしまうと言うのもありますよ?」

 

カズマもいい加減耐性がついていたらしい。

多分このからかいも慣れっ子だから普通に返されるだろう。

 

「そんな理由で付き合うのは嫌だぞ?」

「ですよね。私もそんなムードもへったくれもないのは嫌です。ちゃんと告白されたいです」

「めぐみんは好きな人に告白されたい派か?」

 

この質問に対する答えは肯定であると同時に否定だ。

この二回目の世界では、私から想いを伝えずにカズマから告白させるのが目標なのだから。

偶にさっさと告白してしまおうかと思ってしまうこともあるが、今の所その誘惑には負けていない。

 

「ええ、その為の努力は惜しまないでしょう」

「爆裂道と一緒か」

「はい。一途に全力でいきます」

 

カズマを惚れさせる為なら何だってやる。

髪だって、また伸ばしてる所だ。

エリス様に年上になるようにお願いしていればと思う時もある。

 

「所でカズマはどっち派ですか?」

「俺か?そうだな。告白される方が気が楽だな。でもロマンティックな告白してみたいとも思う」

「ロマンティックですか?カズマが?」

 

自分で聞いておいてなんだけど、カズマがロマンティックとか言ってると変な感じがする。

好きな人とロマンティックが合わないと言うのはどうすべきなのだろう・・・

 

「馬鹿にしてんのか?」

「ここぞと言う時に締まらないのがカズマですからね」

「ふん。それでも良いって言ってくれる人がいいんだよ!」

 

つまり私と言うことで。

でもこっちだとそんなこと言えてないし、どうしよう。

さり気なくアピールだけしておこう。

 

「頑張ってください。因みに私は締まらない告白でも、想いが伝わる告白なら嬉しいですよ」

「・・・そ、そうか」

「恋バナはこれくらいにして、みんなの所に行きましょう」

 

この後、いつも通りどんちゃん騒ぎをして、最後は私とダクネス、こめっこ以外は酔い潰れてしまった。

酔い潰れたアクアとゆんゆんを連れて帰ることになったダクネスは大変だなあと他人事ながら思いつつ、眠ってしまったこめっこを背負い、カズマをお姫様抱っこして家まで帰るのであった。

・・・私も大変だった。

カズマの顔を見ながら帰れるとか思った過去の自分を恨むしかない。

セオリー通りにカズマをおぶって、こめっこを抱っこしておけば良かった。

 

 

 

 

 

昨日は夜に宴で酔い潰れた所までのことしか覚えてないけど、また、めぐみんの部屋で目が覚めたと言うことは運んでくれたんだな。

ゆんゆんの家の方が近いだろうに。

めぐみんはまだ眠ってる。

俺が先に起きるのは珍しいよな。

いつもこいつに俺の寝顔見られてるんだよなあ。

決まって、俺が寝惚けてる間に、おはようございますってめぐみんが言ってる。

 

「るんで・・・・・・もす・・・」

 

何か寝言言ってるな。

面白いこと言ってたら後でからかうか。

にしても寝顔可愛いなこいつ。

今度から添い寝することがあったら、早起きするのもありだな。

 

「かずまちゃんはわたしの・・・」

 

こいつはどんな夢見てんだ?

俺が女になってた時の夢みたいだけど。

はっきり寝言として出てきてる。

このまま何か面白いことを言ってくれれば俺の勝ちだ。

 

「かずまはわたしのおとこで・・・」

 

ホントにこの子はどんな夢を?

私の男ってなんだよ。

ちょっとドキってしちまったぞ。

 

「どっちのカズマも私のです!」

「うわっ!?」

 

思わず仰け反って壁で頭を打った。

朝から災難だ。

突然大きな声と共にめぐみんがムクっと起き上がったから驚いてしまった。

こいつ途中から起きてたな。

 

「私の寝顔を見ていたのはバレバレですよ。どうです?ドキドキしましたか?」

「急に起き出すからビックリしてドキドキ所かバクバクだっての」

 

めぐみんのドッキリはいつもドキドキじゃ済まないのが多い。

ホントに勘弁して貰いたい。

まあ、最近は慣れつつある訳だけれども。

 

「寝顔を見るのは私の特権ですからね?」

「一方的に見られるのはフェアじゃないと抗議する。で、いつから起きてたんだよ」

「カズマが近付いてきた時に分かりましたよ。寝顔を見ようと近付いたのでしょう?」

 

かずまちゃんとか言ってた辺りから全部か。

くそっ、してやられた。

やっぱりめぐみんには敵わないな。

 

「いつもお前に見られてるからな」

「タダじゃ私の寝顔は見せませんよ」

「次からやらねえよ」

 

どうせ気付かれて不意打ちされるくらいならやらない方がいい。

今だって寝顔のことで言われてるし。

 

「いい心がけです」

 

ニコッと笑ってめぐみんは言った。

この笑顔は凄くこわい。

次やったら多分爆裂魔法の標的にされると思う。

 

「そろそろ朝食にしましょう」

 

返事はせず、ただ頷いて居間に移動した。

昨日、めぐみんが好きな人には一途にとか言ってたけど、アイツ何だかんだでツンデレな気がする。

ゆんゆんに対して露骨だからな。

と言うか、一途にとか言いつつ俺をからかってるのはどう考えてんだろうか。

単純に面白がってるだけなんだろうけど、俺としては色々と困る。

主にあのサービスの利用回数が増えてお小遣いが減るスピードが尋常じゃない。

そう言えば、いつもおまかせを頼むとめぐみんしか出てこないのはどうなってんだ?

普通おまかせってタイプの女性が出てくるもんだよな?

もしかしてサキュバスのお姉さん達にも俺たちそう言う仲だと思われてるとか?

・・・十分有り得るな。

でもまあ、最近はめぐみんの夢頼む時に、指名じゃなくおまかせにすれば、俺が見たいと思ってたの見せてくれるから助かってるんだよな。

この里でのこともまた街に帰ったら夢で楽しませてもらおう。




宴会でアクアとダクネスにも話してもらう予定だったのですが、思いついたネタやるためには二人は離れた席で、こめっこちゃんと三人でという形になってしまいました。
もっと二人の出番増やしてあげたいです。

カズマさんの誕生日話は誰視点が良いかについて

  • カズマ視点(天界)
  • カズマ視点(討伐後)
  • ヒロインズの誰か視点(天界)
  • ヒロインズの誰か視点(討伐後)

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