戦姫絶唱シンフォギアIXA【更新停止、1月始めまで】   作:みすちー

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今日は、みすちーです。
この度は暁にも投稿している本作をハーメルンと同時投稿でやって行きたいと思います。

何卒、よろしくお願いします


青い運命の下に

戦姫絶唱シンフォギアIXA

 

 

 

 

 

 

 

世界はいつだってそうだ。

 

化物がぱんぱかぱーんと現れ人を殺す殺戮ショーを開催、それに釣られた英雄は化物を退治するヒーロアクションを好き勝手に始める。

そして、化物を退治して満足した英雄は人に討たれる……。

 

これがループしているのが世界だ。

 

でもさ、そろそろこんな茶番ループを壊したいとは思わないか?世界に目に物を見せてやりたくないか?イクサ君、んん?

 

 

ーー………。

 

 

まぁそう睨むなよ、いいだろ?丁度この世界は化物と人と英雄で満ち溢れてるんだからよ。

そこに“第四者"をぶち込んだらどうなるかな?ってぐらいの実験なんだぜ?名誉ある実験動物(モルモット)なんだから喜べよ。

 

 

ーー………。

 

 

んー、やっぱり女顔とはいえ男を縛る趣味は無いんだよなー俺。

とりあえず〜。ブルーが無くてもお前仮面ライダーの改造バッタ人間並に強いからなー、我ながら変な改造しちまったぜ☆いやぁ頑張っちゃったよ俺。

 

 

ーー………ッ!!

 

 

だからさぁー、暴れるなっつーの。この鎖は特殊合金製、アフリカ象が千匹いようが壊れねーよ。怖したきゃ核かレーザー辺りでも持ってくんだな。

 

…ま、諦めて運命を受け入れろよ。お前は運が悪かった、うん、お前は運悪く俺の標的になっちまって運悪くブルーに適合しちまって運悪くここまで生き延びたんだ。

 

…で、お前はこれから毎日毎時間安心を許されず、常に死と隣り合わせだ。

これからの運命に絶対あがらえない、抵抗も絶対に無理だな。

絶望しろ、それでも死ぬな、このクソッタレな世界を生き抜け。

未知に、恐怖に、明日に、人に、化物に、世界に、英雄に、思い出に、正義に、悪に、悲しみに、喜びに、怒りに、俺に、未来に、自分自身に、ブルーに、敵に、味方に、青い空に、白い雲に……

 

……絶望しろよぉ☆

 

 

ーー〜〜〜〜ッッッ!!!!!!

 

 

ギィャァァァァァッッハッハッハッ!!!!

いいねぇ、その絶望した顏!そんな絶望した顔見る為にこんな事やってるって言っても過言じゃないね!本当マジ受けるわ〜!

 

改造手術した甲斐があったってやつだ!超エキサイティン!!

 

 

ーー…。

 

 

そんな訳だ、じゃあな。後6時間後に会おーぜ☆

 

 

ーー……。

 

 

おいおい、そうしょぼくれるなよ。別に殺しはしないさ…。

 

 

ーー…………!!!!!

 

 

……あーあ、ダメだな。

 

もういい、お前らコイツを適当に抑えとけ、下手に暴走されても困るからな。あと睡眠麻酔も忘れるなよ。

 

 

….やれやれ、まだ記憶を消された事自体を覚えちまってるか…。

ま、いっか。おいお前らさっさとコイツを特式部屋まで連れてけ、勿体無いがもう一度コイツの記憶を消す。

 

 

 

……嗚呼、青い運命はコイツを殺すか生かすか…、わからないもんだな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

薄暗い部屋…、周りは白く清潔だがどうにも慣れない。

 

「………。」

 

その部屋の壁際に、両腕、両足は鎖で雁字搦めにされており壁に打ち付けられ、口は猿轡で封じられている少年が一人居た。

 

…さっきからここが何処なのか、何故自分がここにいるのが全くわからない。

というより、自分の名前、本来の住所…家族友達思い出、ここに居る前、自分が何処で何をしていたのか、全てが“わからなかった”

 

頭に出てこないだとかもうちょっとで思い出せそうとかのレベルじゃない、“全くわからない”のだ、シルエットすら思い浮かばない。

 

 

少年は思考を張り巡らす。

ーーどうすればここから逃げ出せる?

ーー僕は…何故何も思い出せない?

 

この状態がヤバイ事は流石に知っている、少年はどうにか鎖を外そうともがくが…

だが鎖は無情にも依然として壊れたり外れたりする気配は全く無い、八方詰まりだ。

 

だが身体には一切痛みは無いし気持ちが悪い等という事は無い。

むしろ身体状態は優良なのだろう。

 

 

「(どうする…?)」

 

 

とにかくこの状況をどうにかしなければならない、此処から脱出しなければならない。

 

 

「(ぐぬぬ…!)」

 

 

もう一度力任せに鎖を引っ張る。

だがやはり鎖はビクともしない、鎖は壁と自分の両腕両足を縛った状態を保つ。

 

力尽き、諦めて力を緩めたその時ーー

 

 

ーーヴヴヴゥゥヴヴヴヴヴヴ!!!

 

突如、部屋からアラート音が高音量て流れ出した。

 

 

「(な、何ッ!?)」

 

 

少年は驚き周りを確認したりするがこの部屋にはまだ何も起きていない。

 

 

そう、“この部屋”にはまだ何も起きていないのだ。

 

 

 

 

 

 

 




どうでしたか?なんて言いませんッ!
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