一度死んだ私のヒーローアカデミア~Centipede Queen~   作:燐2

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私は帰ってきた!!!


第二十五話:限りない私はみんなのために 中編

 深く、大きく息を吸い込もう。

 この胸に宿る種火を焚き上げるために。

 

 数百年の時の中で数えきれないほどに繰り返してきた行い。

 私という一つをみんなのために使うために力を使うための儀式。

 

 たとえ、世界を滅ぼす程の力へと変わっていたとしても。

 たとえ、屍山の如く積み重ねてきた負の結晶だとしても。

 

 それでも、私は祈り(呪い)を積み上げていく。

 

 いつか、みんなが救われますように、と願いを込めて。

 

 

◆◇◆

 

 

【オール・フォー・オーバ-】+【炎熱操作】+【金属操作】+【水流操作】+【念動×5】

 

「――――面白いことを仰いますわね、私に一歩を踏み出させないと?」

 

 地震が起きたようにUSJが激しく揺れた。地中にあった電線やパイプたちが地面を砕きながら墓場より現れたゾンビのように牙をむき、火災ゾーンの炎が意志を宿したように灼熱の獣を形作る、更に水難ゾーンの水のほとんどが宙に浮かびその表面はいくつもの螺旋を描かされていく。それらを操るものは喜劇を冷笑するような細い双眸、線を引いた唇、絶世の美女は優雅に指を鳴らした。

 

「蟲を殺すために私自ら動くなんて愚行の程がありましてよ」

「来るよ、オールマイト!」

「分かっているさオールフォーワン!」

 

 瞬間、幾重の蜈蚣と個性を操るオールフォーワンと常識を超える力を持つオールマイトが動いた。狙いは彼らの背後で撤退をしている生徒と先生たちだ。鋼鉄すら貫通するであろう水流の螺旋槍が一気に放たれた、それを二人は絶大な拳圧だけで機動をずらすことで狙った場所とは当ての違う方向へと向かってしまう。

 ならば、と次に仕向けたのは炎がオオカミのように姿を変えた群れたちだ。地面を滑る様に走る様は獲物を見つけた獣そのものだ。

 

「―――OKLAHOMA SMASH(オクラホマ スマッシュ)!!」

 

 水槍の一点集中ではなく、広範囲に炎獣を展開しての奇襲はオールマイト自身が高速で回転することによって発生する竜巻に飲み込まれていく。あまりの強烈な力を前に内側から焼却してやろうと思い【炎熱操作】の個性を使用するが既に操作できないほどに炎はない。

 

「(――――お父様を倒すほどの実力者ならばあの程度、わざわざ足を止めるほどでもありませんが……ふむ?)」

 

 

【ブラッドハザード】+【筋肉増強×3】

 

「レギオン、貴方のこともちゃんと忘れていませんわよ」

 

 炎獣を次々吸い込んでいく有様に僅かに別の意識を動かした瞬間、血を吐きながら突貫したレギオンによる一撃を鋼鉄の巨像の両腕によって防がれ脆い木偶人形の如く粉砕した。桜が散ったような欠片の中で背中から生やした四対の蜈蚣から火を吹かして後退した。楽しそうにイリスは指を弾くと、鋼鉄の欠片が一斉に【爆破】した。

 

「オールフォーワン!!」

 

 体が持ち上がってしまいそうになるほどの衝撃、轟音に表情を歪めながらオールマイトはオールフォーワンの名を叫んだ。高熱の白光は黒い煙火へと変わり、火を吹くジェットのような高音と共にオールフォーワンが姿を現し、オールマイトの隣に滑る様に着地する。

 

「その体……!大丈夫か!?」

「別に大したこと、ないですよ」

 

 至近距離で爆風を全身に受けてしまったのであろう、黒い外套の一部は吹き飛んでおり、そこから見えた肌は真っ赤に焦げていた、咄嗟に炭化した腕で顔を守ったのだろう、表情からは体中に負った火傷が見えていないようにその瞳は氷のように冷めていた。

 

「しかし……!」

「………26人」

 

 淡々とした声音で発せられた言葉にオールマイトは眉を顰めた。

 

「あの怪人を除いて、イリスの足元にいたヴィラン達の数です。……誰一人手を掴めなかった」

「――――――――」

 

 オールフォーワンの小さな呟きに言葉が出なかった。

 

「あ、そういえば制御下に置いたままの蟲達に何も命令を下していませんでしたわね。……脳無達は自力で避けましたか、当然ですわね」

 

 赤い翼―――胤翼を球状に展開することで無傷のイリスは黒ずんだ地面に降りた周辺には人の形をした黒い物体(・・・・・・・・・・)が沢山、倒れていた。それが数秒前まで生きていた人達がいたと思えないほど高熱によって焦げた臭いにオールマイトは体中を震わせ、叫んだ。

 

「どうしてそんな残酷なことができる!そいつらは君たちの仲間ではなかったのか!!!人の命を、なんだと思っているんだ!!!」

「『平和の象徴』の笑顔が台無しですわ、今の貴方はまるで荒々しい鬼のようですわねオールマイト」

 

 並のヴィランなら一瞬で逃げ出すことすら出来ないほどの威圧感を前にイリスは心地いい微風(そよかせ)を感じたように自身の乱れた髪を戻す姿は、見る者の視線を釘付けにするほどの艶麗なる美人の仕草そのものだ。しかし、その足元には何も出来ないまま、自分の身に何が起こったのか分からないまま死んでいった者たちの遺体だけが残されていた。つい先ほどまで生きていたとは思えないヴィラン達を一瞥し、レギオンは静かな声でイリスに問いかける。

 

「どうしてこんな回りくどいことをする?」

「貴女と会いたかった、ではいけませんか?」

「たくさんの人を傷つけて、悲しませて、その上で私に会ってイリスは何をしたいのか、分からないよ」

「…………あなたこそ、久しぶりの『私』と『僕』に会って随分と落ち着いておりますわね。何かほかにありませんの?」

「いつもイリスは綺麗だね……それぐらいかな」

 

 まるで遠く離れた親愛なる知人の再会を喜ぶような弾んだ声にオールマイトは怒りを忘れ言葉を失った。多くの人間が真っ黒に焦げた中で微笑むイリスと、放置していれば失血死する恐れがあるほどの重傷を負ったレギオンの顔色一つ変えない異常な光景に。

 

「あら、ありがとうございます。しかし、相変わらず無茶をしますわね、だからこそ処理する必要がありましたわ」

「イリスのことだから『個性』か力で口封じしているから、頭から直接情報を引き出そうと思ったけどそうするということは、貴方の背後にいる輩の情報を知っている可能性があるということだね」

「そうですわね、一々下等な蟲達の心の風景を見ているほどの暇はありませんわ。……私の愛しいレギオン、お互い(・・・)に時間稼ぎは終わりました。止血できたでしょう、私が殺したあの蟲も蘇生は完了できたでしょう。―――――聞かせてください、貴女の目的は?」

 

 焼死体が内側から何かが蠢くように体が揺らす。

 レギオンは、イリスに対してこの手を握ってほしいと言わんばかりに血だらけの手を指し出した。

 

「私たちはこの世界の癌細胞―――――だから、一緒に死のう(・・・・・・)

「――――それほど、蟲達の社会が好きか!それほど、この世界が好きか!どうして、ここまでして『私』と『僕』を見ても変わらないまま………!!!」

 

 初めてイリスの余裕が消えたのをオールマイトは感じた。

 胤翼が糸状に変化して、ヴィラン達の体に巻き付け、折れてはいけない方へと曲げた。それを何度も何度も繰り返し、小さくなった肉塊を胤翼の中へ吸収し始める。目の前で起きた惨事を自分の所為だと責めるような、今にも泣きだしそうな目をしたまま、力なく指を鳴らした。

 

「「―――――!!」」

 

 同時に動いたのは異形の怪人、脳無達。『個性』によって既に止血したイリスと状況を飲みきれないオールマイトが僅かに遅れて駆けだした。

 

 

◆◇◆

 

 

 

 イリスは悲しい顔をした、どうしてだろう。

 一緒に死のう―――なんて、前世ではイリスの方から言ってきたのに。私はそれを頷いた、もし私という存在が残っていたのなら、私の全てはイリスの物になってもいいとも言ったら心の底から喜んでくれたのに。分からない、分からない事だらけだ。しかし、しなければならないことはずっと前から決まっている。

 

 個性社会を狂わせる要因になりえる私という存在。

 世界すら破滅させる要因となりえるイリスという存在。

 

 どっちもいないほうがいい、と。だから、殺そう。

 私もイリスも死んでくれれば平和的解決だから。

 その為に命を賭ける、もうあんな思いは沢山だから。

 

「オールマイト、一匹は任せた。私はもう一匹とイリスを」

「………私は」

 

 脳無の拳と拳がぶつかり合い、その衝撃破が地面を破壊しながら広がっていく。中々のパワーだ、今まで戦ってきたヴィランの中で最高レベルに強い。

 

「君はヒーローになれる素質を持っていると信じていた」

 

 周囲の地形が瞬く間に変わるほど激しく戦いながら、オールマイトは悠長に私に言葉を投げた。

 

「………狂っているよ、君は、どうしようもなく」

 

 脳無相手に有利に立ち向かう余裕がありそうなオールマイトだが、どこか苦しそうだった。先ほどは烈火のごとく怒っていたのにどういうわけか分からない。こっちの脳無はいくら殴っても衝撃を吸収されるので、拳と拳が重なった瞬間、体内に毘天達を侵入させた。本来ならイリスを意識して、体力を温存しながら戦っていたいが、残念ながらイリスもただ私達が脳無達と戦う姿を眺める気はしないようだ。既に黒焦げにされていたヴィラン26人達が骨を砕き肉を引き裂きながら胤翼の一部となっている、今戦っている脳無のどれかを創って消費した部分を補う時間が欲しかったようだ。

 

「最初から分かっていたことですわ『私』――――僕達には贖罪の機会すら与えられないこと、たとえ相手の気持ちを捻じ曲げても、無理やりでも、理想のハッピーエンドを押し付けるしかないと」

 

 

【ブラッド・ハザード】+【バーナー】+【炎熱操作×5】+【創造】+【流体操作】

 

「魔剣、抜刀――――」

「オールマイト逃げろ!!私たちごとやる気だ!!」

 

 イリスの腕が火炎放射を連想させる形に変化、轟々と炎を纏う液体を激しく噴き出し、竜が空を泳ぐように伸びたソレは、直ぐに天井を突き破る長さにまで達する。それは、直視できないほどの高熱を発する炎の巨大な柱だった。

 

 

「レーヴァテイン」

 

 

 神話で語られた災厄の杖は、ここに再現された。

 天を穿つように伸びた炎の柱、それが私たちに向かって躊躇なく振り下ろされた。

 

 

 

 ―――〇●〇―――

 

 

 僕たちは、オールフォーワンとオールマイトの力もあって地獄と化したUSJから脱出することが出来た。

 足を止めたら死ぬと、圧倒的な死の重圧感から傷だらけで、泣きながら走って、痛くても走りぬいた。その横で、多数の蜈蚣がまるで精錬された軍隊のように列を組んで13号先生を運ぶ姿があった。出入口を抜けると感じる、肌を照らした日光と撫でるような風が緊迫した空気を少しだけ安らぎ、ある程度離れたUSJから離れた場所で僕たちは足を止めて互いの安否を確認し合って、思考が真っ白になって思い出す―――――僕たちは初めて人が殺されるところを見てしまったんだ。

 

「13、号、先生……」

 

 僕の後ろを走っていた麗日の震える声に鮮明に思い浮かんだのは、ヴィランの血の刃によって貫かれ倒れる13号先生の姿、今日初めて会った僕たちに“個性”の危険性と可能性を教えてくれた人が、何もできずに殺される様を見ていることか出来なかった。みんな、それぞれ同じ思いなのか、顔は暗いままだった。

 

『………良シ、蘇生ハ完了ダ』

 

 げほっと13号の宇宙服のようなヘルメットに血痕が浮かんだ。…………え?

 

「あ、あの……」

『我ラハ大変忙シイ、何カアルナラ速ク言エ』

 

 見たことないぐらい大きな蜈蚣だけど、蟲なのでその表情は分からない。だけど、とてもめんどくさそうな声でこちらを見つめてきた。恐る恐る僕は聞いてみた。

 

「……13号先生、大丈夫なんですか?」

『一命ハナ、ダガ想像以上二出血ガ酷イ。今ハゴ主人ト我等ノ“個性”デ体内二残ッタ血液ヲ操作シテ、モタセテイルガ輸血シナイトイズレ、何ラカノ後遺症ガ残ルダロウ』

「そ、そんなことが出来るの!?今までコピーした“個性”を使って?」

『殆ドハ自前ノ“個性”ダ。ゴ主人ノ【ブラッドハザード】ト我々ノ【同化】ガアレバ、生キテサエイレバ何デモ出来ルゾ』

 

 ご主人と我々の“個性”……って、やっぱり。

 

「もしかして、蜈蚣なのに“個性”、あるの?」

『何ヲ驚ク、貴様等ノ校長モ人デハナイガ“個性”ガアルダロウ?人間シカ“個性”ガ宿ラナイト誰ガ決メタ?』

 

 先ほどのことを思い出す、火災ステージにて赤い翼のヴィランから逃げるために建物が倒壊したり崩れている複雑なルートで逃げていると蜈蚣がシャボン玉のような物で僕の顔を覆って炎を吸わないようにしてくれたことを。

 色々と理解が追い付かないが、とにかく規則外なのはよく理解できた。混乱する頭を納得させると後方で飯田君の両足と……二つの眼球を背中に乗せて高速で追いつてきた蜈蚣達がやってきた。僕も含めた何人かが思わず悲鳴を上げてしまった。

 

『ドウダ?』

『足ハ問題ナイ……ガ、眼球ノ方ハ損傷ガ激シイ、ゴ主人ガヤレバ完璧ダロウガ、サポートシカ出来ナイ今ノ状態デ我々ガヤレバ後遺症……視力ガ落チルカモシレン』

「先生の目を治るんですか!?」

「飯田の足を治せるのか!?」

 

 芦戸さんと尾白くんの声に蜈蚣達は頷いた。

 

『因ミニ赤髪ノ小僧ハ地面二叩キツケラレル直前、個性発動ガ間二合ッテイル。最初カラ命二別条ハナイ……水難ゾーン二投ゲ出サレタガ、偶然(・・)ニモ動ケル奴ガ近ク二居タカラナ助カッタナ』

 

 そう言って蜈蚣達の視線が切島くんを担いでいるかっちゃんの方に向いた。

 かっちゃんは無言で何か言いたげな視線で蜈蚣を見つめた、それに対して蜈蚣達はかっちゃんと八百万さんを見つめ、残酷な真実を口にした

 

『ソレは病気デモ怪我デモナイ。オ前モ、ソコノ女モ、二度(・・)ト“個性”ヲ使ウコトハ出来ナイ』

「二度と……て」

『アノオ方ノ“個性”ノ一ツ、他者ノ“個性”ヲ奪ウコトガ出来ル、奪ワレタ者ハ当然無個性ダ』

「……頭の悪いクソガキが想像するような最悪な“個性”が存在するとはな」

「先生!」

 

 尾白くんが抱えていた相澤先生が口を開くとみんなの視線が集まる。瞳を無くした瞼からは流血したままだった。

 

「聞かせろ、お前達はこの事態を予測していたのか?」

『オマエ、ソンナ怪我デヨク話セルナ……答エハ、イエストモノートモ言エル』

「どういうこと意味だ?」

近々何カシテクルダロウ(・・・・・・・・・・・)、タダ漠然トソレシカ分カラナカッタ。タダ、アノオ方ノ行動パターンヲ元二様々ナ可能性ノ元デ推測シテ上デ、今日ハ特二危ナイト感ジタ、ソレダケダ。モウイイダロウ?治療スルゾ』

 

 そんなことを言いながら意識がない飯田君の治療に入っていた。数体の蜈蚣が飯田君の足へと沈むように入っていき、飯田君の傷口を蜈蚣達が舐め始める。

 

『……言ッテオクガ、コレハ消毒ダカラナ?勘違イスルナヨ』

「「「「してません!(スプラッター映画かと思ったけど!)」」」」  

 

 飯田くん、意識がなくてよかったね、この場面はトラウマになるほど強烈だよ。ここまで護衛するように傍にいてくれた蜈蚣達には感謝するしかない。僕は百合の影響で蜈蚣を見ても平気だけど、蜈蚣なんて見慣れる人の方が少ないわけで、特に女性陣は血の気が失せた青い顔で震えている。

 

 激痛走るから寝てろと、一匹の蜈蚣が有無言わさず相澤先生を噛むと意識を失った(麻酔のようなものを注入したのだろう)。そして二つの眼球を持って相澤先生の抉り取られ無くなっていた眼軸に入れて、忙しく動いている。

 

 二人とも助かるんだと、心の底から喜んでみんなと共感したかった。……だけど、“個性”を奪われ、遠回しにヒーローになる夢すらも奪われた二人の魂が抜けてしまったような表情に僕らは何も言えなかった。……飯田君の足を繋げていた一匹の蜈蚣が僕たちの傍までやってきた。

 

『……オ前達、マダ動ケルモノハ早クココカラ離レロ。動ケナイ者ハ地面ニ倒レテ天二祈レ』

「あ、あの、オイラ達あのラスボスみたいなやつから逃げてこれたばっかなんすよ?まだ何か恐ろしいイベントが用意されてるの……?」

『―――――【ワン・フォー・オール・アンリミテッド】』

 

 その言葉に僕は思わず耳を疑った。

 

「わん・ふぉー……なんだよそれ?“個性”の名前?」

『我等ノゴ主人ノ最強ノ切リ札ダ』

「あの魔王の如き力を持つヴィランを倒すための秘策が合ったのか、流石だな」

「蜈蚣、それは俺の“個性”のような広範囲攻撃が出来るようなものなのか?」

『……イヤ、違ウ。タダノ増強型ノ“個性”ダッタ(・・・)モノダ。』

 

 みんなが何か話しているが、耳に届かない。

 どうしてだろう、昔を思い出した。

 

「もしかして使うと凄いデメリットがあるとか?」

『……………』

「い、いきなり黙るなよ。え?大丈夫だよな?オールマイトもいる近くにいるだろう?」

 

 まだ雄英の試験すら受けていない頃の記憶、オールマイトが説明してくれた、僕が引き継がれた“個性”【ワン・フォー・オール】は何人もの極まりし身体能力が一つに収束したもの、生半端な身体では受け取りきれず――――――

 

『使エバ、ソノ力二ヨッテ……四肢ガ捥ゲナガラ、身体ハ爆散シナガラ、最強ノ一撃ヲ放ツ事ガ出来ル……………後ハ花ガ散ル様二、ゴ主人ノ命ハ終ワルダロウ』

 

 

 

 




久しぶりに書いたから自信がないけど、せめてイリスとレギオンの決着までは書きたい。


6/22日付け足しました。
中編が想像以上に短くなって、これだと後編がものすごく長くなってしまうので一部こっちに繋げました。
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