ガンダムビルドダイバーZOO ~ぼく、わるいくまさんじゃないよ?~ 作:Qooオレンジ
きゃらっがいのアヤメさんの発売が楽しみなQooオレンジでございます。
マスクアリとナシが選択できるのが嬉しいです。
今回も例に漏れずまったりガバガバグダグダでお送りいたします。
それでは アヤメのクマさんとリク君とユッキー君とついでにサラちゃんの原作第1話 始まります。
「そう言えばかなり今さらだけど、クマさんとリクたちって知り合いだったのね。」
とある日。
私、セクシー巨乳くノ一 (最近ではダイバ忍って呼ばれることもあるらしいわね。ダイバ忍ってナニかしら?なんだからめぇ~とか言わされそうな忍びな気がするようなしないような…) のアヤメは前々から疑問に思っていたことを毎度お馴染みのクマさんに聞いてみることにしたの。
それは私がこのフォースに…ビルドダイバーズに加入する以前から、クマさんとリクたちが知り合いだったってこと。
べ、別にクマさんが私の知らない誰かと知り合いだって構わないのよ!
でも…けど…や、やっぱり…あの…その……あー!もう!やめ!やめ!
ハッキリ言うわ!
気に入らないの!
クマさんが私の知らないうちに私の知らない誰かと仲良くなってるのが!
だってクマさんは私のクマさんなのよ!
私のクマさんなのに私の知らないうちに私の知らない誰かと仲良くなるなんて気に入らないの!気に入らないったら気に入らないの!!!
他に他意なんてないわ!
と、言うわけで、クマさんとリクたちはさっそくさっきの私の質問に答えてくれたわ。
その内容は……………
「クマ吉さんはリッくんと僕が初めてGBNにログインした時に知り合ったんですよ。」
「あの頃は初心者狩りが横行していたから、初めてのGBNって聞いて心配したマギーさんが、傭兵のクマ吉さんを雇ってこっそりと護衛に付けてくれていたらしいんです。」
ってモノだったわ。
マギーってアレよね?
あのオカマダイバー。
オカマの癖にワールドランク23位とかふざけてるわよ。
しかもあのオカマのフォース…“アダムの林檎”もフォースランキング13位とかあり得ないわ。
だってあそこのフォースってオカマだらけなのよ?
オカマだらけなのにフォースランキング13位って…。
アヤメ的にはすっごく納得いかないわ!
とか内心で憤慨しているうちに、クマさんとリク&ユッキーの話は先に進んでいたわ。
「あの時はクマ吉さんが居てくれなかったら危なかったよね…。ね?リッくん?」
「うん。あの時…倒したと思ったNPD仕様のリーオーがバグの影響で復活して急に襲って来て、やられる!って思った時に、クマ吉さんが颯爽と現れて助けてくれたんですよ。」
颯爽とクマさんが現れて…ナ、ナニソレ?!
ナニよソレ!
なんて羨ましいシチュエーション!
そこはこの物語のヒロイン枠のこの私!アヤメさんのポジションじゃないの?!
原作の主人公がヒロインポジションで助けられてどうするのよ!
やり直しよ!やり直し!
時間を巻き戻して私のピンチにクマさんが颯爽と現れて助けてくれる!って展開にして!
えっ?その展開はマスダイバーVS有志連合の時まで取っておいて?ですって?
へぇー。それじゃ私はマスダイバーVS有志連合の時に颯爽と現れたクマさんに助けて貰えるのね?
貰えるのよね?
助けて貰えなかったら…タダじゃおかないわよ?
覚えておきなさい!
「くま~。でも結局は僕がいなくてもリク君とユッキー君なら問題なかったと思うくま。」
「そんなことありませんよ!あのあとだって騙されそうになった俺たちを助けてくれたじゃないですか!」
「うんうん!」
「騙されそうになった?」
「はい。俺たち、お腹が痛いって言ってうずくまっていたダイバーに騙されてフリーバトルの承認をしそうになったんです。」
「そこをザク・ベアードから降りてきたクマ吉さんが止めてくれたんですよ。」
お腹が痛いって…GBNでお腹痛いとかないから。
仮に痛覚設定があったら撃墜された時とかヤバいわよ。
機体が爆発しちゃって、その中に居るんだからぶっちゃけ痛いとかってレベルじゃないでしょうからね。
下手するとリアルの方では痛みでショック死してるかもしれないわ。
痛みがない…そんなことも知らなかったなんて、なんて初心者丸出し…って、リクとユッキーはその時は初めてGBNにログインした時なんだから仕方ないのよね。
私がGBNに初めてログインした頃も……うん。
あの頃の話をするのは止めましょう。
初めてGBNにログインした頃にやらかしたアレやコレは黒歴史として永遠に封印したい過去だわ。
「くま~。でもやっぱり結局はリク君がOKボタンをポチッとな♪って押しちゃったんだけどね~。」
「あはは……なんかすいません。」
「リッくん…今でも思うけど、あの時のアレはあからさまに怪しかったよ?なんであんなに簡単に騙されちゃうかなぁ…。」
「だってもし本当に苦しんでいたら大変じゃないか!困っていたり苦しんでいたりしたら助けなきゃ!」
「くま。その考え方は立派くま♪」
困っていたり苦しんでいたりしたら助けなきゃ…か。
なら助けて欲しいモノだわ。
私も…。
なーんて、この子達に助けて貰わなくても私は自力で何とかしてみせるわ。
必ずあの男からみんなの絆の証を…あのガンプラを取り戻す。
例えどんな手段を使ったとしたも。
この世界に悪意をばらまく手伝いをしたとしても。
ひとりぼっちになった私の側に居てくれたお人好しなくまさんを…裏切ったとしても…。
「そう言えばサラちゃんともあの時に初めて会ったんだよね?」
「うんうん!雪山で倒れて救難信号を出していた所を俺とユッキーとクマ吉さんで見付けたんだよね!」
「ガンプラも持たないで1人で雪山エリアの奥に行くなんてサラちゃんも中々にクレイジーくま。」
「ガンプラを持たないで雪山エリアの奥に?」
それって…なんかおかしくないかしら?
雪山エリアの奥だなんてガンプラに乗っていてもかなり距離があるわよ?
人の足でそこまで行くなんてどれだけ時間がかかかるかわかったもんじゃないわ。
考えられるのは…その時サラは誰かに置き去りにされた…とか?
もし私の考察が合っていたとしたら、あんな子を雪山エリアの奥に1人置き去りにするだなんて…なんてクソ野郎よ!
そんなクソ野郎は[自主規制]もぎ取ってカマにしてマギーの所のフォースにぶちこんでやればいいのよ!
カマにカマ掘られて雪山エリアの奥に幼気(いたいけ)な女の子を1人放り出した罪を悔いればいいんだわ!
「と、まぁ俺とユッキーとクマ吉さんと、あとサラとの出会いはこんな感じでした。」
「こうして改めて振り替えってみると僕とリッくんのGBNってなかなか波乱万丈なスタートだったよね。」
「でもさ…」
「でも?」
「くま?」
「楽しかったよ。始まりから何もかもが全力で。」
楽しかった、か。
「ちなみにアヤメさん…。クマ吉さんが僕たちとサラちゃんを助けに行った時に、倒れて気を失っていたサラちゃんのスカートをこっそりとめくろうとしてましたよ?」
倒れて気を失っていた幼気な女の子のスカートをこっそりとめくろうとしていた…ねぇ。
へー。
ふーん。
ほー。
そっか、そっか。
うん。
はい♪アウト♪
「おいエロクマァァァ!ちょっとそこに直れぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!!!!!!」
「くまぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ?!」
つづく?
皆様、ご覧いただきましてありがとうございました。
次回は…まだ何も考えていなかったりしております。
クマさんの昔の仲間のお話かなぁ…。
相も変わらずノリと勢いの完全不定期となっておりますので、次回投稿は未定となります。
※ビルドダイバーズでアヤメさんが活躍したり可愛い姿を見せてくれたりご感想をいただいたりするとテンションが上がり更新が早まります。
それではまたいつかお逢いいたしましょう。
改めまして、本日はご覧いただきまして、本当にありがとうございました。
皆様のご意見、ご感想、または質問などもお待ちしております。
どうかお気軽にお声掛け下さい。
次の次の次位のお話はクマの…
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いつも通り適当に
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いつも通り紳士的な