ガンダムビルドダイバーZOO ~ぼく、わるいくまさんじゃないよ?~ 作:Qooオレンジ
ハーメルン内でも屈指のザクスキーとして入荷後に即クロスシルエットのザクを購入して来たQooオレンジでございます。
スクフェスのマカロンイベとグラブルの古戦場が一段落したら早速作成してみたいと思っております。
今回もまったりガバガバグダグダでお送りいたします。
それでは 智将とクマさん 始まります。
「やぁ、クマ吉。よく来てくれたね。」
某日某所…私は…おっと、いきなり“私は”とか言われても、諸君は困惑してしまうかな?
ふむ。
ここはまず、軽く私の自己紹介から始めようか。
私の名前はロンメル。
フォース“第七機甲師団”のリーダーを務めているただの素敵なフェレットさ。
GBNでは恥ずかしながら“智将”の二つ名で呼ばれている。
“智将”等と仰々しい二つ名で呼ばれてはいるが、私のこの愛くるしい真っ白な毛並みのフェレットアバターは、老若男女問わずに多くのもふリスト達に大人気なのだよ。
先ほども妙齢のご婦人とアバンチュールなもふもふタイムを共に……フッ…これ以上はR-18のタグが必要になってしまうので割愛させて貰うよ。
さて、そんなもふもふ界のスーパーフェレットの私が、この目の前に座ってハチミツ入りのホットミルクをちびちびと飲んでいる冴えないクマ野郎に何の様かと言うと…
「うん。ロンメル君、久しぶり…ではないね。この前のミッションで戦ったばっかりだね。」
「あぁ…あの時の大規模戦闘ミッションか…。全く…あの時はたった1匹の非常識なクマのお陰で、我が精鋭部隊が壊滅寸前まで追い込まれてしまったよ。君が相手側に雇われていると予め情報を手に入れていたから、対策は万全にしていたつもりだったのだけどね。君は相変わらず私の予想の斜め上をひたすら爆走して行きやがる。」
「ん~?そうかな?でもあのときのバトルは僕以外の子たちがみ~んなヤられちゃって、その中にフラッグ機の子もいたから、結局は負けちゃったんだけどね。流石は智将ロンメル君だね。気付いたら僕以外誰も居なくなってて、これがロンメル君のワナかー!って思ったよ。」
それを言うなら孔明リ・ガズィの罠か!だ。
それも少し違う気もするが…。
って!ちっがーう!
くっ!
相変わらず話の腰を斧でバッキバキに折るのが得意なようだな。
油断するとすぐに話が明後日の方向へと向かって行ってしまう。
さて、それでは改めてこの私、智将ロンメルが目の前のリアル世界だと人を襲ってハンターさんに駆除されてしまう凶悪なクマを模したアバター(見た目はぬいぐるみなのだが…)の癖に妙に可愛らしいつぶらな瞳のクマ野郎に何の用かと言うと…
「その智将が練りに練った作戦を1匹で蹂躙しまくったクマに言われると嫌味にしか聞こえんのだが…。」
「そうかな?」
「そうさ。はぁ…こうして話しているとつくづく思うよ。君は本当にあの頃から何も変わらないな…とね。」
「まぁクマはそんなに簡単に変わらないもん。そう言うロンメル君だって、あの頃と全然変わんないよ。」
「フッ…そうだな。クマが簡単に変わらないように、フェレットだってそうそう簡単には変わらない、か。そして恐らくはアイツも…。」
「ん?アイツって……もしかしてアライ先輩のこと?」
そう…アイツ…“狂った洗熊(クレイジー・ラスカル)”…アライ…。
かつて、私とクマ吉とアライの3匹(正しく?は1本と2頭?)が中心となり、もふもふ系動物アバターを使用するダイバーたちだけで構成された伝説の最強フォース“ZOO(ズー)”。
アライは私達の大切な戦友だった…。
そう…戦友“だった”…。
数多の強敵達を知恵と勇気と武力ともふもふで撃ち破り、一時期はGBN最強とまで言われた我々のフォース“ZOO”はアライ…ヤツのせいで………いや、この話は止めよう。
あの事は…“ZOO”の事はもう済んだことだ。
凄惨を極めた第一次もふもふ大戦のことなど思い出したくもないしな。
それに、今さら過去の栄華を語っても仕方あるまい。
今の私は“智将”ロンメル。
第七機甲師団の隊長。
それ以下でもそれ以上でもない。
最早かつての“嘲笑うフェレット(ロンメル・オブ・リディキュール)”ではないのだから…。
とか感傷に浸っている場合ではない!
いつのに間にかまた話が妙な方向へと向かって一人歩きしていたぞ?!
何の用かと言うと…から先に進めないのは何故だ?!
このままでは目の前の最近は胸の大きな可憐なくノ一少女と仲良く歩いている姿があちこちで目撃されまくってるクマ野郎に、本来の目的を話す前にハチミツ入りのホットミルクを全部飲まれて帰られてしまうぞ!
タダ飲みされてしまうぞ!
まぁ別にクマ吉がハチミツ入りのホットミルクをタダ飲みした程度で、私の財布がピンチになることはないのだがね。
こう見えて私は結構なお金持ちなのだよ。
何せこの私はGBNフォースランキング第二位の第七機甲師団の隊長様だからね!
っと、また話が盛大に脱線しそうになってしまった。
しかも今度は私自身が脱線させようとしていただなんて…。
これがクマ吉の罠と言うヤツか。
恐ろしいモノだな。
※違います。
それよりも今はまず…
「すまない。私からアイツの事を話題に出しておいて何だが、ヤツの事はあまり思い出したくないのでね。今の発言は忘れてくれ。それよりも今日、君にここに来て貰ったのは他でもない。クマ吉、君は“ブレイクデカール”を知っているか?」
愛すべきこの世界…GBNを守るために、この最強の戦友に助力を得る事こそが先決だ。
「ブレイクデカール?うん。知ってるよ。アレでしょ?ほら、最近GBNで流行ってる正体不明の怪しさ大爆発な違法ツール。僕も対戦形式のミッションでたまーに使ってる子たちと戦ったりするもん。アレを使われると急に強くなるからびっくりするんだよね。」
いや、びっくりって…。
それだけ?
私は君のその反応にびっくりだよ。
「君のその反応にゆっくり時間を掛けて色々と突っ込みたいのは山々だが、どうせ真面目に突っ込んでも君は変わらないのだろうからここは華麗にスルーさせて貰うよ。それで、だ…我々は今そのブレイクデカールの出所を探っているのだが…心当たりはないか?」
「ブレイクデカール…最近はキョウヤ君のとこの“アヴァロン”に全然勝ってないから、フォースランキング万年2位(笑)とか言われちゃってる智将ロンメル君率いるロンメル隊こと第七機甲師団に導入するつもりなの?」
「誰が万年2位フォースだ!負けが続いているのはたまたまだ!たまたま!!!それと!例えキョウヤの所に負けが続けていたとしても、ブレイクデカールなどとぬかす腐った違法ツールを我が栄光のロンメル隊に導入するだなんてそんな事は絶対にしない!!!この智将ロンメル!策は弄するが違法な手段に手を出すほど落ちぶれてはいない!!!」
「うん。知ってるよ。だってロンメル君はロンメル君だもんね。結構卑怯な作戦とか考えて実行しちゃうけど、ルールを破ったりは絶対にしないもん。」
「当たり前だ!ルールあってこそのガンプラバトルだからな!それで、貴様はブレイクデカールについて何か知らないのか?」
「う~ん…出所とかはもちろんわかんないし、誰が持ってるとか誰が使ってるとかもわかんないよ。」
なんも知らんのかい!
情報が無いならハチミツ入りホットミルク代を返せ!
「けど…もしかしたら……」
むっ?
このホットミルクで口の回りの毛皮が白くなってるクマ野郎…何か知ってるのか?
「………ううん。やっぱりやめておくよ。あの子は関係ないから、きっと。」
って!なんか思わせ振り!
思わせ振りした癖にやっぱりやめておくよとか何なんだよ!
話せよ!
そこまで言ったら話せよ!
気になるだろ!
気になって眠れなくなるだろ!
っ!こ、これは失礼。
紳士としたことが取り乱してしまったね。
見苦しい所を見せてしまって申し訳ない。
しかし…
「あの子?」
あの子とは…一体、誰の事だ?
「ホットミルクごちそうさま。ブレイクデカールについては僕の方でもちょっと調べてみるよ。何かわかったら連絡するね。」
ふむ。
今は話せないが何か気になる事がある。と、いった所か…。
まぁいい。
悔しいがこの目の前の大人のお風呂屋さんが大好きなクマ野郎はクマ野郎の癖に無駄に優秀だ。
クマ吉が調べてみると言うならば必ず何らかの手がかりを見つけて来てくれるだろう。
「頼むよ。出来るだけ早く、な。」
「うん。それじゃまたね。ロンメル君。」
「この前アヤメちゃんが一緒に居たの……アレって………あの人…だよね…。」
つづく?
皆様、ご覧いただきましてありがとうございました。
次回はクマさんが某所に向かう途中で出会ったサラちゃんとなりゆきでラーメンを食べに行きます。
最後にはみんな大好きアヤメさんの出番も…。
相も変わらずノリと勢いの完全不定期となっておりますので、次回投稿は未定となります。
※ビルドダイバーズでアヤメさんが活躍したり可愛い姿を見せてくれるとテンションが上がり更新が早まります。
それではまたいつかお逢いいたしましょう。
改めまして、本日はご覧いただきまして、本当にありがとうございました。
皆様のご意見、ご感想、または質問などもお待ちしております。
どうかお気軽にお声掛け下さい。
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