ガンダムビルドダイバーZOO ~ぼく、わるいくまさんじゃないよ?~   作:Qooオレンジ

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皆様。本日もご覧いただきありがとうございます。

グラブルの年末のガチャで大爆死したQooオレンジでございます。
虹は何処にあるのやら…イヤ、マジで。


今回はスマホのデータを整理していたら発掘された、リアルタイムで当時ビルドダイバーズの22話を見た時に勢いが余って書いたモノでございます。
エロとエロが多めのわるくまにはしては非常に珍しくちょっとだけシリアスでございます。

※このお話は割と先の時間軸のお話でございます。
我等がゲームマスター率いる運営さんたちはとある理由により運営権を剥奪されてしまっております。






それでは クマさんと先走った原作22話 始まります。















クマさんと先走った原作22話

EL(エル)ダイバー…それはGBNの余剰データから産まれた電子生命体。

 

今、そのELダイバーの存在がこの世界を…僕たちの大好きなガンプラバトル・ネクサス・オンラインの世界を崩壊させようとしているらしいくま。

 

大好きなアヤメちゃんと出会ったこの世界…GBN…。

 

僕はそんな愛すべきこの世界を失いたくないくま。

 

それじゃどうすればこの世界を…GBNを救えるくま?

 

そんなの簡単くま。

 

運営さんの言う通りにGBNのシステムデータを圧迫し始めているELダイバーを消しちゃえばいいくま。

 

そうすればこのGBNの世界は今まで通り、何事もなく平穏無事にみんなでまたわいわい過ごせるようになるくま。

 

ELダイバーを消す。

 

たったそれだけで、僕たちのGBNは救われるくま。

 

そう……ELダイバーを…………サラちゃんを消せば……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「来たか、クマ吉。」

 

ELダイバーの存在とそれに対する新運営側の対応。

 

それはELダイバーを消去する事でこのGBNを存続させるって言うモノだったくま。

 

そして同時にトップフォース“アヴァロン”のリーダーのキョウヤ君とNo.2フォース“第7機甲師団”のリーダーのロンメル君が話し合って出した結論も、ブレイクデカール殲滅戦の時みたいに有志連合を結成して、GBNに対する驚異に再び一丸となって立ち向かう…ってモノだったくま。

 

あちこちのダイバーやフォースに再び有志連合への参加のお願いが送られたくま。

 

もちろん僕にも参加のお願いのメールは届いたくま。

 

でも僕はブレイクデカール殲滅戦の時みたいにすぐに“了解くま!”ってお返事はできなかったくま。

 

だって…今回の有志連合に参加するってことは、ELダイバーの…サラちゃんの消去に賛成するってことくま。

 

頭ではそれが正しいことだってわかってるくま。

 

サラちゃんを消去すれば、このGBNの世界は救われる。

 

1を切り捨て9を助ける。

 

そう。

 

それが世の中では最善の手段だって僕だって頭ではわかってるくま。

 

けど…頭ではわかっていても、感情は別物くま。

 

サラちゃんは僕の大切なお友だちくま。

 

例えその存在がELダイバーっていうヒトならざるモノだったとしても。

 

それでもサラちゃんが大切なお友だちなのには代わりないくま。

 

そんな大切なお友だちのサラちゃんを消す?

 

消すってつまりは…殺すってことだよね?

 

わかってるよ。

 

そうすることが…サラちゃんを消去することがGBNを救うためには一番正しい選択だってことは。

 

でも……それでも……僕は…僕は…。

 

大好きなアヤメちゃんや沢山のお友だちと出会った、この大切なGBNの世界を救うためにサラちゃんを消去する。

 

例え大好きなこのGBNの世界が崩壊するとしても、それでも大切なお友だち…サラちゃんを護りたい。

 

そんな相反する二つの想いの間で選択を強いられた僕は自分の進むべき道を定めるために、アヤメちゃんに相談…じゃなくて、このまま行けば消去されるかもしれないサラちゃんに会ってみることにしたくま。

 

どうしてアヤメちゃんに相談しないくま?って思うよね?

 

だってアヤメちゃんは絶対にサラちゃんを助ける方を選ぶくま。

 

そして僕を巻き込まないようにわざと冷たい態度をとって“あなたの好きなを選べばいいわ。”とか言うくま。

 

アヤメちゃんは割りとツンデレさんくま。

 

それでね?サラちゃんに会うって言っても、もちろん有志連合に保護されちゃってるからそうそう簡単には会えないくま。

 

そこで僕は有志連合の代表の1人でもある、旧友のロンメル君に頼んだくま。

 

サラちゃんと少しだけお話させて欲しいくま。って。

 

今までの貸しとかを全面に押し出してゴリ押しで交渉して、ようやく少しだけサラちゃんに会わせて貰えることになったくま。

 

僕はサラちゃんが保護されているアヴァロンのフォースネストへと赴くと、ロンメル君が“来たか”って言葉少なげに出迎えてくれたくま。

 

「うん。さっそくで悪いんだけど、サラちゃんに会わせて欲しいくま。」

 

「あぁ。それは構わないがクマ吉よ…くれぐれも可笑しな真似はするなよ?」

 

「うん。わかってるくま。」

 

「ならいいんだが…まぁいい。着いて来い。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「こんばんはー♪サラちゃん♪」

 

「くま…さん?どうしてここに?」

 

星明かりがや優しく照らすアヴァロンのフォースネストの一室。

 

そこにサラちゃん(とモルちゃん)は居たくま。

 

拘束とかはされてないみたいくまね。

 

もしサラちゃんが縛られたりしていて新運営さんたちに“データ上の存在で繁殖の概念が無いELダイバーが、我々人間と同じように性的行為を行うとどうなるのか…今後の為に君の身体を使って少し実験するとしようか。”とか言われてエッチな実験されてたらど~しよ!って内心ちょっとだけ思ってたけど、どうやら無事みたいでひと安心くま。

 

無事だったけど…やっぱりサラちゃんのお顔はいつものように花が咲いたみたいなかわいい笑顔じゃなく、不安と恐怖を無理やり押し殺したような辛そうな顔してるくま。

 

可愛い女の子がこんな辛そうなお顔してるのは…僕はイヤくま。

 

うん。

 

決めた。

 

可愛い女の子にこんな辛そうなお顔されてる新運営なんてクソ喰らえだくま。

 

僕はサラちゃんを助けるくま。

 

絶対に消させたりなんて、そんなことはさせないくま。

 

でもこのままサラちゃんを拐って逃げて…ってのは流石に無理くまね。

 

サラちゃんとお話させて貰う条件の1つにガンプラの使用制限があったから、今は僕のザク・ベアードは呼び出せないくま。

 

ザク・ベアードを呼び出せないとアヴァロンや第7機甲師団、その他もろもろのダイバーさんを相手にしながらサラちゃんを連れて逃げるなんてちょっと無理くま。

 

だから今は我慢くま。

 

でも今のサラちゃんの辛そうな表情を見るのはとってもイヤくま。

 

う~ん…なんとかして今だけでもサラちゃんを笑顔にできないかなぁ…。

 

くま~~~くま~~~くま~~~、あ。

 

そうくま!

 

確かイベントリの中に前にサラちゃんと一緒に秋祭りでラーメン屋さんをやった時に使った完全変形1/1DXラーメン屋台がまだ入れっぱなしだったハズくま!

 

イベントリの中に食材もあるし…うん!行けるくま!

 

あのラーメン屋台を使ってサラちゃんとラーメンを食べるくま!

 

おいしいモノを食べればみんな笑顔になれるくま!

 

それはきっと人間もクマもELダイバーも関係ないこの世界の唯一の理(ことわり)くま!

 

そうと決まらばれっつらくっきんぐ~♪だくま!

 

「くまには色々と伝があるくま。そんなことよりサラちゃんはお腹減ってないくま?僕はお腹ペコペコくま~。だから♪よーいっしょっと♪じゃ~ん!この前のラーメン屋台持ってきたから、ラーメン作って一緒に食べるくま♪」

 

と言うワケで、僕は早速イベントリの中から完全変形1/1DXラーメン屋台と調理器具、あといろんな食材を取り出したくま。

 

そんな僕を見たサラちゃんは…

 

「ラーメン?」

 

ぽか~んって感じで驚いたようなお顔で僕を見ていたくま。

 

くっま~♪

 

辛そうなお顔よりも今のぽか~んって感じのお顔の方がかわいいくま♪

 

けどサラちゃんがぽか~んって感じのお顔をしていたのはほんの少しの間だけだったくま。

 

サラちゃんはすぐにさっきまでと同じ感情を押し殺した様な悲しいお顔に戻ってしまったくま。

 

「うん。ラーメン。」

 

「でも…」

 

そしてサラちゃんは僕のラーメンを食べようくま!ってお誘いに逡巡していたくま。

 

そこで動いたのはなんとびっくり。

 

「クマ吉よ。」

 

ロンメル君だったくま。

 

「なーに?ロンメル君?」

 

「彼女のラーメンの他にもう1つ、私の分のラーメンを追加してくれたまえ。麺硬めのネギ抜きで味玉とチャーシューをマシマシで、だ。」

 

「はいはーい♪まいどありー。」

 

ロンメル君はサラちゃんのラーメンの他にもう1つ、自分の分のラーメンも追加って言ってくれたくま。

 

自分の分も追加ってコトは、それって…

 

「私もラーメン…食べていいの?」

 

“サラちゃんのラーメン”に追加でってコトくま!

 

「ラーメンの一杯や二杯構わんよ。」

 

つまりはサラちゃんもラーメン食べていいってことくま♪

 

くま!

 

それじゃはりきって美味しいラーメン作るくまよ~!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あれから僕たち三人は僕がそれぞれサクッと作ったラーメンをずるずると食べ始めたくま。

 

しばらくはずるずる麺をすする音だけが室内に響いていたくま。

 

やがてサラちゃんもロンメル君もラーメンを食べ終えて…

 

「「ごちそうさまでした。」」

 

ごちそうさま♪をしてくれたくま。

 

「はい♪お粗末様でした♪くま♪」

 

うん。

 

サラちゃんのお顔も少しはほっこりしたお顔になってくれたくま♪

 

ラーメンは偉大くま!

 

おいしいは偉大くま!

 

そしてそれとおんなじくらいエロも偉大くま!

 

さてさて、軽くボケたコトだし…

 

「それじゃ僕は帰るくまね♪」

 

帰るくま。

 

「うん。ありがとうくまさん。来てくれて…消えちゃう前にもう一度くまさんに会えて…嬉しかった…。ラーメン、ごちそうさま。ほんとに、ほんとに、ごちそうさま…。」

 

消えちゃう前に…か。

 

悲しいコトを言うなぁ…。

 

でもね、サラちゃん…?

 

「さよなら…くまさん。」

 

“さよなら”じゃないんだよ?

 

君は消えないよ?

 

消させはしないよ?

 

僕が…ううん。

 

僕だけじゃない。

 

きっとリク君たちだって。

 

そうだよ…サラちゃんは消えたりしない。

 

僕たちがサラちゃんを消させたりしない。

 

絶対に、ね。

 

だからサラちゃん、“さよなら”はいらないんだよ?

 

「クマ吉。帰るってお前はラーメンを食べただけで彼女と話はしなくてもいいのか?彼女と話をする為にここへ来たのではないのか?」

 

「くま。別にいいくま。サラちゃんとはまた“今度”、ゆっくりとお話するくま♪」

 

「クマ吉……彼女に“今度”は……」

 

「あるくま。」

 

そう。

 

“今度”はあるくま。

 

サラちゃんは消させないくま!

 

「“今度”がある、か………そうか。それがお前の選択か。」

 

僕の選択を理解したロンメル君は、どこか悲しそうに“そうか”と呟いていたくま。

 

これで僕とロンメル君は敵同士。

 

僕たちは今までも敵同士になったことはいっぱいあったくま。

 

でもそれは別にキライになったから敵同士になったワケじゃなかったくま。

 

今回もきっといつもと同じただの“敵同士”くま。

 

全部が終わったら…ロンメル君とも、キョウヤ君とも、有志連合に参加するみんなとも、きっとまた仲良くみんなでわいわいできるくま♪

 

その時はサラちゃんも一緒くま♪♪♪

 

だから…

 

「うん。ごめんね、ロンメル君。」

 

今はちょっとだけ“ごめんなさい”くま。

 

「ふん。全く…やれやれだ。また面倒なヤツが敵回ったモノだな。」

 

「くま♪と、言うワケで♪サラちゃん♪さよならじゃなくてまたね♪だよ♪」

 

「くまさん…でも…。」

 

「だいじょ~ぶ!くまにぜ~んぶお任せくま!!!」

 

さぁ~て♪

 

ヤるコトは決まったくま!

 

覚悟も決まったくま!

 

かわいい女の子の笑顔を護るために、僕の本気を見せちゃうくまよ♪♪♪

 

今度のぼくはガチクマだくま!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

つづく?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 




皆様、ご覧いただきましてありがとうございました。


次回のお話は相も変わらず全くもって未定でございます。

以降ちょっとネタバレです。







今回のお話のあと、クマさんはリクたちとサラちゃんを救うために合流して有志連合へと挑みます。
その中にはサラちゃんを救う為に立ち上がった我等がゲームマスターwith元運営さんや、変態紳士同盟が居たりしております。
そしてこの世界線での第二次有志連合戦のクライマックスはゲームマスターwith元運営さん達の操る“ジェネラルガンダム”VS新ゲームマスターwith新運営チームの操る“フューラーザタリオン”だったりしております。
ここら辺をいつか書けたらなぁ…と思っておりました。
皆様の応援があるとヤル気MAXになりますので、どうか応援よろしくお願いいたします!


相も変わらずノリと勢いの完全不定期となっておりますので、次回投稿は未定となります。
※ご感想をいただいたり高評価をいただけたりするとテンションが上がり更新が早まります。

また、Qooオレンジのもうひとつの投稿作品“ガンプライブ! ~School Gunpla Project~”も毎週月曜日に本編更新中でございます。
ラブライブとビルドファイターズのクロスオーバー作品となっております。
ご興味のあるお方がおられました、ぜひご覧下さいませ。

それでは改めまして、本日もご覧いただきまして、本当にありがとうございました。
皆様のお気に入り登録、ご意見、ご感想、または質問などもお待ちしております。
どうかお気軽にお声掛け下さい。

次の次の次位のお話はクマの…

  • 過去話
  • 無印本編の続き
  • Re:RISE編
  • いつも通り適当に
  • いつも通り紳士的な
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