デート・ア・アストレア 世界を殺す10人の少女達 作:暇人書店員
Qなぜ、お兄ちゃんは強いのか?
A知らない。
だって、お兄ちゃんの事だもん。知らないよ。でも、お兄ちゃんは決めた事は決して曲げない。あと、今日の戦闘を見ていてお兄ちゃんはかなり鳶一折紙さんの事を大切に想っているんだなぁって思った。だって、模擬戦の時は無慈悲に討っていたのに。やっぱり、義兄妹といえども、長い間一緒に過ごすと情が沸くんでそょうねぇ。お兄ちゃんは無意識でしょうけど、意外と鳶一折紙さんを愛しているのでしょうね。うらやましいなぁ。あーでも、私の髪色は銀色で鳶一折紙さんの髪色は白に近い銀色の髪色ですから私の髪色の方がお兄ちゃんのパーソナルカラーに近いんですよね。だから、私も以外と大切に想われていますかね?………自意識過剰乙?すみませんでした。………でも、鳶一折紙さんはお兄ちゃんにあんなに想われてうらやましいなぁ、ちょっと嫉妬してしまいそうです。
『お前らにっ………お前らに何がっ……何が分かるっ!クローニングの……擬似姉妹しか持たないお前らにっ……なにが分かるんだよっ!!こっちは、思い出がっ……一緒にいた思い出があるんだよ!!そんなに簡単に割り切れるかよ!!』
崇矢お兄ちゃんがあんな事を言うなんて思ってもいなかった。だから、崇矢お兄ちゃんがこんな事を思っていると知って、ちょっとだけ傷ついちゃた。決して、本心でなかったとしても。私は《アルテミス》の管制制御を行う
時間軸は再び戻り、四月十一日の朝。
結局、崇矢くんは帰って来なかった。昨日の戦闘の事を聞きたかったけど、それよりも崇矢くんがあんなところにいる事の理由が知りたかった。
『折紙、この世界は善意だけで成り立っているんじゃあないんだよ。』
この言葉がどうしても引っ掛かる。崇矢くんがこんなにも言わせる“何か”が多分、そうさせている。その“何か”は、何なんだろうか。
私がリビングに降りて、ダイニングテーブルを目の端に入れながらキッチンに入ろうとすると、そこには一つの便箋が置かれていました。
「………?」
気になったので手に取って見てみると崇矢くんの筆跡で私の名前が書いてありました。中を開けて中身を見てみると、突然今まで経験したことのない頭痛に見舞われて、その上立ちくらみがしてきました。そうして、意識を失って倒れてしまいました。
折紙が倒れているのを発見して、介抱してからすでに六時間が経とうとしていた。いつも俺は失ってから失った物が、大切な物だと気付く。あのときだって…………
二年ほど前までこの話は遡る事になる。
俺は師匠と一緒に教導隊として従事していた。イギリスでの任務の最終日。銀行で
『………え?』
『だめじゃない…………油断したら………』
ここから先の記憶は無い。聞いたところによると、無我夢中でリーダー格の女を切りつけていたらしい。
もう、昔のことだ。だからこそ、記憶に鮮明に残っている部分は残っている。
もしかすると、俺は折紙の事が………
各人ごそれぞれの思いを抱えて10日後を迎えようとしていた。
次回予告
零宮「今回から、次回予告が復活しましたよーお兄ちゃん!」
崇矢「ここを見てくれている人っているのか?……そもそもこの小説を読んでいる人っているのか?」
零宮「…………いると思います。たぶん?」
崇矢「疑問形かよ………まぁいいや。次回予告するぞアリス。」
零宮「次回は、ついにお兄ちゃんが覚醒しますー!あと、私達姉妹と鳶一折紙さんの最大級ライバルが登場ですー!燃えて来ましたよー!」
崇矢「………何に。」
次回、『銀の弾丸は復活する』
あとがき
こいつも今回から復活です。今年もあと少しですね。今年中に完結させたいですね。この章だけですが。こんなにもリメイクしているのに読んでいただけて嬉しい限りです。ありがとうございます。ここからは、お知らせなのですが、一話から順々に追加、修正をしていこうと思います。どこか不自然な部分があれば言って頂けると嬉しいです。最後になりますが、最後までお付き合いいただきありがとうございました。