華人小娘と愉快な艦娘たち   作:マッコ

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第44話 榛名の戦い

 雪風からの無線を受け、戦いに決着がついたものとリラックスムードになっていた美鈴たちは動揺の色を隠せなかった。

 

金剛「榛名は、榛名はたった一人で戦っているのデスか?」

 

 かすかに聞こえた榛名が交戦中のとの雪風の無線を聞き、真っ先に反応したのは榛名の姉である金剛であった。

 

雪風「えっ……、こん……さん……すか……」

 

 無線での金剛の呼びかけに、雪風は気がついている様子であったが、雑音がひどくなりはっきりとした交信は行えていない状態であった。

 

美鈴「と、とにかく、応援を向けた方が良いよね……」

 

 美鈴は動揺しながらも、榛名や雪風がいる龍星鎮守府西方面への援軍派遣の必要性を口にする。

 

金剛「提督、私に行かせて欲しいネ! 榛名は私にとって大事なSisterネ!!」

 

 金剛は、必死な表情をしながら両手で美鈴の両肩を掴んで揺すりながら懇願する。

 

麗美「今、鎮守府にいる艦娘は金剛、雷、電の3人、明石や大淀は非戦闘員だし、他の艦娘は北方面から帰投中の五月雨たちを迎えに行ってしまっているわね」

 

咲樂「雷と電は入渠中ですし、金剛も艤装の修理がまだ完全ではありませんね、せめて私の機体が発艦可能なら良かったのですが……」

 

 麗美と咲樂は冷静に龍星鎮守府の現状を確認し、満足に援軍に向かえる者がいないと頭を悩ませている。

 

金剛「私の艤装はもう少しでなおりマス! もし、多少壊れていたって動ければ何とかするデス!!」

 

 金剛自身、多少強引とはわかっていたが、なんとしてでも榛名を助けたいという一心で、必死に美鈴に懇願する。

 

美鈴「艤装が動くようになっても、あれだけ主砲が壊れていたら……」

 

 中破して帰投した際の金剛の姿を見ていた美鈴は、金剛の艤装に装着された4基8門の主砲のうち、2基4門が完全に壊れていて使用できない状態であったのを見ており、この短時間での修理が不可能であろうと直感的に察していた。

 

金剛「ふふっ、それについては工廠の妖精さんに違うWeaponに換装してもらったから、問題Nothingデース!!」

 

明石「違う装備ですか?」

 

 

 

 

    ズゥゥゥゥゥゥン ズゥゥゥゥゥゥン

 

 龍星鎮守府の南西側海域から、低い独特の飛行音を立てながら突如としてして深海棲艦の艦載機たちが近づいてくる。

 

榛名「あれは、深海棲艦の艦載機!?」

 

 気配は感じるが未だに正体を現さない敵を警戒していた榛名は、突然の敵襲にも関わらず素早く反応することが出来ていた。

 

榛名「あれは……爆撃機もいる? 鎮守府には向かわせません!!」

 

 榛名は、主砲を上空の艦載機たちに向け狙いを定めようとした時、ふと金剛の顔と言葉を思い出す。

 

    -空母と戦うならこれが役に立つから、榛名に渡しておくネー-

 

榛名「金剛お姉さまから頂いた三式弾……、使うときは今ですね!」

 

 榛名は、金剛から譲り受けていた三式弾を自分の艤装に装填すると、素早く主砲を上空に向ける。

 

榛名「金剛お姉様……、どうか榛名に力を貸して下さい!」

 

    -それがあれば、榛名は敵の艦載機なんかに負けないはずデース!-

 

 榛名は、金剛の言葉を思い出しながら、深海棲艦の艦載機たちを主砲の射程圏内で捉える。

 

榛名「勝手は!榛名が許しません!!」

 

    ドォォォォォン ドォォォォォン

 

 榛名の放った三式弾は、深海棲艦の艦載機たちの周囲で炸裂し、多くの艦載機たちを仕留め、討ち漏らした艦載機たちも大半の友軍を失って体勢を取り直すためか一度撤退を始める

 

榛名「やはり敵部隊には空母がいるみたいね、さっきから感じていた気配は深海棲艦の偵察機でしたか……」

 

 突然の出現した深海棲艦の艦載機に、近くに敵空母がいると判断した榛名は、龍星鎮守府南西の海域から鎮守府方面へ引き上げてくる際、雪風と共に何度か感じていた気配の正体が深海棲艦の偵察機によるものだと断定する。

 

 榛名は、深海棲艦の艦載機が飛んできた方角に視線を向けると、遠目ではあるが複数の深海棲艦の姿が確認出来た。   

 

榛名「敵は空母クラスが2体に、巡洋艦クラスが2体、それに駆逐艦クラスが2体といったところね……」

 

 はっきりとした艦種までは特定できなかったが、大まかな敵戦力を把握できた榛名は大きく息を吸い込み、気合いに満ちた表情を見せる。

 

榛名「恐らくあれがこの海域の主力部隊ですね、金剛お姉様や提督たちのためにも、ここを通すわけにはいきません!!」

 

 

 

 

 龍星鎮守府北方海域での戦いに勝利した五月雨たちを、真っ先に出迎えに行った天龍、深雪、響たちとは別に、白雪と鳳翔は途中で合流した夕張と共に五月雨たちの出迎える準備をするため、町井田のミディアに乗艦させてもらって龍星鎮守府へ戻る途中であった。

 

鳳翔「入渠施設が破壊されてしまった様ですし、久しぶりに提督が作ったドラム缶風呂の準備をしなくてはいけませんね」

 

夕張「ドラム缶風呂?」

 

白雪「着任したばかりの夕張さんは知らないでしょうけど、鎮守府の設備が整うまでは、漂流物のドラム缶を提督が加工してお風呂にしていたんですよ」

 

町井田「確かに以前来たときにも、美鈴は物資が少ない中で色々作っていたしサバイバル能力は高いのかもしれないな」

 

夕張「何だかキャンプみたいで楽しそうね」

 

 ミディアの甲板で町井田や鳳翔たちは、戦闘が全て終了したものと思いこんで、リラックスしながら話をしていた。 

 

 すると、慌てた様子で一人の若い男性乗組員が町井田の下に駆け寄ってきた。

 

若い乗組員「ま、町井田さん、大変です!」

 

 その乗組員は、うねりのあるくせ毛が特徴的なまだ少年とも言える位の年齢の気が弱そうな男性であった。

 

白雪「あっ、阿室(あむろ)曹長じゃありませんか、お久しぶりです!」

 

 もともと、ミディアに乗艦していたことのある白雪はこの少年兵のことを知っていた。

 

阿室「あぁ、君は白雪だったかな、久しぶりだね」

 

 白雪の丁寧なお辞儀に、阿室も照れくさそうに会釈を返す。

 

町井田「曹長、何かあったのか?」

 

阿室「は、はい! 隼人……、いえ、小林軍曹が、龍星鎮守府の紅月准将からの無線を受け、南東方面に深海棲艦の艦隊が出現したとの連絡があり、出撃可能な艦娘は至急援護に向かって欲しいとのことです」

 

町井田「なんだって? レーダーには反応は無かったはずでは無いのか!?」

 

阿室「ミディアのレーダーも、甲斐さん……、いえ甲斐軍曹が確認中ですが、敵影は確認出来ていないとのことです」

 

鳳翔「しかし、紅月准将が根拠の無い指示を出すとも思えませんし、援軍に向かった方が良さそうですね」

 

町井田「しかし、見えないところからの敵となると、また別方向からも敵の出現の可能性もあるかもしれない……」

 

 

 

 

美鈴「雪風、こっちの声は聞こえる?」

 

 龍星鎮守府提督室では、無線の感度が悪く満足な通信が出来ていない雪風との交信を美鈴が無線のマイクを奪い取るような形で行っていた。

 

雪風「……まり、よくは……えていま……ん……」

 

美鈴「よく聞こえていないのね、こっちもよく聞こえていないわ」

 

麗美「今、金剛が艤装を取りに行っているけど、雪風たちの位置が不明瞭だと援軍が到着するのに時間がかかりそうね……」

 

大淀「今、明石と雪風の無線の電波を逆探知して位置を特定しようとしていますが、感度が悪いので正確な位置が判明しません」

 

咲樂「私の機体が使えたら捜索に出たいのですが、交換が必要なパーツが多くて現状では修理不可能ですわ……」

 

美鈴「空からの捜索……」

 

 咲樂の言葉を聞いた美鈴は、ふとあることを思い浮かべる。

 

麗美「メーリン、貴女が飛んで捜索するというのはダメよ、『気』の使いすぎで今日二度の倒れているのだから!」

 

 美鈴の考えを察知した麗美は、すかさず美鈴の考えを却下する。

 

美鈴「そ、そんなぁ……、まだ何も言っていないのに……」

 

明石「提督はすぐ顔に出るからわかりやすいんですよ、良い意味で」

 

あかぎ「素直と言うことでしょうか?」

 

咲樂「単純という意味じゃ無いかしら」

 

 

 

 

麗美「レーダーや無線機は不調だし、航空機での索敵を行いたいところだけど、今の龍星鎮守府に飛べる機体があれば……」

 

咲樂「私と共に来てくれた零戦52型を、燃料補給のために帰還させてしまったことが悔やまれます……」

 

あかぎ「(皆さん航空戦力を必要としている……、私に以前のような正規空母としての力があれば……)」

 

 麗美や咲樂の言葉を聞いたあかぎは、過去の戦いで艤装を完全破壊され轟沈寸前まで追い込まれたことで艦娘としての能力を失ってしまった自分を、無言で責めて責任を感じていた。

 

美鈴「鳳翔さんなら、町井田さんの輸送艦にいるはずだし、お願いしてみたらどうでしょう?」

 

大淀「防衛戦で戦っていた、天龍、鳳翔、深雪、白雪、そして紅月鎮守府の響も皆、燃料弾薬が尽きかけていて、鳳翔さんもすぐに艦載機を出すことは出来ません……」

 

明石「(あれ、そういえば前工廠で何か色々と妖精さんが開発していたような……)」

 

 明石は、自身が管理を任せられていた艤装について何かを思い出そうとしていた。

 

 

美鈴「昔見た漫画のように、大きな凧に乗って誰かが空を飛ぶとか?」

 

明石「に、忍者ですか!?」

 

咲樂「それに、そんな凧を作っているうちに、榛名がやられてしまうのではなくて?(でも、本当に凧で飛べるなら私も飛んでみたいわ!!)」

 

麗美「咲樂、貴女少し飛んでみたいとか考えていない?」

 

咲樂「そ、そんな非常識なことは!!(忍者とかカッコいいじゃないですか!!)」

 

麗美「時々、川内と仲良く話してたりするけど、実は忍者とか好きなんじゃないかしら?」

 

美鈴「(何だか麗美さん楽しそうだなぁ……)」

 

 咲樂をからかう麗美の表情を見て、どことなく紅魔館でのレミリアと咲夜のやりとりを思い出して、美鈴が懐かしい気持ちになっていると、部屋の外から誰かが歩いてくる足音が聞こえて来た。

 

 

 

 

    ガチャリ

 

 提督室のドアを開けたのは、修理を終えた艤装を装着した金剛であった。

 

金剛「提督、ワタシは準備OKデース、今すぐ出撃の命令を!!」

 

 美鈴の提督服と、壊れた電探カチューシャの代わりに急造された電探提督帽をかぶった金剛が、榛名たちの救援のために自分を出撃させるように美鈴に進言する。

 

大淀「しかし、まだ榛名さんたちの位置が判明していません、闇雲に出撃させても救援が遅れる可能性も……」

 

美鈴「飛行機か何かで、榛名が戦っている場所を調べることが出来れば……」

 

 いち早く金剛を出撃させてあげたいという気持ちの美鈴は、榛名の現在地がわからないという事態を解決する手段がないか腕を組んで悩んでいると、金剛が自信満々の表情で美鈴に近づいてくる。

 

金剛「提督ぅ~、工廠の妖精さんたちが、新しく艤装に装着してくれたこの装備を見るデース!」

 

 金剛は、提督室にいた一同に、壊れた主砲の代わりに装着された『零式水上偵察機』を見せる。

 

美鈴「これは、なんか変わった形だけど飛行機?」

 

麗美「零水偵!? それがあれば!!」

 

 金剛の新装備である『零式水上偵察機』を見た麗美は、一瞬表情が明るくなったが、再び思い悩むような表情をする。

 

麗美「でも、あまり明確なポイントがわからない今、よほど熟練のパイロットがいないと零水偵とはいえ……」

 

 新設されたばかりの艦載機のパイロットでは、この索敵任務は難しいのでは無いかと麗美は考えていた。

 

明石「思い出しました、確かに零水偵の開発には成功していたのですが、まだ操縦できるパイロットの妖精さんを訓練できていなくて、操縦士不在のため運用できていなかったはずでしたが……」

 

咲樂「操縦士のいない偵察機……、せめて人間サイズのものがあれば私が出撃出来るのですが……」

 

 明石の説明で、『零式水上偵察機』の操縦士がいないと知らされ落胆する美鈴たちに、金剛はニヤリと笑みを見せる。

 

金剛「Pilotですか? 問題Nothing!!」

 

 そう言うと金剛は、自分の両肩にいる3人の妖精さんを紹介する。

 

金剛「ここに一流の航空機乗りたちがいるデース!!」

 

妖精さん『コンゴウノ テイサツキノ ソウジュウハ ボクタチニ マカセテ』

 

 金剛の右肩で腕を組んでいる妖精さんが、美鈴たちに自信にあふれた発言をすると、美鈴は金剛の右肩に顔を近づけ、妖精さんの顔をのぞき込む。

 

妖精さん『ウワァ ビックリシタ! ッテ ニンゲンノ テイトクジャ ボクタチノ コエハ キコエナイヨネ』

 

美鈴「いや、聞こえるよ、ちゃんと言葉は伝わってきているよ」

 

妖精さん『エッ!? テイトクハ ボクタチノ コエガ キコエルノ?』

 

美鈴「最初はわからなかったけど、『気』の力が戻って来てから妖精さんたちの声が耳で聞こえる訳じゃ無いけど、頭の中に伝わってくるようになったんだ」

 

咲樂「何の装備も無く、妖精さんと会話が出来るというの?」

 

 美鈴と妖精さんの会話を聞いた咲樂は、驚きの表情を見せる。

 

麗美「確かに、私たちじゃ特製のフェアリンガルを使わなきゃ、妖精さんの声は聞こえないものね」

 

咲樂「はい、モールス信号や身振り手振りでの会話は出来ても、人間の聴覚では妖精さんの声は聞こえないので、お嬢様が開発したフェアリンガルを装着するか、フェアリンガル内蔵の無線機を使わないと言葉での意思疎通は無理なはずです」

 

 麗美と咲樂は、かつて麗美が妖精さん達と会話をしたいという理由で設計し、海軍本部にいる麗美の友人に製造してもらった、妖精さんたちの言葉が聞こえる『フェアリンガル』と言う装備を開発しており、艦隊の運営や咲樂と基地航空隊の意思疎通のために役立てていた。

 

麗美「それが出来てしまうのが、メーリンが『紅き龍』と呼ばれる所以なのかしらね」

 

咲樂「そうですわね……(美鈴提督を『紅き龍』と呼んでるのは、お嬢様だけでは?)」

 

 

 

 

美鈴「君たちは、確か鳳翔さんの飛行機に乗っていた妖精さんたちだったよね」

 

妖精さん『エッ? ソンナコトモ ワカルノ?』

 

金剛「提督は人間も妖精さんも艦娘も、みんな同じ仲間だと思って接してくれている人デース」

 

妖精さん『ソウナンダ、ダカラ ホウショウサンモ テイトクノコトガ スキナンダネ』

 

美鈴「鳳翔さんのところにいた妖精さんたちなら、金剛の飛行機の操縦もバッチリだよね!」

 

金剛「ワタシも、この妖精さん達のとCommunicationとれてますし、いけるはずデース!」

 

妖精さん『コンゴウニハ ナカマノ イノチモ タスケテ モラッテイルシ、オカシモ イッショニ タベタシ イマデハ トモダチサ!』

 

 会話の中からも、金剛と妖精さんたちのコミュニケーションがバッチリである事がうかがえ、『零式水上偵察機』の運用には問題ないと思われた。

 

麗美「通常空母系の艦娘以外は、『改』以上の練度が無いとパイロット妖精さんと連携がとれないのだけれど、金剛とこの妖精さんたちは問題無さそうね」

 

美鈴「なら、まずは金剛の飛行機で榛名たちを見つけてもらって、そこに金剛を向ければ良いという事でしょうか?」

 

金剛「大体のPointはわかっていますから、出撃して偵察をしながら榛名たちがいるPointに向かうのはどうでショー?」

 

明石「榛名さんは、歴戦の戦艦でしたが、艦娘になってからの戦闘経験は無くて練度不足です、いち早く援軍を出すためにも私も金剛さんの案に賛成します!」

 

美鈴「確かに……、麗美さんどうでしょうか?」

 

 美鈴は、金剛の進言を採用すべきかどうかを麗美に確認する。

 

麗美「私はここの提督じゃないし、あくまでもアドバイスしか出来ないけど、金剛の進言は理にかなっているとは思うわ」

 

美鈴「それじゃあ、この作戦で行くのもありと言うことですね」

 

麗美「この鎮守府の提督の貴女が復帰した以上、私がこの鎮守府の艦娘に指示をすることは出来ないし、するつもりも無いわ……、紅月鎮守府の艦娘は出撃出来る状態じゃ無いから、ここからはメーリンが指揮を執るのよ」

 

美鈴「そうか、この鎮守府の提督は私……、いつまでも麗美さんに頼るわけにもいかないと言うことですね……」

 

 麗美の言葉に、美鈴はついつい麗美に頼りすぎていたと言うことに気づかされる。

 

大淀「提督、みんな提督の指示を待っていますよ」

 

美鈴「そうだよね、よし!金剛は榛名救援のために鎮守府南西方面に出撃して!」

 

金剛「提督、了解ネー!!」

 

美鈴「妖精さんたちも、榛名や雪風を助けるために、金剛や私に力を貸して!!」

 

妖精さん『マカセテヨ!!』

 

 美鈴の言葉に、金剛の両肩に乗っている3人の妖精さん達は一斉に美鈴に敬礼した。




 色々忙しく、忙しいから……と自分に甘えて執筆が遅れているうちに、前回の投稿から1ヶ月以上経過してしまい申し訳ありませんでした。

 『作者失踪』と言われかねない空白期間となってしまいましたが、この物語を途中で投げ出すつもりはありませんし、今後もポンポン投稿できないかもしれませんが、頑張っていこうと思います!!

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