昨日?一昨日?ガルパで追加されたシャルルにはまってしまい、もうYouTubeで原曲とRoseliaバージョンを100回ぐらい聞いてますw。
めちゃくちゃ盛りましたが、それぐらいシャルルにどはまりしたということですw。
特にサビの『謳って⤴謳って⤴』と『いや、嫌、嫌⤴』の部分が好きですw。
僕はボカロに関しては全くのにわかですが、ガルパでカバーが来たりすることでボカロの新しい魅力に気づけるというのは、とても嬉しいことだと思います。
現に、アスノヨゾラとかハッピーシンセサイザとかもそうでしたからw。
はい、というわけで2話スタートです(まだ2話なんか……)!
生徒A「じゃーね、空見くん。」
生徒B「空見くん!ばいばーい!」
楓「は、はぁ。」
……はぁ。
疲れた……。
教室ではあの2人に目をつけられ、玄関では1年生組にからかわれ、さらには外で3年生に質問責めされ。
……もし、こんなのが毎日続くなんてことになったら。
……無理、耐えらんない。
……よし、もう学校のこと考えるのはやめよう。
家帰ったら何するか、それを今考えよう。
うーんそうだなー。
家帰ったら、まずは…「ねえお母さん。今から行くショッピングモールって、昨日出来たばっかなんだよね。」ん?
子供の母「ええそうよ。とても広くて、あなたの好きなケーキ屋さんもあるのよ。」
子供「ほんと!?やったー!ケーキ屋さん楽しみだなー!」
……!
そうだ。
そういや僕、お母さんにおつかい頼まれてたんだった。
あっぶねー、忘れるところだった。
思い出せて良かったよ。
……あ。
確か僕、メモを……あった。
んーと、玉ねぎ、にんじん、じゃがいも、豚肉、カレーのルー……。
……これ、カレーの材料じゃん。
あ、そういや朝学校出るとき、お母さんが今日の夕飯はカレーだって言ってたかも。
……まぁいいや。
僕も昨日出来たばっかのショッピングモールがどんなところなのか気になるし。
買い物がてら、行ってみるか。
あの親子についていけば、そのショッピングモールに着くかな。
~30分後~
楓「……どこ?ここ。」
僕は確かに、あの親子についていったはずだ。
ちゃんとストーカーにならない程度に離れて。
しかしなぜか、近くにショッピングモールらしき建物は見当たらない。
それ以前に……どう見てもここはどっかの公園だ。
……何で僕、公園なんか来ちゃったんだ?
子供「あはは!わーい!」
子供の母「転ばないように気を付けてねー。」
! あれは、さっきの親子……!
……ってあれ?
顔が、違う……。
ということはまさか僕……。
……違う親子についてっちゃった!?
……と、とりあえず、学校のほうに戻ろう。
えーっと、確か出口は…コロコロコロ ん?
???「すいませーん!ちょっとボール取ってもらってもいいですかー?」
あの制服は、花咲川の……。
……よっ。ヒュン
???「……ガシッ ありがとうございまーす。」
さて、行くか…「あーー!!」え?
タッタッタッタ……
! こっちに来る!?
まさか、またさっきみたいにからかわれるんじゃ……。
???「……やっぱり!」
え?
???「みーくんみーくん!この人、今日新しく花咲川に転校してきた空見先輩だよ!」
???「こらはぐみ!人を指ささないの!ほんとすみません。ほら、はぐみも謝って!」
空見、先輩……?
ということは、この2人は1年生?
はぐみ「ねぇねぇ、空見先輩は、ここで何してたの?はぐみとみーくんはね、キャッチボールしてたんだよ。」
美咲「こらはぐみ!図図しいよ!」
楓「べ、別にいいよ。……2人は、その……仲良し、なんだね。」
美咲「まぁ、仲良しっていうか、バンドの付き合いっていうか。」
楓「バンドの付き合い?」
はぐみ「はぐみとみーくんはね、いっしょにバンドやってるんだよ!ちなみにはぐみはベース!」
美咲「あたしはまぁ……手伝い、ですかね。」
氷川さんだけじゃなく、この2人もバンドやってるのか。
やっぱり氷川さんの言う通り、高校生でバンドって珍しくないのかな?
はぐみ「それでそれで?空見先輩はここで何してたの?」
楓「え?いや……僕はただ、昨日出来たばかりのショッピングモールに向かってる途中に迷っちゃって、たまたまこの公園に来ちゃっただけだよ。」
美咲「? 昨日出来たばかりのショッピングモール?」
楓「うん。……どこにあるか、知らない?」
はぐみ「うーん……はぐみは、よく分からな…「あたし、知ってますよ。」!」
楓「え、ほんと!?」
美咲「はい。さっき学校出るとき、バンド仲間にもそのショッピングモールの場所聞かれましたから。」
楓「そうなんだ。……もしだったら、僕にも教えてくれない?」
美咲「はい、構いませんよ。えーっと……ここが、今いるところなんですけど。」
黒髪のしっかりしてそうなほうの子は、自分の携帯を使ってそのショッピングモールの場所を丁寧に教えてくれた。
おかげで今いるところの大体の場所や、ショッピングモールへの行き方などを知ることができた。
美咲「……とまぁ、こんな感じです。」
楓「ありがとう、ほんと助かったよ。」
美咲「いえ。このくらいでお役に立てたなら。」
はぐみ「……ところで空見先輩!どうして先輩は花咲が…グイッ ちょ、ちょっとみーくん!?」
美咲「さーてはぐみ、あたし達はキャッチボールに戻ろうかー。じゃあ先輩、あたし達はこれで。無事ショッピングモールに着けるといいですね。」ズルズルズル
はぐみ「あ~ん待ってよみーくん!せめて自己紹介だけでもー!」
……仲良し、なんだよな?
……まぁいっか。
道も教えてもらえたことだし、気を取り直してショッピングモールに向かおう。
???「……タッタッタ」
〜10分後〜
【駅前】
楓「あ、ここがあの子の言ってた駅前の広場か。」
あの子の説明だと、この広場に来れればもうショッピングモールまではあと5分くらいで着くらしい。
らしいけど、……おかしいな。
どこにもそれらしき建物は見当たらないんだけど。
5分くらいで着いてかつショッピングモールみたいな建物なら、大きいだろうしここから見えそうなんだけどなー。
うーん……。
……あ、そういえば。
美咲『駅前の広場に行ったらこういう看板があるはずです。あの広場近くの道は複雑ですから、ショッピングモールに行く際はこの看板を目印にするのがベストです。』
って言ってたな。
えーっと、看板看板……。
……!
あった、あれか。
……うん、鳥の絵が描いてある。
確かにこの看板だ。
……って、他にもいっぱい看板あるなー。
それにあの子の言う通り、道もめちゃくちゃあって複雑だし。
まさにあの子の言った通りだ。
えーっと、あとは……。
美咲『この看板を見つけたら次は、近くにこういう3つの分かれ道があるはずです。その中の一番細いほうの道に行ってください。最初は細くても、徐々に広くなるはずですから。』
3つの分かれ道か。
……あ、これだ。
……なんか、よくRPGでありそうな分かれ道だな。
んーと、この細いほうの道を行くんだっけ。
……確かに細いな。
それに……暗い。
あの子を疑ってるわけじゃないけど、ほんとにこの先にショッピングモールがあるのか心配になってきた……。
……ま、とりあえず行ってみるか。
???「……!……タッタッタ」
【路地裏】
……確かにあの子の言う通り、徐々に進むと細かった道が広くなってきた。
最初は2人くらいしか並んで入れなさそうな道が、一気に5人くらい並んで入れそうな道になった。
なったんだけど……マジの路地裏だな。
田舎にはあまりこういう道はなかったし、テレビとか本とかでしか路地裏らしい路地裏というものを見たことがなかった。
壁にはいろんな管?パイプ?みたいなのやいろんな形の換気扇がついてて、道端には空き缶やビニールなどのごみが少しだけだけど散乱している。
道端には大きいバケツやカラーコーンとかが置いてあり、なぜか冷蔵庫や電子レンジなどの電化製品まで置いてある。
……不安しかないんですけど。
……って不安どころじゃないよ!
今僕が向かってるのは、ショッピングモールだよ!?
多くの人が買い物に行ったり、遊びに行ったり、多種多様な目的で利用する、あのショッピングモールだよ!?
そんないろんな人が利用するショッピングモールに行くのに、こんな道通るわけないよね!?
こんな人目のつかないような暗くて狭い場所、ショッピングモールに行くのに普通通るわけないよね!?
……はぁ。
1人ツッコミ疲れた。
……やっぱり僕、からかわれたんかなぁ?
からかわないつもりなら、こんな変な道教えるはずがない。
……うん、やっぱり僕、からかわれたんだ。
……はぁ~。
もう嫌だ。
……帰ろっかな?
???「……にゃ~。」
ん?
キョロキョロ……! 猫だ!
こんな路地裏にも、野良猫がいるのか。
野良猫「……にゃ。……zzz。」
……ね、寝た……!
あー、やっぱり猫は可愛いな~。
……そうだ。
猫が寝ている今がチャンス。
写真撮っておこ。
えーっと、携帯は……。ゴソゴソ
不良A「君、もしかして、花咲川の子?」
ん?
???「え、えっと……わ、私は……」
不良B「怖がらなくて大丈夫だよ。俺達、同じ高校生だし。」
不良C「女の子が1人こんな路地裏にいると危ないよ?」
声がしたほうを見てみると、花咲川の制服を着た子が、3人の男に絡まれていた。
……あれ?
あの子、どこかで見たことあるような……。
不良A「ねぇ、もし今暇ならさ、俺達と遊ばない?」
不良B「お、それいいじゃん。ねぇねぇそうしよう。」
???「い、いや、あの……わ、私その、用事が…「そんなのどうだっていいじゃん。今1人なんでしょ?だったら、俺達といっしょに遊んだ方がいいって。ガシッ」や、あ、あの、私……。」
……あれってたぶん……ナンパ、だよな?
ドラマとか漫画ではよく見るけど、生では初めて見た。
……僕がいることは、ばれてないっぽいな。
不良A「ほら、早く行こうぜ。」
???「は、離して、ください……。」
不良B「大丈夫だって。金なら俺達がおごるからさ。」
不良C「女の子1人はいろいろ危険だし。俺達といっしょにいたほうが安全だって。」
???「や、やめてください!わ、私はただ……」
不良B「な、何も泣くことないでしょ。俺達、君を危ない目にあわせないようにしようと思ってこうしてるんだぜ?」
不良C「ほら、早く行こうよ。こんな路地裏にずっといないでさ。」
???「い、いや……は、離して……。離して……ください!」
野良猫「にゃ!」ピュー!
あ……。
不良A「往生際の悪い子だな。大丈夫だって言ってんでしょ?ほら。」グイッ
???「痛っ……!」
不良B「俺達がいれば絶対安全だって。」
不良C「ほらほら、早くこんな路地裏出ようよ。」
楓「……」
???「や、やめて、ください……。離して、ください……。私……いや……。」
楓「……ねえ。」
不良A・B・C「「「ん?」」」
???「!」
楓「そ、その子、嫌がってるじゃん。……手、離してあげなよ。」
……あれ?
……何で?
……何で僕今、こんなことしてんだ?
……あ、猫が逃げちゃったからか?
猫が逃げちゃったから、それに対して怒ってるのか?
不良B「あぁ?何だお前。」
不良C「俺達に歯向かおうってのか?あぁ?」
楓「! い、いや、あの、その……」
……バカだ。
僕はほんっとにバカだ。
不良A「用がないんなら、さっさとどっか行け!」ドン!
楓「うわっ!」
あ、あぶなっ!
……ヤバ。
バケツ蹴飛ばすとか、これマジのやつじゃん……。
それに……超怖いんですけど……。
……逃げよっかな?
???「……」ビクビク
……でも、あの子、震えてるし、今にも泣きそうだし。
……できれば……助けて、あげたいし。
……そうだな。
僕が今こうしてるのは、猫が逃げたことに対して怒ったからじゃないな。
……よし、もう覚悟を決めよう。
……スッ
不良A「ん?」
楓「……そ、その子を、離せ。」
不良B「……はっ!そんな棒切れで戦おうってのか。」
不良C「いいだろう。俺達が相手になってやるよ。」ボキッ、ボキッ
楓「!?」
ど、どうしよう……。
もう取り返しのつかないことになっちゃった……。
……いいや、もう覚悟は決めたんだ。
お父さん、お母さん、弟、猫……そしてみんな、今までありがとう。
楓「……や、やってやる!」
不良A「ま、お前のようなへなちょこが俺達に勝てるとは思えないけどな。」
……短い人生だったな。
……さらば、僕の人生。
楓「……よし。やーーー!!!」
不良A「ふん、来い!」
そして僕は、木の棒切れでその男に立ち向かった。
勇気を出して、不良に絡まれて怖がってる、花咲川の子を、助けるために。
でも。
ボキッ
楓「あ。」
……折れた。
不良A「おりゃあ!」
楓「! うわっ!」
ドシン!
いって!
あ、危なかった~。
今、ほっぺかすったよ……。
不良A「覚悟しろよ?このへなちょこ野郎。」ボキッ、ボキッ
楓「!!」
も、もうダメだ。
……やっぱり僕には、こんな男らしいこと、向いてなかったんだ……。
不良A「よーし!いくぜぇ!!」
そしてその男は、自分の拳に息を吹き掛け、……それを勢いよく振りかざした。
……そして、その拳は。
……僕の顔面向かって。
……当たっ、
……た。
……え?
当たった?
ボカッ!
楓「いてぇ!」
ふ、普通ここは当たらない展開でしょ!?
……い、痛い……。
幸い……いや、幸いではないか。
当たったのは鼻より上のとこだけど……マジで痛い。
顔面ひりひりする……。
不良A「さぁて、もう一発。」
楓「もう一発!?」
……お、終わりだ。
今のパンチをもう一発喰らったら、今度こそ確実に……死ぬ。
不良A「おりゃあ!」ブンッ!
うぅ、もうダメだ…「待って!」……え?
不良A・B・C「「「え?」」」
???「……えいっ!」
さっきまで絡まれていた女の子は、捕まれていた腕を振りほどき、僕のところに来た。
不良B「あ、おい!」
???「……大丈夫?」
楓「え?あ……うん。僕は、なんとか。」
まぁ、正直大丈夫ではないけど。
不良C「何してんの。そんなところにいたら危ないよ?」
???「……」
楓「そ、そうだよ。僕なら大丈夫だから、君は僕の後ろに隠れてて。」
不良A「はん!お前、言うことだけは一丁前だな!」
楓「うっ……。」
お母さんによく、『楓は口だけだ』って言われてるのを思いだした……。
???「……なの。」
楓「へ?」
不良A「ん?どうした?」
???「……は、……なの。」
不良A「? 聞こえねえよ。もっと大きな声で言え。」
楓「えっと……。き、君、いったい何を……」
???「……こ、この人は、
……私の恋人なの!」
不良A「……」
不良B「……」
不良C「……」
楓「……へ?」
その瞬間、この場が一気に凍りついた気がした。
???「/////」
……はい?
こ、恋人?
……誰が?
不良A「……え?……まさか、このへなちょこ野郎が、君の、恋人?」
???「/////……コク」
……え?
……え??
……ええええええ!?
不良B「……ま、マジで、言ってんの?」
???「/////……コク」
こ、この子、急に何言ってんの!?
こ、恋人!?
ぼ、僕が!?
……な、何でいきなり、そんなこと……。
???「/////……ギュッ!」
楓「/////!?」
不良A「……ま、マジ、なのか。」
不良B「……仕方ない。……行くか?」
不良C「あ、ああ。」
あ、ああ、い、意識、が……。
意識が……た、保て、ない……。
不良A「わ、悪かったな。……じゃ、じゃあ、俺達はこれで。」
不良B「……しっかし、まさかあのへなちょこ野郎があの子の恋人だったとはね。」
不良C「いやでも、あの場を乗り切る嘘、ということも考えられる。」
不良A「……いや。あんなにがっしりと抱き締めてたんだ。嘘とは考えにくい。」
不良C「……そっか~。」
……か、帰ってった。
……意外と、良い人達だった?
……ふぅ。
まぁ何にせよ、良かった良かった。
……って良くないよ!
……どうすりゃいいのこの状況!!
今僕、この子にがっしり抱き締められてるんですけど!?
……/////。
ダメだ……。
意識が……保てない……。
???「……」ギュー
……マジでどうすりゃいいんだろ。
???「……ごめん。」
楓「え?」
???「……私、急にあんなこと言って。……困らせちゃったよね。」
楓「……まぁ、確かに最初はびっくりしたけど。でも、もう大丈……ん?」
これって、水?
……!
???「……怖かった。……ものすごく、怖かったよぉ……。」
……そっか。
そうだよね。
僕もあの男に立ち向かうのはすごく怖かったけど……あの場で一番怖い思いをしたのは、この子なんだよな。
???「……怖かった。……ほんとに、怖かった……。」ギュッ
この子は僕を抱き締めながら、涙をこぼしている。
……正直、今の状態はすごく恥ずかしいけど……この子が落ち着くまで、そっとしといてあげよう。
そう思った。
……まさかショッピングモールに向かう途中で、こんなことになるとは。
人生って、分からないもんだなぁ。
……てか思ったけど、こんな状態人に見られたら、めちゃくちゃ恥ずいよね?
……路地裏で良かった……。
いや良くないけど!
???「……」
……この子、もしかして僕の隣の席の子かなぁ?
……落ち着いたら、後で聞いてみるか。
今回も1話完結にしようと思ったのですが、収まりきらなかったので急遽分けることにしましたw。
ショッピングモールでのあれやこれやは次回でちゃんと書きますw。
そういやまだ今回のイベントのストーリーまだ読んでないな。
早く読まなきゃw。