田舎から引っ越してきた僕と個性的な人達   作:知栄 砂空

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今年最後の更新です!!

……1ヵ月に1話ってマジでヤバいと思うんですよね。

だから来年は、まずは月3更新を目標にしていこうと思います……。(今年の目標もそんなんだった気がする……)

まぁとにかくまずは……。





文化祭回あと1話頑張ります!!


44話 ポピパ on the stage!!

【花咲川女子学園 ???】

 

???「……くん!……して……」

 

……んうぅ、うーん?

 

???「……くん!……きて!空見くん!」

 

……ま、松原、さん?

 

花音「! 空見くん!大丈夫!?空見くん!」

 

楓「……、……!ガバッ!」

 

花音「わっ!」

 

楓「……あれ?僕、いったい何を……」

 

花音「空見くん……。良かったぁ~。」

 

千聖「気を失ってたのよ、あなた。」

 

楓「気を……。……あ!そうだ僕、ゆりさんのクラスのお化け屋敷に入って……」

 

思った以上に怖くて……いや、怖くはなかったな。

 

……脅かされまくったんだ。

 

脅かされまくって、びっくりしすぎて……。

 

……気を失って、今に至るって感じか。

 

あれ?そういやここって……。キョロキョロ

 

楓「A組……?また戻ってきたの……?」

 

紗夜「私が、丸山さんといっしょに運んだんです。」

 

楓「氷川さんと丸山さんが?」

 

彩「こんな風に、肩にかついでね。いやぁ、やっぱり空見くん、男の子だね。結構重かったもん。」

 

楓「は、はは……。……あ、そういや、ゆりさんは……」

 

燐子「ゆりさんは……生徒会長といっしょに、体育館のほうに……向かいました。あ、それと私達、……ゆりさんから伝言を……預かっているんですが……」

 

楓「伝言?」

 

燐子「はい。……

 

 

 

 

 

ゆり『ちょっとやり過ぎちゃったかな……。ごめんね、空見くん。』

 

 

 

 

 

……だそうです。」

 

楓「そ、そっか。……教えてくれてありがとう、白金さん。」

 

燐子「いえ。」

 

彩「……でも良かったよ。空見くんも松原さんもなんともなくて。」

 

ん?

 

千聖「全くその通りよ。花音のこと、とても心配したんだからね?」 

 

花音「あはは……。ご迷惑おかけしました……。」

 

楓「……松原さんも、気を失ってたんですか?」ボソッ

 

紗夜「ええ。その間、道行く人に変な目で見られて、いろいろ大変だったんですよ。」ボソボソ

 

楓「……なんか、その、……すみません。」ボソボソ

 

 

 

 

 

『ピンポンパンポーン♪』

 

 

 

 

 

楓・花・千・彩・紗・燐「!」

 

 

 

 

 

『まもなく、ステージ発表が始まります。ご観覧される生徒は、体育館にお集まりください。なお、ステージに出られる生徒は、ステージわきの待機所にお集まりください。繰り返します。もうすぐ……』

 

 

 

 

 

楓・彩「え!?もうそんな時間なの!?」

 

千聖「楓はともかくとして、彩ちゃんはいっしょに時計見てたでしょ……。」

 

花音「と、とにかく、急がないと!」

 

燐子「は、はい。……でも、今一番急がないとなのは……」

 

紗夜「……」ピューー!!

 

千聖「ちょ、ちょっと紗夜ちゃん!?廊下を走ったらダメなんじゃなかったの!?」

 

彩「い、いつもと、立場が逆……。」

 

花音「紗夜ちゃん、あんなに急いでどうしたんだろう?」

 

燐子「……」

 

 

 

 

 

紗夜『白金さん。このことは、丸山さん達には内緒にしていてくれませんか?』

 

燐子『え?ど、どうして……ですか?』  

 

紗夜『……』

 

燐子『……ひ、氷川……さん?』

 

紗夜『……ま、丸山さん達を、び、びっくり、させたいので///……。』

 

 

 

 

 

燐子「……ふふ♪」

 

楓「……さん。……白金さん。」

 

燐子「! は、はい!」

 

楓「! そ、そんなに驚かなくても……」

 

燐子「す、すみません……。えっと、……ど……どうしたんですか?」

 

楓「あぁ、うん。えっと、白金さん、氷川さんから何か聞いてないかなって思って。」

 

燐子「! ……い、いえ。私は……何も……。」

 

楓「そう……。ならいいんだけど。」

 

燐子「……ほっ。……バレないようにしないと。」

 

千聖「……」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【花咲川女子学園 体育館】

 

ワイワイガヤガヤ

 

ワイワイガヤガヤ

 

彩「うわー!いっぱいいるー!」

 

千聖「これだけの人が、ステージ発表を見に来ているということよ。」

 

花音「わ、私達の演劇も、これくらいの人が見るのかな……?ふぇぇ、緊張するよぉ……。」

 

千聖「もう、花音ったら。今緊張してどうするのよ。」

 

花音「だ、だって~。」

 

燐子「プログラムによると……空見さん達の演劇は、このライブの次ですね。」

 

楓「うん……。」

 

へぇ~、ステージ発表、バンドのライブもあるんだ。

 

……“CHiSPA”、“Poppin'Party”かぁ。

 

どんなバンドなんだろう……。

 

『プルルルルル、プルルルルル……』

 

燐子「!」

 

楓「あ、ごめん白金さん。僕のだよ。」

 

燐子「そ、そうだったんですか……。隣にいたものですから、びっくり……しました。」

 

楓「ほんとごめん。ちょっと、向こう行って電話してくるよ。」

 

燐子「は、はい。」

 

 

 

 

 

彩「それにしても紗夜ちゃん、大丈夫かなぁ?急な用事が入って、ステージ発表いっしょに見れないって、さっき連絡が来たけど……」

 

花音「ちょっと、心配だよね。」

 

千聖「……」

 

花音「……あれ?燐子ちゃん、空見くんは?」

 

千聖「え?楓?……そういえば、いないわね。」

 

彩「さっきまで、燐子ちゃんの隣にいたよね?」

 

燐子「あの、実は…『ピロリン♪』? メール?いったい誰から……。!?」

 

花音「え?ど、どうしたの?燐子ちゃん。」

 

彩「もしかして、迷惑メールだった!?」

 

千聖「……燐子ちゃん、まさかとは思うけど、……楓じゃあ、ないわよね?」

 

花・彩「え!」

 

燐子「……はい。その、まさか……です。」スッ

 

花・千・彩「ジー……!?」

 

 

 

 

 

『ちょっと急な用事ができたからステージ発表いっしょに見れなくなった。松原さん達にもそう伝えておいて。』

 

 

 

 

 

彩「空見くんも~!?」

 

花音「急な用事って、いったい何なんだろう……。」

 

千聖「……」

 

燐子「……あのー、白鷺……さん?」

 

千聖「燐子ちゃん、彩ちゃんと花音をお願いね。」

 

燐子「え?」

 

彩「! え?千聖ちゃんどこ行くの!?もうすぐステージ発表始ま…「私も、急な用事ができたのよ。」ちょっと、千聖ちゃ~ん!!」

 

花音「……今日のみんな、ほんとに、どうしちゃったんだろう……。」

 

燐子「……心配……ですね。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【花咲川女子学園 校舎裏】

 

楓「はぁ、はぁ、はぁ……。ここら辺の、はずだけど……。」

 

 

 

 

 

???「おーい!空見くーん!」

 

 

 

 

 

楓「! いた!」タタタ……

 

 

 

 

 

ゆり「お疲れ、空見くん。」

 

楓「はぁ、はぁ、は、はい。」

 

???「空見先輩!」

 

楓「え?……!と、戸山さん!?花園さんと、市ヶ谷さんも……。え、何で……」

 

香澄「それどころじゃないんですよ!」

 

たえ「りみがいないんです!」

 

楓「え?」

 

有咲「……私達、ゆりさんから全部聞きました。」

 

楓「! ゆ、ゆりさん……?」

 

ゆり「ごめんね。私がここに来たときには、もうりみがいなくて……。どうしようって思ってたら、香澄ちゃん達が来て、それで……」

 

楓「……だいたい、分かりました。」

 

有咲「空見先輩。」

 

楓「……」

 

有咲「言いたいことは、山ほどあります。」

 

山ほど……。

 

……そうだよな。

 

牛込さんは、市ヶ谷さん達の大事な友達。

 

そんな子に僕があんなことしたって聞いたら、そりゃ怒るよな。

 

……うん。

 

何を言われてもいい、覚悟はできている。

 

楓「……うん。」

 

香澄「あ、有咲!」

 

たえ「空見先輩も、悪気があったわけじゃ…「でも!」!」

 

! え?

 

有咲「……今は、りみを見つけるのが先です。」

 

楓「! い、市ヶ谷さん……。」

 

有咲「か、勘違いしないでください!別に、空見先輩を許したわけでは、全然、ないんで……。」

 

ゆり「……有咲ちゃんって、もしかしてツンデレ?」

 

有咲「なっ!ち、違いますよ///!」

 

香澄「もう、やっぱり有咲は有咲だね~。」

 

有咲「え~いくっつくなうっとうしい///!!」

 

たえ「私も、ほっぺすりすり~。」

 

有咲「だあああもうやめろおおおお!!香澄いい!!おたえええ!!」

 

ゆり「ふふふ♪」

 

……やっぱり市ヶ谷さんって、ツンデレなんだ。

 

ゆり「よし、それじゃあ空見くん、みんな。手分けして、りみを捜そう!」

 

香・た「はい!」

 

有咲「いいからお前らは早く離れろ~!!」

 

楓「……良い友達を持ってるね、市ヶ谷さんは。」

 

有咲「なっ///!……そ、空見先輩もだろ、それは。」ボソッ

 

楓「え?なんか言っ…「言ってません!ほら、早くりみを捜しますよ!!」! は、はい!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

話し合いの結果(話し合いというほどでもないけど)、僕、ゆりさんと戸山さん、花園さんと市ヶ谷さんの三手に分かれて探すことになった。

 

ちなみに、なぜさっき僕は校舎裏のほうに向かっていたのか、それは後々話すとしよう。

 

……さて、まずはどこを捜すかだな。

 

うーん……。

 

……そうだな。

 

とりあえず、牛込さんが行きそうなところを片っ端から捜してみるか。

 

となると最初は……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【ゆり・香澄side】

 

ゆり「りみー!りみー!」

 

香澄「りみりーん!どこにいるのー!?」

 

シーン

 

ゆり「……なんて、大声だしても出てこないよね、普通。」

 

香澄「……りみりん……。」

 

ゆり「……ねぇ、香澄ちゃん。」

 

香澄「? 何ですか?」

 

ゆり「香澄ちゃんは、空見くんのこと、どう思ってるの?」

 

香澄「空見先輩、ですか?」

 

ゆり「うん。」

 

香澄「……空見先輩は、本当に真面目で、優しい先輩だなって思ってます。遊園地に行ったときも、私達のことをしっかり見守ってくれてたし、遊ぶときはいっしょに遊んでくれたし……。あ、あとあと!さっき私達のクラスにも来てくれたんですよ!おたえがパンダのラテアートカフェオレをすごい薦めてて、それで…「わ、分かったよ。その話は、まだ今度にしよう。」! す、すみません!つい、話がはずんじゃって……。」

 

ゆり「……そっか。真面目で優しい先輩、か。」

 

香澄「はい!……あ、も、もちろん!ゆりさんもですよ!?ゆりさんはグリグリのリーダーだし、ギター上手いし、歌も上手だし……」

 

ゆり「あはは、大丈夫だよ。香澄ちゃんの気持ちはちゃんと伝わってるから。」

 

香澄「……ゆ、ゆりさん……。」

 

ゆり「……それじゃあ、もう1つ、質問してもいいかな?」

 

香澄「もう1つ?」

 

ゆり「さっきの話を聞いて、どう思った?」

 

香澄「さっきの……。……あ!」

 

ゆり「……」

 

香澄「……びっくり、しました。私達の知らない間に、そんなことがあったなんて……。」

 

ゆり「……」

 

香澄「……私、りみりんの抱えてた悩みに、気づいてあげられなかった。もし気づいてたら、相談にのってあげることができたのに……。」

 

ゆり「……そのことを聞いて、空見くんのことを…「嫌いになんてなりません!」……」

 

香澄「空見先輩がそうしたのにはきっと、何が理由があるはずだから!あんな優しくて、後輩思いの人が、理由なしにそんなことを言うはずがありません!」

 

ゆり「……そっか。」

 

香澄「……!す、すみません、私、こんな生意気なこと…「いいんだよ、全然。」……」

 

ゆり「……じゃあ、尚更りみを見つけなくちゃね。早く香澄ちゃん達の音楽、聴きたいし♪」

 

香澄「! ……は、はい!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【たえ・有咲side】

 

たえ「ねぇ有咲。」

 

有咲「ん、何?」

 

たえ「有咲ってさ、空見先輩のこと好きなの?」

 

ズルッ

 

バタンッ!

 

たえ「! 有咲、大丈夫?今すごい音したけど……」

 

有咲「いたたた……。お、おたえがいきなり変なこと言うからだろ!?」

 

たえ「? 私はただ、空見先輩のこと好きなの?って聞いただけ…「それが変なことなんだよ!!」……そうかなー?」

 

有咲「ったく……。変なこと言う暇があったら、しっかり捜せよな?」

 

たえ「……私は空見先輩のこと好きだよ。」

 

バタンッ!

 

たえ「! 大丈夫有咲!?今日なんか変だよ?」

 

有咲「お、お前!!絶対わざとやってんだろ!!」

 

たえ「え、何を?」

 

有咲「ああああ~~~!!!ったくこのド天然があああ!!」

 

たえ「?」

 

有咲「空見先輩のことだよ!!さっきからその、……空見先輩のこと、す、……す、好き///……だのなんだの!!ほんと何なんださっきから!!」

 

たえ「……だってほんとのことだし。」

 

有咲「ほ、ほんとのことって、お前……。……よくそんな、堂々と言えるよな……。」

 

たえ「だってほんとのことだし。」

 

有咲「2回も言わなくていいだろ!!」

 

たえ「それで?有咲は?」

 

有咲「はぁ、はぁ、……え?私?」

 

たえ「うん。空見先輩のこと、好き?」

 

有咲「なっ///!べ、べ、別に、そ、そそ、そんなんじゃ…「じゃあ嫌い?」ち、違うって!空見先輩のことは嫌いじゃないけど、別に、その、……お、男として、好きっていうのとは、また別で……」

 

たえ「男?……!まさか有咲、1人の男の子として空見先輩のことが…「だああかああらああ!!違うって言ってんだろおおおお!!!……って、ん?」? どうかした?有咲。」

 

有咲「……もしかしてお前、空見先輩のことが好きって、……その、……お、男として、じゃなかったのか?」

 

たえ「……うん、違うよ?」

 

有咲「え……。じゃあ、何で……」

 

たえ「空見先輩、面白いから。すごくからかいがいがあって、これが全然飽きないんだ。からかって、いろんな表情をする空見先輩、すごく面白いんだよ。だから好きなんだ。」

 

有咲「……」

 

たえ「? どうしたの?有咲。口ポカーンって開けて。」

 

有咲「……なんか、私だけ変に驚いて……バカみたいじゃねえか。こんなんじゃ、まるで香澄だよ。」ボソッ

 

たえ「え?何か言った?有咲。」

 

有咲「何でもねえよ。ほら、さっさとりみ捜しに行くぞ。早くしねえと、私達の出番始まっちまうよ。」

 

たえ「……うん、そうだね。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【花咲川女子学園 体育館】

 

『続いては、弓道部による、スペシャルパフォーマンスです!』

 

花・彩「弓道部!?」

 

燐子「! が、頑張ってください。」

 

 

 

 

 

弓道部員A「……」

 

弓道部員B「……」

 

弓道部員C「……」

 

弓道部員D「……」

 

紗夜「……」

 

 

 

 

 

彩「あ!紗夜ちゃんが出てきたよ!」

 

 

 

 

 

紗夜「……皆さん、今まで練習してきた成果を、思う存分発揮してください。」ボソッ

 

弓道部員A・B・C・D「はい!」

 

紗夜「それでは、……参ります!」

 

 

 

 

 

そうして、紗夜ちゃん達弓道部の、スペシャルパフォーマンスが始まった。

 

パフォーマンスはとてもカッコよくて、弓道のルールをよく知らない私でも見入ってしまうほどだった。

 

他の弓道部員の子達も凄かったけど、特に紗夜ちゃん!

 

私達とお話したり、お弁当を食べたり、また、Roseliaとして演奏している紗夜ちゃんとも違う、弓道部としての紗夜ちゃん。

 

カッコいいのはもちろんなんだけど、……美しい、……凛々しい。

 

弓道部の紗夜ちゃんには、そんな感じの言葉が一番合うような気がする。

 

花音「わぁ……。」

 

燐子「……すごい……。」

 

花音ちゃんも燐子ちゃんも、もちろん私も。

 

弓道部のスペシャルパフォーマンス中は、紗夜ちゃんにずっと見とれちゃってたんだ♪

 

あ、もちろん、他の子達も凄いと思ってるよ。

 

とても練習したんだなぁって、見ているだけで伝わってくるもん。

 

……紗夜ちゃんの急な用事って、これのことだったんだ。

 

別に隠さなくてもいいのにー。

 

あ、もしかして紗夜ちゃん、私達を驚かせるために……?

 

……そう考えたら、私達を驚かせるためにこのことを秘密にしてた紗夜ちゃん、なんか可愛いなぁ♪

 

……空見くんと千聖ちゃんも、いっしょに見れたら良かったんだけどなぁ。

 

急な用事、かぁ。

 

……この後のバンドの子達のライブは、いっしょに見れるといいんだけど……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【楓side】

 

はぁ、はぁ、はぁ……。

 

……ど、どこにもいない……。

 

中庭、図書館、教室、屋上。

 

いろんな場所を捜したけど、牛込さんの姿は全然見当たらず……。

 

はぁ、はぁ、……まさか、逃げられるとは思わなかった……。

 

ま、そりゃそうだよな。

 

突然校舎裏で待ってろ、なんて言われたら、怖くて逃げ出したくもなるか。

 

特に、今の牛込さんは。

 

はぁ……。

 

……どーすりゃいいんだほんと……。

 

……どこか、他に牛込さんが行きそうなところはないもんか。

 

考えろ、考えるんだ楓。

 

今までの牛込さんとの会話から、何かを導きだすんだ。

 

 

 

 

 

りみ『わ、私、牛込りみです。べ、ベース、やってます。』

 

 

 

 

 

りみ『私、チョコが好きで、チョコを使った料理、というか、デザートを見るのも好きなんです。いつか私も、こういうの作ってみたいなぁって思いながら見るのが、とても楽しみです。』

 

 

 

 

 

りみ『も、もし、迷惑じゃなかったら、その、……ライブ、いっしょに行きませんか?』

 

 

 

 

もっと、もっと思い出すんだ。

 

牛込さんとの会話を。

 

牛込さんの言葉を。

 

 

 

 

 

りみ『め、迷惑だなんてそんな!……あ、ありがとうございます!えっと、私、牛込りみっていいます!』

 

 

 

 

 

りみ『あ、いや、その、……い、いつもみんなと帰ってるから、1人で帰るのは、ちょっと寂しいなーって思って、それで……』

 

 

 

 

 

りみ『すごいです!恋愛ものの、しかもオリジナルの演劇。すごくハードルが高そうですけど、空見先輩達がやったらきっと、とてもいい劇になりそうです!私、応援します!』

 

 

 

 

 

りみ『こんばんは、沙綾ちゃん。チョココロネ、まだある?』

 

 

 

 

 

りみ『横になってください。』

 

楓『え?……今、何て…『早く、ここに、横に、なって、ください。』……い、いや、横になるスペースなんてどこに…『こ・こ・に、横になってください!』……』 

 

 

 

 

 

楓「! ……」

 

 

 

 

 

楓『自分の膝叩いてここに座ってくださいなんて、膝枕以外の何でもないだろ!』

 

 

 

 

 

楓『とにかく、お前が何を言おうと、僕はそこに横になんかならねぇからな。膝枕ごっこがしたきゃ、友達とやれ友達と。戸山さんとか山吹さんとかいるだろ。』

 

 

 

 

 

楓『ったく、何考えてんだよほんとに。時と場合を考えろ。』ボソッ

 

 

 

 

 

……僕が、あんなことを言わなければ……。

 

もっと優しく言ってあげれば、今頃、こんなことには……。

 

……、……、……。

 

 

 

 

 

……いや。

 

今はそんなことを悔やむより、牛込さんを見つける方が先だ。

 

何か、何かを忘れているはずなんだ。

 

牛込さんとした会話の中にある、一番重要そうなことを。

 

思い出せ、思い出せ……!

 

……、……、……。

 

……!!

 

 

 

 

 

りみ『……私、お姉ちゃんになりたいんです。』

 

 

 

 

 

りみ『! ちゃ、ちゃう!そうじゃなくて、えっと、お、お姉ちゃんみたいになりたいって意味で、それで……』

 

 

 

 

 

……そうだ。

 

いっしょにSPACEのライブに行ったときに、牛込さん言ってた。

 

 

 

 

 

りみ『……私、お姉ちゃんみたいになりたいんです。』

 

楓『お姉さん、みたいに?』

 

りみ『はい。お姉ちゃんのような、カッコいいベーシストに。あ、お姉ちゃんはギター、私はベースと、担当楽器は違うんですけど、私のベース、お姉ちゃんからもらったもので、だから、えっと、その…『だ、大丈夫。言いたいことはだいたい分かったから。』え?そ、そう、ですか?』

 

 

 

 

 

……お姉ちゃんみたいに、ゆりさんみたいになりたいって、言ってたっけな。

 

ゆりさん……。

 

……!

 

そうだ!

 

まだあの教室に、行ってなかった!

 

もう、この場所にかけるしかない。

 

……よし!ダッ!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【花咲川女子学園 ???】

 

りみ「……」

 

 

 

 

 

りみ『これは私の問題なの!部外者の沙綾ちゃんが、私に口出ししないで!ダッ!』

 

沙綾『あ!ちょっと牛込さん!』

 

 

 

 

 

ゆり『珍しいよね、りみがここまで頑固になるの。……ということは、何か特別なことがあってそうなった、ってことかな?』

 

りみ『特別なことなんて、そんな簡単なものじゃないもん。』

 

 

 

 

 

りみ「……」

 

 

 

 

 

楓『あの、僕、牛込さんに謝りたいんだ。……その、立ち話も難だし、どこか座れるところで……』

 

りみ『あなたと話すことなんて何もありません。では。』

 

楓『! ちょ、ちょっと待っ……』

 

タッタッタッタ……

 

 

 

 

 

……私、いつまでこんなこと……。

 

これからライブがあるのに、……こんなときに、いろいろ思い出しちゃって……。

 

……あの出来事から逃げ続けてる自分が、嫌になって、……こんなところに、逃げてきちゃって……。

 

……もう、嫌だよ……。

 

こんな気持ち、もう……。

 

 

 

 

 

???「いた!!」

 

 

 

 

 

りみ「!?」

 

???「はぁ、はぁ、はぁ、……良かった、思ったとおりだったよ。」

 

りみ「……空見、先輩……。どうして、ここに……。」

 

楓「いろいろ思い出しまくって、最終的にここにたどり着いたんだ。ちょっとかけだったけど、……“ゆりさんの教室”で合ってて良かったよ。」

 

りみ「……」

 

楓「……いっしょに戻ろう。戸山さん達が待ってるよ。」

 

りみ「……無理です。」

 

楓「な、何で…「今のこんな気持ちじゃ、ステージになんて上がれません!!」……ステージ……?」

 

……ごめん、香澄ちゃん、おたえちゃん、有沙ちゃん。

 

今日のために、あんなに練習したのに。

 

……こんなぐちゃぐちゃな気持ちじゃ、ステージに立ったってまともな演奏なんかできない。

 

空回りして、音がずれて、演奏が演奏じゃなくなって。

 

最終的に、みんなに迷惑をかけるのがオチだ。

 

……やっぱり私は、お姉ちゃんみたいには……。

 

楓「牛込さん!」

 

りみ「!」

 

楓「……」

 

りみ「……な、何ですか、突然……。」

 

楓「……ごめん!!」

 

りみ「!?」

 

楓「僕、牛込さんにあんなひどいこと言って、……ほんとに、くそ野郎だなって思った。1年生に、あれくらいのことで怒鳴るなんて。大人気ないとかそういう以前に、最低な行為だっ…「何で!!」……」

 

りみ「何で空見先輩が謝るんですか!?悪いのは、明らかに私のほう…「いいんだよ!」!?」

 

楓「牛込さんはまだ1年生だもん。分かんないことや間違えちゃうことなんていくらでもあるよ。」 

 

りみ「! それは、空見先輩も同じ…「そう、同じだよ。」え……?」

 

楓「僕は牛込さんより1つ上の2年生だけど、馬鹿だから分かんないことや間違えることもいっぱいあるし、そのせいで世間知らずって言われることもしばしばだよ。」

 

りみ「……いったい、何が言いたいんですか。」

 

楓「僕も牛込さんも、まだまだ成長途中ってことだよ。」

 

りみ「成長、途中……。」

 

楓「牛込さんが何で突然あんなことを言ったのかは分からないけど、それは牛込さんも同じだったんじゃないの?自分でも何でそんなことを言ったのか分からない。そんな気持ちだったんじゃないの?」

 

りみ「……」

 

楓「僕もそうだよ。何で牛込さんにあんなひどいことを言ってしまったのか、言ってる途中は全然分からなかった。てか気づかなかった。……牛込さんも、最初あれを言われたときは何で自分がそんなことを言われてるのか分からなかったでしょ?」

 

りみ「……コク」

 

楓「でも、お互い言った後、言われた後、どうして自分がそうしたのか、されたのか、気づくことができた。そうでしょ?」

 

りみ「……まぁ、はい。」

 

楓「それが、成長に繋がるんだよ。自分で気づくことができることで、一歩成長する。そして今も。……お互いがお互いを許しあうことで、また一歩成長する。それでいいと思う。」

 

りみ「……」

 

楓「だから、……ごめん。……牛込さんに許してもらえるまで、僕は何度でも謝り続け…「いいですよ。」!」

 

りみ「……別に、……許します。」

 

楓「……牛込さ…「それなら。」ん?」

 

りみ「お互いを許しあうことで成長するなら、私も空見先輩に許してもらう必要がありますよね?」

 

楓「あ……。……うん、確かに、そうだね。」

 

りみ「空見先輩、……本当に、すみませんでした。」

 

楓「ううん、大丈夫。」

 

りみ「……許すって、言ってくださいよ。」

 

楓「え?……あ、そっか。じゃあ、……うん、許すよ。」

 

りみ「……ありがとう、ございます。」

 

楓「……これで、気持ちはすっきりした?」

 

りみ「……若干。」

 

楓「若干!?え、まだダメなの!?」

 

りみ「……」

 

楓「……えっと、……何が、ダメだった?」

 

りみ「……空見先輩。次は、私の話を聞いてください。」

 

楓「え?……あぁ、うん。」

 

りみ「空見先輩。私……」

 

楓「……」

 

りみ「……私、

 

 

 

 

 

……空見先輩のこと、好きです。」

 

楓「……え?」

 

りみ「……」

 

楓「……え?……え、えっと、あの、牛込、さん?……好きって、え?……冗談、だよ…「先輩として。」……ん?」

 

りみ「私、……先輩として、空見先輩のことが好きです。」

 

楓「……せ、せん、先、輩?」

 

りみ「はい。」

 

楓「……あ、あ、えっと、……その、う、うし…「空見先輩の真面目なところ、優しいところ、素直なところ、たまに見せる可愛らしいところや、ちょっと不器用なところも、全部含めて尊敬しています。」……そ、尊敬……」

 

りみ「私、空見先輩みたいな、優しい先輩になりたいんです。だから、……これからも、後輩として、よろしくお願いします!」

 

楓「あ、えっと、その、……ま、まぁ、うん。」

 

りみ「……これが、私の言いたかったことです。」

 

楓「……は、はぁ。」

 

りみ「ふぅ、緊張したぁ。……でも、これで気持ちが楽になりました。」

 

楓「そ、それは、……良かった、ね。」

 

りみ「空見先輩。私達のステージ、しっかり見ていてくださいね!」

 

楓「……う、うん。」

 

りみ「それでは、……行ってきます!」

 

タッタッタッタ……

 

楓「……い、いってらっしゃーい……。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

牛込さんが行った後も、僕は数秒ボーっとしていた。

 

楓「……い、いったい、何だったんだ……?」

 

 

 

 

 

???「あなた、あんな話もできるのね。」

 

 

 

 

 

楓「え?クルッ ……!し、白鷺さん!?」

 

千聖「ごめんなさい。盗み聞きするつもりはなかったのだけれど、たまたまあなたを見つけたからつけていったら、りみちゃんと話していたから、そのまま最後まで……」

 

楓「いやガッツリ盗み聞きしてるじゃないですか!?」

 

千聖「たまたま場に居合わせちゃったのよ。」

 

楓「いや、だからそれを盗み聞きって言うんじゃ…「それにしても、まさか楓が告白されるなんてね。」……あれ、告白って言うんですか?」

 

千聖「言うわよ。りみちゃんが自分の思いを告げたのだから。」

 

楓「……でも、なんか腑に落ちないんですよね。」

 

千聖「先輩として好き、ってところが?」

 

楓「はい、まぁ。」

 

千聖「……あなた、珍しく冷静ね。」

 

楓「だって、流れるような告白でしたから。」

 

千聖「まぁ、……確かにそうね。りみちゃん、まるで嵐のようだったものね。本人の性格とは裏腹だったわ。」

 

楓「そもそも、告白なんてものを初めてされて、しかもそれがさっきのでしたから、あまり実感がわかなくて……」

 

千聖「……あなた、たえちゃんに付き合ってくださいって告白されてたじゃない。」

 

楓「あれはノーカンですよ!結局花園さんの悪ふざけだったんですから!」

 

千聖「あなた、言い方というものがあるでしょ……。」

 

楓「あ。……と、とにかく!僕が言いたいのは、牛込さんとは今までどおりの接し方でいいのかどうかってことなんです!」

 

千聖「いいんじゃないの?今までどおりで。」

 

楓「いや即答……。」

 

千聖「りみちゃんがどういう意図で“先輩として好き”って言ったのかは分からないけど、……おそらく、“友達として好き”と同じ意味だととらえておけば問題ないはずよ。」

 

楓「友達として好き……。なるほど……。」

 

千聖「どう?少しはもやもやが晴れた?」

 

楓「……はい。今ので、だいぶ晴れました。」

 

千聖「だいぶ……。そ、そう。」

 

そっか。

 

友達として好き、か。

 

……そういう考えなら納得だ。

 

楓「僕、体育館に戻ります。戻って、牛込さんのステージを見ないと。」

 

千聖「……そうね。私もすぐに行くわ。」

 

楓「はい!白鷺さん、ありがとうございます!」ダッ!

 

タッタッタッタ……

 

 

 

 

 

千聖「……相変わらずね、楓は。」

 

……私も、あなたが好きよ、楓。

 

……友達、いや、親友としてね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【花咲川女子学園 体育館】

 

楓「はぁ、はぁ、はぁ……」

 

 

 

 

 

彩「……!空見くん!!」

 

花・紗・燐「!!」

 

 

 

 

 

楓「あ、ま、丸山さん。はぁ、はぁ……」

 

花音「空見くん!大丈夫!?すごい息切れしてるよ!?」

 

楓「だ、大丈夫、大丈夫……。」

 

今日は、めちゃくちゃ走り回ったな……。

 

紗夜「空見さん。」

 

楓「あれ、氷川さん?用事はもういいんですか?」

 

紗夜「あ、はい。先ほど終わらせてきました。」

 

楓「そうなんですか。」

 

燐子「あ、あの……空見さん。……し、白鷺さんは……」

 

楓「あ、あぁ、白鷺さんなら…「ここにいるわよ。」!?」

 

彩「千聖ちゃん!」

 

花音「千聖ちゃんも用事、やっと終わったんだね。」

 

千聖「! え、えぇ、まぁ……。(花音には後で、本当のことを話しておいたほうがいいわね……。)」

 

楓「白鷺さん、いつの間に……」

 

千聖「それより、ライブは大丈夫?間に合ったの?」

 

楓「! そうだ!ライブ!牛込さん達のライブ!」

 

紗夜「ライブなら……」

 

燐子「たった今、始まるところです。」

 

楓「! よ、良かったぁ、間に合ったぁ。」

 

花音「空見くん、そんなに見たかったんだね、香澄ちゃん達のライブ。」

 

彩「そりゃあ、香澄ちゃん達のライブだもん。応援したくなるよね!」

 

……戸山さん、花園さん、市ヶ谷さん、そして、……牛込さん。

 

ライブ、頑張れ。

 

 

 

 

 

りみ「(みんなに、そして、……空見先輩に、楽しんでもらえるような演奏をするんだ!)」

 

香澄「それでは、最初の曲、行きます!……『私の心はチョココロネ』!」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

戸山さん達のライブ、初めて見たけど、とても良かった。

 

この場にいる生徒全員が盛り上がってて、もちろん丸山さん達も、戸山さん達のライブを楽しんでた。

 

もちろん、それは僕も同じだ。

 

牛込さんも、さっきまでの落ち込んでる姿が嘘のように、ライブを楽しんでいた。

 

グリグリとは、また違うライブ。

 

これが、戸山さん達のライブなんだ。

 

文化祭でのみんなのライブ、これは、一生心に残るものになるだろうと、そう思った。

 

……ただ、1点を除いては。

 

 

 

 

 

……と、思っているときだった。

 

 

 

 

 

香澄「……聞いてください。」

 

ガラガラガラ

 

香澄「!」

 

 

 

 

 

楓「!」

 

あ、あれって……!

 

 

 

 

 

沙綾「……」

 

 

 

 

 

ザワザワザワ

 

ザワザワザワ

 

花音「さ、沙綾ちゃん!?」

 

彩「え?何?どういうこと!?」

 

千・紗「……やっぱりね。」

 

燐子「……2人は、……分かって……いたんですか?」

 

千・紗「いえ、なんとなく、そんな気がしただけよ(です)。」

 

 

 

 

 

香澄「さーや!」

 

たえ「沙綾!」

 

りみ「沙綾ちゃん!」

 

有咲「(……やっと来たか。)」

 

沙綾「……お待たせ、香澄。」

 

香澄「……来てくれたんだね。」

 

沙綾「……ふふ♪」

 

 

 

 

 

……まさか、山吹さんが来るなんて。

 

……やっぱり山吹さん、ドラムやってたんだ。

 

あの写真、遊びで撮ったなんて、変だと思ったんだよね。

 

 

 

 

 

りみ「……沙綾ちゃん。」

 

沙綾「その様子だと、仲直りできたみたいだね。」

 

りみ「……うん!……ありがとう、沙綾ちゃん。」

 

沙綾「そのお礼は、後に取っておいて。今は……これでしょ♪」

 

りみ「うん!頑張ろうね!」

 

 

 

 

 

彩「沙綾ちゃんを入れてのライブなんて、すごいサプライズだよ!ね、花音ちゃん!」

 

花音「うん。……そっか、沙綾ちゃんもドラムやってたんだ。」

 

千聖「あなたとお揃いね、花音。」

 

花音「……うん!」

 

燐子「氷川さん……。」

 

紗夜「あの子達のライブから得られるもの、私は、それを見つけたいと思います。」

 

燐子「……私も、……手伝います。」

 

戸山さん、牛込さん、花園さん、市ヶ谷さんに加え、山吹さんを入れた5人のライブ。

 

きっと、さっきよりも盛り上がるライブになるはずだ。

 

 

 

 

 

沙綾「……いつでも。」

 

香澄「うん。……お待たせしました。……聞いてください。……『STAR BEAT!~ホシノコドウ~』!」




今年はいろいろありましたね。  
 
いや、もういろいろありすぎましたよ。

主にコ○ナのせいで。

まだマスクや手洗いうがいなど、感染予防をする日々が続きそうですが、コ○ナが撲滅するその日まで、僕達は感染しないよう引き続き感染予防をしっかり行っていきましょう!

こんなやつが何上から目線に偉そうなこと言ってんだと思いますが、上記のことを1人でも多く続けていけば、いつかきっと、またいつもの平和な日常が訪れるはずです!

その日がくるまで、お互い頑張っていきましょう!!

では、よいお年を!!
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