田舎から引っ越してきた僕と個性的な人達   作:知栄 砂空

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ついに今日15:00からRoselia三章ですね!

昨日二回目のSong I am.の見に行って来たばっかりなので、丁度良いというか、タイムリーというかw。

あ、ちなみに色紙はりんりんでした。

約束のときもりんりんだったので、まさかのりんりんコンプw。

運が良いのか悪いのか……。

いや、これは運が良いほうだな、うん、絶対そうだw。


55話 夏休み突入!数日は補習……。

〜AM 9:00〜

 

『……ジリリリ…「カチ」……』

 

……。

 

……起きるか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

楓「あー、ん。……旨っ。」

 

やっぱこの店のジャムパンは旨いな。

 

今度また買ってこよ。

 

……あ、そうだ。

 

帰りにスーパー行ってめんま買ってこないと。

 

あと……惣菜もちょっと欲しいな。

 

自分で料理できないからインスタントやカップ麺作るか冷凍食品買うか、はたまたコンビニ弁当やおにぎり買うかになるけど……まぁいいよね。

 

一つ気をつけないとなのは、お金がいっぱいあるからって使いすぎず、できるだけ節約していくってことだよな。

 

まぁ……うん、たぶんなんとかなる……と思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ふわ〜あ……。

 

はぁ、めんどくさいなー。

 

ま、行かなきゃ下手したら留年になるから、行かないわけにはいかないけど。

 

えーっと、忘れ物はないよな……。

 

筆入れ、教科書、ノート、ファイル、財布、その他もろもろ……うん、大丈夫だな。

 

よし、行くか。

 

……行きたくないけど。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ー外ー

 

うぅ……暑い……。

 

今日から夏休みなのは分かるけど、流石に暑すぎない……?

 

これ絶対30℃あるだろ……。

 

あーなんか冷たいもの食べるか飲むかしたい……。

 

……ん?

 

あ、あんなところに自販機が……。

 

……何か買って行こ。

 

何かしら飲まないと、この暑さは耐えられない……。

 

 

 

 

 

うーん……どれにしようかなー?

 

やっぱりいつも通りココアかカフェオレ……たまにオレンジジュースもいいなー。

 

うーん……迷う……。

 

 

 

 

 

「みゃーん?」

 

ん?

 

みゃーん?

 

……!!

 

「みゃーん。」

 

ね、猫!?

 

こんなところにもいたのか……。

 

首輪付けてないし……たぶん野良猫だよな。

 

「みゃーん?」

 

……撫でたい。

 

めちゃくちゃ撫でたい……。

 

でも、撫でたら逃げられるかな?

 

「みゃーん……みゃーん!」

 

ぐはっ!

 

か、可愛い……。

 

……も、もう、逃げられてもいい……。

 

ええいこうなりゃ考えるより行動だ!

 

そーっと、そーっと……今だ!

 

ピトッ

 

楓「ん?」

 

「みゃーん♪」スリスリ

 

……。

 

 

 

 

 

……ぐほぁっ!!

 

げほっ、ごほっ……や、ヤバイ……。

 

めちゃくちゃガチくそ最強級に可愛いんだが??

 

いや、こんなんされたら普通死ぬでしょ。

 

野良猫が自分から手にスリッてしてくれたんだよ?

 

メロメロにならんわけがないやんこんなんさー……。

 

「みゃーん♪」スリスリ

 

……マジで可愛い……。

 

このままずっと撫でていたい……。

 

もう補習なんかどうでもよくなるわこんなん……。

 

……ん?

 

補習?

 

……!

 

……!!

 

あーーー!!!

 

補習ーーー!!!

 

完っっ全に忘れてた!!

 

ヤバイ!急がないと欠席になっちゃう!!

 

くそー……名残惜しいけど、これも留年しないためだ。

 

ごめん!!スッ……

 

「みゃー……?」

 

か、悲しそうな顔してるーー!!

 

あー行きたくねー!!

 

けど補習がー!!

 

「……みゃん。」

 

あ……。

 

行っちゃった……。

 

……はぁ、仕方ない……。

 

補習行くか……。

 

……帰りに来たらまだいるかな?

 

……いるといいなー。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜AM 9:57〜

 

はぁ……はぁ……はぁ……ぎ、ギリギリ、間に合いそう……。

 

……ん?

 

校門前に誰かいる……?

 

 

 

 

 

???「……!空見くん遅いよ!」

 

 

 

 

 

あ、丸山さんだったのか……。

 

え、遅い?

 

まぁ確かに道草食ってて遅くなっちゃったけど……ってあーー!!

 

彩「もぅー!昨日ここで待ち合わせしようって言ったのに、10分も待たせてー!」

 

楓「ご、ごめん……。そんなに待っても来なかったんなら、先に行ってれば良かったのに。」

 

彩「……またそんなこと言うー!」

 

楓「え?ま、また?」

 

彩「じゃあ聞くけど、もし空見くんが私の立場だったら、空見くんは先に行くの?」

 

楓「え……僕が、丸山さんの立場……」

 

ということはつまり、僕が丸山さんを待ってて、10分経っても来なかったら先に行くのかどうか……ってことか。

 

うーん……。

 

楓「……行かない、か…『キーンコーンカーンコーン』え?」

 

彩「あぁ!チャイム鳴っちゃった!ほら、急ぐよ空見くん!」グイッ

 

楓「う、うん!」

 

最後まで言えなかったじゃん……。

 

彩「……ふふ♪」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

楓「ま、間に合った〜……。」

 

ほんとギリギリだったな……。

 

あ、ちなみに丸山さんは補習の科目が違うため、別の教室に行っている。

 

まぁ別の教室と言っても、隣の教室なんだけどね。

 

はぁ……とうとう補習かー。

 

だるい……。

 

せっかくの夏休みなのに……。

 

家で寝てたい……。

 

???「あれ?空見じゃん。」

 

ん?

 

……あ。

 

楓「菊池さん……。」

 

沙也加「久しぶりだね、空見!」

 

楓「ひ、久しぶり……。ここにいるってことは、菊池さんも補習?」

 

沙也加「そうなんだよ〜。はぁ、今回は真面目に勉強したつもりなんだけどな〜……。」

 

楓「あー……まぁ、ドンマイ。」

 

ガラッ!

 

「ほらお前ら、席につけー。補習始めるぞー。」

 

沙也加「あ、先生来た。それじゃあね空見、お互い頑張ろう!」

 

楓「あ、うん。」

 

菊池さんは……おぉ、一番前の席だ。

 

自分からあの席にしたのかな?

 

この補習は別に席は指定されてないから、僕みたいに一番後ろに座ることも可能なんだけど……やる気あるんだなぁ菊池さん。

 

「それではこれから補習を始める。プリントを配るから、後ろに回せー。」

 

あ、そういう系?

 

ノートいらなかったじゃん……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「この訳は間違えやすいから、ちゃんと復習しておくように。あ、ここ最終日のテストに出るぞー。」

 

……補習が始まって30分が経った。

 

……退屈だ。

 

先生の話だと、補習最終日にテストをやり、そのテストが満点だったら、赤点はなしになるらしい、

 

もちろん、最初に絶対満点取れ、なんて言われてマジか……ってなったけど、どうやら補習でやったプリントの問題がそのまま出るらしいので、テスト直前にそれを全部覚えれば満点は確実にとれる。

 

なので別に直前に覚えればいいやと思った僕は、こうして退屈そうに話を聞いてるというわけだ。

 

だってほら、僕以外の人も、めっちゃ退屈そうにしてるもん。

 

隣の人に至っては、隠れてスマホいじってるし。

 

みんなやる気ないんだなー。

 

……まぁそんな中、一人だけ超真面目に先生の話を聞いている人がいるんだけど。

 

「よし、じゃあこの話はここで終わり。何か質問は…「はい!」お、何だ菊池?」

 

沙也加「えーっと、この部分の訳し方が、ちょっと分からなくて……」

 

……すげえな。

 

先生に質問までしてるし、めちゃくちゃ真面目じゃん。

 

なんか、この中だと普通に優等生って感じ。

 

沙也加「はい……はい……あ、なるほど!先生、ありがとうございます!」

 

「お、おう……頑張れよ、菊池。」

 

沙也加「はい、頑張ります!」

 

菊池さんの真面目さに、先生もちょっと引いてるじゃん……。

 

あんな優等生っぽいのに、どうして赤点なんてとったんだろう?

 

不思議だ……。

 

「よし、じゃあ二枚目のプリントを出せー。」

 

あ、えーっと、二枚目二枚目……。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「よし、今日の補習はここまで。あと二日こんな感じでやって、その次の日はテストだからな。しっかり覚えとけよー。……バタン」

 

……あぁ〜!

 

終わった〜!

 

……と言ってもまだ一日目だけど。

 

はぁ〜……。

 

こんなのがあと二日も続くのか……。

 

憂鬱だ……。

 

沙也加「何しょげた顔してんの、空見。」

 

楓「……菊池さんは嫌じゃないの?補習。」

 

沙也加「私?うーん……別に嫌じゃないよ。そりゃあ赤点とったのはショックだけど、そのおかげで普通の人より多く先生の授業が受けれてるんだもん。」

 

楓「……」

 

ぽ、ポジティブすぎる……。

 

って言おうと思ったけど、ポジティブの域超えてない?

 

僕だからまぁいいけど、他の人ならたぶん……引いてる、と思う。

 

沙也加「じゃ、私家帰って勉強しなきゃだから。じゃーね空見、また明日!」

 

楓「え?あ……ま、また明日……。」

 

……知らなかった……。

 

菊池さんが、あんな真面目でポジティブな人だったなんて……。

 

あんなバリバリギャルの見た目してるのに……。

 

てか、あの格好やめないのかな?

 

「あの、空見くん。」

 

楓「! え?」

 

え……だ、誰……?

 

「丸山さんが、呼んでるよ?」

 

楓「へ?ま、丸山さん?……チラッ あ。」

 

こっちに向かってめちゃくちゃ手振ってる……。

 

そっか、この人そのことを教えてくれたのか。

 

楓「あ、ありがとう。タッタッタ……」

 

「う、うん。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

〜帰り道〜

 

彩「え〜!沙也加ちゃんが〜!?」

 

楓「うん。すごく真面目に勉強してたよ。先生にも質問してたし……家に帰ってからも勉強するみたい。」

 

彩「へぇー……。沙也加ちゃんって、すごいんだね。」

 

楓「ほんと、すごいよね。」

 

そんなこと、余程の勉強好きかほんとにヤバイと思ってる人くらいしかしないよな。

 

……え、そうだよね?

 

彩「私も、テストが近い日とかはそれするけど、補習だと流石にそこまではしないかな……。まぁ私の場合、勉強しても赤点とっちゃったんだけど……。」

……う、うん、そうだよね。

 

補習では流石にそこまでしないよね。

 

良かった良かった、僕が合ってた。

 

……僕はテスト近くでも先生に質問したり家帰って勉強したりはしないけど……。

 

なんてことを白鷺さんや氷川さんに言ったら、めちゃくちゃ怒られるんだろうな……。

 

彩「でもそっかー。沙也加ちゃん来てたんだー。……明日ちゃんとあいさつしようっと♪」

 

丸山さんと菊池さん、仲良いんだもんなー。

 

……あ、この場所は……。

 

彩「……それじゃあ私、こっちだから。」

 

楓「え?あ……うん。」

 

彩「じゃーね空見くん!また明日!明日はちゃんと早く来てよー?」

 

楓「分かってるよー。」

 

……思いがけないグッドタイミングだな。

 

この場所に来たということは……もしかしたら、あの子が……!

 

今朝は急がなきゃだったからやむなく諦めたけど、今ならそんなの関係ない。

 

急いでもないし、諦めなきゃいけない理由もない。

 

まさにベストなタイミング!

 

そう!それが今!

 

……よし、では行くか。

 

あの超キュートでめちゃくちゃガチくそ可愛い猫ちゃんがいるあの場所へ!

 

いざ行かん!!

 

 

 

 

 

……ん?

 

と思ったら……誰か、先客がいる……?

 

「みゃー♪」

 

???「ふふっ♪」

 

……女の……人?

 

ていうか、あの後ろ姿……何か見覚えがあるような……。

 

それも、つい最近……。

 

「……!みゃー!」

 

???「! ちょ、ちょっと、どうしたの?」

 

楓「あ……。」

 

???「……え?」

 

 

 

 

 

楓「……」

 

???「……」

 

ば、バレた……。

 

……って、ん?

 

あの人……。

 

???「……ど、どうして、あなたが……」

 

……!

 

あーー!!

 

楓「こ、この前、SPACEの前にいた……!」

 

???「……ダッ!」

 

楓「え?」

 

え、ちょ……逃げた!?

 

楓「ちょ、ちょっと待ってくださいよ!何で逃げるんですか!」

 

???「……こ、このことは……」

 

楓「え?」

 

???「……このことは……誰にも、言わないで。」

 

楓「……こ、このことって?」

 

???「! ……」

 

スタスタスタスタ……

 

え、いや何何何何何!?

 

???「だ、だから、その……」

 

楓「……もしかして、その猫と遊んでたこ…「それよ!」ビシッ! うわっ!クラッ……ザッ!」

 

あ、危ねー……。

 

なんとか踏み留まった……。

 

楓「……いや、でも僕、それ以前に、あなたが誰かも、知らないんですけど……」

 

???「……そうなの?」

 

楓「そ、そうですよ。だって、昨日あのときちょこっと話したくらいじゃないですか。」

 

???「……確かに、そうだったわね。」

 

な、何なんだこの人……。

 

「みゃーん♪」スリスリ

 

楓「ん?」

 

???「……随分懐いているのね、あなたに。」

 

楓「い、いやぁ、僕も今朝会ったばかりなんですけどね……。」

 

???「け、今朝?……もしかしてあなた、ここに何度も通っていたわけじゃないの?」

 

楓「? はい。今日の朝、初めて会いましたけど……って、何度も?」

 

???「! わ、忘れてちょうだい。」

 

楓「……」

 

さてはこの人、どこか抜けてるな?

 

「みゃー?」

 

……な、撫でたい……。

 

……撫でてもいいかな?

 

???「……撫でればいいじゃない。」

 

楓「え?」

 

???「今あなた、この子を撫でたそうか顔していたわよ。」

 

……何でこの人、そういうところは気づくんだ……。

 

楓「で、でも……撫でたら、逃げちゃいそうだし……」

 

???「そんなの、撫でてみなきゃ分からないでしょう?大事なのはあなたの理論じゃなくて、この子の気持ちなのよ。見なさい、この子の顔を。」

 

楓「……チラッ」

 

「みゃーん?」キラキラシタメ

 

うぐっ!

 

……だ、ダメだ……。

 

可愛すぎて……死ぬ……。

 

???「……はぁ。ならばこうしましょう。まずは私が撫でるわ。それで逃げなかったら、次はあなたが撫でなさい。いいわね?」

 

楓「……もし、逃げられたら?」

 

???「……そ、そのときはそのときよ。」

 

楓「……」

 

???「と、とにかく、いいわね?」

 

楓「まぁ……はい。」

 

.???「それじゃあ、まずは私から……」

 

ソー……

 

「みゃーん?」

 

???「……」

 

楓「……」

 

 

 

 

 

……ナデナデ

 

???「!!」

 

「みゃ〜ん♪」ゴロゴロゴロ

 

に、逃げない……。

 

それどころか、ゴロゴロ言ってる……。

 

……人に、慣れてるのか?

 

楓「……じゃあ、僕も撫でます。てか撫でさせてください。」

 

人が大丈夫って分かったら、もう容赦は無用だ。

 

撫でたい。

 

めちゃくちゃ撫でたい。

 

だから撫でる、それだけだ。

 

もうさっきの約束関係なく、遠慮なく撫でさせてもらおう。

 

……って、さっきの僕の言葉聞こえたかな?

 

もう一回、言ったほうがいいか?

 

楓「あ、あのー、僕にも撫でさせてください。」

 

???「……」ナデナデ

 

楓「あのー……聞こえてます?」

 

???「……」ナデナデ

 

……ダメだ。

 

絶対聞こえてない……。

 

楓「……もしかして、あなたも撫でたかった、とか?」

 

???「! ……え、ええそうよ。悪い?」

 

あ、今のは聞こえるんだ。

 

楓「い、いや、全然。……猫、好きなんですね。」

 

???「……別に、好きじゃないわ。」

 

楓「え……?いやでも、さっき撫でたかったって…「動物を見たら撫でたくなるのが人間の本能でしょ?」ほ、本能……?」

 

うーん……間違ってない気はするけど、そうじゃない人もいっぱいいるからなー。

 

???「……」ナデナデ

 

楓「……あなた、猫好きですよね。」

 

???「好きじゃないわ。」

 

楓「心に誓って?」

 

???「ええ。」

 

楓「友達や家族に誓っても?」

 

???「もちろん。」

 

楓「この子に誓ってもですか?」

 

???「当然……え?こ、この子……?」

 

楓「はい。」

 

???「……」

 

……あれ?

 

も、もしかして……怒らせちゃった?

 

……ヤバイかも。

 

???「……あなたねー……」

 

! こ、声のトーンが低い!?

 

これヤバイやつだ……!!

 

楓「ご、ごめんなさい!調子に乗り…「誓えるわけないでしょう!?」……ん?」

 

???「こんなにつぶらな瞳で、こんなに撫でさせてくれて、こんなに可愛くて、こんなに人懐っこくて……。そんな何もかもが満点なこの子に、そんなこと誓えるわけないでしょう!?」

 

楓「……は、はぁ……。」

 

うん、分かった。

 

なんとなく分かった。

 

この人がどういう人なのか。

 

「みゃ〜ん♪」スリスリ

 

???「ええ、分かってるわよ。ナデナデ」

 

……この人、かなりの猫好きだわ。

 

猫バカとまではいかないけど、かなりの。

 

楓「……僕とあなたって、似てるのかもしれないですね。」

 

???「は?……あなた、何言って…「猫好きなところが。」っ!だ、だから私は……」

 

楓「別にいいと思いますよ、隠さなくても。」

 

???「……でも、私は……」

 

楓「……正直言うと僕、話し相手が欲しかったんです。同じ趣味同士で話せる相手が。」

 

???「……」

 

楓「それもちろん、猫にも言えることで……。だから僕、あなたが同じ猫好きなんだなって分かって……ちょっと、嬉しくて///。……でもやっぱり、気持ち悪いですよね。女子と男が二人で、猫の話で盛り上がるなんて……。」

 

???「……確かにそうね。おかしいと思うわ。」

 

楓「! ……で、ですよ…「あなたのその考えが。」え?」

 

???「どうしてそれが気持ち悪いと思うの?あなた、実際に話したことがあるの?」

 

楓「……いや、別に…「ないでしょ?そういう思い込みは、自分が本当にその場面に直面してからにしなさい。分かったわね?」……は、はい。」

 

何で僕、怒られてんだ……?

 

???「……じゃ、そろそろ私は行くわ。」

 

楓「え?」

 

???「何?まだ私に話したいことでもあるの?」

 

楓「あ……いや、別にそういうわけじゃ……」

 

???「なら、もう行くわね。」

 

楓「……は、はい。」

 

やっぱ、調子に乗ってあんなこと言わなきゃ良かったかな……。

 

???「……また明日も、ここに来ようかしら。」

 

楓「え?」

 

???「……何?今私、独り言を言っただけだけれど。」

 

楓「ひ、独り言……。あ、そう……ですか。」

 

???「……それじゃあね。」

 

スタスタスタスタ……

 

……行っちゃった。

 

……独り言、ね。

 

にしては、随分大きな独り言だったけど。

 

「みゃ〜……。」

 

あ、起きた。

 

僕とあの人が話してる間に、眠っちゃってたんだよな。

 

まぁ寝てるところも可愛かったけど。

 

「みゃ〜……みゃんっ!」ダッ!

 

楓「あ!」

 

ま、マジかよ……。

 

……まぁ、猫は気まぐれだからな〜……。

 

……って、僕またあの子撫でられなかったじゃん!!

 

てかあの人の名前聞いてねえし!!

 

……明日も、ここ来るかなー?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

???「……」

 

リサ「……あ、おーい!友希那ー!」

 

友希那「! リサ、おはよう。」

 

リサ「おはよう♪って、もうお昼だけどね〜。いっしょにスタジオ行こ♪」

 

友希那「ええ、そうね。」

 

リサ「〜♪……あれ?もしかして友希那、何か良いことあった?」

 

友希那「? なぜそう思うの?」

 

リサ「いやさ、友希那の顔、ちょっとにやけてるから。」

 

友希那「! ……に、にやけてなんかいないわ。」

 

リサ「え〜嘘だ〜♪にやけてるよ〜♪」

 

友希那「別ににやけてないわ。」

 

リサ「え〜?絶対にやけてるって〜。」

 

友希那「私はにやけてないわ。そんなことより、早くスタジオに向かいましょう。」

 

リサ「……もう、友希那ってばほんと頑固なんだから♪」




今回から、夏休み編スタートです!

何話くらいになるか分かりませんが、まぁ自分のペースでコツコツ書いていけたらなと思いますw。
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