新たな人生はポケモンの世界(ウルトラビースト編)   作:バロン

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豪華な晩ご飯

11話

 

リーリエ宅でユキノが『ポケモンフーズを作ろう!』の本を譲り受けていた時、マオはお菓子の本を読んでいて、スイレンは釣り竿や海の本を読んでいた。

マーマネは電子工学の本を読んでおり、カキは…本をペラペラめくっていただけだった。

 

お腹空いたなぁ~

 

ユキノは時計を見ると夜の6時半になっていた。

ここに来た時は4時半頃だったので、思っていたより時間が掛かっていたみたいだ。

 

「そろそろ御夕飯にしましょう。食堂に案内しますのでどうぞ」

「いいの!?」

「もちろんです」

「「「やった~!」」」

 

どんな食べ物があるんだろ!

 

食堂へと案内された場所は凄く長いテーブルに色々な食べ物が大皿に乗っていた。

サラダや海鮮物、お肉料理、揚げ物など様々な物が並んでおり、壁際にはイケメンの男性が数名待機していた。

デザートも豊富に揃えられておりみんなの目がキラキラ輝いていた。

 

「お好きな物をお召し上がりくださいませ」

「「「ありがとリーリエ!いただきま~す!」」」

 

みんなそれぞれ食べたい料理を皿に盛って行き、部屋の真ん中にある丸テーブルで食べた。

ドリンクは壁際に待機していた男性が注文を受けテーブルに持ってきてくれた。

 

これがお嬢様の晩ご飯…なんか色々凄すぎ!!

 

ちなみに、今日の晩ご飯は子供達が来たので、シェフが子供向けの味付けをした物を出し、更に食べ盛りの子達なので色んな種類を用意した結果、長テーブルに並べたのだった。

いつもはリーリエだけの分なので、少量でバランスの取れた物を出す。

両親は仕事で殆ど家に帰ってこないので、ジェームスが身の回りの事をしている。

 

晩ご飯を食べた後、少し休憩をしてからジェームスがみんなを送り届けてくれた。

その日の晩、ユキノは欲しい材料を紙に纏めククイに買ってきて貰う事にした。

 

翌日、いつも通りスクールに登校して授業を受けた。

今日は午前中が『社会』と『国語』。午後が『ポケモンの生態について』と『ポケモンバトル』だった。

 

ポケモンバトル…

ホームルームで説明されたけど、ポケモン同士でバトルするんだ。

 

ユキノは心にチクッと来たが、イワンコの頭を撫でながらどうしたらいいのか悩んでいた。

お昼は昨日と一緒でみんなで楽しく昼食を食べて、午後の授業について相談にのってもらった。

 

「ポケモンバトルってポケモン達、傷付くよね…」

「うん。だけどね、ポケモンに襲われた時や、助ける時、一緒に戦ってくれるポケモンがいないと何も出来ないんだよ?バトルは好きじゃないかもしれないけど、ポケモンを信じてどうすればいいか等を考えていけばいいと思う」

 

マオはそう言いカキが続いた。

 

「最初に会ったときに、俺がスカル団の連中をぶっ飛ばしたろ。あれも勿論、ポケモンバトルだ。スカル団みたいな悪さをする連中は少なからずいる。そいつ等の悪事を止める為にも力は必要なんだ」

「あのときの…」

 

マーマネはトゲテマルを膝に乗せ撫でながら言う。

 

「僕もバトルは好きじゃないけど、いざって時に助けたいからね。トゲテマルにはいつも助けて貰っているからそれの恩返しもしたいし」

 

「助け合いか…」

「そうだよ。ポケモンとトレーナーは一心同体と言ってもいいと思うんだ。バトルを通してポケモンが次何がやりたいか、こうすれば良い動きが出来るとか色々考えるんだ」

「一心同体」

 

ユキノはイワンコを見つめた後、目に力が入った。

 

「頑張ってみる。私、イワンコに傷付いてほしくないもん!」

「その意気だ!」

「うん!」

 

ユキノはイワンコを撫でながらポケモンバトルをどうすればイワンコが傷付かないで出来るか考える事にした。

 

 

 

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