新たな人生はポケモンの世界(ウルトラビースト編) 作:バロン
15話
ククイと更に森に入って行くと、木の上に鳥のポケモンが止まっていた。
「ねえねえ!そこのとりポケモンさん!」
(ん?僕の事?)
「そうそう!私ユキノって言うの!あなたは?」
(僕はツツケラ。知らないの?)
ヤングースもそう言っていたけど、もしかして結構有名なポケモン?
「ごめん。私、ポケモンの事全然知らないんだ」
(そっか。それより、なんで君は僕と会話が出来るんだい?)
「分かんないけど、出来るみたい!」
(答えになっていないけど、まぁいっか。僕に何か用事があるの?)
「うん!私と友達になって!」
(それはバトルしてGETさせろって事?)
ツツケラはそう言った瞬間、目つきが鋭くなった。
「違うよ~私と友達になって欲しいだけ。あ、私の手作りフーズあるけど食べる?とりポケモン用に作ってみたんだけど…」
(食べる!)
ツツケラは直ぐに気の幹から降りて来てユキノの前に降り立った。
イワンコはさっきから何も話してくれない…
「これなんだけど…」
(どれどれ…ん!?)
「ど、どうかな?」
(うんんんんっっっまああああああ!!)
「良かった~」
(もっとくれ!)
「いいよ」
ユキノはポケモンフーズを多めに出してツツケラにあげていると、その仲間達が木々の間から飛んできた。
(僕達もくれ!)
「どうぞ!」
ユキノは瓶に残っているフーズを全て出してあげると、ツツケラ達がそこに群がりフーズを食べ始めた。
(うっま!)
(美味すぎる!)
(幸せ~)
「良かった良かった。また明日も来るから、またね」
(君の名前は?)
「私はユキノ。よろしくね」
(((よろしくお願いしますユキノ姉さん!)))
「ね、ねえさん?」
ツツケラ達は何故か一斉に頭を下げて『姉さん』と呼んだ。
私、まだ8歳だし。妹いないんだけど…まぁいっか!
「うん。それじゃまたね~」
(((お疲れ様ッシタ!)))
面白いポケモン達だった~!
明日、必ず会いに行かなくちゃ!
その後もユキノは森のポケモン達と会話して、手作りポケモンフーズをあげて友好関係を広めていき、12時になった時には、1番道路に居たポケモンの大半がユキノと友好関係を結んだ。
ククイがまだ会えていなかったゴンベや、レディバ、ピチュー。ピカチュウ、ウソハチ、アゴジムシもユキノと友好関係を結んだ。
お昼ご飯の時、イワンコに何で無口だったのか聞いてみると…
『俺様以外と仲良くするのが許せなかったんだ』
「嫉妬ってやつ?」
『ち、ちがうわい!』
「図星?」
『噛むぞ!』
「ダメ~」
『むぅ…と、とりえあず、ユキノの事は俺様が守る!』
「うん!信頼してるよ」
『任せろ!』
ククイはユキノがイワンコや、この森のポケモン達と何を話していたか分からないが、友達になった事は何となく察した。
それと同時に、この森のポケモン達は餌付けに弱いのか?と思った。