新たな人生はポケモンの世界(ウルトラビースト編)   作:バロン

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変態おじさん(ポケモン)

18話

 

ウツロイドが去った後、ポケモン達と森で遊んでいるとデカいポケモンが木の根の所で気持ちよさそうに寝ていた。

 

「凄くデカいね~」

『アレはカビゴンって言うんだ。普通はここまで大きくないからな?』

「そうなの?」

『ああ』

 

ユキノの目の前にいるカビゴンと呼ばれたポケモンの大きさ…

高さが通常2m程なのだが、目の前のカビゴンは4mあるのだ!とてつもなく大きい!!

 

それにしても気持ちよさそうなお腹だなぁ…触ってみたいけど怒るかな?

 

ユキノはそんな事を考えながらカビゴンを見た後、起こさないようにそっとその場を離れる事にした。

 

寝てるときに邪魔されたら私だって怒るし、カビゴンも気持ちよさそうに寝ていたから仕方無いよね…今度起きてたらお腹に乗らせて貰おう。

 

ユキノ達がそのまま森から出ようと歩いていると、道があったハズの場所に木が立っていた…

 

「あれ?こんな所に木なんかあったかな?」

『無かったハズだ』

(たぶんウソッキーおじさんのイタズラですね)

「ウソッキー?」

『なんだ…ウソッキーだったのか』

(ウソッキーは目の前にいる木に化けてるポケモンです)

「ありがと」

 

このポケモンがウソッキー。

みんながおじさんと呼んでるって事はそれなりの歳なのかな?

 

私がウソッキーに近づこうとしたら、ウソッキーの顔が急に私を見て飛びかかって来た!

 

「きゃあ~!」

『たいあたり!』

(((たいあたり!)))

 

イワンコとヤングース達が一斉にたいあたりをウソッキーに当てて地面に倒すとウソッキーが直ぐに起き上がった。

 

(むぅ…可愛いおなごを見付けたから襲おうとしたのにのぉ…)

 

えぇぇ…

このポケモン。ヤバい奴だ…

 

『ウソッキー。あまりユキノを虐めるな』

(そうだぞウソッキーおじさん!)

(むむむ?お主等、そこのおなごの知り合いじゃったのか?)

(おう!)

「ウソッキーさん。私を襲わないでほしいな…」

 

ユキノは困った顔をしながらそう言い、ウソッキーに頼み込むとウソッキーは顔を背けた。

 

その時のユキノの表情が困った顔をしていたのにも関わらず凄く可愛く見えてしまったからだった。

 

「ウソッキー?」

 

ユキノはウソッキーを覗き込むようにして声をかけると、ウソッキーは固まってしまった…

 

わ、わしが!このようなおなごに緊張しておるじゃと!?

あ、ありえんぞ!だ、だが…確かに緊張しておるしのぉ…

 

ウソッキーは心の中で色々考えた後ようやく動いた。

 

(むぅ…先ほどはすまんじゃったのぉ…もうせんから、許してくれんかの?)

「うん!しないなら許すよ!」

『良かったなウソッキー』

(そ、それでじゃな…ユキノと言ったか?)

「ん?」

(わしと…つきあっ(((それは許さん!)))ダメか…)

「ふふw」

 

ユキノはクルッと回った後、近くの木にもたれかかった。

 

「ねぇウソッキーおじさん?私と友達になるのはどう?」

(友達?)

「うん!ウソッキーおじさんがいいなら」

(全然OKじゃ!)

「うん!それじゃ今日からウソッキーおじさんも私の友達ね!」

(うむ!)

 

変態おじさんだけどいいポケモンっぽいし、みんなも仲良しみたいだし良かった。

 

「それじゃ私達は桟橋に行ってみる事にしてるからまたねぇ~」

(うむ。桟橋の奥にある遺跡には気を付けるんじゃぞ?)

「うん!ありがと~」

『またなじいさん』

(うむ!)

 

ウソッキーは森の中に入って行き、ユキノ達は桟橋に向かって行った。

 

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