新たな人生はポケモンの世界(ウルトラビースト編) 作:バロン
2話
差し込む光を頼りに進むと、洞窟から出れた~!
「まっぶし~!」
私は背伸びをしてから周りを見ると、海が見えたのでそっちに向かって歩いていると、浜辺の側に建っていた家から白衣を着た人が男性が出て来た。
私はその人と目が合ってしまったので、顔を逸らすと話しかけてこられた~!
「アローラ!」
「あ、アローラ~」
アローラってなに!?
意味分かんないんですけど!?
「君、見かけない顔だけど、どこから来たんだい?」
「え、え~と…」
どこからって…洞窟…
私…洞窟から前の事、何も覚えてないんですけど…
私が洞窟の方を向いたので、男性は頷いた。
「自己紹介して無かったね。僕はククイ。あの家でポケモンの技の研究をしているんだ」
私。自分の事、何も知らないのに…
なんて言えばいいの?
気がつけば、私は泣いていた…
「え、えっと…」
「ご、ごめん、なざい…」
「と、とりえあず家にお上がり」
ククイと言う男性は私を家の中に招き入れた。
それから数分。ククイに出して貰っていたお茶を飲み、漸く落ち着いた時に私は、自分の記憶が無いことを話した。
「記憶が…それじゃ名前も歳も分からないよね」
「はい…」
何も分からない。
ここがどこで、私は誰なのかも。何のために洞窟に居たのかも知らない。
「それじゃあ…僕が名付け親になっても良いかな?名前が無いのは不便だと思うんだ」
「はい。それで、いいです」
この人…多分だけどいい人だ。
私は女の勘でそう思い、名前を決めて貰う事にした。
「そうだね…君は綺麗な銀色の髪をしているし…綺麗な茶色の目・・・」
ククイは机の下にあった2枚の紙を取り出して書き始めた。
「どうだろうか!僕の考えた名前は?」
右側の紙には、フウカ
左側の紙には、ユキノ
「可愛い名前…私はユキノがいいな」
「よし!それじゃあ、今日から君はユキノだ」
「ありがとう。ククイ」
私は笑顔でそう言いお茶を飲んだ。
ククイは初めてユキノの笑顔を見れて笑顔になれた。
やっぱりこの子は、笑顔が似合う!
服は僕が買うとして・・・
「いつまでもブカブカの格好じゃ恥ずかしいだろうし、服を買いに行って来る」
「あ、ありがとう」
ククイは直ぐに支度をして車で出かけた。
1人残されたユキノは、水槽にいるハート型のポケモンを見つめた。
「変な形の生き物…けど、嫌いじゃない」
ユキノがそう言った時、部屋の奥で物音がした!
「だれ!?」
音のする方へゆっくり近づくと、尻尾?が見えた。
「なんだ…犬か」
『犬とはなんだ!』(ワンワン!)←ポケモン語
「え?」
『ん?』
茶色の犬…喋って来たんですけど!?
『気のせいか。腹減った~!』(ク~ン)
「あ。ご飯か。ごめんね。私じゃどこにあるのかわかんない」
『俺の言葉が分かるのか!?』(ワン!?)
「え?」
『無意識なのか。俺はイワンコ。おまえは?』(ワンワン!)
「私はユキノ」
私はククイが帰って来るまでイワンコとソファーに座り喋っていた。
その頃ククイは…
デパートでユキノの合いそうな服を一生懸命探していた…
主人公の名前はユキノ。
もちろん、美少女です!
そしてククイは、ワンピースにするか、Tシャツにするか悩んでいる最中です。