新たな人生はポケモンの世界(ウルトラビースト編) 作:バロン
21話
ユキノが遺跡探検を心ゆくまで堪能した後、カプ・コケコと一緒に外に出た。
そこにはイワンコ達がしっかりと待っていてくれていた。後、何故かバルジーナ達も居た。
『おかえりユキノ』
(((お帰りなさいませユキノ姉さん!!)))
「ただいま~」
[お前達ずっとそこで待っていたのか?](テレパシー有り)
『あ、はい!待っていました!』
[そうか。ご苦労だったな](テレパシー有り)
『ありがとうございます!』
((ありがとうございます!))
イワンコ達は一斉に頭を下げてお礼を言った。
「それじゃカプ・コケコ。また来るね~」
『っ!?ユキノ!カプ・コケコ様になんて事を!』
[我が認めた。お主等は黙っておれ](テレパシー有り(眼力がとてつもない))
『申し訳ございませんでした!!!』
[ユキノ。我も暇な時は会いに行くぞ?]
「いいの!?やったー!!!いつ来る!?明日!?明後日!?」
[それじゃ明日行こうか?]
「本当に!やった~!それじゃ家で待ってる~!!!」
[うむ!]
―イワンコ脳内―
ええ!?家に来る!?守り神が!?
おいおいおいおいおいおいおい!ヤバいでしょ!?いや、ヤバくないのか?わからん!
ユキノはカプ・コケコに手を振り「バイバイ」と言ってからみんなと帰って行った。
その帰り道バルジーナが何故居たのか聞くと、謝りに来たそうだ。
体力が回復してから直ぐにカビゴンに謝りに行ったその後に遺跡まで来てイワンコ達に謝りに来たと言う事だった。後、私にも謝ってくれた。
桟橋を渡るとそこにはもうカビゴンは居なかった。多分森に帰って行ったのだろう。
「ん~!今日も色々あったけど楽しかった~みんなもありがとうね♪」
『おつれさん』
(((お疲れ様です!!)))
ヤングース達はユキノが森を出る間で見送り自分達の住処に行った。
「ただいま~」
「お?お帰りユキノ、イワンコ」
『ただいま』
「ねぇねぇククイ!私とポケモンバトルして!」
「ん?やる気満々じゃないか。何かあったのか?」
「えへへ~色々あったよ♪」
「そうかそうか。それじゃ表でやるか!」
「やった~!」
『さて、ユキノのために本気で相手するか!』
イワンコもやる気MAX。勿論ユキノも。
「出てこいウォーグル!」
「行くよイワンコ!」
『おう!』
ちなみにイワンコはバルジーナ戦の時に、レベルアップして【いわおとし】を新たに覚えていた。
今覚えている技は、いわおとし、かみつく、すなかけ、にらみつける。
バトルが始まる瞬間、ユキノは今日授かった戦の加護が発揮され感覚が研ぎ澄まされた。
その影響はパートナーのイワンコにも発揮され、感覚が研ぎ澄まされる。
その変化をククイは感じ取った。
「いつもと違うな。ウォーグル」
ウォーグルはククイの方を向き頷いた。ウォーグルもユキノ達の変化に気付いたのだ。
「エアスラッシュ!」
ウォーグルは羽を高速で羽ばたかせ鋭利な風の刃を発生させイワンコに放つ!
風の刃。真っ直ぐにイワンコに来る。反撃?躱す?ここは砂浜。すなかけで錯乱?それとも…
ユキノは超高速で何が出来るかを頭の中で判断しイワンコに指示を出す。それは1秒にも達していなかった。
「イワンコ!すなかけで錯乱!」
『うぉらぁああ!』
イワンコはすなかけで地面の砂浜の砂ごと巻き起こした直後、前方に走っていく!
風の刃は誰も居ない場所を攻撃し更に砂を巻き起こした直後!
「今!いわおとし!」
砂煙の中から無数の岩がウォーグルに飛んで行く!
「ほう?ウォーグル、はがねのつばさだ!」
ウォーグルは翼を鋼鉄化させ飛んできた岩を鋼鉄の翼で防ぐ!
「にらみつける!」
イワンコは砂煙が僅かに消えている場所からウォーグルをにらみつけ恐怖(防御力を下げる)を与える。その時の目は赤かった。
「ウォーグル、おいかぜだ!」
ウォーグルはおいかぜを発動させ、イワンコが隠れている砂煙を晴らすがそこにイワンコは居なかった!
ウォーグルが恐怖した僅かな時間で砂煙から移動していたのだ!
おいかぜのせいですなかけは意味がな…ある!
「イワンコ!ウォーグルの背後に回ってすなかけ!」
「なっ!?」
イワンコはウォーグルの背後に回り込むと同時にすなかけで大量に砂を巻き上げた!しかもおいかぜの影響で真後ろからの砂は大量にウォーグルに襲い掛かったのだ!砂はウォーグルの羽に入り込みバランスを崩すと共に目にも入り視界を奪う!
「たたみ掛けるよ!いわおとし!」
『うぉぉぉおおお!!』
イワンコは限界まで岩を創り出しウォーグルに向けて発射した!
ウォーグルは先ほどの砂のせいで目が見えず、イワンコの攻撃を受け地面に落ちた!
ウォーグルが発動させているおいかぜはまだ効果中で砂に落ちた時にウォーグルは砂埃に襲われる。
「ウォーグル!はがねのつばさで守れ!」
ウォーグルは直ぐに羽を鋼鉄化させ自分を守るように丸くなった。
「いわおとしで追い打ち!」
『うぉぉぉおお!』
イワンコはいわおとしを発射しまくりウォーグルに当てていくと同時に砂埃が巻き起こる!
ククイとユキノは砂埃が晴れるのを待つと、そこには戦闘不能になっているウォーグルが横たわっていた。
「か、勝った?」
『勝ったぁぁああ!』
「ハハハ…こりゃたまげた。お疲れさんウォーグル」
ククイはウォーグルをボールに戻すとユキノの所に行く。
「ビックリしたよ。昨日までとは全く違うじゃないか」
「えへへへ~カプ・コケコのおかげだよ」
「え?」
「ん?」
その後、ククイはユキノとイワンコを家に入れ、今日の事を詳しく聞いた。