新たな人生はポケモンの世界(ウルトラビースト編)   作:バロン

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最高級の蜂蜜

25話

 

ユキノはカプ・コケコ達と一緒に洞窟を出た後、みんなでお昼ご飯を食べた。

 

「ねぇねぇ。この後お花畑に行ってみたいな」

[花畑か。それならメレメレの花園があるな]

『どこでも着いていくぜ。』

「ありがと。それじゃメレメレの花園にレッツゴー!」

 

ユキノ達はご飯を食べ終えてから花園に向けて出発した数分後、ククイがボロボロの状態で洞窟から出て来た。

 

洞窟のポケモン自体はそこまで強くはないが、数が多すぎる!

なんなんだあの数は!?軍隊レベルで襲ってくるな!

流石に今回はウォーグルからガブリアスに変えて戦ったが…

 

ユキノ達が花畑に到着したのはそれから1時間後だった。

その道中、野生のポケモン達はカプ・コケコを恐れて全く出会うことがなかった。その分ユキノはカプ・コケコとイワンコとずっと喋りながら歩いていた。

 

ユキノ達が無事に花園に着くとそこは綺麗な黄色い花が咲き乱れていた。

 

「綺麗…」

『だな…』

 

ユキノ達が花園に見とれているとアブリーがユキノの方へ飛んできた。

 

(ユキノ~)

「あっ!カビゴンの時のアブリー!?」

(うん!)

「ここに住んでたんだ」

(そうだよ~ねぇねぇ!遊びましょ)

「うん!」

 

ユキノはアブリーと一緒に花園に入って行きアブリー達と遊んだ。

アブリーの他にもフラベベ、オドリドリ、チュリネ、モンメン、バタフリーが居たからみんなで遊んだのだ。

 

1時間程遊んだ後、アブリー達から来てくれたお礼と言う事で蜂蜜を貰いカプ・コケコと一緒に家に帰った。

 

「今日はいっぱい楽しんだなぁ~」

[満足か?]

「うん!ありがとねカプ・コケコ」

[うむ!それではそろそろ帰るとする。またなユキノ]

「うん!今日はありがと~!」

[うむ!]

 

カプ・コケコはそう言うと飛び立って行った。

イワンコは家に着いた後、直ぐに寝てしまった。

 

ユキノはククイと一緒に晩ご飯を食べた後、貰った蜂蜜を鞄から取り出した。

 

「ククイ。今日アブリー達から蜂蜜貰ったの。料理に使って」

「ありがとう!」

 

ククイはユキノから蜂蜜が入った小瓶を受け取ると目を見開いた。

ちなみに、この世界で蜂蜜は高級食材になる物で、そうそう手に入る物ではない。

100g1万で取引されるぐらいなのだから…

しかもアブリーの蜂蜜に限り不純物が全く含まれないこの蜂蜜は軽く1000万を超える!

この蜂蜜は幻の蜂蜜とも呼ばれる物なのだ。

 

その蜂蜜をスッと手渡されたククイは驚き目を見開いたのだ。

 

「どうしたの?」

「こ、この蜂蜜…生で見たの初めてなんだ」

「そうだったんだ。ねぇねぇ!この蜂蜜を使った料理何かしてくれない?」

「勿論だとも!」

 

ククイは早速蜂蜜を台所に持っていき料理をし始めた。

 

数十分後、食卓に出て来た料理はぶりの蜂蜜バター焼き、ミニトマトの蜂蜜レモンマリネを持ってきた。

 

「「いただきま~す!」」

 

ククイとユキノがぶりを食べると満面の笑みになり顔がとろけそうになった。

 

「「うま~いぃぃぃ」」

 

蜂蜜の旨味も合わさったぶりの蜂蜜バター焼きはとっても美味しく2人は直ぐに平らげてしまった。

その次にミニトマトの蜂蜜レモンマリネを食べると、ほどよく聞いたレモンに蜂蜜が合わさりトマトがお菓子みたいな感じで食べられ食が進む進む。あっという間に2品を食べ終えてしまった2人は静かに箸を置き手を合わせた。

 

「「ごちそうさまでした」」

 

ユキノは目を輝かせククイを見た。

 

「すっごく美味しかった!」

「だな!」

 

2人は笑顔で片付けを始めた。

晩ご飯を2回も食べるとは誰も思わなかったと思う…

だが、蜂蜜パワーがそれを成し遂げてしまった!

 

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