新たな人生はポケモンの世界(ウルトラビースト編) 作:バロン
27話
午後の授業は校外学習と言う事で港町のハウオリシティにやって来た。
今日はみんなで釣り体験だ!
釣り竿は貸し出しようを貰いみんなそれぞれ好きな場所で釣りをする事になる。
スイレンは自分専用の釣り竿があるので、アシマリと一緒に岬に向かい釣りを始めた。
カキ達も負けまいとそれぞれ釣れそうなポイントに移動して釣りを始めた。
「イワンコ。どこで釣りしよう?」
『堤防に行くか?』
「うん!」
ユキノとイワンコが堤防に行き釣りを始めてから30分程した時…遂に竿がしなった!
「きたっ!」
『頑張れユキノ!』
「ん~!重いぃぃ」
ユキノの竿がもの凄くしなっているのを確認したククイは急いでユキノを手助けし、カキ達も合流した。
「この引き…間違い無く大物」
スイレンがボソッと呟き竿を真剣に見つめた時、ククイとユキノが一気に竿を引き上げポケモンを釣り上げた!!釣り上げたポケモンは普通じゃありえないポケモンだった…
「え?」
「このポケモンは…リオルじゃないか!しかも大分弱っている!早くポケモンセンターに連れて行くぞ!」
「うん!」
ククイはリオルを直ぐに抱きかかえポケモンセンターに走り出した。
ククイは走りながらポケモンセンターに電話して女医さんに対応出来る準備をして貰うように頼んでから数分後、私達はポケモンセンターに着いた。
女医さんとククイの連携により手早く治療を施されたリオルは元気になりククイと一緒にロビーで待っていた私達の所に連れてこられた。
『我がある…じ、じゃない』
「ん?」
リオルは何かを呟いているが、声が小さくなっていくので聞き取れなくなってきた時…
『リオル。ユキノは俺の主だ。お前のじゃ無いぞ』
『気は確かに主の物…イワンコ。私はこの子と一緒に行動する』
『は?』
『これからよろしく頼む』
「うん!よろしくねリオル」
『ちょっ!ユキノ!?』
『なんで私の言葉分かるの?』
「生まれつきみたいなの。イワンコ、もしかしてヤキモチ?」
ユキノが微笑みながら言うのでイワンコはドキッとし、そっぽを向きながら否定した。
「それじゃリオル。これからよろしくね♪」
『うん!』
『よろしくなリオル』
『こちらこそよろしくねイワンコ』
ユキノは新たな仲間、リオルを仲間にしてみんなで学校に帰っていった。
その様子を遠くから覗き見ていた人が居た…
「あの子、ポケモンと喋れるのかしら?捜査しないとね…」
その人は物陰からサッと姿を消しユキノ達を密かに追いかけ始める…
その事を知る者は今はまだ居ない。