新たな人生はポケモンの世界(ウルトラビースト編) 作:バロン
28話
ユキノ達が学校に戻って来るとスカル団の連中が門の前で待っていた。
「なんでスカル団がいるの?」
「アンタ達を待っていたのさ!」
「俺達の邪魔ばかりするからな。ちょっとここら辺で懲らしめてやる!」
いつもの3人と違いピンク色の髪をツインテールの纏めた女と、イケメン男の2人だけだった。
「いくよ!エンニュート!」
「いくぜ!グラエナ!」
「珍しいポケモンだな」
「そりゃあな!グラエナを捕まえるためにホウエン地方まで行ったんだからな!」
「そりゃご苦労様で…」
「お、おう…あんがとな」
「こら!何敵と話してんだ!」
「あ、すまねぇ!」
ククイが会話している内にユキノはリオルと一緒に前に出た。
「さてユキノ。新しい相棒と一緒に俺とタッグバトルしようか」
「はい!行くよリオル!」
『うん!』
「出番だウォーグル!」
この瞬間、戦の加護・剣技の加護が発動しユキノとリオルの感覚は一気に研ぎ澄まされた。
リオルは研ぎ澄まされる感覚に少しだけ戸惑いながらも主の生まれ変わりはやはり、主なんだなと思い少し笑っていた。
「行くよリオル!」
『うん!』
「ウォーグル、エアスラッシュ!」
「リオル、はどうだん!」
ウォーグルのエアスラッシュは素早くエンニュートに迫って行くが、エンニュートは背を屈め攻撃を躱した。
リオルのはどうだんはウォーグルの攻撃が始まるよりも早く放たれグラエナを一撃で戦闘不能にさせた。
ユキノとリオルは攻撃を躱すエンニュートを視界に収めており、屈んでいるエンニュートの頭を勢いよく攻撃し戦闘不能にさせた。
「そんな…」
「あんな小さなポケモン1体に俺達が負けるだと?」
「あ、あり得ないわ!何かしたのよ!!出て来てアンタ達!!」
「お前等もいけ!」
2人は残りの手持ちポケモン全てを出してきたその時、この地の守り神が空から舞い降りてきた…
『我親友を痛めつけよとした罪は重いぞ』
カプ・コケコが2人を睨み付けながらプレッシャーを放ちユキノ以外が立ちすくむ…
「カプ・コケコ。来てくれたんだ!」
『当たり前だ。ユキノ、これを受け取ってくれ。我と共に悪を滅ぼすぞ』
「うん!行くよカプ・コケコ!」
『ああ!』
ユキノは受け取った虹色のリングを腕に付け、虹色に輝くクリスタルを填めた瞬間、クリスタルが輝いた。
「Z技!ガーディアン・デ・アローラ!!」
Z技が発動された瞬間、カプ・コケコから莫大なオーラが発生し巨大な人型が形成された。カプ・コケコはその頭部分の所に居り、スカル団を見下ろした。
『覚悟はいいな悪よ。我の渾身の一撃を喰らうが良い!』
カプ・コケコの巨大な拳がスカル団とそのポケモン達諸共を天高くに吹き飛ばした後、カプ・コケコは元に戻った。
「カプ・コケコすご~い!」
『ユキノのおかげだ。そのリングとクリスタルはユキノに与える』
「ほんと!?」
『ああ。大事に使いなさい』
「ありがと~!」
ユキノはカプ・コケコに抱きつき嬉しがったが、カプ・コケコは少し恥ずかしくどうしたらいいか激しく悩んだ…
リオルは…やはり主の生まれ変わりだと信じた。
伝説ポケモンに愛され、全てのポケモンを愛せる。天真爛漫で強気な性格。何より、私の動きに付いて来られるのなんて主だけ。
そこにいる半裸の男は何が起こったか見当も付いていなかったみたいだし…
後、凄く気になるのが遠くから私達を監視している者。最初こそ気のせいだと思っていたけど、ずっと着いてくる辺り何かあるにちがいないわね
カキ達はカプ・コケコの威圧に負けており既に立てなくなっていた。
遠くにいた者も少なからず恐怖心を覚え気分が悪くなっていた。
ちなみに、なぜユキノだけが平気だったかと言うと、カプ・コケコがユキノ以外にプレッシャーを放っていたからだ。勿論、スクールの子達には弱くはしていたが。
カプ・コケコはユキノと拳を当ててから飛び去っていった。
カプ・コケコが与えた虹色リングと虹色クリスタルは全てのポケモンのZ技を出せる。
専用Z技だと効果が更に上がる。
(ユキノはチート級アイテム!いやいや、国宝級アイテムを手に入れた)