新たな人生はポケモンの世界(ウルトラビースト編)   作:バロン

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黒いルガルガン

29話

 

スカル団達を撃退し終わったユキノ達は校舎に入って行ったが、カキ達はまだカプ・コケコが放っていたプレッシャーの影響で具合が悪く、医務室で横になっていた。

 

よって、今はユキノとククイだけになってしまったので、先ほどユキノがカプ・コケコから貰った虹のZリングとクリスタルを見ることになった。

 

「全く分からない…こんなクリスタルは初めてみたぞ」

『私も初めて見た』

「リオルは他のも見た事あるの?」

『私は初代アローラチャンピオンの相棒だったポケモンよ。Zクリスタルなんて何度も見たわ』

「リオルって凄いポケモンだったんだね!」

『そ、そう?まぁ当然よ!なんたって天下無敵の主様だったんだから』

 

リオルが胸を張りながら良い、ユキノ達は笑顔になった。

だが、イワンコだけは納得がいかない…

突然やってきた者が自分より何倍も強い事…

あっと言う間にユキノと仲良くなった事…

前の戦いでカプ・コケコのプレッシャーを受けても平然としていた事…

攻撃もステータスも全てにおいて自分は、リオルに負けてしまっている…

 

イワンコはリオルよる更に強くなる事を決めた…

 

「ねえねえイワンコ。今日の晩ご飯何にする?」

『ん?何でもいいぞ?』

「それじゃリオルは?」

『私は肉だな』

「あら?意外とガッツリ系なんだね」

『スタミナ付けないとバトルに勝てないからね』

「そっか~わかった!今日はククイに奮発してもらっちゃう!」

「おいおいユキノ?いったい何の話しだ?」

「今日の晩ご飯の話し!リオルが肉食べたいって言ってるからククイに買って貰うの!」

 

ユキノの輝く笑顔で言われたククイはやれやれと言いながら仕方無く帰りに買って帰ることにしたのだった。

 

晩ご飯を食べ終わってからイワンコはリオルを連れて浜辺に来た。

 

『俺の鍛錬に付き合ってくれ』

『いいよ~いつでもかかってきな』

『ありがとう』

 

イワンコは腰を低く落とし一気に跳躍して【いわおとし】を放ったが、リオルは軽く避けて行きながらイワンコに迫って行く。

 

『もうお終いなの?他にもあるでしょ?』

『っく!オラァ!』

 

イワンコは【すなかけ】を使い大量の砂を巻き上げたがリオルは真空波を放ち、砂を掻き消した。

 

『はぁ…そんな力であの子を守れるの?攻撃はね?』

 

リオルの言葉が終わる前にイワンコは空中に飛ばされていた…

 

『こうするのよ』

 

それと同時にイワンコは自分が攻撃された事を悟りダメージが来た。

 

強すぎる。これが元チャンピオンだったポケモンの力。

いや、戦い方の問題なのか?全てにおいて俺はリオルより弱い。

そこを全て鍛え上げればあるいは…

 

『私はこの力を持っても慢心はしない。今より更に強くなり主を守るために戦う』

『主を守るため…』

 

その瞬間、イワンコの脳内にいくつもユキノとの記憶が巡っていく…

 

『ユキノを守れる強さ…ユキノに害をなす者全てを駆逐する』

 

イワンコが月を見上げ遠吠えをした瞬間、イワンコの体から進化の光が発せられ、イワンコは進化していく。

 

より早く…

より強く…

より強靱な肉体に…

ユキノを守れる強さを!

 

イワンコの遠吠えが終わった時、イワンコは黒いルガルガンに進化した。

 

強靱な2足の足。

屈強な体。

鋭利な爪。

目は赤く鋭い顔つきになった。

 

真夜中の姿のルガルガンに近い姿をしているが、体色等は少し異なる。

 

『さて、仕切り直しといきましょう』

『ああ!』

 

新生ルガルガンはリオルに飛びかかっていった…

 

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