新たな人生はポケモンの世界(ウルトラビースト編) 作:バロン
33話
アクジキングによって連れられて来た場所は、デカい城だった。
[ユキノよ。君にはまだまだ強くなれる素質が備わっている。ここでの1日は向こうの時間に置き換えれば1分にしかならない]
「それじゃあ…私達はここにいる間、強くなる鍛錬をしていくって事?」
[まぁそういう事だが、勿論楽しい事も色々用意してある。そこの2体も強くなりたいだろ?]
『当たり前だ。ユキノを守れる強さを手に入れる事が出来るなら頑張るぞ』
『私もよ!波導の極に頼りすぎていたし、なにより貴方に勝てないなんて嫌だもの!』
[決まりだな。2体は俺と共に来い。扱いてやるよ。ユキノはカミツルギ達と居ないさい。色々な事を教えてくれるように言ってあるから]
「ありがと!」
それからルガルガンとリオルは城の地下へといった。
地下は城の外と違い、更に時間軸が変わっていた。地下での一日はこの世界の1時間にしかならず、アクジキングの特訓はリオルよりも厳しい物になる…
ユキノはカミツルギや他のUB達と一緒に城の中で世界の事を勉強したり、バトルの事について学んでいった。
ユキノ達はこの世界で1年も修行し己を磨き経験値を積み、様々な事をウルトラビースト達から学んだ。
更に見た目もこの一年で変わり、白銀の綺麗な髪は更に綺麗に輝いており、成長期も合わさって絶世の美女になった。
ユキノはここでも料理はするし家事全般こなしていたのでウルトラビースト達から凄い慕われて、それぞれのUB達から加護を貰い受けていた。
城の地下から出て来たルガルガンとリオルは雰囲気が前とは違っていた。
後、アクジキングは満身創痍に近い状態で出て来たので直ぐに治療室へと運ばれていった。
ルガルガンは全身筋肉質になり黒い毛並みに艶もできて綺麗になっていた。
後は…逞しくなった?以前見た時より格段に強くなっていると分かるぐらい全身から溢れ出るエネルギーみたいな物がある。
リオルは毛並みが凄く綺麗になっていた。
ルガルガンと違いリオルは逞しくなった感じはなく以前より何故か可愛くすら思える。
「ねぇリオル?ルガルガンと感じが全く違うのはなんで?」
『内に秘めている力をコントロール出来たからです』
『自分はまだまだ未熟で力をコントロール仕切れていません』
「リオル。力の一端を見ていい?」
『ええ』
リオルが1歩前に出たと思ったら私の前に移動していた。
「え?」
『一応これぐらいは出来るようになりました』
『力を込める場所を更に極め、瞬間的に使う修行で得られた物です』
「凄いじゃない!ルガルガンも出来るんでしょ!?」
『ええ』
ルガルガンもリオル同様に一瞬で私の元に移動したが、風圧が凄い!
『今ので分かったと思うが、リオル様は移動の時でさえ風の抵抗を極限まで減らし風さえあまり発生させない術を得たのです。俺はまだまだ未熟』
『まぁこればかりは練習あるのみです』
「2人とも凄いわ!これならあのアクジキングにも勝てるんじゃない!?」
『いえ』
『私達は王には勝てないです。完全な防御。完全な反撃技。悪食を発動されてしまえば恐怖が襲い動きが鈍くなってしまいます』
「想像以上に強いのね…」
『ええ。流石はUB達の王』
『我らが束になっても勝てない相手なのです』
後ろからUB達も来て久しぶりにアクジキング以外が揃った。
『もう行くんでしょユキノ?』
「うん。外ではまだ6時間ほどだと思うけど、この1年は本当に充実したわ。それにみんなから授かった加護も大切にするね」
『ええ。また来たくなったらいつでも私達を呼んでね』
「うん!それじゃまたね」
ユキノ達は目の前に出現したウルトラホールに入っていき元の世界に戻っていった。
その際、アクジキングがこっそりと加護を授けたのはユキノしか知らない。
ユキノが有している加護一覧
戦の加護(カプ・コケコ)
剣技の加護(カミツルギ)
寄生の加護(ウツロイド)
吸収の加護(マッシブーン)
魅惑の加護(フェローチェ)
雷撃の加護(デンジュモク)
砲撃の加護(テッカグヤ)
悪食の加護(アクジキング)
破裂の加護(ズガドーン)
擬態の加護(ツンデツンデ)
発射の加護(アーゴヨン)
太陽の加護(ソルガレオ)
月の加護(ルナアーラ)
滅亡の加護(ネクロズマ)
UBの特徴が全て加護としてユキノに力を与える形となった。
寄生、悪食、擬態は使いどころが限られるが、魅惑に関しては美女であるユキノの専売特許になるだろう。
雷撃の加護は、雷を受けると全ステータスが大幅に上がるのと、雷を無効化する力がある。
太陽の加護では、日中だけ全ステータスが上がり能力値が減らない。月の加護は夜バージョンだ。
それ以外の加護についてはバトルよりなので、無双間違いなしだ。