新たな人生はポケモンの世界(ウルトラビースト編)   作:バロン

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ククイ。ユキノの能力に気付く

4話

 

翌朝、ユキノと朝ご飯を食べ終えるとククイはポケモンスクールへと行く支度をした。

 

「ユキノがポケモンスクールへ通えるように手続きしてくるから、今日は家でお留守番してくれるかい?」

「うん!」

 

ユキノはポケモンとかも知らないみたいだしな。ポケモンスクールで色々学んで貰おう。

 

「それじゃ行ってくる」

「いってらっしゃ~い!」

 

ククイがポケモンスクールに行った後、ユキノはワンピースに着替え、イワンコと一緒に砂浜に行った。

 

「やっぱ外って気持ちいいねイワンコ!」

『だな!』

 

ユキノとイワンコはククイが帰って来るまで砂浜で遊んでいた。

 

「ただいま~」

「あっ!ククイ~!!」

『あっ!ククイ!』

 

ユキノとイワンコはククイが帰って来たと同時に走り出しククイに飛びついた。

 

「お帰りククイ!」

「うん。ただいま」

『俺様もいるぞ!』

 

イワンコは尻尾を勢いよく振ってククイの周りを走っている。

 

「イワンコもお帰り」

『おう!ただいま!』

 

ククイはユキノを抱っこしたまま家に入って行き、昼ご飯の支度をした。

 

「ねぇねぇ。私は何を手伝えばい~い?」

「そうだな…テーブルを綺麗にしてくれるかな?」

「わかった!」

 

ユキノはふきんを水に濡らし、精一杯絞った後テーブルを拭き始めた。

 

今日のご飯は何かな?何かな!?

 

ユキノは小さいながらも体全体を使ってテーブルを拭き、イスとソファーも拭いた。

丁度その時、ククイが2つの皿とイワンコのポケモンフーズを持ってリビングに入ってきた。

 

「今日はチャーハンだ!イワンコはいつものね」

「わ~!チャーハン!チャーハン!!」

『いつものご飯か。まぁ美味しいから文句はねぇがな』

 

ユキノはふきんをテーブルの隅に置いた後、手を洗いに行きコップとスプーンを用意した。

ククイはお茶を用意して、ユキノが持ってきてくれたコップに注ぎ込む。

 

「それじゃ、「『いただきます』」」

 

2日目だが、ユキノは家の事を手伝ってくれる。

後、これからもこの役割分担は変わることはないだろうな。

 

ククイはチャーハンを頬張るユキノをそう思いながら見つめた後、自分のチャーハンを食べ始めた。

 

昼ご飯を食べ終わった後は、ククイが食器を洗い、ユキノはテーブルを拭いてからお茶を冷蔵庫に戻して、ククイと食器を戸棚に片付ける。

これが自然に出来てしまうユキノは絶対に良い子に育つ!

 

その後、ユキノはイワンコとお喋りをしている…

ん?んんん!?

 

「ユキノ?イワンコと喋れるのか?」

「うん!」

『だな!』

 

ククイは開いた口が塞がらず、ポカーン【(゜Д゜)←こんな顔ww】としていた。

 

「あははは!ククイ~!なにその顔~!」

『おいおいw笑ってやるなwwww』

 

ユキノは盛大に笑い、イワンコは笑いを堪えていたが、最後の方は吹いてしまった。

 

「あ…ああ。そのだな」

「ん?」

 

ユキノはまだ少し笑いながらククイを見る。

 

「ポケモンと喋れるのは凄い事なんだよ?」

「そうなの!?」

「そうだよ」

「じゃあ!じゃあ!!ククイはイワンコとお喋りした事ないの?」

「した事はないけど、こんな事をして欲しいのかなって事は解るよ」

 

ユキノがポケモンと会話が出来るとは…

 

ククイは少し考えた後、ユキノを見る。

 

「ユキノ。あまりポケモンと会話が出来る事は秘密にしておいてくれ」

「え?」

「ユキノのその力を悪用する連中がいるかも知れないのだ」

「あくよう?」

「悪いことをする人達が居るって事だ」

『ユキノの事は俺様が守るぞ!』

「ありがとうイワンコ」

 

ユキノはイワンコをなでなでしながらそう言い、俯いてしまった。

 

私がイワンコと喋れるって、やっぱ普通じゃなかったんだ。

 

「落ち込む事はないよ。逆に言えばユキノだけの特別な力って事でもあるんだ」

「うん」

「ポケモンスクールでは出来る限り普通にポケモン達と接してやってくれないか?」

「わかった」

『俺様も一緒にスクールに通ってやるよ』

「イワンコが一緒にスクールに通ってくれるって」

「そうなのか?それじゃあイワンコ。ユキノをよろしく頼むよ」

「よろしくね。イワンコ」

『ああ!任せろ!!』

 

 

 

イワンコはユキノを守る為、一緒に行動する事になった。

頑張れイワンコ!

頑張れユキノ!

 

色んな苦労があると思うが、頑張れククイ!

 

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