新たな人生はポケモンの世界(ウルトラビースト編) 作:バロン
5話
ユキノ達はお昼ご飯を食べ終えると、みんなでポケモンスクールへと向かった。
「あの丘の場所に見える建物がポケモンスクールだよ」
「あの丸い藁(わら)みたいな屋根の建物?」
「うん」
「へぇ~」
『あまり興味ないのか?』
「ううん。なんか、沖縄みたいだなぁ~って思っただけだよ」
「おきなわ?」
『おきなわ?』
ユキノが言った沖縄は2人には分かるはずもなく、頭に??マークが付くだけであった。
かく言うユキノも、実際に沖縄に行った事がないので、適当に言っているだけである。
ポケモンスクールの建物は殆どが木材で出来ており、この施設の一番高い屋根の場所に鐘が飾られている。
校内には池もあり、水ポケモン達が気持ちよさそうに泳いでいた。
校内の真ん中は広場になっているので、授業の一環でポケモンバトルもここですることになっている。
ユキノはククイに校内を案内してもらい、教員や食堂のおばちゃん、オーキド校長先生に挨拶をした。
この島の人達の挨拶って、「アローラ」って言えばいいみたい。
私の中じゃ「こんにちは」や「おはよう」だったのに。まぁいいや!
校内の教員、オーキド校長、食堂のおばちゃん達は、ユキノの超可愛い天真爛漫な挨拶を受けメロメロになっていた…
ちなみに今日着てきた服装は、水色のワンピースだ。
「明日から私もここに通えるんだね!」
「そうだよ。それと、この僕がユキノの教師だ」
「え?ククイって先生だったの!?」
「そうとも!」
『ただの博士じゃ無かったんだ…』
ユキノは明日から授業をしてくれる先生がククイと知ると凄く驚き、そして…
「あ、明日からよろしくお願いします。ククイ先生」
「普段はいつも通りでいいよ。子供達からはククイ博士って呼ばれる事の方が多いけどね」
「わかった!」
『やっぱ博士だな』
「だね♪」
「ん?」
「なんでもな~い!ね~イワンコ」
『おう!』
ユキノはイワンコをなでなでしながらそう言い、ククイと一緒に家に帰っていった。
その日の晩、ククイが用意した晩ご飯はクリームシチュー!
ククイは鶏肉の皮を先に焼き始め、表面が良い感じに焼けてきた時に玉ねぎ、ジャガイモ、ニンジンを加え炒めた。皮から焼いているので、油いらずで出来るのだ。
その後、牛乳を加え煮込みクリームシチューのルーを入れ良くかき混ぜた。
その際に、バターを少量入れコクを出すことも忘れない。
クリームシチューを煮込んでいる間に、ブロッコリーの茎を切り落とし、軽く茹で上げるのも忘れないククイ。
流石だ!
ブロッコリーはクリームシチューを容器に移した後に、追加で入れる。
ユキノはククイがご飯を作ってくれている間に、テーブルのセッティングを済ませた。
ククイが晩ご飯をテーブルに乗せた後、ユキノはお茶を用意して、みんなで晩ご飯を頂いた。
イワンコには、ククイ特製のポケモンフーズを食べているので満足している。
『うめぇ~!今日の味はシチューか!!かぁああ!美味い!!!』
「イワンコ。凄く喜んでいる…」
「今日はフーズも頑張ったからね。良かったよ」
イワンコの尻尾の振りスピードが異常な程速い…
ユキノとククイは苦笑いしながらイワンコを見た後、クリームシチューを食べ始めた。
味は凄く美味しかった!
晩ご飯を食べ終えると、いつも通りに後片付けをしてからイワンコと外に出た。
夜空に広がる星が綺麗に見える時間帯になるからだ。
ククイもユキノと一緒に外に出て星を眺めた。
「今日も綺麗…」
「そうだな」
『ああ…』
ユキノは満足するまで星を眺めた後、イワンコと一緒に家に入り就寝した。
晩ご飯のシーンを唐突に書きたくなったので書かせて頂きました。
次回投稿でようやくポケモンスクールに入ります