新たな人生はポケモンの世界(ウルトラビースト編)   作:バロン

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ユキノの歓迎会

6話

 

翌朝、今日が楽しみで早起きしたユキノは身だしなみを整え、白いがベースのワンピースを着た。

 

「おはようユキノ。今日は早いね」

「おはよ~!ポケモンスクール楽しみなの!」

 

ユキノは満面の笑みでそう言い、ロフトから降りて来た。

 

「今日の朝ご飯は簡単な物を用意したよ」

「ありがと~!」

 

ククイが簡単な物と言いテーブルに出した食べ物は明らかに時間が掛かっていただろう物が並べられた。

 

豚の角煮。カボチャコロッケ。貝の味噌汁。白ご飯。ポテトサラダ。

 

角煮は昨日の晩からじっくりコトコト弱火で煮込んでいたらしく、口に入れた瞬間とろけるほど柔らかかった。

味噌汁もコロッケもポテトサラダも美味しく、白ご飯と一緒に食べて完食した。

 

「今日の朝ご飯も美味しかった!ごちそうさま!」

「うん。ごちそうさまでした」

 

ユキノは食べ終わった食器を洗い場に持っていき、水で濡らした布巾でテーブルを拭いた。

ククイは洗い場の食器を洗い、お昼の弁当のおかずを詰めた。

 

ちなみに、いつもはもっと簡単な朝ご飯で白ご飯にふりかけ。味噌汁。豆腐があれば豆腐みたいな感じだ。

夜ご飯も肉とご飯でいいやみたいな感じなのだが、ユキノがいるのでしっかりと料理を作っているのだ。

 

「さて、お弁当も入れたし行くかユキノ」

「うん!出発~!!イワンコ、行くよ!」

『おう!』

 

ユキノはククイから貰った小さな鞄にお弁当を入れ、イワンコとククイと一緒に家を出た。

目指すはポケモンスクール!

 

ユキノはククイとイワンコと楽しく喋りながら行き、スクールに到着した。

スクールには既に来ていた男子生徒と女子生徒が教室からユキノを見ていた。

 

「お?あの子可愛くね?」

「ああ。ヤバいな」

「なになに?」

「いや…あの子」

「アイドル!?」

「いやいや!」

 

ユキノはその目線に気付き手を振り「アローラ~!」と元気に挨拶した。

生徒達も「アローラ~!」と元気に挨拶を返した後窓から離れた。

その後、ククイは職員室に行きユキノは自分の教室に入った。まだ朝速いので誰も居ない教室は涼しく、木で出来ている机に鞄を置いて外を眺めた。

 

教室の机、イスは木で出来ており、窓が無いので吹き抜けになっている。

ユキノの教室は2階にあり、木製の階段で上って行く。

 

自然の木で作った学校みたいで、おじいちゃんの写真に写っていた学校よりも自然に近いや。

 

ユキノはそう思い外を眺めていたら、スレンダーな褐色肌で2つ結びの長い緑髪が特徴的な女の子と、青い瞳が印象的で、髪も青色で襟足の跳ねたショートヘアに漁網のような黄色いカチューシャを付けている、私と似た白い肌の女の子が校門から入って来た。

 

「あ、アローラ!」

 

私は教室の窓からできる限りの大きな声で挨拶をして手を振ったら、2人は笑顔で「アローラ」と言い手を振り返してくれた。

2人は喋りながらそのまま校舎の中に入っていった後、ぽっちゃり型の小さな男の子が入って来た。髪は黄色。その子は私の方を向いた後慌てた様子で校内に入っていった。

 

なんだったんだろ?

まぁいっか!!

 

その後も続々と生徒達が入って来た後、先ほどの緑髪の女の子と青髪の女の子が教室に入ってきた。

 

「やっぱ転校生!?」

「なのかな?」

「アローラ。今日からよろしくね!転校生であってるかは分からないけど」

「「??」」

「あ、私の名前はユキノ!よろしくお願いします!」

「わたしはマオ!よろしくねユキノ!」

「わたしはスイレンでございます。よろしくお願いします」

 

緑髪の女の子がマオで、青髪の女の子がスイレン。必ず覚えなくちゃ!

 

その後、先ほどのぽっちゃり型の男の子も教室に入ってきて自己紹介してる時、外から赤い龍がこちらに向かって飛んできた!

 

「みんな!早く逃げなきゃ!!」

「大丈夫だよユキノwwアレはカキもポケモンで、リザードンって言うんだよ」

「ユキノ。慌ててる姿可愛いね」

 

マオ達が話している時、リザードンは窓の側に降り立ちカキが窓から教室に入って来た。

 

「アローラ!君は?」

「あ、ユキノです」

「俺はカキ!よろしくな!」

 

カキと言う男の人は、上半身半裸の筋肉質な人で、この人も褐色肌をしている。

カキの簡単な自己紹介が終わるタイミングでククイが教室に入ってきた。

 

「アローラ。もうみんなの自己紹介は終わっているみたいだな」

「「「アローラ!」」」

 

みんなククイが教卓に行くと同時に、席に着いた。

 

「今日はユキノの歓迎会をしようと思うんだが、みんな良い案はあるかな?」

「お菓子作りなんて良いんじゃない?」

「わたしは、釣りかな」

「ロボ作り!」

「ドッチボール!」

 

みんなそれぞれやりたい事あるんだ。私はお菓子作りが良いけど…

 

「ユキノはこの中からやりたい物はあるかい?」

「お菓子作りがいいな」

「うん。それじゃ今日はお菓子作りをしよう!マオ、頼めるかな?」

「もっちろん!それじゃ早速、厨房に行きましょ」

 

マオはみんなを連れて校内の厨房へと行き、みんなにお菓子作りを教えた。

今回はクッキー。ククイは料理が出来るので上々の出来映え。マオは一流職人に匹敵するほどの品。カキは堅めのクッキー。マーマネは丸いクッキー。平らじゃ無い。丸いんだ!

ユキノは…イワンコの顔をモチーフにした可愛らしいデザイン!

 

みんなそれぞれの形のクッキーを作り、それぞれ1つずつ交換してみんなでクッキーを食べた。

 

うん!マオのクッキーはすっごく美味しい!

カキのは堅い…マーマネのは丸いから食べづらいけど、最初の一口を頑張れば食べられる!

ククイのはいつも通り美味しかった!私のは…あれ?みんなより甘い?

 

「砂糖の入れすぎだね。でも美味しいから大丈夫だよ!」

「ありがとう」

 

マオは笑顔でそう言い、ユキノを励ました。

みんなも美味しそうにクッキーを食べ、喜んでいた。

 

そして、ユキノの歓迎会は終わり、みんなでグランドに出た。

 




リーリエは用事があり今日は欠席。
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