皆様こんばんわ。7人目のスタンド使いプレイ中のウルトラ長男です。
何これ超面白い、と現在ド嵌り中。
二次創作OKみたいですし、誰かこれのSS書かないものでしょうかね。
ちなみに私はクイックシルバーが好きです。波動砲は男の浪漫。
処罰を終えたハリーがようやく校内に戻れたのは真夜中の2時を過ぎてからであった。
こんな時間に本当に待っているのだろうか、と半分ほど疑いながらハリーは3階へ上がり、女子トイレの中へと踏み込んでいく。
本来なら真っ直ぐ帰らなければならないはずなのに、またも夜の校内をうろつき、しかも女子トイレに入った所など目撃されようものなら今度こそ本当に退学にされてしまうだろう。
だがそれでも知りたいと思ったのだ。あの近付くだけで傷跡が痛む影の正体を。
いや、知らなければならない。そんな気がする。
だからハリーは危険を承知でミラベルの誘いに乗ったのである。
「ベレスフォード……いるかい?」
透明マントを被ったまま、小声で呼びかける。
だが返事はない。
代わりに足元にいたネズミが小さく鳴き、その場を走り去っていった。
「……いないのかな?」
周囲を見渡しながらハリーは、陰気で憂鬱なトイレだ、と思った。
鏡は罅割れているし、壁は染みだらけ。鏡の前にある石造りの手洗い場はあちこちが欠けている。
トイレの個室を区切る木の扉はペンキが剥がれ、引っかき傷だらけだ。
全く、それこそ何年も手入れされていないトイレなのだろう。確かに隠れて話し合うだけならば最適かもしれない。
ハリーだって、こんな時でなければ近寄りたくも無い場所なのだから。
『あら? 誰かいるの?』
一番奥の個室から声が聞こえ、思わず返事しかけたが慌ててハリーは口を塞いだ。
違う、あれはミラベルの声ではない。
それを証明するようにトイレから出てきたのは眼鏡をかけたおさげの、ニキビ顔の女ゴーストだった。
彼女は周囲をキョロキョロと見回すと不思議そうに首をかしげ、ハリーのいる方向へと近付いてくる。
透明マントがあるから気付かれないはずだが、しかしピーブズなんかは透明マントがあっても“そこに誰かがいる”という事は見破っていた。
もしかするとこのゴーストもそうなのかもしれない。
そう思い、ハリーが身構えた所でようやく探していた人物の声が割り込んで来た。
「私だマートル。悪いが少し邪魔するぞ」
『なんだ、ベレスフォードだったの』
またしても、ミラベルがどこから出て来たのかわからなかった。
彼女はあの森の中で出会った時と同じように突然現れ、マートルを個室へと戻してしまった。
それからハリーのいる方向を一瞥し、口の端を吊り上げる。
「いい透明マントだな、ポッター。私ですら注視しなければ見落とすところだ」
「!?」
彼女には見えている!? そう思うも、すぐにハリーは己の考えを否定した。
違う、見えているはずがない。これはスネイプや他の先生だって見破れない物なんだ。
多分彼女はピーブズと同じように“そこに誰かがいる”という事をかろうじてわかる程度に違いない。
そう自分を納得させ、ハリーはマントを脱ぎ去った。
「教えてくれベレスフォード。ユニコーンを殺したあの影は一体何だったんだ?」
「それを説明する前にまずは、ユニコーンの血が持つ力について教えてやろう」
いきなり結論を求めるハリーに、しかしミラベルは答えを渡さない。
無論さっさと解答を提示する事も出来るが、それではこの少年は納得しないだろう。
こういう頭の固い手合いに説明するにはある程度の過程が必要なのだ。
「ユニコーンの血は例え死の淵にいる者だろうと生き永らえさせる命の血だ。
だが、そこには代償が存在する」
「代償?」
「ユニコーンの血を飲むと呪われるのだ……それも永遠に。
一口でも唇を付けたが最後、その者は生きながらにして死んでいるも同然の状態となる。
……ま、ゾンビやグールなどと同じだな」
ハリーはゴクリ、と唾を呑んだ。
永遠に呪われるなんて、考えるだけでも恐ろしい。
それならばいっそ、まだ死んだほうがマシなのではないだろうか?
そう思うハリーへ、ミラベルは言葉を続ける。
「だが呪われた古い肉体を捨てる術があるとしたら? 新しい身体を創造出来るとしたらどうだ?」
「新しい身体?」
「そう、完全な力を取り戻し永遠の命を与えてくれる夢のような存在……そんなのがあるとしたらどうだ?
それを手に入れるまでの間生き永らえればいいとしたら……その呪いも享受出来るとは思わんか?」
そこまで言われてハリーはハッとした。
……ある! この学校には今、その夢のような道具が隠されている!
かつてはグリンゴッツ銀行に隠されていた物をハグリッドが持ち出し、この学校に移した物が。
永遠の命を与えると言われ、石を金に変える事すら可能な世界に唯一つの伝説の石が!
「……賢者の石!」
「いかにも」
「誰が! 一体誰が石を狙っているんだ!」
「その答えは貴様自身が持っている。
貴様は知っているはずだ、力を取り戻す為に長い間待っていたその者の名を。
命にしがみ付いてチャンスを狙っていたその男の事を」
ハリーは、ミラベルの言わんとしている事がわかった。
一気に血の気が冷え、心臓を鷲づかみにされたような悪寒に襲われる。
気のせいか額の傷が痛み、冷や汗がとめどなく溢れてきた。
「それじゃ……僕がさっき見たのは……ヴォルデモート?」
ミラベルはあえて返事を返さない。
しかしその笑みはもはや肯定と同意であった。
「で、でもあそこは3頭犬が護っている! ハグリッドが出し抜き方を教えない限り絶対に突破出来ない!」
「そうだな」
「なら安心だ。ハグリッドが誰かに喋るなんて在り得ないんだから!」
そうだ、何も不安がる事などなかった。
賢者の石はあの恐ろしい3頭犬が護っており、その突破法を知るのはハグリッドだけだ。
そしてハグリッドがダンブルドアを裏切って秘密を話すことは絶対に在り得ない!
そう安心するハリーへ、ミラベルは不気味に笑いながら言葉を返す。
「本当にそう思うか?」
「……え?」
「ハグリッドは確かにダンブルドアを裏切らないだろう。それこそ死んでも、だ。
だがなポッター……あの男の口を割らせるのに、何も裏切らせる必要などないのだ」
「それはどういう……」
「あの男は貴様が思っているよりもずっと迂闊だという事さ」
ハグリッドは確かに義理固い。
だが秘密の守人としては全く適さない人材だ。
とにかく考えが浅く、頭に血が上りやすく、そしてすぐに冷静さを失う。
ほんの少しの誘導尋問や引っ掛けにも容易くかかり、重要なはずの情報をポロッと吐き出してしまう。彼はそういう人種だ。
人としては信用出来るかもしれないが、重要な仕事を任せる相手としては全く信頼に値しないのである。
「まあ、信じるも信じないも貴様次第だ」
とりあえず伝える事は伝えたし、ハリーの正義感を揺さぶるのはこれくらいでいいだろう。
これだけ情報を与えておけば後は勝手に「僕が守らなくては」という使命感に燃えて賢者の石の元まで突っ込んでくれるはずだ。
もうミラベルが動く必要はどこにもない。
後は紅茶でも飲みながらハリーの活躍を鑑賞し、最後の最後に石を掠め取ってしまえばこちらの勝ちだ。
「では、私はそろそろ寮に戻る。貴様も見付からんように注意しろよ」
「ま、待ってくれ! 何故君が賢者の石を知っているんだ? それに何故、僕にこんな事を教えてくれる!?」
話は終わりだ、とばかりに背を向けたミラベルへハリーが言い募る。
するとミラベルは不敵な笑みをハリーに向け、静かに言い放った。
「真実に気付いたのは貴様等だけではないという事さ。そして、ヴォルデモートの手から石を護るという点において我らの目的は一致している」
「! 君も……石を護ろうと……!?」
「……貴様には期待しているぞ。ハリー・ポッター」
それだけを言い、ミラベルはそこから消え去った。
これで後は時を待つだけ。
すでに4階扉前には鼠を待機させているので誰かがそこを訪れればすぐにミラベルに伝わる。
校内でも可能な“姿現し”と鼠を用いた探知。この二つが揃っている限りミラベルが出遅れる事はない。
すでに石を得る為の準備は全て整っているのだ。
*
学年末試験は一年生の問題だけあって実に簡単なもので、ほぼ何の問題もなく終了した。
ベレスフォードの英才教育を受けていたミラベルにとってはどれも数年前に通過した場所だ。
今更躓く道理などどこにもなく、筆記、実技合わせてミスは一つもなかったと確信出来る。
特に実技においてのミラベルは明らかに他生徒を突き放していた事は教師達の青褪めた顔を見れば明白であった。
フリットウィック先生の出したパイナップルを机の端から端までタップダンスさせる試験ではパイナップルのみと言わず机を含む教室の備品全てにタップダンスをさせ、マクゴナガルの試験では鼠を金ピカの美しい嗅ぎ煙草入れに変身させた。
本来ならばただの演出過多だが、この試験ではそれが意味を持つ。
本来試験は100点満点で判定されるものだが、それはあくまで“一年として”の判定基準に過ぎない。
先に“ここまで出来れば100点満点”という基準を決めておき、そこにどれだけ近づけるかで採点をしているのだ。
だが仮にその基準を上回る程の魔法を見せ付けたならば100点を上回り、120点や150点といった在り得ない点数を獲得する事も不可能ではない。
恐らく1年ではミラベルの他にハーマイオニー辺りも100点オーバーを叩き出すだろう。
「あーっ、ようやく終わったー! これでしばらく試験勉強しなくて済む!」
全ての試験を終え、解放されたかのようにイーディスが伸びをする。
ここ数日はひたすら試験勉強ばかりでストレスも溜まっていたのだろう。イーディスの目元には隈が出来ており、頬は心なしか痩せこけていた。
イーディスは普段あまり予習復習をしない方だ。いわゆる三日漬けタイプである。
まあロクな点数は取れないだろうが、本人曰く「落第さえしなければOK」らしい。
「ミラベルはどのくらい出来た? 私は変身術がちょいヤバだけど」
「愚問だな。無論全て完璧だ」
「うわ……相変わらず凄い自信……」
自らを完璧と断言するミラベルに、イーディスが乾いた笑みを浮かべる。
普通ならばただの自信過剰で終わる所だが、なまじ本当に実力があるからこの友人は始末に終えない。
だが実力という面ならイーディスも決して低くはないだろう。
確かに筆記こそボロボロだが実技ならば十分トップクラスに食い込めているのだ。
苦手と言っている変身術も実技は何ら問題なくパスしており、マクゴナガルすら彼女の腕には一目置いていた。
だが「15世紀後半、変身術を使って狼男を退治した偉人の名前を3人挙げよ」などと言われると何も思いつかないだけなのである。
「というか、よくあの馬鹿でかい杖であんなに速く魔法使えるよね。
あれミラベルの身長の半分くらいあるじゃない」
「ま、私だからな」
ミラベルの杖はでかい。
それはもう、おかしいくらいに巨大だ。
魔法使いの杖というのは一般的には20cmから30cmが基本であり、巨大な部類に入るハグリッドの杖でも41cm、といえばどれだけミラベルの杖がおかしいのか分かるだろう。
イーディスも初めてその杖を見た時は「でかっ!?」と驚きを露にし、担当していた教師も「すごく……大きいです」と感想を漏らしたほどだ。
余談だがイーディスの杖はペガサスの羽根に白樺の枝、28cmである。
店主曰く「軽く柔らかく従順」との事らしい。
まあ要するに面白味のない杖という事だ。
「とりあえずミラベルはこの後どうする? 私は夕飯食べてさっさと寝るけど」
「そうだな……私も今日は部屋でゆっくり休むさ」
イーディスの問いに、ミラベルが何気なく答える。
今日は余計な事をせずに休んでいるように見せなくてはならない。
何せ予定通り進めばこの日こそハリー達が動く日なのだから。
まあ仮に原作と違う流れになったとしてもミラベルには何ら痛手にならない。
極端な話、ハリー達が全く動かずにクィレルが石を入手しても全然構わないのだ(不可能だろうが)。
最終的にそこに乱入して奪い取る、という結果に何ら変化はないのだから。
唯一ミラベルが困るパターンとしてはハリーもクィレルも動かずダンブルドアがさっさと石を回収してしまう事だが、万一そうなりそうなら思い切って鏡ごと盗んでしまうのも手だろう。
だがその心配も杞憂だったようで、ハリー達が夜中に隠し部屋に行く相談をしているのを校内の鼠が聞き取ってくれていた。
ダンブルドアも魔法省から緊急のフクロウ便を受け取り、ロンドンへと発った。夜中まで帰ってくる事はないだろう。
ならば自分はただ待っていればいい。勝機が訪れるその瞬間を。
スリザリンのテーブルに並ぶ数種類ものパスタにピザ、リゾットにパン。
それらは全て、イタリアの代表的な料理として有名だ。
ミラベルは見るからに上機嫌な様子でパスタやピザを少量ずつ皿によそっており、その量は普段よりも多い。
まるで今にも鼻歌を歌いだしそうな彼女のテンションにイーディスが不思議そうに尋ねる。
「ミラベル、もしかしてイタリア料理好きなの?」
「うむ、日本とイタリアの料理は大好物だ。我が国にもこの2国の半分でもいいから美食への意識があれば、と思わずにはいられんよ」
まずはリゾットをスプーンで掬い、食す。
柔らかな米にトマトの酸味と甘さが染み渡っており、噛む度に味が広がっていく。
刻んだセロリも入っているようで後味も爽やかだ。
米というと日本食をイメージしがちだが、こういうのを食べればその認識も変わるだろう。
次にカルボナーラ。
少々太めの麺を具と一緒にフォークに絡め、口の中へ運ぶ。
とろけて麺に絡まったチーズの濃厚な味が風味を引き立てるのがたまらない。
どうしてチーズやバターを絡めた料理というのはこうも食欲を刺激するのだろうか。
きっとその秘密は、この料理を生み出した人間をマグルと呼んで馬鹿にしている限り永遠にわからないのだろう。
無知な自称魔法使い達にはわからぬ、真に魔法と呼ぶべき高みがここにある。
次にピザ。
焼きたての生地の上に乗せられ、チーズと絡み合ったベーコン、トマト、イカ、パセリ……。
それらを見ているだけでゴクリと喉が鳴り、気持ちが先行してしまう。
だが焦るな。一気に齧り付いてはその熱さで舌を火傷してしまう。
まずは一口、ゆっくりと噛み締め、存分に味わう。
そして思う。トマトとチーズは何故こんなにも合うのだろうか、と。
確か『前世』の女が見た漫画のキャラクターがこんな事を言っていた。「チーズがトマトを、トマトがチーズを引き立てる」と。
まさにその通りだ。これぞ味の調和。この上ないハーモニーとなって味覚に幸福を与えてくれる。
(……そうだ……せっかくなのだからアレも食べなければな)
そこまで考えて次に皿によそったのはインサラータ・カプレーゼと呼ばれるサラダで、トマトの上にモッツァレラチーズを乗せたものだ。
あの漫画を思い出しておいてこれを食べないというのはあまりに酷である。
見た感じトマトの上にただチーズを乗せただけの簡単なものにしか見えないが、こういうシンプルな料理こそ侮れない。
日本のスシもただシャリに魚の切り身を乗せているだけに見えるがその実、信じられない職人芸によって握られているのだから。
(トマトとチーズを一緒に食べるのだったな)
チーズを乗せたトマトをフォークで刺し、一緒に口の中へと導く。
するとなるほど、確かにトマトとチーズの相性はいいようで、口の中でうまい具合に調和した。
あの漫画のように大げさに飛び上がるような美味さではないが、しかしいくら食べても飽きの来ない、そんな爽やかな料理である。
(なるほど……モッツァレラチーズそのものはほとんど味がない。
だがトマトと一緒に食べる事でそのコクと柔らかさが生き、そしてトマトを逆に引き立てる。
ふむ、これはなかなか……)
サラダを食べ終えたミラベルは水を飲んで一息つき、満足そうに口元を拭う。
今夜の戦いに備えて、非常に有意義な時間を過ごす事が出来た。
この上なく気力が漲り、今の自分ならば杖なしでも上位魔法が使えるような気さえする。
「さて、そろそろ談話室に戻ろうか?」
「ライナグルはそれでいいのか? ほとんど食べていないようだが……」
「放っといて、ダイエット中なの」
「別に気にする程メタボでもないだろうに。むしろ貴様はもう少し肉を付けた方が……」
「ふんだ! いくら食べても太らない貴女に私の苦しみはわからないわよ!」
イーディスと談笑しながら席を立ち、スリザリン寮まで移動する。
これでもうやる事はない。
後はただ、ハリー達が動くのを待つだけだ。
肩に飛び乗ったピョートルからの情報によると、すでにクィレルは動いており、隠し部屋の奥へと踏み込んでいるらしい。
彼が何らかの方法で賢者の石を手に入れるのか。
それとも『記憶』通りにハリーが駆けつけて石を入手するのか。
どちらにしてもミラベルのやる事は変わらない。
そして、結末もまた変わらない。最後に石を手にしているのが自分であれば、過程などどうでもいい事なのだ。
(ヴォルデモートやポッターがどう足掻こうが関係ない。最後に笑うのはこの私だ)
イーディス(なあーんか悪巧みしてそうな顔してるなあー……。危ない事に手を出してなけりゃいいんだけど……)
皆さんこんばんわ。次回でようやく石争奪戦に入ります。
石を狙って動くクィレル&ヴォルデモート、その後を追うハリー、ハー子、もちのロン。
そして姿を隠して機を伺うミラベルに異常を察知して急いで帰って来るダンブルドア。
三つ巴(四つ巴?)の末に果たして誰が賢者の石を得るのか。
まあ予想はつくかもしれませんが、とりあえず次回をお待ち下さい。
ちなみにホグワーツで出てくる料理ですが、実はこの辺、勝手に出てくる料理を変えております。
ぶっちゃけ原作ではイギリス料理以外テーブルには並びません。
それは4巻の「炎のゴブレット」を見ても明らかです。
「炎のゴブレット」では他校の生徒が来た際、彼らに合わせてフランスの料理などが出されますがハリーやロンはそれを見て珍しがっており、初めて見るような反応をしています。(ハーマイオニーだけは知っていた)この事からも普段ホグワーツのテーブルにイギリス以外の料理が並んでいないのがわかります。
では何故このSSでは平然と日本やイタリア料理が出るかと言うと……ぶっちゃけイギリス料理だけじゃ描写に限界があるからです。
だってレパートリー少なすぎるんですもん、イギリス料理。というか私が食べたイギリス料理そのものが少ないので描写しようがない……。
まあミラベルの事ですから厨房に入って、そこで働く屋敷妖精とかにリクエスト(という名の脅し)でもしてるんでしょう。