ハリー・ポッターと野望の少女   作:ウルトラ長男

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∩(・ω・)∩<ソレニシテモアナタハユリアニヨクニテイル
ワームテール「!?」

皆様おはようございます。キッチンやらない夫が好きなウルトラ長男です。
今回より炎のゴブレット編開始となりますが、その前に夏休みの幕間となります。
最後のほのぼの年なので炎のゴブレット編は今まで以上に平和でまったりさせたいですね。
それと前回多かった疑問にお答えしておきましょう。

Q、何故このSSの魔法使いは格闘戦をしたがるのか。
A、かっこいいからだ!


ハリー・ポッターと炎のゴブレット編
幕間 クィディッチ・ワールドカップ


 夏休み。

 生徒達の多くは友人と戯れ、あるいは久しぶりの里帰りを楽しむだろう一時。

 ミラベル・ベレスフォードはそういった学生らしい事をするわけでもなく、極めて奇妙な事をしていた。

 生物学の本を片手に、その視線を向けるのは飼育用のガラスケースだ。

 周囲にはいくつものビーカーやフラスコが並べられ、それを見る彼女の服装は普段のローブとは異なる白衣に、加えて顔には眼鏡をかけていた。

 ケースの中には数匹のヒキガエルがおり、何故かカエル達は鶏の卵を温めるという謎の行動を取っている。

 これはミラベルがインペリオをかける事で取らせている行動だが、一見すると意味不明にしか見えないだろう。

 

「あの、お嬢様……これは一体何の意味があるので……?」

 

 側に控えている仮面の男、クィナレス・クィレルが恐る恐る、といった具合に尋ねる。

 するとミラベルは本のページをめくり、クィレルの手に押し付ける。

 そこに映っていたのは、バジリスクに関する事例の数々だ。

 

「かつて、ギリシャの闇魔法使い『腐ったハーポ』という男がいたそうだが、その男の研究によるとヒキガエルの下で孵化させた鶏の卵からは異常なまでに強力な力を持つ、巨大な蛇が誕生したという。

それは普通の蛇と違い、見ただけで他者を殺害し、あるいは石化させる『蛇の王』として恐れられた」

「! ま、まさか……!?」

「そのまさかだ。ここにある卵は全てバジリスクの卵だよ」

 

 ミラベルはガラスケースの中に手を入れ、卵のうちの一つを取り出す。

 

「しかしこいつがなかなか厄介でな。バジリスクの卵になるにはいくつかの条件をクリアせねばならない。

例えば卵は雌鶏ではなく雄鶏が産まなければならず、その年齢は必ず『7』でなくてはならない」

「お、雄ですか? しかし雄は……」

「ああ、普通にやっては卵など当然産まん。故に魔法で生体改造を施し、無理矢理産み出させた」

 

 まずミラベルは資料に則ってのバジリスク作成を試した。

 しかし雄鶏が卵を産むという無茶苦茶な条件をクリアするには、こちらから手を加えるしかない。

 故にミラベルは鶏に無茶な改造を施し、無理矢理卵を排出させた。

 余談だが母体(父体?)はその強引な実験に耐え切れずに出産後死亡し、ミラベルの昼食となってしまったが、まあどうでもいい事だ。

 

「お嬢様は、バジリスクを量産するおつもりで?」

「ああ。問題は見るだけで死亡する眼だが、これは普段は閉じているよう調教すればいい。

幸い、バジリスクはピット器官こそないものの鼻が効く。視界を塞いでも然程不便はしない」

 

 卵を再びケースに戻す。

 するとヒキガエルが待ってましたとばかりに卵の上に跳び乗った。

 

「貴様も眼鏡をかけておけ。

産まれたばかりのバジリスクと目を合わせて死んだら笑い話にもならんぞ」

「は、はい……しかし、眼鏡越しなどで大丈夫なのですか? 嘆きのマートルは死んだと聞きますが……」

「そいつは錬金術の練習がてら、私が作った魔法具だ。

目隠しの魔法の効果を与えた眼鏡で、魔法的な力を察知すると着用者の視界に映像を送らず、勝手に目隠しを発動してくれる」

 

 説明しながらミラベルは卵を見る。

 まだ孵る気配もなく、バジリスクが生まれる保証もない。

 微調整を繰り返しながら、バジリスクの量産に挑戦しているものの、後は結果を待つだけだ。

 そうして過ごしていると、暖炉の方からガタガタと音が聞こえてきた。

 どうやら、来客が来たらしい。

 

「クィレル、ここは任せるぞ」

「は、はい!」

 

 ミラベルはバジリスクの卵をクィレルに任せ、暖炉へと向かう。

 するとそこにはよく見知った少女、イーディス・ライナグルが立っていた。

 ケホケホとむせ込んでいるのを見るに、あまり煙突飛行には慣れていないのかもしれない。

 彼女は2度3度と屋敷内を見回し、ぽけーと口を開けて間抜け面を晒していた。

 

「……何をしている、ライナグル」

「あっ、ミ、ミラベル。いや、凄い屋敷だなあって……」

 

 庶民であるイーディスにこの別荘はあまりにも豪華すぎたらしい。

 まるでお上りさんのようにキョロキョロと視線を動かし「はー」や「へー」と意味のない呟きを漏らしている。

 そんな彼女の姿に溜息をつき、ジェスチャーで自室に招く。

 長い廊下の先にあったそこは、やはりイーディスには刺激が強いのだろう。

 またも眼を点にして部屋を凝視していた。

 

「とりあえずここで呪文の練習といこうか」

「う、うん」

 

 イーディスは、ぐっ、と拳を握り気合を入れる。

 だが、ふと視界の端に普段見ない物を見かけて興味が逸れてしまった。

 恐らくはミラベルが使っているのだろう机の上には、本が山積みされている。

 それはいいのだが、その表紙がまるで動いていない。マグルの本のように静止し続けている。

 ……いや、これはまさしくマグルの本なのだ。魔法界の本ではない。

 

「マグルの本? ミラベル、そんなのも読むんだ?」

「ああ、色々と参考にすべき部分も多いぞ」

 

 机に積まれた本は、マグルの歴史における様々な統治を記したものだ。

 絶対王制、民主主義、社会主義。

 ヒトラー、ナポレオン、織田信長。

 そうした、歴史上における統治の成功や失敗。ミラベルはそれらを必要になると判断し、手元に集めた。

 魔法界の上層部は揃って馬鹿にするマグルの歴史だが、魔法を使えぬからこそ彼等は工夫する。

 常に前を見続け、進化する。改良を重ねる。

 マグル達に魔法はない。失ったものは取り戻せない。だからこそ効率を求め、頭で考える。

 その、犠牲を踏み越えながらも前に進み続ける姿勢。それこそ今の魔法界に必要なものだ。

 そう考えるからこそミラベルは、彼等の歴史を学んでいた。

 

 だが魔法界は、停滞し続けている。

 純血の魔法使いを残そうと近親相姦を繰り返し、血のみで無能が成り上がり、まるで進歩しない。

 今や純血のほとんどが親戚関係にあるのを見れば、どれだけ数が減り、袋小路に入っているか分かるだろう。

 愚かな話だ。マグル生まれを迎え入れていなければとっくに絶滅していたという事実すらあるのに、尚も目を背け続ける。

 最低限必要な数だけを受け入れ、まるで進歩せず袋小路から出ようとすらしない。

 それどころかヴォルデモートに至っては退化の一途を辿ろうとしている。

 ……誰かが、この狂った連鎖を断ち切らねばならない。

 

「ふうん、マグルの本かあ……。

……あれ? なんか本に挟んでるけど」

「ああ、しおり代わりに挟んでいたチケットだな」

 

 イーディスの興味の視線に応えるようにミラベルが本に挟んでいた紙を出す。

 そこには『クィディッチワールドカップ準決勝 日本VSアイルランド』と書かれている。

 

「ちょっ!? それクィディッチワールドカップの招待券じゃない!」

「そうだが……なんだ? 興味があるのか?」

「当然だよ。私もチケット欲しさにお店に並んだんだけど、結局買えなくってさあ……」

 

 クィディッチワールドカップのチケットは魔法界では大人気だ。

 その為、イーディスのように欲しがる人間は山ほどいる。

 しかしその一方で、招待券を渡されているのに全く行こうとしない一家もまた存在するのだ。

 ベレスフォード家も、そんな一家の一つであった。

 

「ふむ……なら、見に行くか?」

「え?」

「見たいのだろう?」

 

 ミラベルとしてはワールドカップはそこまで興味を惹くものではない。

 しかしだからといって嫌っているわけでもないのだ。

 イーディスが行きたいというのなら、暇つぶし程度に行くのも悪くない。

 その質問に対し、イーディスが嬉しそうに頷く。

 

「うん!」

「なら、さっさと行くぞ。確か開催は今日だったはずだ」

 

 魔法の練習は、まあ明日からでも出来る事だ。

 バジリスクの方は一段落もついたので、後はクィレルが上手くやってくれる事だろう。

 ミラベルが指を鳴らし、それから数秒後に一人のメイドが部屋へと入ってくる。

 名をメアリーといい、屋敷から連れてきたミラベル専属のメイドだ。

 亜麻色の髪を背中で一纏めにした、人形のような容姿の少女である。

 

「メアリー、マグルに見られても怪しまれない服をこいつに着せてやれ。デザインは任せる」

「お任せを」

「え? え?」

 

 困惑するイーディスを掴み、有無を言わさずメイドが彼女を連れ去ってしまった。

 それを見届けてからミラベルも白衣を脱ぎ、クローゼットを開ける。

 そして黒いパーカーとジーンズを見出し、指を鳴らす。

 すると一瞬で彼女の服が変わり、逆に今まで着ていたローブなどがハンガーにかけられていた。

 

「お嬢様、終わりました」

「ご苦労……ほう、磨けば光るとは思っていたが、なかなか似合うじゃあないか」

 

 イーディスは今までしていなかった化粧を薄く施され、服装は白いドッキングワンピースへと変わっていた。

 髪も整えられ、なかなか上品な気品を感じさせる。

 少しばかり照れているのか俯いているイーディスの肩に手を置き、ミラベルはメアリーへと告げる。

 

「では行ってくる。留守は任せるぞ」

「はい、行ってらっしゃいませ」

 

 優雅に一礼するメイドに見送られ、ミラベルはその場で姿くらましを発動、一気に日本まで飛んだ。

 日本、といっても街中ではない。

 人が滅多に寄りつかない森の奥。そこにこそ今宵の試合会場は用意されている。

 勿論、魔法使い全員がちゃんとマグルを意識した服装をしているのならば多少目撃されても問題ないのだが、魔法使いはその6割以上はローブのまま出てしまう。

 そして、それ故に彼等を目撃してしまった哀れなマグルは記憶消去の措置を受ける羽目となるのだ。

 

 会場の入り口は二つあり、それがまた奇妙な様相だ。

 一つの入り口には白人系の魔法使いが密集し、我先にと会場へ入ろうとしている。

 だがもう一方の入り口前では黄色人種の魔法使い一団が何故か列を作って並んでいた。

 早く試合会場に入りたいイーディスとしては前者は理解出来るものの、後者はさっぱり理解出来ない。

 

「……何やってるの? あれ?」

「日本人は事あるごとに列を作る事で有名な人種なのだ。マグル魔法族関わらず、な」

「へえー……秩序が出来てるっていうか、何というか……」

 

 入り口の職員にチケットを見せ、ミラベルとイーディスは指定席へと案内される。

 試合会場の上の方にある席で、試合全体を見渡せるなかなかいい位置だ。

 始まるまでの間に観戦用の万眼鏡(マグルの双眼鏡のような道具で、巻き戻しやスロー再生などが出来る)を購入したり御菓子を買ったりして時間を潰した。

 そしてとうとう、両国のチームが入ってくる時間となり、会場が一斉に沸き立った。

 

『Ladies and Gentlemen! ようこそ! 第422回クィディッチワールドカップ3回戦へ!

今宵行う試合は日本とアイルランドによる準決勝となります!

さあ、まずはアイルランドチームのマスコットをご紹介しましょう!』

 

 魔法省魔法ゲーム・スポーツ部長を務めるルード・バグマンの声が響く。

 それと同時に緑と金に輝く二つの彗星のようなものが競技場に飛び込み、空中を一周してから、それぞれ両端のゴールポストへと飛んだ。

 すると二つの彗星を繋ぐように虹の橋がかかり、観客全員が思わず声をあげる。

 更に続けて空を飛び回ると、三つ葉のクローバーが空中に描かれる。

 最後に、そこから黄金の雨……否、金貨の大雨を降らせ、観客を沸きに沸かせた。

 何人かは思わず金貨に駆け寄り、我先にと拾い集めるが、ミラベルは無言でイーディスの肩を掴んだ。

 

「偽物だ。時間が経てば消えるぞ」

「……あ、あはは」

 

 金貨の雨というまさかの事態に出遅れたイーディスであったが、結果として見苦しい姿を晒さずに済んだ事で思わず苦笑いを浮かべる。

 きっと今拾っている人達は後で失意に沈むのだろう、と思うと少し哀れな気持ちになった。

 

『続けては日本チームのマスコットの入場です!』

 

 アイルランドのマスコットは素晴らしかった。

 では日本チームはどんな素晴らしいマスコットを出すのだろう。

 その期待に応えるように……そしてある意味盛大に裏切り、入場してきたのは幼い少女の群れであった。

 それぞれが愛らしい着物を着用し、笑顔を振りまく姿は非常に癒されるものがあるが犯罪臭が凄まじい。

 

「な、何あれ?」

「日本チームのマスコットの座敷童だ。家に住み付き、幸福を齎す……まあ、日本版の屋敷妖精だな」

 

 この「正直どうよ?」と言いたくなるマスコットは世界で賛否両論だが、一部に絶大な人気を誇っている。

 また、このマスコットを見た各国の選手達は揃って「日本人は狂ってる。あいつら未来に生きてるぜ」と呆れたらしい。

 その話を聞き、それはそうだろう、とイーディスも思わず頷いてしまった。

 

『続けてえ、選手紹介! 皆様盛大な拍手を!

アイルランド・ナショナルチーム!

コノリー! ライアン! トロイ! マレット! モラン! クィグリー!

そしてえええ! リンチィィィ!』

 

 次々と箒に跨って入場してくる選手達に観客が歓声をあげ、選手達が並ぶ。

 その箒は全てファイアボルトであり、乗り手、箒共に一級品だ。

 

『日本チーム選手入場!

タロウ! マサト! ハヤト! レンジ! サスケ! サトシ! タケシィィィィ!』

 

 アイルランドチームと比べるとやや小さく見える日本人チームが入場し、横一列に並ぶ。

 それを待ってからクァッフルとブラッジャー、そしてスニッチが競技場に放たれ、試合の準備が整った。

 

『それでは! 試合――開始ィィィ!』

 

 次の瞬間、イーディスは選手達の動きを一瞬見失ってしまった。

 速い! ただひたすらに、速い!

 チェイサーがクァッフルを投げる速度が速すぎて、誰がクァッフルを持っているのかわからない。

 ビーターが常軌を逸した速度でブラッジャーを打ち合い、残像が残る速度で往復する。

 もう選手を狙うどころではなく、ただのボールになっているのは笑うしかなかった。

 シーカーのタケシとリンチが互いに触れ合う寸前の合間を保ちながらドッグファイトを繰り広げ、スニッチを追いかける。

 それは、普段学校で見る試合とは段違いの迫力だ。

 

 しかし、ハイレベルな者同士の戦いは長引く場合と速攻で終わってしまう場合の2パターンが存在する。それがクィディッチだ。

 そしてこの試合は後者! シーカー二人がすでに動いているのがその証!

 互いのチームのビーターはブラッジャーを打ち、シーカーを狙う。

 だがシーカー二人は空中で回転し、速度をまるで落とす事なく回避。

 そのまま目の前のスニッチへと同時に手を伸ばす。

 

「……!」

 

 息をする事も忘れてイーディスが選手の動きを凝視し――アイルランドチームのリンチが箒から飛び出した!

 一歩間違えればスニッチすら掴めず地面に叩きつけらえる蛮行! 勝利への執念が生んだ判断!

 リンチは地面に激突し、受身をとってゴロゴロと転がる。

 そしてゆっくり起き上がると、スニッチを掴んだ右腕を掲げ、雄叫びをあげた。

 

 瞬間、会場が総立ちになり鼓膜をつんざく歓声が響く。

 イーディスも思わず一緒になって立ち上がり、声をあげていた。

 

 一方負けた日本チームは悔しそうに地面を叩き、そして涙を流しながら一箇所に集まる。

 そして何を血迷ったのか、自分達の箒に火を付けて炎上させてしまった。

 

「ちょっ!? 何やってるの、あの人達!」

「ああ、貴様は知らんのか。日本チームは負けるとその場で箒を燃やす事でも有名だ」

「何それ怖い」

 

 これは恐らく日本人特有の『セップク』の精神の現れなのだろう。

 とはいえ、材木が勿体無いという理由で非難される行動でもあるのだが、今の所日本チームがそれを止める気配はない。

 それを見ながらイーディスは「日本人って変……」と呟いていた。

 

 

 

「……で、どうだった? いい思い出は作れたか?」

 

 試合が終わり、観客がぽつりぽつりと席を離れる中、ミラベルがイーディスに問いかける。

 それに対し、イーディスは満足そうに返事を返す。

 楽しかった……そう、今日は楽しかった。

 友人と一緒に試合を観戦し、試合そのものは短かったが、プロの世界の攻防というのをこの目で見る事が出来た。

 

「うん、それはもう! 今日の事、私忘れないよ!」

「それは何よりだ。守護霊を作るにはそういう幸福な思い出が多い方がいいからな」

 

 サラリと言われた言葉に、イーディスは眼を丸くする。

 そしてようやく、ミラベルがここに自分を連れてきた理由がわかった。

 

「もしかして……これも守護霊魔法習得の一環だったの?」

「無論だ。ただの遊びで時間を潰すわけがなかろう?」

 

 ニヤリと笑うミラベルに、イーディスは苦笑を浮かべる。

 なるほど、道理で優しいと思った。

 だがこの試合に連れてくる、という行動含めて魔法の練習だったと考えれば納得である。

 

「全く、貴女は……」

「明日からは厳しくいくぞ、覚悟しておけ」

 

 そう言い、ミラベルは席を立つ。

 そろそろ姿現しで帰ろうという事だろう。

 肩に置かれた手の感触を感じつつ、イーディスは微笑み、言う。

 

「ミラベル」

「ん?」

「ありがとう」

「…………」

 

 向けられた礼にミラベルは無表情のまま目を閉じ、口の端を釣り上げる。

 そして返事をする事もなく、姿現しを発動した。

 引っ張られるような感覚を感じながら、イーディスは思う。

 

 

 

 明日からは、今までよりもしっかりとした守護霊が作れそうだ……と。

 

 

 




∩(・ω・)∩<ソレニシテモアナタハユリアニヨクニテイル
ヴォルデモート「!?」

というわけで幕間でお送りしました。
とりあえず今回の事についてちょくちょく補足していきまよう。

・バジリスク量産
以前のラスボスが最終話付近で大量に出て来るのはお約束。
ヴァルシオンさんもそう言ってました。

・メイドのメアリーさん
ぽっと出キャラ。

・日本チームマスコット
日本人「まったく、ょぅι゛ょはさいこうだぜ!」
外国人「日本人は狂ってる。あいつら未来に生きてるよ」
(今日も日本人は平常運転です)

・負けると箒を燃やす日本チーム
※公式設定です。

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