感想を見ていると、なんだかミラベルは見る人によって色々なキャラクターの姿が浮かぶようで。
少し言われたものを纏めて見ました。
・こいつDIOじゃね?
・こいつギルガメッシュじゃね?
・こいつカイオウじゃね?
・こいつ赤セイバーじゃね?
・こいつバーン様じゃね?
・こいつエヴァンジェリンじゃね?
・こいつ黄金の獣じゃね?
モデルとしてかなりの割合を占めるはずのサウザーが入ってない……(*´ω`*)<ゲセヌ……!
ホグワーツの授業初日における遅刻率は4割を超える。
その原因となっているのは校内の複雑怪奇なギミックの数々だ。
142もある階段は無駄に広い壮大なものから狭い階段、金曜日にはいつもと違う所に繋がる階段、真ん中で一段消える階段など様々だし、扉も丁寧にお願いしないと開かない扉や正確に一定の場所をくすぐらないと開かない扉、扉に見えるだけの固い壁、など無駄にバラエティに富んでいる。
肖像画の人物もしょっちゅう訪問しあっているから目印に使えないし、ポルターガイストのピーブズは生徒達に悪戯を仕掛けては楽しむのでこれも遅刻増加の原因に一役買っている。
だがそのピーブズは今、これまでにない最悪の生徒と対面していた。
ゲシ、と後頭部を強打されてピーブズは無様に床を転がる。
痛みに呻く暇もなく、蹴りをくれた少女が彼の元まで歩み寄り、その頭を鷲づかみにして持ち上げた。
実体を持たぬポルターガイストであるはずなのに当たり前のように掴まれているという事実は彼を混乱させるには十分だったと言えるだろう。
「おいポルターガイスト、貴様この私にゴミをぶち撒けるとはいい度胸だな。
そんな素敵な貴様にはこのミラベル手ずから褒美をくれてやろう」
「あ、あの……何で君、私に触れるの? ……あ、いや、触れるのですか……?」
ギリギリとピーブズの頭を締め付けているのはスリザリンの一年生、ミラベル・ベレスフォードだ。
彼女がピーブズを掴めている理由は魔力の付与によるものだ。
確かに人の手はゴーストやポルターガイストに触る事が出来ないが魔力は別だ。彼女は魔力“そのもの”を掌に集める事でピーブズを掴んでいるのである。
杖を使わずに魔法を使う術を心得ているミラベルだからこその裏技だが、勿論そんな事を親切丁寧に教えてやる義理などない。
「喜べポルターガイスト。丁度貴様にぴったりの魔法をこの前図書館で見付けたのだ。
貴様はとてもいい実験台になる」
「え……ええと……その呪文とは?」
「邪気を祓う呪文だ。ゴーストなどを退散させる時に使うという」
……ゴーストの天敵呪文!?
普通ならばゴーストを追い払うだけの呪文だが、そんなものを鷲づかみにされてるこの状況で、零距離で撃たれたら結構洒落にならない。
ピーブズは慌てたように逃げようとするがガッチリ掴まれた頭はビクともしなかった。
その怯える彼へ、非情な宣告が呪文名と共に下される。
「
白い閃光がピーブズの頭を焼き、身体をビクビクと痙攣させる。
流石にゴーストですらないピーブズを殺す事は出来ないがそれでも効果は抜群だ。
いや、訂正しよう。殺す事は出来ないが、昇天させてしまう事ならばあるいは可能かもしれない。
ピーブズは狂ったように身もだえし、必死に逃げようとしている。
「あばばばばばば!? やめてー!? 昇天しちゃうッ、昇天しちゃうからー!?」
「いいぞ、いっそ逝ってしまえ。ポルターガイストがこの呪文で消えるというなら実に興味深い」
「た、助け、助けて! もう悪戯しないから!」
これは実験だ。
本来ゴーストを追い出すだけの呪文を零距離で浴びせた場合、果たしてどこまで威力の上昇が見込めるのか。
更に上位のポルターガイストすら昇天させる魔法に届くのか? それともこのまま苦しめるだけなのか? 実に興味深い事だ。
だがピーブズの懇願を聞いて、ミラベルの頭に別の考えが閃いた。
「以後私に歯向かわないと誓えるか?」
「ち、誓う! 誓います!」
「私の言葉に無条件で従えるか?」
「え? いや、それはちょっと……」
ピーブズが難色を示したその瞬間、ミラベルは空いていた左手でピーブズの首を絞めた!
そして詠唱!
白い閃光が一層強まり、ピーブズの身体を焼き尽くす!
「あばばばばばば! ちょっ、やめ! 本当に消えちゃう!?」
「さあ選べ。このまま消えるか、従うか!」
「従う、従うよ! 何でも言う事を聞く! だからやめてー!」
そのピーブズの涙声交じりの声を聞き、ミラベルは満足そうに笑う。
そしてようやく彼を解放し、ゴミのように投げ捨てた。
床に倒れて小刻みに痙攣する彼の頭をグリグリと踏みにじりながら言う。
「よし、では最初の命令だ。貴様が散らかしたそのゴミを全て片付けておけ」
「……はい……」
そこまでやってようやく溜飲が下がったのだろう。
フワリ、とローブを翻しミラベルは曲がり角の向こうへと視線を向けた。
そこではガクガクと震えながら顔だけを出しているイーディス・ライナグルの姿がある。
ミラベルは彼女の様子に苦笑し、先程までとは打って変わって優しさすら感じられる声色で話しかけた。
「どうしたライナグル。そんな所に隠れていないで早く出て来い。
次の授業はスネイプ教諭の魔法薬学だ。地下牢に急ぐぞ」
「……ミラベルって容赦ないんだね。ピーブズが哀れに思えてきたよ」
「ふん、私に悪戯など仕掛けるからだ」
次の魔法薬学はグリフィンドールとの合同授業だ。
ミラベルとイーディスは地下への階段を降り、牢屋の中へと足を踏み入れる。
担当教諭のスネイプは流石にスリザリンの寮監だけあって教室もスリザリンに近い。
壁にはガラス瓶がズラリと並び、その中にはアルコール漬けの様々な生物が浮いていた。
その部屋の中ではすでにスネイプが教卓に立っており、生徒が揃ったのを確認すると出席を取り始める。
だがハリーの前まで来たところで一度声が止まり、そして嫌に柔らかい声で話した。
「ああ、左様。ハリー・ポッター……我らが新しい――スターだね」
その台詞にスリザリンからはクスクスと笑い声があがり、ハリーを冷やかした。
その後出席を取り終えたスネイプは生徒を見渡し、己が受け持つ授業について語る。
これから自分が教えるのは杖を振るようなものではなく、魔法調剤の微妙な科学と厳密な芸術である、と。
だがその語りを終えるや否や、「ポッター!」と突然叫び、ハリーに教鞭を突きつけた。
「アスフォデルの球根の粉末にニガヨモギを煎じたものを加えると何になるか?」
突然指名されたハリーはその質問に答える事が出来ず目を白黒させる。
いや、彼に限らずほとんどの生徒がこの答えは持ち合わせていないだろう。何せまだ授業を行ってすらいないのだから。
数少ない例外としてハーマイオニーだけは手を上げていたがスネイプは見もしない。
「わかりません」
「チッチ……有名なだけではどうにもならんらしい」
そのやり取りを聞きながらミラベルはふと考えた。
スネイプは記憶の通りならばスリザリン贔屓だ。ならばここで手を上げているのがグリフィンドール生のハーマイオニーではなくスリザリン生ならばあるいは指名し、解答によっては点を与えるのではないか、と。
ミラベルは別に得点に拘ってはいなかったが、しかし一つ思うところがある。
この一年の最後、寮杯獲得の時にダンブルドアはグリフィンドール……というよりはハリーをこれでもかと贔屓して寮杯をグリフィンドールに与えてしまう。
あれは結構癪な事だ、と負けず嫌いのミラベルは思うのだ。
だが本来の流れに存在しない自分がスリザリンの得点を大幅に上げてしまった場合果たしてどうなるのか?
本来通りの得点をグリフィンドールに与え、スリザリンにみすみす寮杯を譲るか。
それとも本来よりも更に得点を与えて強引にグリフィンドールを勝たせるか。そこが興味深い。
もし前者ならばあれはそこそこ正当な評価であり、ダンブルドアがそれなりに公正な人物である事の証明となる。
後者ならば、そうまでしてハリーを持ち上げたい“情”……即ち隙があるという事を意味する。
(ふむ、試してみるのも一興……退屈な学校生活の暇潰しにはなる。
そうとなれば積極的に得点を狙うとしようか)
ミラベルは静かに手を上げる。
するとそれがスネイプの目に止まったのか、彼の暗い目がギラリと輝いた。
「ほう、わかるのか? ベレスフォード」
「無論。アスフォデルの球根の粉末にニガヨモギを混ぜたならばそれは『生ける屍の水薬』と呼ばれる強力な眠り薬となります。
しかし更に補足するならばこの他にも刻んだカノコソウの根、催眠豆の汁を加える必要があり、前の二つだけでは完成しません。……初日の授業で引っ掛け問題とは先生も人が悪い」
ニヤリ、とミラベルが笑いそれに合わせてスネイプもニヤリと粘ついた笑みを見せる。
「パーフェクトだベレスフォード。スリザリンに5点やろう」
「感謝します」
やはり睨んだ通りだ。スネイプはスリザリンに得点を与えるチャンスがあればどんどん得点を入れていく。
そして恐らくこれこそスリザリンが6年も寮杯を獲得してきた秘密だろう。
スリザリン以外からは容赦なく減点し、スリザリンにだけ得点を放り込む。
なるほど、これならばスリザリンの寮杯獲得の可能性も上がるという物だ。
勿論他の寮監も同じ事が出来るはずなのだが、残念ながらスネイプ程一つの寮を贔屓する教諭はダンブルドア以外存在しない。
特にマクゴナガルなど、自寮であろうと容赦なく減点してしまう程だ。
それが結果として今までスリザリンを勝たせてきたのだろう。
「ではポッター、もう一つ聞こう。ベゾアール石を見付けて来いと言われたらどこを探すね?」
「……わかりません」
「クラスに来る前に教科書を開いて見ようとは思わなかったわけだな? え、ポッター」
全く酷い教師だ、と思いミラベルは笑いを噛み殺した。
先程の問題は5年になってから学ぶものだし、この問題など酷い引っ掛けだ。
どこを探す、という質問内容から場所を思い浮かべるだろうがとんでもない。
これは地形などを答えては絶対に正解出来ない問題なのだ。
何故ならベゾアール石は特定地域にあるような物ではない。
またミラベルが手を上げると、スネイプは嬉々としてハーマイオニーを無視してミラベルを指名する。
「ほう、ベレスフォード……これもわかるか?」
「ええ勿論。ベゾアール石は山羊の胃から取り出す物で石と言いつつ見た目は萎びた内臓のようであり、大抵の解毒剤の主成分となります。ところで先生、性格が悪いとはよく言われませんか?」
「ふふ、言われるかもな……よろしい、スリザリンに5点だ。
だが教師に対する無礼な物言いは次からは減点対象とする。気を付けるように」
スネイプは機嫌よさそうに言いながら、更にハリーへ集中砲火を行う。
次に出した問題もまたやはり、引っ掛け問題であった。
ハリーを憎んでいる事は原作知識から知っていたがなるほど、これはなかなか心地よさそうな憎悪ではないか。
そう思いミラベルは笑いを堪える。
「ポッター、モンクスフードとウルフスベーンの違いは何だね?」
「わかりません……ハーマイオニーがわかっていると思いますから、彼女に質問してみたらどうでしょう?」
スネイプの質問に対しハリーは落ち着いた口調で、ハーマイオニーを無視している事を指摘する。
だがそれは逆効果だ。先程スネイプが言った一言を彼は忘れてしまっている。
あの言葉ですでにスネイプ側に減点する理由が出来上がってしまっていたのに彼は気付いていなかったのだ。
スネイプはハーマイオニーに一言、「座りなさい」とだけ告げると粘ついた嫌らしい笑みを浮かべて言った。
「ポッター、教師に対する無礼な物言いは減点だと言ったのを聞いていなかったのか?
グリフィンドール、5点減点だ」
「!?」
「さて、ベレスフォード……答えはわかるかな?」
おっと、今度は挙手していないのに名を当てられた。
なかなかどうして、呼吸の合わせ方を心得ている教師ではないか。
ミラベルはニヤリ、と意地の悪い笑みを見せて答えた。
「それも引っ掛け問題ですね。モンクスフードとウルフスベーンは呼び方が違うだけで同じ植物です。
別名アコナイトと言い、マグルの言葉で言えばとりかぶと。つまり答えは『違いなどない』」
「素晴らしい。スリザリンに更に5点やろう」
互いに悪人染みた笑みを向け合い、内心で会話をする。
「お主も悪よのう」「いやいや、それほどでも」、互いに思っている事はこんなところだろう。
二人はグッ、と親指を立て合い、互いの以心伝心を確認し合った。
それを見ていたイーディスは「酷い連携プレーを見た」と呆れ返っている。
「ところで諸君、何故今のをノートに書き取らんのだ?」
その言葉で一斉に羽ペンと羊皮紙を取り出す音が響いた。
その後の授業も徹底したグリフィンドールへの攻撃とスリザリン贔屓が続いた。
スネイプは生徒を二人一組にして、おできを治す簡単な薬を調合させたのだが、お気に入りらしいマルフォイと、完璧に調合しているミラベル・イーディスペア以外の全ての生徒を注意して回ったのだ。
特に理不尽だったのはネビルが調合に失敗して大鍋を溶かし、液体を被ってしまった時だ。
身体中におできを作って医務室に連れて行かれた彼を見送った後、スネイプはハリーに言いがかりを付けて強引に減点してしまったのである。
曰く「近くにいたのに何故注意しなかった? 1点減点」との事。
これで本来のミラベルが知る歴史よりもスリザリンの得点は15上がり、逆にグリフィンドールは6点下がった(本来の減点数は2点)。
この差を埋め合わせるには21点をどこからか持ってこなくてはならない。
だがこれだけでは誤差の範囲に収まってしまう恐れもある。
ならばこれから先も徹底的に、ダンブルドアが諦めざるを得ない程に水を開ける。
(さあて……どこまでグリフィンドールを贔屓出来るかな、ダンブルドアよ)
毒は毒を以て制す。
向こうがグリフィンドール贔屓ならばこちらはスリザリン贔屓のスネイプを上手く利用するだけだ。
退屈な潜伏期間になると思われたがこういうのも悪くない。
一年後の学年末パーティーが今から少し楽しみだ。そう思い、ミラベルは次の授業へと向かっていった。
*
授業のない金曜の午後。
ミラベルは地下にある談話室の中でテーブルと向き合い、本を読み漁っていた。
彼女の前には図書室から借りてきた本が山ほど積んであり、あの勤勉で有名なハーマイオニーと比べてもそれは決して劣ってはいない。
だが読んでいる本の質はこちらが上だ。ミラベルが現在読んでいる本は6年や7年になってから学ぶ物であり、明らかに他の生徒よりも先に進んでいた。
(……やはりこんなものか……これ以上の物となると閲覧禁止の棚に行くしかないな)
ミラベルはこの4年間を潜伏期間と定め、力を蓄える為に費やす事を決めている。
だがお上品に学校の授業を受けているだけでは求めている物は得られない。
はっきり言って、ミラベルは学校の授業に然程期待はしていなかった。必要なのは最初からこの学校にある膨大な著書であり、それを読んで自主学習する事こそが目的だったのだ。
(この魔法には改良の余地があるな……それに汎用性もある。
使い方次第では別の用途に流用出来るかもしれん)
本を読んで得た知識を頭の中で整理し、己の考えをノートに記していく。
既存の魔法のより良い使い方、効率の上昇は勿論として別の用途への流用に改良。
それらを元にしたオリジナル・スペルの開発。
これらは全て一年生がやるような事ではないし、普通なら絶対に出来ない。
だがミラベルは『出来る』と確信していた。例え他の凡夫には不可能でも他ならぬ自分に出来ないはずがないと信じて疑わなかった。
そしてその自負こそが彼女の力だ。
出来るかもしれない、ではない。出来ると思うことが重要なのだ。
空気を吸って吐く事のように。HBの鉛筆をベキッとへし折ることと同じように。
出来て当たり前と思う事。それこそがミラベルの強さの秘訣だ。
この圧倒的な自尊心こそが彼女を支えてるものであった。
(これは上手く使えば知識の中にある魔法の再現も不可能ではないな……。
たかがフィクションの魔法と侮っていたがなかなかどうして、わからんものだ)
得た魔法の知識や使い方。それを利用してのオリジナルスペル作りはこの時点ですでに誰も知らぬ領域にまで足を踏み入れている。
彼女だけが知る前世の遺産、その中にある『物語』の中のみに存在する魔法。
そのうちのいくつかを元に、すでに彼女はいくつかの魔法を作り出してしまっていたのだ。
(クルーシオやインペリオなどの魔法は禁止されていて使えない。
だが、要は禁止されていなければいいわけだ。
他者を従える手段は何も催眠だけではない。恐怖で縛るという手もある)
左手で本を捲くりながら右手は物凄いハイペースでノートを書く。
視線は常に動き、小声でブツブツと何かを呟きながら脳内を整理する。
(ふむ……こうすれば理論上、インセンディオの火力が1割ほど上がるな。
難易度もその分上がるが、私ならば問題ない)
ここまで研究を進め、彼女は一度本を閉じた。
そして読み終えた本を纏めて図書室へと足を運ぶ。
勿論返却するだけで終わる彼女ではない。また新しく、まだ読んでいない本を手に取り図書室を出て行った。
実の所興味は完全に閲覧禁止の棚に移っているのだが、今はまだ時期尚早だ。忍び込んでも見付かるのがオチである。
忍び込むならそれこそ周囲の目が離れている時……例えば、トロールが入り込んできた時などが理想だ。
(ハロウィンまで待つとするか……それまでは基礎を固めておくのも悪くない)
野望の道は一歩で成らず。
今は唯、牙を隠して爪を研ぎ続けるのみ。来るべきその日の為に。
(*´ω`*)<コビヌ!
皆様こんばんわ。今回はピーブスフルボッコ、スネイプと連携プレー、自主学習の3本でお送りしました。
今回の最後で出したようにミラベルは自分の知る物語をモデルにしたオリジナル魔法を使います。
後、ハリポタの魔法で代用出来る物は許されざる呪文を例外とし、基本的に覚えません。
例えば炎の魔法は既存でインセンディオがありますので、新しい魔法は覚えません。
どうしても強力な炎魔法が欲しい時などは「インセンディオ・マキシマ」とか既存魔法を無理矢理強化して使わせます。
その逆に電撃の魔法はないのでこの辺はオリジナルで習得するかもしれません。
基本的には「こんな魔法使わせたいけどハリポタに代用出来るのがねーよ!」って時はオリジナル魔法を出します。
※エクスペリアニマ(亡霊よ去れ)
オリジナル呪文。ゴーストなどを追い払う。本来ドッペルゲンガーに使うような魔法ではない。
なお、ミラベルのオリジナル魔法ではなく元からこの世界にあったという設定。
多分ハー子も使える。