今まで隠していたわけじゃないが俺は朝に弱い。眠気に勝てない
いつもは母さんに起こしてもらってるくらいだ。何が言いたいかというと………
零兎「…………………」スヤァ
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雄斗side
和樹「ふぁ~ぁ…朝か…」
雄斗「んっ…おはよう和樹」
和樹「おはよ…ふぁ~ぁ…」
雄斗「あはは、まだ眠そうだね」
和樹「ん…いつもとベッドが違うとどうしてもな」
雄斗「眠気が取れないなら先に顔洗っておきなよ」
和樹「そうするわ…」
和樹は目をこすりながら洗面所に向かった
雄斗「さてと、和樹が顔洗ってる間に準備しとこっと」
僕は学校指定のジャージに着替える。長袖だけど山にいるせいか少し肌寒いくらいだ
和樹「雄斗~洗面台空いたぞ」
雄斗「わかった~」
和樹と入れ替わりで顔を洗いに行く
和樹「今何時だ…?」
時計を見ると時間は7時30分 そろそろ朝食の時間だ
和樹「もうこんな時間か…雄斗ー顔洗ったら飯行くぞ」
雄斗「わかったよ」
和樹も着替え食堂に入る
和樹「あれ?零兎は?」
雄斗「そういえばいないね」
零兎を探すけど姿がない
雄斗「まぁそのうち来るよ」
和樹「だな、そんなに時間ないし先に食べておこうぜ」
雄斗「そうだね…って和樹結構食べるんだね」
食事はバイキング形式なっていて好きなものを好きなだけ取ることができる
和樹のトレーの上には大盛りのご飯にから揚げと中々ヘビーだ
和樹「そんなことねぇよ。つかお前が食べなさすぎな」
雄斗「普通だと思うけど…」
僕のトレーの上には食パンとジャムとスープがある
二人とも食べ終えて自分たちの部屋に戻っている最中
和樹「結局零兎こなかったな」
雄斗「まだ寝てたりして」
和樹「それはない…と思うけど一応見に行くか」
そう言って零兎の部屋の扉を開けるとそこには
零兎「…………………………」スヤァ
なんとも気持ち良さそうな顔で爆睡している零兎の姿があった
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零兎side
零兎「起こしてくれて助かったよ」
雄斗「もう起きてご飯食べに行ってると思ってて起こすの遅れてごめん」
零兎「別に朝ごはん食わなかったからってどうにかなるものでもないし平気だよ」
和樹「零兎って朝弱いのな。なんか意外だな」
雄斗「わかるかも」
零兎「そうか?」
とりあえずジャージに着替えて顔を洗う
雄斗「そろそろ集合時間だよ」
和樹「それじゃ行くか」
俺たちは三人で集合場所に向かう。午前中は登山だ
先生「全員揃ったかー?それじゃあ登山コースを説明するぞ」
今回上る山は初心者や子供でも簡単に登れる山だ。まぁ危ない山なはずはないが結構歩くらしい。体調が悪い人はここで待機でもいいらしい
零兎「なぁ…ちょっといいか?」
雄斗「…気のせいだから一緒に上るよ?」
零兎「まだ何も言ってないんだけど」
和樹「どうせ体調が悪いから上りたくないって言うつもりだったろ?」
零兎「なんでわかったんだ…」
雄斗「零兎の考えそうなこと大体わかってきたからね」
こいつら勘が鋭すぎないか…?などと思いながら出発する
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雄斗「山ってこんなに空気がおいしいんだね」
和樹「やっぱり地元とは違う気がするよな」
雄斗「うんっ、それに景色もいいし山サイコーだね」
和樹「だな、初めて山に登ったけど悪くないな」
雄斗「テレビがないのは残念だけどね」
和樹「あー…大好きなアニメが見られないからか?」
雄斗「まぁね、和樹だってゲーム内のは辛いでしょ?」
和樹「まぁ…ずっとはちょっとな」
雄斗「ほら、これでテレビがあったら最高なんだけど」
和樹「つかテレビくらいあるだろ。俺等が泊まってるところにないだけで」
雄斗「あ、そっか。一日テレビ見ないなんて久しぶりだから」
和樹「言われてみればそうだな…つか一つ気になることがあるんだけど」
雄斗「僕も一つあるんだ」
和樹「零兎…ずっと無言だけどどうした?」
零兎「お前らよくそんな喋ってられるな…」
雄斗「大丈夫?なにかあった?」
零兎「どうやったら体調悪く見せられて下山できるか考えてた」
雄斗「僕の心配返して」
和樹「まぁまぁ、もう半分以上上ったんだし諦めて楽しもうぜ」
零兎「…それもそうだけどよ」
雄斗「まだ何か?」
零兎「腹が減った…」
和樹「そらそうだ。山頂付近で昼食だしもう少し頑張れよ」
雄斗「朝ごはん食べなかったからどうにかなるもんでもないって言ってたのに」
零兎「想像以上に登山がキツかったんだよ」
朝飯抜き(自業自得)のせいで想像以上にキツかった登山だが山頂で昼食をとり回復した俺だったがこの時午後のスケジュールを考えるとまた憂鬱になった。
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~夜~
和樹「ほら二人とも、いつまでも現実から逃げてないで肝試し始まるぞ?」
雄斗「か、和樹はよく平気だね…」
零兎「真っ暗の中懐中電灯の明かりだけで進むのなんて正気じゃないぞ…」
和樹「ビビりすぎだろ……そうだ、聞いたことあるんだけどさ」
雄斗「?」
零兎「?」
和樹「幽霊ってさ……怖がってる人間の近くに来るらしいぜ?はら、お前らの後ろに…」
そういったところで俺の肩をトントンと叩く手が
零兎「-------っ!??!?!!??」
翔子「…?どうしたの零兎君」
零兎「っっっっぷはっ!翔子かよ…俺はてっきり…」
翔子は自分がしたことの重大さをわかっていないようだ。和樹は涙が出るほど爆笑している。後で殴ろう
雄斗「あれ?鏡宮さん?それにほかの女子も…」
和樹「聞いてなかったのか?肝試しは女子の班と合同だよ」
零兎「全然聞いてなかったぞ」
翔子のほかにも数人女子がいた
和樹「んじゃ男子はカッコ悪いところを見せないように頑張れよー」
雄斗「ニヤニヤしながら言うことじゃないよね…」
零兎「全くだ…」
翔子「大丈夫。零兎君がこういうの苦手なのは知ってるから」
雄斗「そういえば二人は幼馴染なんだっけ?」
零兎「幼稚園の時からな。てか翔子ってこういうの平気だよな怖くないのか?」
翔子「少しは怖いけど…私以上に零兎君が苦手だから…ね?」
零兎「………情けねぇ…」
和樹「ま、まぁ得手不得手は人それぞれだよな」
零兎「フォローになってないぞ…」
そういって決められたコースをみんなで歩く…女子は悲鳴を上げ男子(和樹のみ)は普通に歩く
しばらく歩いて目的地に辿り着く。
零兎「………………」
雄斗「………………」
和樹「おーい魂抜けてるぞ」
翔子「無理してこなくてもよかったのに」
零兎「疲れた……」
雄斗「お化け役の人たち気合入りすぎだよ……」
和樹「まぁ驚かすタイミングはよかったよな」
翔子「でも学校の人ってわかってるから思ってたより怖くなかったかな」
零兎「頭ではわかってるつもりなんだけどな…」
雄斗「それでも怖いよね」
和樹「でもお前ら悲鳴上げなかったよな。そこは耐えてたんだろ?なら頑張ったってことじゃね」
ビックリしすぎて声が出なかっただけ…ということは黙っておこうと思った
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零兎「はぁ……それじゃあまたな翔子」
翔子「うん…また明日」
肝試しを終え翔子たちと別れ部屋に戻る
雄斗「2日目もあっという間だったね」
和樹「だな、明日には学校帰るんだし今日は遅くまで話さね?」
雄斗「いいねっ、せっかく泊まりに来たんだしね」
零兎「いいけど…」
和樹「大丈夫だよ明日は起こしてやるからさ」
零兎「それなら俺も参加しようかな」
この日は見回りの先生にバレるまで3人でしゃべり続けた。主に雄斗のハマってるアニメだったが…
最近暑すぎてクーラーをつけるも部屋の中が暑くて買い換えようか悩んでるラリヤトです
林間学校で定番といえばキャンプファイヤーだと思うんですけどやったことないんですよね