生温い紅に沈みながら虚空を眺めた。
不思議と痛みはない。ただ体から徐々に熱が抜けていくような感覚だけがあった。
もうじき何も映らなくなる瞳が輝いていた過去の日々を幻視した。
──何が間違っていたのだろう。
己の短い人生を顧みた。
──彼女達との出会ったことだろうか。
いや、それは違う。出会いは間違ってなかった。彼女達との出会いがあったから変われた。成長できた。
凡人ですらなかった自分を人にしてくれた。熱を与えてくれた。
それをなかった事にしたくはない。例えその結果が”これ”だとしても後悔はなかった。
──ならば、彼女達との関係だろうか。
きっとそうだ。彼女達との距離を誤ってしまった。それが原因だ。
最初はただ彼女達の信頼を得る為だった。あの問題児達の家庭教師を務めるには、ただの生徒と教師の関係では不可能だった。
勉強を毛嫌いするどころか、自分を拒絶する者がいる中、彼女達の成績向上を成し遂げるには、まずは信頼を勝ち取る事は必要だった。
全ては家の借金返済の為。高収入の家庭教師のバイトを続ける為。
それがどういう訳か、信頼を得ようと奔走している内に各々の悩みや将来、果てには家族の問題まで口を挟むようになってしまった。
彼女が五人で一緒にいるのなら勉強など、どうでもいいとすら口にした事もあった。これでは本末転倒だ。利己的に生きていた今までとは逆行した選択だ。
でもそんな自分が嫌いではなかった。信頼を寄せてくれる彼女達の為なら何でもできると思っていたし、現に何度も困難を乗り越える事ができた。
そしていつしか向けられるようになった彼女達の好意に気付いてしまった。
こんな自分を好きだなんて酔狂にも程がある。戸惑いしかなかった。けれど、不思議と心が熱くなった。
だが、度が過ぎた。愛が深すぎた。彼女達の想いは歯止めが効かない程、大きかった。
あんなに硬く結ばれた姉妹間の絆が途切れる程に。
騙し騙され騙し合う。次第に激しさを増す姉妹間の醜い争いにとうとう目を背けてしまった。
彼女たちの重ねる嘘に少し疲れてしまったからかもしれない。
何とかしたいと思った。あの姉妹が争うなど間違っている。考えに考え抜いて選んだ選択は最低の方法だった。
彼女達から距離を置いた。
自分がいなくなれば元の関係に戻るなんて根拠のない幻想を免罪符に、何も言わず姿を消した。
時が過ぎれば彼女達は自分と過ごした僅かな日々など忘れると思った。
それでまた姉妹の仲は戻る。皆幸せになるのだと。
そう信じて自分も過去を振り返らないと決意した。あの時の思い出の彼女にさよならを言い渡したように。
新たな道を他の人と歩もうとした。彼女達を過去にして、忘れようとした。
その罰がこれなのだろう。
なんてことはない。ただ彼女達が自分を忘れず秘めた熱をずっと滾らせていた。それだけだ。
彼女達が悪いのではない。自分があまりに楽観視し過ぎただけだ。事を見極められなかった。
自業自得。その言葉が脳裏を過ぎる。地に伏しながらも、意外とこの結末もすんなりと受け入れる事ができた。
これで彼女達の胸がすくというなら安い代償だ。
……ただ。
ただ、ほんの少し。
いや、誤魔化すのはもう止そう。やはり後悔というのは残るものだ。
五人全員、こんな事をして明るい未来が待っているとは到底思えない。或は未来など既に投げ売った上での行動だったのか。
本来なら彼女達には在るべき正しく輝く未来があった筈だ。それを見つけると宣言したが、成し遂げる事は遂に出来なかった。
心残りがあるとするならそれだろう。正しく導けなかった。
彼女達にはいつまでもあの眩い笑顔でいてほしかった。
──ああ、でも何もかも手遅れだ。もう、意識も遠のいてきた。
何もできない。何も残せない。何もしてやれない。
……せめて最後に祈りだけでも捧げておこう。
彼女達の未来と、そして……過去の罪への懺悔を。
現実主義者だった自分の最期が祈りだなんてとんだ皮肉だ。
願わくは、彼女達に幸福な明日を。
そして叶うなら、愚かな自分に────。
◇
お腹が空きました……。
この数時間、中野五月は何度心の中でそう呟いただろうか。彼女はもう限界だった。
今日から新たに転入する学校の校舎見学を午前中に済ませ、空腹でへろへろになりながらも辿り着いた食堂で五月は普段よりも気が立っていた。
待ちに待った昼食時だ。誰にも邪魔などさせない。本来なら同じく校舎見学に来ている他の姉妹と一緒に昼食を取る予定だったが、これ以上は我慢できない。姉妹には連絡をして先に昼食を取る旨を伝えていた。
それほどまでに彼女の空腹感は限界に達していた。
だからだろう。
楽しみにしていたうどんと天ぷらの盛り合わせの乗せたトレイを持って席に着こうとした時、同じタイミングで同じ席に座ろうとした背の高い男子生徒に強く声を荒げてしまった。
先に座ったのは私です。あなたは隣の空いている席に座ってください、と。
その男子生徒は五月を見て驚いた表情を……いや、それ以外にも何か言葉では言い表せないような複雑な感情も幾つも滲ませた顔を張り付けていた。
そんなに威圧してしまっただろうか。男子生徒の反応に思わず申し訳なさが湧いた五月だったが、気付くと彼は先ほどの複雑な表情を消しており、どうぞと一言だけ発して席を譲ってくれた。
五月は安堵してそのまま席に座り、譲ってくれた彼に礼を言おうとした。しかし彼は五月の事など目もくれず背を向けて立ち去ろうとしていた。
……これでは私だけが大人気ない。
五人姉妹の末子ながら、ある事情から彼女達の母代わりを目指している彼女にとってこのまま何もしないのは許容出来なかった。
そうこうしている内に空いていた隣の席も埋まってしまった。別の席を探そうとしているのだろう。空いている席がないか辺りを見回す彼を五月は引き留めていた。
「他に空いている席も無さそうですし、良ければ一緒にどうですか」
相席を提案すると、男子生徒は鳩が豆鉄砲を食ったような表情を見せたまま固まった。
さっきあれだけ威圧したのに今度は相席を勧めてくるなんておかしな女だと思われただろうか。
不安になりながら男子生徒の表情を伺うと彼は一瞬だけ考える素振りを見せた後、ああ、と短い返事をしながら渋々といった様子で五月の正面の席に座った。
良かった。これで心置きなく昼食にありつける。胸を撫で下ろしながらうどんを啜りだした五月だったが、暫くして相席を提案した事を後悔した。
どうにも彼は目立つ人物らしい。先ほどから周りの生徒から何かと視線を感じる。当然それは彼だけではなく共に座る自分に対してもだ。
『あの上杉君が女子と食事している』だとか『上杉君、何故今日は僕と食べてくれないんだい!?』だとか、ひそひそと声が聞こえる。
目の前の男子生徒は上杉という名前らしい。その件の彼は周囲の視線や声など気にも留めない様子で五月が気付いた時には既に彼は食事を終えていた。
「えっ、それだけで足りるんですか!?」
思わず声を出していた。だってそうだ。米と味噌汁とお新香だけで昼食を済ますなど五月からすれば到底考えられない。その倍を食べてもきっと自分なら満足できはしないだろう。そもそもそんな質素な定食がメニューにあったのかと驚いた。需要があるのだろうか。
「……ダイエットしている最中だ」
絶対に嘘だ。この上杉という華奢な男子にダイエットが必要なら世の女子の大半はダイエットが必要な事になる。
あまりにも質素な食事に五月はつい自身の天ぷらを差し出したが彼はそれをすぐさま断った。
「それだけ頼んだって事は腹が減ってたんだろ。気にせず食えよ」
「……はい」
とうの本人にそう言われては引き下がるしかない。初対面の相手にあまりに恩着せがましいのは失礼だ。
それに申し訳なさを感じるがお腹が空いているのは事実ではある。五月は肩身の狭い想いをしながらうどんを啜り天ぷらを頬張った。
「お昼休みでも勉強をするなんて真面目なんですね」
周りの視線もあって一人だけ黙々と食事を続けるのも気が引けた五月は目の前の男子生徒に再び話しかけていた。
するとテーブルに答案用紙を広げて単語帳を眺めていた彼は視線を五月に向けて怪訝そうな顔をした。
「どうした。まだ食べ終わってないだろ」
「き、気になったんですよ」
何故か彼は自分の事を何でも食事優先の女だと思っているらしい。
あまり強く否定は出来ないが、初対面の相手にそう思われるのは少し恥ずかしい。
「それにしても百点満点なんて凄いじゃないですか」
広げていた彼の答案用紙を見て素直に賞賛を贈った。百点満点なんて五月からすれば小学校の時にすら取った事がない。
「本当に羨ましいです。私、勉強は苦手で……」
答案用紙の問題を軽く覗いてみたが、この学校のレベルは決して低くはないようだ。
少なくとも五月が同じテストを受けても彼の点数の五分の一にすら届くか怪しい。
五月は新たに始まる学校生活に早速不安を覚えた。明日から家庭教師が来るというが、果たして自分達問題児五人姉妹の面倒を見切れる人間など本当にいるのだろうか。成績が伸びるかどうかよりも授業が成り立つかの問題だ。
父には申し訳ないが正直、あまり期待は出来ない。やはり家庭教師という父の力に頼るだけではなく、自分自身も成績を上げる方法を何か模索しなければ。
とはいえ、独学で成績が伸びないのは嫌でも分かっている。基礎が理解できていないせいで学校の授業もついていけない。現状は八方塞がりだ。
「そうだ!」
大人に教わるだけではなく、同級生に勉強を教えて貰うのはどうだろうか。
例えば、目の前の百点満点を取った頭の良い彼に。
こうして同じ席になったのは何かの縁だ。それに新たな環境で新しい友人を作る最初の第一歩にもなる。
「あの!」
「……なんだ?」
答案用紙を片付け、席を立とうした彼を呼び止めた。
「良かったら私に勉強、教えてくれませんか?」
今にして思えば、初対面の相手にいきなりそんな事を頼めば断られるのが普通だ。
だけど、彼は何処か懐かしむように口元を緩めて引き受けてくれた。
その時の彼の表情が五月にとっては妙に印象深く残った。
それが上杉風太郎とのファーストコンタクトだった。
◇
思い返して見ると少し恥ずかしい出会いだった。初対面でいきなりお腹を空かせて不機嫌な自分の姿を見られてしまったのだから。幸いにも彼はその事を特に気にも留めていなかったが。
上杉風太郎という男子生徒との出会いは五月にとって奇妙な縁を感じ取らせた。
まさか食堂で出会った彼が同じクラスメイトで、しかも自分達のパートナーとなる家庭教師だったとは。
普段は花より団子な五月とはいえ、彼女だって年頃の乙女だ。彼との偶然の連続はセンチメンタリズムな運命を感じてしまうのは仕方がない事だ。
五月は走らせていたペンを止めてチラリと隣に座る彼の顔を盗み見た。
その表情は真剣そのもので、真摯に自分と向き合ってくれているのだと伝わってくる。
「手が止まっているが、何か分からない箇所があったか?」
「あ、えっと、ここが……」
「ああ、これならさっき解いた式の応用だ。いいか、まずここは……」
転校初日に図書室で行われた彼との勉強会は彼が家庭教師と判明した数日経った今日も続いている。
彼の授業は五月が今まで出会ったどの教師よりも解かりやすく、丁寧だった。
自分がどこまで理解していなくてどこまでを解けるのか、彼はまるでそれらを全て把握してるかのようだ。
授業が付いていけなくて教師に後で解説を聞きに行った事があるが、何故理解できないのか分からないと呆れられた事は何度もあり、その度に目に涙を溜めた。
けど、彼は違う。自分がどうして分からないのかを理解してくれて、難解な式や文法も解かりやすく噛み砕いて教えてくれる。
五月にとって生まれて初めて姉妹以外で自分の理解者に出会えた気がした。
(それに勉強だけじゃありません……上杉君は私の事を見てくれています)
あれは彼が家庭教師初日に姉妹と顔合わせをした翌日だった。
彼が新たな家庭教師だと知った他の姉妹達の反応は静観、拒絶、無関心、協力的と四人とも異なっていた。
その中でも拒絶の反応を示した次女の二乃は初日から彼を排除しようと策を講じたようだったが失敗に終わり、早速次の手を打った。
彼女は放課後の勉強会に五月に扮して参加し、彼を再び排除しようと試みたのだ。
しかしながら彼は変装した五月を偽者だと一目で看破した。お前は五月ではない、と。
二乃の企みは再び失敗に終わり彼女は悔しそうな表情を浮かべて敗走した。
後からそれを聞いて二乃を叱りつけた五月だったが、その時は姉への怒りなど微塵もなく心の中は姉の変装を見破った彼への複雑な想いに胸がいっぱいだった。
中野姉妹は全員が同じ顔の五つ子だ。出会って間もない人間なら変装なしでも判別は難しく、変装した状態で見分けるのは付き合いの長い人間であっても至難の技である。
誰かに変装をした彼女達を見分けられるのは姉妹間同士か彼女達の亡き母か父、祖父と云った家族くらいだろう。
そして彼女達の祖父曰く、見分けるのに必要なのは"愛"だそうだ。
祖父の言葉は母へと受け継がれ、また母から姉妹へと受け継がれた。姉妹もまた自分達を真に見分けるには"愛"が必要だと信じている。
つまり自分を見分けられた彼は……。
(い、いけませんっ! また私は何て事を考えて……)
彼が二乃の変装を瞬時に暴いたと聞いてから、こうして珍妙な妄想をしそうになり自己嫌悪する。
彼と自分はあくまでも家庭教師と生徒という立場だ。もしくはクラスメイト、或は友人同士か。そんな破廉恥な関係ではない。そもそも出会ってまだ間もないではないか。何を馬鹿な妄想をしてるんだ。それに亡き母も言っていた。男の人は慎重に選ぶべきだと。まだ自分は彼の事を何も知らないのに。
こんな馬鹿な事に現を抜かしていると給料が出る家庭教師の日でもないのに、こうして時間を割いて不器用な自分の勉強を見てくれている彼に申し訳がない。
何とか気を取り直して問題に取り掛かろうとした五月だったが、その前にパタリと本を閉じた音がした。
「少し休憩にするか」
「え? でも」
「さっきからペンが動いていない」
「あ、す、すみません……」
「気にするな。ゆっくりでいいんだ。自分のペースで進めればいい」
気遣いの言葉を掛けてくれる彼に五月は恥ずかしくなって穴があったら入りたい気分になった。自分は勉強に集中できていないのにそれを咎めず、心配してくれている。
まるで大人と子どもだ。まだ知り合って間もないが、同年代の自分達と比べて彼は妙に達観しているように感じる。それが五月にとっては接していて心地良くもあり、同時に何処か壁を感じるようでもあった。
「あの、上杉君」
「なんだ?」
「上杉君って以前にも誰かに勉強を教えた事があるんですか?」
折角貰った休憩だ。気分を変えようと彼と話そうと思った。
それに少しでも彼の事を知りたいという気持ちもある。同じクラスメイトではあるのだが意外と彼と話す機会がないのだ。
今日も食堂で彼を見かけたので午前の授業で分からなかった箇所を教えてもらうついでに一緒に食事を誘おうとしたのだが、彼と仲良さげな一組の男子と共に食事をしていたので諦めた。
「…………なんでそう思う」
「だって上杉君、教えるのがとても上手ですから。以前にもそういったバイトをされていたのかと」
「……」
五月の質問に彼はどうにも答えにくい様子だった。口を閉ざし考え込むように顎に手を当てていた。
もしかして何か失礼な事を聞いてしまったのだろうか。
不安になって直ぐに謝ろうとしたが、その前に彼の方が先に口を開いた。
「……前に似たような仕事をした事があるんだよ」
「似たようなって、家庭教師のお仕事ですか?」
「ああ、まあ……そうだな。それに近い」
「なるほど。だから人に教えるのに慣れていたんですね!」
「そう、なるな」
「教えていたのは小学生ですか? それとも中学生」
「お前達と同じだ」
「え?」
「あ、いや……」
しまった、とまるで口を滑らしたとでも言うかのように彼は苦虫を噛み潰したような顔をした。
自分達と同じ、高校生の生徒。同い年の生徒に家庭教師を頼むなんて自分達くらいだと思っていたが世の中は広いらしい。そんな珍しい事もあるものだ。
もしかしたらその実績があるから彼は父から家庭教師に選ばれたのだろうか。
それを聞いて親近感が湧いた五月は更に風太郎に質問を続けた。
「私達と同じなんですね。どんな人だったんですか?」
「どんなって、別にいいだろ」
「いいじゃないですか。教えてくださいよ」
「なんでだよ」
「知りたいんです!」
「断る」
「教えてくれるまで睨みますよ?」
「……」
最初は嫌がっていた彼だったが、ムッと睨み付けてくる五月に折れて深々と溜息をついた。
「───馬鹿だった。それも、どうしようもない大馬鹿だ」
そう言って彼は断片的にその『前の生徒』について語ってくれた。
最初は馬が合わなかった。
どうしようもなく不器用で要領の悪い奴だった。
その癖、意地っ張りで何度も衝突した。
彼の口から語られる言葉はその生徒の愚痴ばかりだった。
何度彼の口から馬鹿という言葉が出ただろう。だけどその口調はどこか優しく懐かしんでいるように思えた。
話を聞く限りでは生徒と家庭教師、というより気を許した友を語るようで。
───そんな彼を見ていると何故か、胸の奥がモヤモヤとした。
どうしてだろう。聞いたのは自分なのにこれ以上、彼に"昔の人"の話をして欲しくなかった。
その人はあくまでも過去の人だ。今の彼のパートナーは自分だ。そんな理不尽な不満が湧き出たことに五月は自分でも驚いた。
この時はまだ、ただのモヤモヤで済んだのに。
◇
二度目があるとは思わなかった。正直、今も夢か何かだと思っている。
だけど折角見れた夢だ。醒めるまで足掻いてみるのも悪くない。
今度こそ、あいつらに夢を見つけさして笑顔で卒業させてやろう。
ただ、同じ轍を決して踏まないように心掛けなければ。
今度は適切な距離を保って、あくまでも家庭教師としてあいつらを卒業させる。
前よりも困難な道のりかもしれないが、決して不可能ではない筈だ。経験と知恵があるのだから。
しかし、この経験と知恵に頼りすぎるのも宜しくはない。いつか怪しまれる可能性もある。
今日、五月との会話で咄嗟に前の経験と知恵を"前の生徒"と称して誤魔化したが、案外あれは良かったのかもしれない。
今後も"前の生徒"という建前を利用すれば上手く立ち回ろう。
大丈夫だ。今度こそきっと事は全ていい方向に進む筈だ。
今回は上杉君が無意識の内に地雷原でタップダンスする作風になります。