遊戯王Trumpfkarte   作:ブレイドJ

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大変長らくお待たせ致しました。
仕事の忙しさによる持病の悪化で入院一歩手前まで追い込まれ、持ち直すのにかなりの時間がかかってしまいました。
これ以上更新止めを長引かせるのもどうかと思い、1話で終わらせる予定だったこの話も前後編に分けて投稿することにしました、本当に申し訳ありません。
貧弱なこの身体が恨めしい。
今回も会話回です。
桜視点、炎視点でお送りしますが、どちらもキャラ視点なので★の横にどちらの視点なのか書いてます。
それでは本編へGO‼︎


第81話 愛念の送り火

★ 桜sido

 

 

「………はぁ〜」

 

遊花とリーネさんが出て行った病室で、闇のカードによるダメージが抜けきっていないのか再び眠りについた遊騎を横に、病室の窓から外を見て深いため息を吐く。

 

そんな私の耳に相棒の冷静な声が聞こえる。

 

『あら、随分酷いため息ね。ため息を吐くと幸せが逃げていくって言うわよ?』

 

「………元から逃げてるわよ、闇のカードだなんてオカルトに巻き込まれてる時点で」

 

『ま、それもそうね』

 

「………少しは否定してくれてもいいんじゃない?」

 

『真実とは耳に痛いもの。誤魔化したって意味がないことぐらい、桜には分かっているでしょう?』

 

「………はぁ〜そうだけどね」

 

カグヤの言葉に深いため息を吐く。

 

どうやら私の相棒はちょっとドライなところがあるようだ。

 

とはいえ、全く私のことを心配していないようではないみたいだけど。

 

『それで、何を悩んでいるのかしら?まあ、大体桜が考えそうなことぐらい想像はつくのだけれど』

 

「それなら聞く意味なくない?」

 

『本人の口から聞くことに意味があるのよ。思ってるだけでは伝わらないわ』

 

「………霊気の伝達とか言うので思ってることを伝えてるアンタがそれを言うと何だか微妙な気分だわ」

 

『あら、これは一本取られたわね』

 

そういってカグヤが楽しそうに笑う。

 

そんな相棒に苦笑しながらも、私はぽつぽつと話し始める。

 

「………今回の闇のカードに纏わる事件。私は遊花達の役に立てるのかって考えてたの。遊花や遊騎、闇は闇のカードを扱えて、操られてる人を解放するだけの力がある。だけど………私にはそんな特別な力なんてない」

 

『………そうね、今の桜はただの一般人。あの中であなたに1番近い一般人は遊騎だけど、彼だって闇のカードを扱えているわ。闇のカードを所持しているわけでもなく、彼を救ったガーディアンエアトス達のような強力な精霊の力を扱えているわけでもない桜は、正直言って今回の事件では足手纏いよ』

 

「っ………随分はっきりと言ってくれるわね。

聞いてはみるけど、アンタは闇のカードをどうにかできたりしないの?」

 

『………やーね、私は少し長く顕現しているだけの攻撃力1850ぽっちのただの精霊よ?闇のカードとまともにやり合えば汚染されるのがオチだわ』

 

「………何よ、今の間は?」

 

少しの間をおき、カグヤが手に持った扇子で口元を隠しながら笑う。

 

カグヤの不自然な態度に私がそのことを追求しようとすると、病室の扉が開く。

 

その音に反応して遊騎を庇うように立つが、病室の扉を開いて入ってきたのはプロリーグに向かった闇と連絡を取るために病室から出て行っていた炎さんだった。

 

炎さんの姿を確認し、警戒を解いた私を見て炎さんが申し訳さそうな表情を浮かべた。

 

「すまない、驚かせたようだな」

 

「もう、本当に炎さんは真面目過ぎよ。これぐらいのことで別に謝らなくてもいいわよ」

 

「そうか、すまない」

 

「だから謝らなくてもいいって。それで闇は無事にプロリーグの試合に間に合ったの?」

 

「ああ。ついでに言えばもう試合を終わらせたらしい」

 

「………は?」

 

炎さんの言葉に私は目を丸くする。

 

闇が病院を出て行ってからまだ1時間も経ってないんだけど………

 

「機嫌の悪い冬城とデュエルすることになるとは、相手の決闘者も運が悪い。ウロボロスとウィルスで手札を全て捥いでそのまま捻り潰したようだ」

 

「………ご愁傷様ね」

 

闇の全力を受け止められる決闘者なんてそうそういるわけがない。

 

無表情のまま相手を叩き潰す闇の姿が思い浮かび私は思わず対戦した決闘者を思い合掌した。

 

「それで、随分暗い顔をしていたが、どうかしたのか?」

 

「いや、別に………ただ、私は今回の事件で何か役に立てることはあるのかなって思っただけよ」

 

「………宝月」

 

「炎さん?」

 

私の言葉に炎さんの目が鋭くなる。

 

そして少し躊躇うそぶりを見せながらもはっきりとその言葉を口にした。

 

「この件には関わるな」

 

「………えっ?」

 

「闇のカードが関わっている今回の件に宝月は関わるなと言ったんだ。闇のカードが関わっているこの事件で、宝月にできることはない」

 

真剣な表情でそう告げる炎さんに私は思わず拳を握りしめて口を開く。

 

「………それは私が闇のカードに対抗する力を持たないから、足手纏いだから言ってるの?」

 

「………そうだと言ったら?」

 

険しい表情で炎さんを睨みつける私を、炎さんは真っ直ぐに見つめ返す。

 

そんな炎さんの目を見て、私は苦い表情を浮かべて目を逸らした。

 

「………心無い言葉は口にしない方がいいわ。炎さんがそんなことを言う人じゃないってこと、私がしてることがただの八つ当たりだってこと、ちゃんと分かってるから」

 

「………そうか」

 

そう分かっているんだ。

 

私に遊花達を助けられる力がないことは。

 

下手に関わっても、闇のカードによって怪我をするのが関の山。

 

最悪の場合、私自身が闇のカードに操られて遊花達に危害を加えてしまうことも、頭では理解している。

 

そんな目に合わないように、炎さんが私を今回の事件から遠ざけようとしていることも。

 

だけどーーー

 

「………だけど、それでも私は遊花達の手伝いがしたい。怪我する可能性があることなんて、遊花達だって同じよ。だからこそ、私にだって何かできることがきっと‼︎」

 

「………ああ、宝月のことだ、例え闇のカードに対抗できる力を持たずともそう言うであろうことは予想していた。宝月のような友達思い人間が決してこのような言葉では止まらないことも」

 

「っ、炎さん?」

 

そんな私の言葉に、炎さんは悲しそうに目を伏せる。

 

これは私の我儘だ。

 

なのに、何で炎さんがそんな悲しそうな表情を浮かべるの?

 

見たこともない炎さんの悲しげな表情に戸惑っていると、炎さんが私のいる窓際に近づいて、先程の私のように窓の外に視線を向ける。

 

そして炎さんは私に転生炎獣を渡した時のような寂しそうな笑みを浮かべ、口を開いた。

 

「少し、昔の話をしよう。これから話すのは闇のカードに関わり大切なものを失った………愚か者の物語だ」

 

 

ーーーーーーー

 

 

★ 炎sido

 

 

「バトル。ヴェルズウロボロスで炎にダイレクトアタック。侵食のイモータルフリーズ」

 

「っ、俺の負けか」

 

 

炎 LP1050→0

 

 

ウロボロスの三つ首から放たれる闇のブレスに呑み込まれ、俺のライフがゼロになり、デュエルルームで映し出されていた立体映像が消えていく。

 

立体映像が消えるのと同時に冬城が深く息を吐いた。

 

「ん………問題なし………炎、相手してくれてありがとう………」

 

「いや、問題ない。俺としても冬城と直接手合わせができるのは有意義だからな」

 

無表情ながらも申し訳なさそうな雰囲気で頭を下げる冬城に俺は手を振って応える。

 

「それにしても、冬城なら大丈夫だとは思っていたが、まさかここまで強力な力を得て復活するとは思ってもみなかったな」

 

結束がいなくなり、早くも半年が経過した。

 

結束がいなくなり、さらには愛用していた氷結界が使えなくなり酷く落ち込んでいた冬城だったが、今ではそんな面影を感じさせない程に完全復活を果たした。

 

いや、むしろ氷結界を使っていた頃よりも進化していると言ってもいいだろう。

 

結束がいなくなってから一ヶ月の間は氷結界を扱えず、あわやこのまま消えてしまうのではと心配していたが、それから僅か数日でデッキを完全に一新し、今まで見たことがないヴェルズというカテゴリーを引っさげて蘇るとは思っても見なかった。

 

デッキを一新してからの冬城の躍進は凄まじく勝率は9割を超えており、負けた数など両手で数えられる程だ。

 

氷結界を使っていた頃の冬城の勝率は『Trumpfkarte』の中では御影と最下位争いをしていたが、今では俺や『Trumpfkarte』にいた頃の結束の勝率を超えているのだ。

 

デッキを変えたことも含め、冬城の中で何か変化があったのだろう。

 

そんなことを思っているとデュエルルームの扉が開く。

 

俺と冬城が視線を向けると、そこには身体を伸ばしながら疲れた表情を浮かべた御影がいた。

 

俺は苦笑を浮かべながら疲れ果てた御影に声をかける。

 

「御影か、その様子だと試合には勝ったようだな」

 

「勿論です。結束さんを馬鹿にするような奴に俺は負けませんよ。というか、結束さんを馬鹿にするんだったらできるだけの実力をつけてから挑んでこいっての」

 

「そこは同意。治虫にも勝てないようなら遊騎に勝てるわけなんてない」

 

「………疲れてるんで喧嘩売らないで貰います?」

 

「その程度で疲れるなんてまだまだ未熟な証………これだからもやしは」

 

「断崖絶壁ちんちくりん幼女のあなたよりは体力あるつもりですけどね」

 

「よし、もういっぺん言ってみろ。その喧嘩、買ってやる」

 

「その言葉、そっくりそのまま返してあげます」

 

デュエルディスクを起動して睨み合う2人に俺はため息を吐く。

 

「それぐらいにしておけ。それとも天羽に報告されたいか?」

 

「別に報告されても構わないけど社長の仕事を増やすのも可愛そうだから今日は勘弁してあげる」

 

「別に社長が怖いわけではありませんが無駄に体力を消費するつもりもないのでこの辺にしといてあげましょう」

 

天羽の名前が出た途端早口でそう言いながらデュエルディスクを停止させる冬城と御影に思わず苦笑を浮かべる。

 

この2人の仲の悪さは相変わらずだな。

 

前は結束がそれとなく仲介をしていたが、これはこれから大変そうだな。

 

「それにしても、疲れが見えるが大丈夫か、御影」

 

「大丈夫です、ちょっと連戦で疲れてるだけですから」

 

「結束が抜けてから1人当たりの試合の頻度が増したからな。結束はいつか帰ってくると信じてはいるが、現在のままだと厳しいことも確かだな」

 

「………炎はメンバーを増やすべきだと思ってるの?」

 

「俺とて冬城の気持ちは理解できる。だが、欠員があればチームとしての負担も増す。それにより『Trumpfkarte』が消滅してしまったら本末転倒だ」

 

「………むぅ、分かっては、いる」

 

そう口にする冬城の表情は相変わらずの無表情ではあるがどこか不満そうに見える。

 

御影も口には出さないが苦い表情を浮かべている。

 

『Trumpfkarte』は結束と天羽が中心となり、その知り合いで生み出されたプロチームだ。

 

おそらく冬城は結束の代わりの人員が加わることで『Trumpfkarte』が形骸化することを恐れているのだろう。

 

だが、このまま人員を欠くことにより『Trumpfkarte』が消滅し、結束が帰ってくる場所が無くしてしまってはいけない。

 

理不尽な目にあって追放され、姿を消してしまった結束に、帰ってくる場所があると言うことを証明し続けなければいけないのだから。

 

とはいえ、チームに加入できそうな決闘者に心当たりはないがな。

 

「………炎も疲れてる?」

 

「この程度なら問題ない」

 

「………そう」

 

俺が心配をかけないように笑みを浮かべると、冬城は変わらない無表情で沈黙する。

 

………正直言って、疲れてはいるし、結束が抜けたショックから完全に立ち直れているかと問われれば否だ。

 

だが、だからといって弱音を吐いてなどいられない。

 

疲労やショックが見えているのは俺だけではない、天羽や冬城、御影とて同じだ。

 

『Trumpfkarte』の中では俺が1番年長だ。

 

こんな状態だからこそ、年上として毅然とした態度で皆を支えなければいけないのだから。

 

「ああ、そういえば不知火さんにお客さんがきてましたよ」

 

「俺に?」

 

「はい、そろそろくると思うんですが………」

 

御影がそういうと不意にデュエルルームの扉が開いた。

 

俺がそちらに視線を向けるとデュエルルームに白衣を着た茶髪でロングヘアーの女性が入ってきた。

 

「失礼します。ここに不知火君がいると伺ってきたのですが………あ、いた‼︎」

 

「篝か」

 

「篝か………じゃないよ‼︎相変わらず、ドライだなぁ不知火君は」

 

そういって女性は呆れたように笑う。

 

篝 聖夜火(かがり さやか)。

 

俺が懇意にしている他社のカードデザイナーであり、幼少期から付き合いがある俺の幼馴染だ。

 

性格は天真爛漫で好奇心旺盛。

 

興味を持ったことには一直線で、初等部の頃は興味を引くものを見つけると俺の腕を引いてケルン中を走り回ったものだ。

 

カードのデザインをするのが大好きな奴で、様々な経緯を得て今は『Schopfer』という会社でカードデザイナーをやっている。

 

俺が使用している不知火も元はと言えば彼女がデザインして生み出されたカードであり、彼女が俺に使用して欲しいと売り込みに来たことが俺が今のデッキを使う経緯にもなっており、こうしてたまに訪れては新しいカードの実験や売り込みをしていくのだ。

 

「それで、今日は何の用だ?」

 

「何の用だって、今日は新作のカードを見せにくるって言ってたじゃない」

 

「そうだったか?すまない、忘れていた」

 

「そうやって素直に謝れるのが不知火君の良いところだよね。まあ、不知火君も色々あって忙しいだろうし、仕方がないから許してあげる」

 

「そうか、ありがとう」

 

「どういたしまして」

 

俺が非礼を詫びると篝が柔らかく笑う。

 

そんな篝の様子を見て御影は気まずそうに目を逸らすと、どこかわざとらしく口を開いた。

 

「ああっと、俺、社長に報告しに行くの忘れてたんで、社長のところに行って試合の結果を報告してきます‼︎」

 

「ん?そうなのか?」

 

「はい‼︎ああ、そうだ。冬城………さんも社長に呼ばれてましたよ?」

 

「ん?社長から?報告に行くのは忘れてたんじゃーーー」

 

「ほら、早く行きますよ‼︎それじゃあ篝さん、ごゆっくり‼︎」

 

「むっ、自分で歩くから掴むな、治虫」

 

そういってどこか慌てた様子で冬城の首根っこを掴んで部屋から出て行く御影。

 

一体何だったんだ?

 

首を傾げる俺に篝は苦笑を浮かべ、頭を掻いた。

 

「………気を遣わせちゃったな。でも、それならなおさら頑張らないと」

 

「篝?何か言ったか?」

 

「ううん、何でもない。それじゃあ、始めよっか」

 

「始めるって何を………」

 

「決まってるでしょ、デュエルだよ‼︎」

 

そういって篝は腕につけていたデュエルディスクを起動させてこちらに構える。

 

「新作のカードを見せに来たんじゃなかったのか?」

 

「うん、見せにきたよ。だから存分に見せてあげようと思って、デュエルの中で。それに、不知火君とデュエルもしたかったしね‼︎この前は負けちゃったけど、今度は絶対に負けないんだから‼︎」

 

「………そうか。なら、存分に見せてもらうとしよう。篝の新作とやらを」

 

満面の笑みを浮かべる篝につられて俺も思わず笑みを浮かべ、デュエルディスクを構える。

 

そして2人同時にデュエル開始の宣言をした。

 

『決闘‼︎』

 

 

炎 LP8000

 

聖夜火 LP8000

 

 

ーーーーーーー

 

 

「先攻は私だね。まずは速攻魔法、転生炎獣( サラマングレイト)()炎陣( サークル)‼︎この同名カードは1ターンに1枚しか使えず、2つ効果から1つを選択して発動できる。デッキからサラマングレイトモンスター1体を手札に加えるか、自身と同名のモンスターを素材としてリンク召喚した自分フィールドのサラマングレイトリンクモンスター1体を対象としてこのターン、そのリンクモンスターは自身以外のモンスターの効果を受けなくする効果だよ。私はデッキからサラマングレイトモンスター1体を手札に加える効果でデッキから転生炎獣( サラマングレイト)ウルヴィーを手札に加えるね」

 

「厄介なサーチカードだ。篝のデザインしたカードは相変わらず強力だな」

 

「えへへーいいでしょー?」

 

転生炎獣は篝が子供の頃にデザインし、デュエルモンスターズの流通に関与している会社の1つ、『Schopfer』で行われたカードデザイン募集イベントに応募した際に見事に当選して生み出されたカテゴリーだ。

 

『Schopfer』の上層部は転生炎獣のデザインを甚く気に入ったようで、篝の為にこのカテゴリーを生み出し、転生炎獣を対価とすることで篝を『Schopfer』にスカウトした。

 

そのため、転生炎獣は篝専用のカテゴリーであり、世界中で篝しか所持していない。

 

そして転生炎獣を生み出したことで、篝は幼くして『Schopfer』にスカウトされ、『Schopfer』でもトップクラスのカードデザイナーとなった。

 

それが俺の幼馴染、天才カードデザイナー、篝 聖夜火だ。

 

「さらに手札の転生炎獣ウルヴィーを捨てて、魔法カード、サイバネットマイニング‼︎同名カードは1ターンに1度、手札を1枚墓地へ送ってデッキからレベル4以下のサイバース族モンスター1体を手札に加えるよ‼︎私はデッキから転生炎獣( サラマングレイト)ガゼルを手札に加える‼︎そして今手札に加えた転生炎獣ガゼルの効果発動‼︎1ターンに1度転生炎獣ガゼル以外のサラマングレイトモンスターが自分の墓地に送られた場合、このカードを手札から特殊召喚する‼︎」

 

 

〈転生炎獣ガゼル〉☆3 サイバース族 炎属性

DEF1000

 

 

篝のフィールドに現れるのは炎を纏ったガゼルのモンスター。

 

「転生炎獣ガゼルのもう1つの効果発動‼︎1ターンに1度、このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合、デッキから転生炎獣ガゼル以外のサラマングレイトカード1枚を墓地に送る。私はデッキから転生炎獣( サラマングレイト)Jジャガーを墓地に送るよ‼︎早速行くね、燃え滾れ‼︎聖火が輝くサーキット‼︎」

 

「リンク召喚か」

 

篝が目の前に手をかざすと巨大なサーキットが現れる。

 

「召喚条件はレベル4以下のサイバース族モンスター1体‼︎私は転生炎獣ガゼルをリンクマーカーにセット‼︎サーキットコンバイン‼︎リンク召喚‼︎リンク1‼︎転生炎獣( サラマングレイト)ペイルリンクス‼︎」

 

 

〈転生炎獣ペイルリンクス〉LINK1 サイバース族 炎属性

ATK500 ↓

 

 

ガゼルがサーキットに吸い込まれると、代わりにサーキットから現れたのは真っ赤な装甲に身を包んだ山猫のモンスター。

 

「転生炎獣ペイルリンクスの効果発動‼︎1ターンに1度、このカードがリンク召喚に成功した場合に、デッキから転生炎獣( サラマングレイト)()聖域( サンクチュアリ)1枚を手札に加える‼︎私はデッキからフィールド魔法、転生炎獣の聖域を手札に加えるよ‼︎そしてそのままフィールド魔法、転生炎獣の聖域を発動‼︎」

 

フィールド魔法を発動すると、辺りの風景がマグマに囲まれた火山のフィールドに変わる。

 

「どんどん行くよ‼︎私は転生炎獣( サラマングレイト)フォクシーを召喚‼︎」

 

 

〈転生炎獣フォクシー〉☆3 サイバース族 炎属性

ATK1000

 

 

フィールドに現れたのは尻尾から炎を灯している狐のモンスター。

 

「転生炎獣フォクシーの効果発動‼︎同名カードは1ターンに1度、このカードが召喚に成功した時、自分のデッキの上からカードを3枚めくり、その中からサラマングレイトカード1枚を選んで手札に加え、残りのカードはデッキに戻すわ‼︎私はデッキの上から3枚めくり、転生炎獣( サラマングレイト)ミーアを手札に加えるよ‼︎そして今手札に加えた転生炎獣ミーアの効果発動‼︎このカードが通常のドロー以外の方法で手札に加わった場合、このカードを相手に見せ、手札から特殊召喚‼︎」

 

 

〈転生炎獣ミーア〉☆2 サイバース族 炎属性

DEF600

 

 

フィールドに身体から炎を噴き出しているミーアキャットが現れる。

 

「そして、燃え滾れ‼︎聖火が輝くサーキット‼︎」

 

「2回目のリンク召喚か」

 

「召喚条件は炎属性の効果モンスター2体‼︎私は転生炎獣ミーアと転生炎獣ペイルリンクスをリンクマーカーにセット‼︎サーキットコンバイン‼︎リンク召喚‼︎リンク2‼︎転生炎獣( サラマングレイト)サンライトウルフ‼︎」

 

 

〈転生炎獣サンライトウルフ〉LINK2 サイバース族 炎属性

ATK1800 ↓↑

 

 

ミーアとペイルリンクスがサーキットに吸い込まれ、代わりに炎を纏った機械的な狼が現れる。

 

「墓地に存在する転生炎獣Jジャガーの効果発動‼︎同名カードは1ターンに1度、このカードが墓地に存在し、自分フィールドにサラマングレイトリンクモンスターが存在する場合、転生炎獣Jジャガー以外の自分の墓地のサラマングレイトモンスター1体を対象としてそのモンスターをデッキに戻し、墓地のこのカードを自分のサラマングレイトリンクモンスターのリンク先となる自分フィールドに特殊召喚するよ‼私は墓地の転生炎獣ミーアをデッキに戻して転生炎獣Jジャガーを特殊召喚‼︎」

 

 

〈転生炎獣Jジャガー〉☆4 サイバース族 炎属性

DEF1200

 

 

サンライトウルフの近くに身体に着いた棘から炎を噴き出させているジャガーが現れる。

 

そしてJジャガーが現れたことでサンライトウルフは歓喜の咆哮をあげる。

 

「転生炎獣サンライトウルフの効果発動‼︎同名カードは1ターンに1度、このカードのリンク先にモンスターが召喚・特殊召喚された場合、自分の墓地から炎属性モンスター1体を選んで手札に加える‼︎ただし、このターン、自分はこの効果で手札に加えたモンスター及びその同名モンスターを通常召喚・特殊召喚できないけど。私は墓地の転生炎獣ウルヴィーを手札に加えるよ‼︎さらに墓地から手札に加わった転生炎獣ウルヴィーの効果発動‼︎このカードが効果で自分の墓地から手札に加わった場合、このカードを相手に見せ、自分の墓地の炎属性モンスター1体を対象としてそのモンスターを手札に加える‼︎私は墓地から転生炎獣ガゼルを手札に加えるよ‼︎そしてお待ちかね、フィールド魔法、転生炎獣の聖域の効果発動‼︎1ターンに1度、このカードがフィールドゾーンに存在する限り、自分がサラマングレイトリンクモンスターをリンク召喚する場合、自分フィールドの同名のサラマングレイトリンクモンスター1体のみを素材としてリンク召喚できる‼︎」

 

「来たな、転生炎獣特有の転生リンク召喚‼︎」

 

「燃え滾れ‼︎聖火が輝くサーキット‼︎私は転生炎獣サンライトウルフをリンクマーカーにセット‼︎サーキットコンバイン‼︎」

 

サンライトウルフの頭上にサーキットが、足元に炎で出来た魔法陣が現れ、交差するようにサンライトウルフの身体を通過する。

 

サーキットと魔法陣が通過すると、サンライトウルフの纏っていた炎が一際激しく燃え上がる。

 

「転生リンク召喚‼︎リンク2‼︎転生炎獣サンライトウルフ‼︎」

 

 

〈転生炎獣サンライトウルフ〉LINK2 サイバース族 炎属性

ATK1800 ↓↑

 

 

「転生炎獣サンライトウルフの効果発動‼︎同名カードは1ターンに1度、このカードが転生炎獣サンライトウルフを素材としてリンク召喚されている場合、自分の墓地のサラマングレイト魔法・罠カード1枚を選んで手札に加える‼︎私は墓地に存在する転生炎獣の炎陣を手札に加えるよ‼︎」

 

「またサーチカードが手札に加わったか。相変わらず、全然手札が減らないな」

 

「まだ終わりじゃないよ‼︎これがこのターン最後のリンク召喚‼︎燃え滾れ‼︎聖火が輝くサーキット‼︎」

 

篝の前にこのターン4度目のサーキットが現れる。

 

「召喚条件は炎属性の効果モンスター2体‼︎私は転生炎獣フォクシー、転生炎獣Jジャガー、転生炎獣サンライトウルフを2体分として扱ってリンクマーカーにセット‼︎サーキットコンバイン‼︎」

 

サーキットの中にフォクシーにJジャガー、2体に分身したサンライトウルフが吸い込まれると、フィールドにあった火山が噴火し、マグマが溢れ始める。

 

そして火山の噴火に合わせるように、サーキットの中から飛び立ったのは転生し続ける不死鳥。

 

「無限の炎より生まれし不死鳥‼︎リンク召喚‼︎リンク4‼︎転生炎獣( サラマングレイト)パイロフェニックス‼︎」

 

 

〈転生炎獣パイロフェニックス〉LINK4 サイバース族 炎属性

ATK2800 ←↓↑→

 

 

「いきなり篝の切り札の登場か」

 

「私はカードを3枚伏せて、ターンエンド‼︎不知火君も本気でこないとすぐに終わっちゃうよ?」

 

 

炎 LP8000 手札5

 

ーーーーー ー

ーーーーー

ー ☆

ーーーーー

ー▲▲▲ー ▽

 

聖夜火 LP8000 手札2

 

 

「言ってくれるな。俺のターン、ドロー‼︎手札から不知火の師範を捨て、速攻魔法、逢華妖麗譚-不知火語を発動‼︎同名カードは1ターンに1度しか発動できず、相手フィールドにモンスターが存在する場合、手札からアンデット族モンスター1体を捨てて捨てたモンスターとカード名が異なる不知火モンスター1体を自分のデッキ・墓地から選んで特殊召喚する‼︎ただし、このカードの発動後、ターン終了時まで自分はアンデット族モンスターしか特殊召喚できない。俺はデッキから不知火の隠者を特殊召喚‼︎」

 

 

〈不知火の隠者〉☆4 アンデッド族 炎属性

DEF0

 

 

現れたのは袈裟を着た坊主のモンスター。

 

「不知火の隠者の効果発動‼︎同名カードは1ターンに1度、自分フィールドのアンデット族モンスター1体をリリースしてデッキから守備力0のアンデット族チューナー1体を特殊召喚する‼︎俺は不知火の隠者をリリースしてデッキからチューナーモンスター、妖刀-不知火を特殊召喚する‼︎」

 

 

〈妖刀-不知火〉☆2 アンデッド族 炎属性

ATK800

 

 

隠者の姿が消えると、その代わりに一振りの刀が現れ、その刀の近くに薄っすらと武士の霊の姿が浮かびあがる。

 

「さらに俺は不知火の宮司を召喚‼︎」

 

 

〈不知火の宮司〉☆4 アンデッド族 炎属性

ATK1500

 

 

次に現れたのは祈祷をしている宮司のモンスター。

 

「不知火の宮司の効果発動‼︎このカードが召喚に成功した時、自分の手札・墓地から不知火の宮司以外の不知火モンスター1体を選んで特殊召喚する‼︎ただし、この効果で特殊召喚したモンスターは、フィールドから離れた場合に除外される。墓地より甦れ、不知火の隠者‼︎」

 

 

〈不知火の隠者〉☆4 アンデッド族 炎属性

DEF0

 

 

宮司が祈祷を捧げると、再びフィールドに隠者が姿を現わす。

 

これで俺のフィールドにはモンスターが3体。

 

しかし、篝には3枚のセットカードがある。

 

1枚は間違いなく転生炎獣の炎陣。

 

そしてパイロフェニックスを出して来たということは残る2枚の内、1枚は予想がつく。

 

ここは少々勿体無いが………

 

「俺は、レベル4、不知火の宮司と、レベル 4、不知火の隠者に、レベル2、チューナーモンスター、妖刀-不知火をチューニング‼︎」

 

「いきなりレベル10のシンクロ召喚………‼︎」

 

妖刀が浮かびあがり、光を纏いながら宮司と隠者に向かって飛んでいく。

 

妖刀が宮司と隠者の間の地面に突き刺さると、宮司と隠者を取り囲むように地面から炎が舞い上がり、宮司と隠者の姿を隠す。

 

しばらくして、炎が斬り払われるように霧散すると、炎の身体を持つ馬に乗った武士のモンスターが現れた。

 

「剣に宿し無念の思いが、神へと至る不知火となる‼︎シンクロ召喚‼︎憑依神化‼︎炎神ー不知火‼︎」

 

 

〈炎神-不知火〉☆10 アンデッド族 炎属性

ATK3500

 

 

「不知火君の切り札、炎神-不知火………だけど、その効果は特殊召喚に成功した場合、自分の墓地か除外されている自分のカードの中から、アンデット族シンクロモンスターを任意の数だけEXデッキに戻して戻した数だけ相手フィールドのカードを選んで破壊する効果。今の状況じゃ使えないよ?」

 

「確かにそちらの効果は使えない。だが、炎神ー不知火には自分フィールドのアンデット族モンスターが戦闘・効果で破壊される場合、代わりに自分の墓地の不知火モンスター1体を除外できる永続効果、燎原之火がある。こちらの効果が今の篝には効くハズだ」

 

「うっ………読まれてるか」

 

「当たり前だ。いつからの付き合いだと思っている。バトル‼︎炎神ー不知火で転生炎獣パイロフェニックスを攻撃‼︎不知火流 煉獄ノ祓‼︎」

 

炎神が刀を抜き、空に掲げると、その刀に炎が集まっていき、5メートル程の巨大な刀になる。

 

炎神は集まって巨大な刀になった炎を圧縮していき、通常のサイズの刀に変える。

 

刀が完成すると炎神は馬を走らせてパイロフェニックスに向けて駆け、すれ違い様にその身体を3度斬りつけた。

 

 

聖夜火 LP8000→7300

 

 

「くっ………先制攻撃は貰っちゃったか。だけど墓地に存在する転生炎獣ペイルリンクスの効果、自分フィールドのサラマングレイトカードが戦闘・効果で破壊される場合、代わりに墓地のこのカードを除外できる‼︎この効果で転生炎獣パイロフェニックスを破壊から守るよ‼︎」

 

炎神に斬られたパイロフェニックスが膝をつく。

 

しかし、その身体にはペイルリンクスの鎧が纏われており致命傷を免れていた。

 

「そう簡単に仕留めることができるとは思っていないさ。メインフェイズ2、俺はカードを2枚伏せてターンエンドだ」

 

「例え読まれていたとしても、私は私の全力でぶつかるだけだよ‼︎エンドフェイズに速攻魔法発動‼︎転生炎獣( サラマングレイト)()超転生( トランセンド)‼︎」

 

「やはりそのカードがあったか」

 

「同名カードは1ターンに1度しか発動できず、自分フィールドのサラマングレイトリンクモンスター1体を対象としてその自分のモンスター1体のみを素材として同名のサラマングレイトリンクモンスター1体をリンク召喚扱いとしてEXデッキから特殊召喚する‼︎燃え滾れ‼︎聖火が輝くサーキット‼︎私は転生炎獣パイロフェニックスをリンクマーカーにセット‼︎サーキットコンバイン‼︎」

 

パイロフェニックスの頭上にサーキットが、足元に炎で出来た魔法陣が現れ、交差するようにパイロフェニックスの身体を通過する。

 

サーキットと魔法陣が通過すると、パイロフェニックスの纏っていた炎が一際激しく燃え上がった。

 

「再臨せよ‼︎無限の炎より生まれし不死鳥‼︎転生リンク召喚‼︎リンク4‼︎転生炎獣パイロフェニックス‼︎」

 

 

〈転生炎獣パイロフェニックス〉LINK4 サイバース族 炎属性

ATK2800 ←↓↑→

 

 

「さあ、行くよ‼︎転生炎獣パイロフェニックスの効果発動‼︎エンドレスフレア‼︎このカードが同名カードを素材としてリンク召喚に成功した場合、相手フィールドのカードを全て破壊する‼︎」

 

パイロフェニックスが身体を燃え上がらせながら突撃し、俺のフィールドのカードを焼き尽くす。

 

だが、こちらもただ焼かれるわけではない。

 

「炎神ー不知火の永続効果、燎原之火‼︎俺は墓地に存在する不知火の宮司を除外することで破壊を免れる。そしてフィールド魔法、転生炎獣の聖域を対象に除外された不知火の宮司の効果、それにチェーンして破壊された一族の結集の効果発動‼︎」

 

「破壊された時に発動する伏せカードだったんだ………」

 

「まずは破壊された罠カード、一族の結集の効果発動‼︎魔法&罠ゾーンのこのカードが相手の効果で破壊された場合、デッキから同名カード1枚を選んで自分の魔法&罠ゾーンにセットする‼︎そして不知火の宮司の効果でこのカードが除外された場合、相手フィールドの表側表示のカード1枚を対象としてそのカードを破壊する‼︎転生炎獣の聖域は破壊させて貰うぞ‼︎」

 

宮司の霊魂が火山に突撃し、噴火を引き起こして消滅させる。

 

転生炎獣の炎陣が伏せてある今、パイロフェニックスを狙っても破壊は叶わず、次のターンに再び転生リンク召喚をされてしまえば俺のフィールドは再び吹き飛ばされてしまう。

 

ならば、この選択が今は最適解のハズだ。

 

「改めてターンエンドだ」

 

 

炎 LP8000 手札1

 

ーー▲ーー ー

ーーー○ー

ー ☆

ーーーーー

ー▲▲ーー ー

 

聖夜火 LP7300 手札2

 

 

「私の動きを読んでくるなんて流石不知火君だね」

 

「当たり前だ。何年の付き合いだと思っている」

 

「………その割には、大事なことには気づいてくれないんだけどなぁ」

 

俺の言葉に篝は不満そうに頰を膨らませながら何かを呟く。

 

しかし、すぐに首を振って真っ直ぐな目で俺を見た。

 

「でも、例え動きを読まれていようと、今日は絶対に不知火君に勝って見せるんだから‼︎」

 

「………意気込みは凄いんだが、どうしてそこまで今日は勝利に拘るんだ?」

 

普段の篝からは考えられない程鬼気迫った表情に俺は困惑する。

 

そんな俺に、篝は照れ臭そうに笑いながらその胸の内を口にする。

 

「だって………不知火君に勝てば、私も『Trumpfkarte』に入れるんでしょ?」

 

「なっ⁉︎篝、『Trumpfkarte』に入るつもりなのか⁉︎」

 

篝が口にした言葉に俺は目を見開く。

 

結束がプロリーグから追放され、『Trumpfkarte』は3人になった。

 

人数が少なくなったことで、『Trumpfkarte』に多くの決闘者が売り込みにきていたが、売り込みに来る奴らはどいつもプロリーグを追放された結束を馬鹿にするような奴らばかりだった。

 

そのことに腹を立てた天羽は採用するにあたり1つのルールを作った。

 

それは採用試験にて『Trumpfkarte』のメンバーの誰か1人にでも勝利すること。

 

俺達と対等………いや、それ以上の力を秘めていた結束を馬鹿にするのであれば、当然結束のように自分達に勝つことができるということだ。

 

それが証明できるのであれば、『Trumpfkarte』に採用するというのが天羽の打ち出した条件だった。

 

今までにその条件を突破できたものはいない。

 

何故なら、このチームは結束の思いによって生まれたチームなのだ。

 

そのチームに、結束を蔑むような人間が入ることを、俺達は赦さない………赦せる訳がない。

 

「篝………何故お前が『Trumpfkarte』に入りたがる?プロ決闘者の資格を持っていることは知っているが、君はカードデザイナーだろ?しかも、君は『Schopfer』の社員だ。『Trumpfkarte』に入るなら今の仕事を辞めることになるんだぞ?」

 

「うっ………」

 

俺の指摘に篝が目を逸らし、右手の人差し指に自分の髪をくるくると巻きつける。

 

これは篝が照れている時の癖だ。

 

だが、今の状況で何を照れることがある?

 

首を傾げる俺に、篝は顔を真っ赤にして自棄になったかのような大声で叫んだ。

 

「っ〜〜〜ああ、もう‼︎不知火君の馬鹿‼︎鈍感‼︎私が『Trumpfkarte』に入りたいのは、もっと不知火君の傍にいたいからだよ‼︎」

 

「は、はぁ?」

 

「だから………だから、不知火君が好きだって、言ってるの〜〜〜‼︎」

 

「………はあっ⁉︎」

 

篝の告白に、俺は目を見開いてしまう。

 

篝が………俺のことを好いている?

 

「いや、その、だが、何故それで篝が『Trumpfkarte』に入るということになる?」

 

「だって………だって、最近の不知火君………見てられないんだもん」

 

そういって篝は悲しそうに目を伏せる。

 

「私はそんなに話したことはなかったけど、結束プロがいなくなってから、元気もないし、周りに心配かけないように、空元気で頑張って………そんなの、見てられないよ………」

 

「っ、篝………」

 

「分かってはいるよ?私は、結束プロの代わりになんかなれない………だけど、それでも私は不知火君をもっと近くで支えてあげたい………」

 

「………」

 

知らなかった。

 

いつもの明るい笑顔の裏で、篝がそんなことを考えていたなんて、知りもしなかった。

 

「私はきっと、誰よりも不知火君のことを知ってる………幼馴染だから………不知火君のこと、好き、だから………だから、今までの私から変わってしまったとしても、今日だけは、不知火君にだって勝ちは譲らない‼︎」

 

そういうと篝は凛とした真っ直ぐとした目でこちらを見る。

 

「不知火君を守るためにも、私はそう簡単に負けるわけにはいかないの。不知火君を1番近くで支えれるのは、私だけなんだから‼︎」

 

「………全く、馬鹿だな、篝は」

 

「な、何をぉ〜⁉︎」

 

あまりにも真っ直ぐな篝に、俺は思わず笑みを漏らしてしまう。

 

「『Trumpfkarte』に入るために必要な条件は、採用試験にて『Trumpfkarte』のメンバーの誰か1人にでも勝利することだ。ただのフリーデュエルであるこのデュエルで篝が勝っても、『Trumpfkarte』には入れん」

 

「………え、ええっ⁉︎嘘⁉︎」

 

「フッ、全く………君という奴はそそっかしいところも相変わらずだな」

 

俺の言葉に篝があたふたと慌てはじめる。

 

その様子があまりにも面白く、思わず含み笑いを漏らしてしまう。

 

「そんな〜こんな恥ずかしい告白までしたのに………」

 

「だが………ここには幸い正規の『Trumpfkarte』のメンバーである俺がいる。天羽に口添えをすれば、採用試験として扱うこともできるだろう。まぁ、裏口入学よりはマシ程度の不正手段ではあるがな」

 

「………えっ?」

 

恥ずかしそうに項垂れていた篝がきょとんとした表情で顔を上げる。

 

そんな篝に、俺は柔らかい笑みで応えた。

 

「だから、勝てるものなら勝ってみろ」

 

「っ………言ったな〜?よし、すぐにでも勝っちゃうんだから‼︎これでも私は天才って呼ばれてるんだからね‼︎私の勝利への道筋は、もう出来てるんだから‼︎」

 

そんな俺の言葉に篝は満面の笑みを浮かべて応えた。

 

「私のターン、ドロー‼︎まずはリバースカードオープン‼︎速攻魔法、転生炎獣の炎陣‼︎私はデッキからサラマングレイトモンスター1体を手札に加える効果でデッキから転生炎獣( サラマングレイト)Bバイソンを手札に加えるよ‼︎そして私は転生炎獣ウルヴィーを召喚‼︎」

 

 

〈転生炎獣ウルヴィー〉☆4 サイバース族 炎属性

ATK1700

 

 

フィールドに現れたのは鋭い爪を持ち身体かや炎を噴き出させているクズリが現れる。

 

「手札の転生炎獣Bバイソンの効果発動‼︎自分の墓地のサラマングレイトモンスターが3体以上いる場合、このカードを手札から守備表示で特殊召喚する‼︎」

 

 

〈転生炎獣Bバイソン〉☆8 サイバース族 炎属性

DEF1000

 

 

さらにウルヴィーと並び立つように炎を纏ったバイソンが現れる。

 

「転生炎獣Bバイソンの効果発動‼︎相手フィールドの表側表示のカードの数まで自分の墓地の炎属性リンクモンスターを対象としてEXデッキに戻し、その後戻したカードの数まで相手フィールドの表側表示のカードを選んでターン終了時までその効果を無効にできる‼︎私は墓地の転生炎獣サンライトウルフをEXデッキに戻して炎神ー不知火の効果を無効にするよ‼︎」

 

バイソンの両横に、炎で出来たバイソンが現れ、 炎神が乗っている馬に突撃して吹き飛ばし、炎神を落馬させる。

 

「っ、破壊耐性が消されたか………」

 

「墓地に存在する転生炎獣Jジャガーの効果発動‼︎私は墓地の転生炎獣フォクシーをデッキに戻して転生炎獣Jジャガーを特殊召喚‼︎」

 

 

〈転生炎獣Jジャガー〉☆4 サイバース族 炎属性

DEF1200

 

 

「行くよ、私のとっておき‼︎私はレベル4の転生炎獣ウルヴィーと転生炎獣Jジャガーでオーバーレイ‼︎2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築‼︎エクシーズ召喚‼︎」

 

「エクシーズ召喚だと⁉︎」

 

ウルヴィーとJジャガーが光となり、空に浮かんだ混沌の渦に吸い込まれる。

 

そして渦が爆けると空から舞い降りるのは蒼き装甲に身を包んだ機械の龍。

 

「閉ざされた世界に絆を伝え、魂の光を守護する聖盾‼︎ファイアウォールX( エクシード)ドラゴン‼︎」

 

 

〈ファイアウォールXドラゴン〉★4 サイバース族 闇属性

ATK2500

 

 

「ファイアウォールXドラゴン⁉︎何だそのモンスターは⁉︎」

 

「えへへーカッコいいでしょ?突然頭に浮かんだデザインを形にし、連日徹夜して生み出した私の新作だよ‼︎」

 

そういって篝が自信満々と言った風に胸を張る。

 

篝の生み出した新たなモンスター………一体どんな力を………

 

「さあ、私の新作の力、受けてみて‼︎ファイアウォールXドラゴンの効果発動‼︎ストロングボンズ‼︎このカードのオーバーレイユニットを2つ取り除き、自分の墓地のリンク4のサイバース族リンクモンスター1体をこのカードとリンク状態となるように自分フィールドに特殊召喚する‼︎ただし、この効果の発動後、ターン終了時まで自分はモンスターを特殊召喚できず、直接攻撃できない。蘇って、転生炎獣パイロフェニックス‼︎」

 

ファイアウォールXがオーバーレイユニットを吸収して咆哮を上げると、ファイアウォールXの左隣に次元の裂け目が現れる。

 

そして次元の裂け目からもう1体のパイロフェニックスが姿を現した。

 

 

〈転生炎獣パイロフェニックス〉LINK4 サイバース族 炎属性

ATK2800 ←↓↑→

 

 

「転生炎獣パイロフェニックスを蘇生させたか………だが、それだけでは炎神ー不知火は倒せないぞ」

 

「ファイアウォールXドラゴンの力はこれだけじゃないよ‼︎ファイアウォールXドラゴンの永続効果、シャイニングネクサス‼︎エクシーズ召喚したこのカードの攻撃力は、このカードとリンク状態になっているリンクモンスターのリンクマーカーの数×500ポイントアップする‼︎」

 

「っ⁉︎リンクしているリンクマーカーの数で攻撃力を上げるだと⁉︎」

 

「現在ファイアウォールXドラゴンは2体の転生炎獣パイロフェニックスとリンクしてる‼︎転生炎獣パイロフェニックスのリンクマーカーは4つ‼︎だから合計8つのリンクマーカーと繋がることでファイアウォールXドラゴンの攻撃力は4000ポイントアップする‼︎」

 

 

ファイアウォールXドラゴン

ATK2500→6500

 

 

「攻撃力………6500⁉︎」

 

「バトル‼︎ファイアウォールXドラゴンで炎神ー不知火を攻撃‼︎」

 

「っ、迎え撃て‼︎炎神ー不知火‼︎不知火流 煉獄ノ祓‼︎」

 

炎神が再び刀に炎を集め、5メートル程の巨大な刀に変えると、今度はそのまま巨大な刀をファイアウォールXに振り下ろす。

 

振り下ろされる巨大な刀に、ファイアウォールXは口から蒼い炎のブレスを放ち、巨大な刀を弾き飛ばす。

 

「そしてこれが勝利の最後のピース‼︎リバースカードオープン‼︎罠発動、スノーマンエフェクト‼︎自分フィールドの表側表示モンスター1体を対象としてそのモンスターの攻撃力はターン終了時まで、そのモンスター以外の自分フィールドのモンスターの元々の攻撃力の合計分アップする‼︎」

 

「なっ⁉︎ここで更なる攻撃力増加カードだと⁉︎」

 

「ただし、このカードを発動するターン、対象のモンスターは直接攻撃できない。私はファイアウォールXドラゴンを対象に私のモンスター達の攻撃力を集束させる‼︎」

 

炎神の刀を弾き返した、ファイアウォールXは背中の翼から蒼い衝撃波を噴射させて高速移動し、炎神の懐に入り込む。

 

そして炎神の懐に入り込んだファイアウォールXに、パイロフェニックス達が炎を放ち、その力を分け与える。

 

「2体の転生炎獣パイロフェニックスと転生炎獣Bバイソンの攻撃力は全て2800‼︎よって、ファイアウォールXドラゴンの攻撃力は………‼︎」

 

 

ファイアウォールXドラゴン

ATK6500→14900

 

 

「攻撃力………14900だと⁉︎」

 

「私の思い、受け取って‼︎堅牢のネクサスシュトローム‼︎」

 

パイロフェニックス達の力を受け取ったファイアウォールXは炎神の懐で再び蒼い炎のブレスを放ち、炎神を跡形もなく吹き飛ばした。

 

「………見事だ」

 

 

炎 LP8000→0

 

 

ーーーーーーー

 

 

「私の勝ちだよ‼︎不知火君‼︎」

 

「ああ、俺の負けだ。まさかこうもあっさり負けてしまうとはな」

 

まさかたった2ターンで負けてしまうとは思わなかった。

 

それだけ篝の思いが強かったということだろう。

 

その事実は正直言って気恥ずかしいが、嬉しくあることもまた事実だ。

 

「これで私も『Trumpfkarte』に入れるかな?」

 

「口添えはしてみよう。とはいえ、公式記録に残っているわけではないからどこまで聞いて貰えるかは分からないが………」

 

「それなら問題ないのですよ‼︎今のデュエル、ばっちり記録させてもらったのです‼︎」

 

「っ⁉︎天羽⁉︎」

 

「天羽社長⁉︎」

 

「ああ‼︎社長、まだ入っちゃ悪いですって‼︎」

 

「社長は空気が読めないから」

 

「アンタがそれを言うのか‼︎」

 

「失礼な。私は読めないんじゃなくて読まないだけ」

 

「なお悪いわ‼︎」

 

突然デュエルルームの扉が開いたかと思うと、満面の笑みを浮かべた天羽が入ってきた。

 

その後ろでは慌てた様子の御影といつもの無表情でこちらを見ている冬城がいた。

 

………どうやら今のデュエルは全て見られていたようだな。

 

「御影、お前だな、下手人は」

 

「うっ………いやーあはは」

 

「誤魔化してもダメだ。後で話があるからな」

 

「うぐっ………はい」

 

俺の言葉に御影が項垂れる。

 

下世話な真似をするからだ。

 

「聖夜火さんが『Trumpfkarte』に入ってくれるなら歓迎するのですよ‼︎炎君の知り合いですし、遊騎君を馬鹿にもしないですし」

 

「えっと、いいん、ですか?」

 

「はいなのです‼︎とはいえ、聖夜火さんも会社を辞めてくるのであればそれなりの手続きも必要ですし、そんなすぐにってわけにはいかないのですが………」

 

「いえ‼︎そんなの、全然気にしません‼︎私、プロリーグでも勝ち抜けるようにもっと強くなります‼︎だから、お願いします‼︎」

 

「ふふっ、勝ち抜けるかどうかなんて、リーネは気にしないのですよ。こちらこそ、よろしくお願いするのです」

 

そんなことを言っている間に気づけば天羽と篝が握手をして頭を下げあっていた。

 

これで篝は『Trumpfkarte』の一員となるのか………だが………

 

「本当にいいのか、篝?」

 

長年続けてきたカードデザイナーとしての仕事を俺なんかのために断ち切ってもいいのだろうか?

 

そう思っての質問だったのだが、その問いかけを受けた篝は不機嫌そうに頰を膨らませた。

 

「もう、不知火君はデリカシーがないな。良くなかったらあんなこと言わないよ‼︎」

 

「だが、君はカードデザインが好きだからカードデザイナーになったんだろう?それを辞めてまで『Trumpfkarte』に来るなんて………」

 

「確かに、私はカードをデザインするのは好きだよ。今でもその気持ちは変わらない」

 

「なら………」

 

「もう不知火君の唐変木‼︎確かにカードをデザインするのは好きだけど、それ以上に不知火君のことが好きなの‼︎一緒にいたいの‼︎」

 

そういって篝が顔を真っ赤に染めながら叫ぶ。

 

そういうことを大声で言うのは止めて欲しい。

 

部屋の外に叫び声を聞いて人が集まってきてる気配を感じるし、流石に照れくさい。

 

「ふふふ、愛されてるのですね、炎君」

 

「天羽………」

 

「おっと、炎君の目が怖くなってきたのでリーネ達はここで失礼するのです。リーネもお馬さんに蹴られたくはないですからね。それじゃあ後は若い2人でごゆっくり、なのですよ。行くのですよ、闇ちゃん、治虫君」

 

「ん………聖夜火、ファイト」

 

「お、お邪魔しました」

 

そんなことを言いながら天羽達が部屋を出て行く。

 

そしてデュエルルームに残されたのは俺と篝だけになった。

 

気まずい沈黙が俺達の間に流れる。

 

それでも、いつまでも黙っておくのも篝に失礼だ。

 

俺は意を決して口を開こうとする。

 

「「篝(不知火君)」」

 

「な、何だ、篝?」

 

「いや、えっと、不知火君からでいいよ?」

 

お互いの声が被り、2人揃って相手から目を逸らす。

 

意を決したタイミングでこれは心が折れそうだ。

 

だが、不安なのはきっと篝の方だ。

 

ならば、俺は答えを出さなければならない。

 

「………篝」

 

「な、何?」

 

「篝が『Trumpfkarte』に入ってくれるなら、それはとても嬉しく思う。篝は『Trumpfkarte』以外で俺が唯一心を許せる存在だ」

 

「………それは私が幼馴染だから?」

 

篝の目が不安に揺れる。

 

だが、自分の気持ちを真っ直ぐに伝えてくれた篝には、俺も真っ直ぐに答えなければならない。

 

「………ああ、そうだ。篝は幼少期から共にいた幼馴染だ。正直な話、俺は篝に恋愛感情を感じたことはない」

 

「っ………あ、はは、そっ、か」

 

俺の言葉に、篝の眼から涙が溢れる。

 

「あはは、なんか、ゴメン、ね?そうだよね、私なんかじゃ、不知火君と一緒に入れるわけーーー」

 

「だが………それはきっと、俺が自分の気持ちに気づけていなかっただけなのだろう」

 

「ーーーえっ?」

 

「何故なら、今こんなにも満たされた気持ちなのだからな」

 

続いた俺の言葉に、篝が目を丸くする。

 

本当に、篝の言う通りだ。

 

俺は馬鹿で鈍感で唐変木だ。

 

自分の気持ちにすら気づいていなかったのだからな。

 

「篝、俺は君の言う通り馬鹿で鈍感で唐変木な人間だ。だが………そんな俺でも君のことを大切に思っている」

 

「っ⁉︎し、不知火、君?」

 

驚いてた表情で涙を流している篝に近づき、流れている涙を手で拭う。

 

そしてはっきりと自分の気持ちを口にした。

 

「君のことが好きだ。こんな俺でいいのなら、これからも君の側にいさせて欲しい」

 

「っ………もう、本当に不器用だなぁ、不知火君は………最初から、そう言ってくれれば、不安になんてならなかったのに………」

 

溢れ落ちる涙を拭いながら篝が拗ねたような表情を浮かべる。

 

「馬鹿………大馬鹿不知火君………」

 

「すまない」

 

「でも………大好きだよ」

 

そういうと、篝は満面の笑みを浮かべて勢いよく俺の身体に抱きついてくる。

 

「不束者ですが、よろしくお願いします」

 

「………ああ、こちらこそ」

 

 

ーーーーーーー

 

★ 桜sido

 

 

「ちょ、ちょっと待って‼︎炎さん‼︎」

 

「む、どうした?まだ話は導入部なのだが………」

 

思わず大声を出してしまった私に炎さんは怪訝な表情を向ける。

 

確かに、まだ話は本題である闇のカードの話には入っていない。

 

だけど、どうしても聞かなければならない疑問が私の心から溢れ出してしまった。

 

「『Trumpfkarte』に追加メンバーが入ってたなんて、聞いたことがないわよ?それに、今の話からすると、炎さんがくれた私の転生炎獣って、その篝さんしか持っていないハズのカテゴリーなのよね?なんでそれを炎さんが持ってるの?」

 

そんな私の疑問に、炎さんは寂しげな笑みを浮かべる。

 

胸が痛い。

 

本当はこんな疑問なんて無意味なことは分かってる。

 

だって………想像がついてしまうから、炎さんの表情や行動から、その答えが。

 

それでも聞かずにはいられなかった。

 

私の残酷な想像が、ただの想像であって欲しかった。

 

「………その質問に対する答えは、きっと宝月が想像する通りだろう。結論から言えば、篝が『Trumpfkarte』に入ることは無く、転生炎獣は俺に託されることになった。何故ならーーー」

 

だけど、やはり現実は………私の残酷な想像を肯定する。

 

「ーーー篝 聖夜火はもうこの世にはいない。『Trumpfkarte』の追加メンバーになる予定だった俺の幼馴染は………闇のカードによって命を落とした」

 




次回予告

追憶は続く。
語られる炎の過去を聞き、揺れる桜の前に行方不明になっていた真紅が姿を現わす。
時を同じくしてデッキを完成させ、遊騎のいる病院に向かう遊花の前に同じく行方不明になっていた刀花が姿を現わす。
だけど、2人の様子はどこかおかしくて………

次回 遊戯王Trumpfkarte
『追憶の復讐者』


次回も会話回。
炎の過去後編と遊花達のデュエルの導入回です。
遊花、桜、そして炎視点の予定です。
次回をお楽しみに。


それじゃあ今回はここまで。
長らく更新が滞ってしまい申し訳ありません。
元々身体は強くない方ですが、執筆する余裕がなくなるとは思っても見ませんでした。
次回はなるべく早めに更新ができるよう頑張ります。
それはそれとして、執筆が滞っている間にも色々なものが出ましたね。
まずはデュエリストパック。
私が注目してたのはやっぱりジェネレーションネクスト。
新しいクリボーサポートですからね、使ったターンに効果を使えないのは残念ですが、クリボーを呼ぶ笛では対応できないハネクリボー以降のクリボーもサーチできるようになったのはとても嬉しいです。
次にプレバンで注文してたデュエルディスク。
腕につけて友人と遊んでみた感想は意外と重くて腕が疲れて肩が凝ります。
やはり決闘者たるものデュエルマッスルが必要なのか………私、この前握力測る機会があって測ったら利き手すら26しか無かったんですけど………
貧弱とかいうレベルではない非力な私の衝撃な事実に苦笑いしかでません、せめて平均値の力が欲しいです。
そしてそして、最後にリンクヴレインズ3。
何だか意外なテーマがリンクを貰ってて色々驚きです。
レプティレスとか武神とかね、個人的には嬉しいけれども。
LGDも派手で好きです、今のところクリボー増殖コンボで出してるので全体除去全く使ってないけど。
それでは今回はここでお開き。
ではでは〜
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