メッセージを受け取り、ワクワクしながら読ませていただきました。
誤字があったり、店長の性格が可笑しかったりと、これこそコラボの醍醐味だなと感じました。
さーて、投稿直前で全部消去してしまったショックを振り切って書いていきますカ!
ま、その分は話を飛ばしますけどね
ポケモンコロシアムでの大会が終わり、店長がゆったりと休憩を取るビクトリーショップ休憩室に、大会の余韻を霧散させる機械音が鳴り響く。
「はい、もしもし」
「もしもし、私はヒトモシミステリーという劇団の団長をしておりますミリアドと申します」
「はぁ、ミリアドさん…」
「と言っても、ようやく一人前に舞台に上がれるようになったばかりの小さい劇団なんですが…」
「それで、私にどんなご用件で?」
「ああ、はい。実は最近になって、ポケパークがテレビなどで大きく取り上げられているのを見まして、劇団員といつかこんなに多くの人の前で舞台を打ちたいと!」
「?」
「それでダメ元でポケパークさんの舞台で、公演のお願いをとお電話をした次第でして」
知名度が上がるのは有り難い事だが、テレビの取材を受けた事など無い。そして舞台も何もうちにはステージが存在しない。
コロシアムで代用できたから、優先度が低かったんだよな。
「あの…」
「ああ、突然の申し出で驚いてしまって…あの今、ポケパークには舞台と呼べる物は設置されておりません。なので何か誤解をなさっているのでは?」
「あれ?…でも今『初心』大会で、博麗霊夢さんが優勝を…」
隠し撮りかな?
「あれはポケモンバトルをする場所でして」
「そうなんですか……」
このまま断る事も出来るが、何だか勿体ないような気もする。設置自体はポイント消費で賄える訳だし、元の世界ほど維持するのは難しい事じゃない。
「参考までに、今までどんな舞台を?」
「えっと…私たちは旅一座なので、トラックを改造した携帯型の舞台ですとか、町ではジムをお借りする事が多いですね。ジム戦を見学する人の為に二階に観戦用のイスが設置されていたり……」
「ああ、いえ舞台そのものではなく、公演した舞台の内容を教えて頂ければ」
「あっああ、す、すいません!」
電話で大きな声を出すは止めて欲しい。耳が痛い。
「ええっとですね。コホン。我がヒトモシミステリーは名前の通り、ゴーストポケモンのヒトモシを主役に添えたミステリー物の舞台を提供しております。ヒトモシの妖しくも魅惑的な炎とミステリアスな世界観から高評価を頂いております」
そう言えば前の世界で、ポケモンの探偵ゲーがあったな。
シャーロックホームズに変換して考えてみるとなかなかそそられる。スモッグの霧にかくれた道を彩るレンガ模様。その霧の中で揺らめくヒトモシの妖しく光る紫色の火。
「…良い」
「子ども達には余り人気ではないのですが、そもそも夜に映える演目でして」
「良し、気に入った!」
「えっあの?」
「急いでステージの用意をしよう。今から建築を始めるとして…そうだな一カ月は欲しい。舞台合わせの稽古と関連グッズを作るとしてもう一ヶ月…二カ月って所か…」
「あの、オーナーさん?」
「ああ、ミリアドさん。契約書は使い者を出すので詳しい説明はそちらで確認してください。これから忙しくなりますよぉ!」
「あの…事態が読めないんですが!」
おっと、いけない。テンションが上がるあまり、説明を疎かにしてしまった。
「すいません。舞い上がってしまって」
「はぁ…」
「まず先程のお話ですが、現在ポケパークには舞台と呼べる物はありません」
「…はい」
「本来ならお断りする所なのですが、お話を聞いて考えを改めました。あなた方、ヒトモシミステリーの皆さんの為に新しく舞台を作られていただきます」
「は?」
「舞台装置は奈落、各種照明装置、スモーク発生装置として、他の用途にも使えるよう防音、防火を徹底し…」
「ええええええ!?」
!
話を纏めて直ぐに時計を確認すると慌てて一方を入れる。
「博麗霊夢を逮捕しろ」