最初に言っておきますが……セシリアが好きな人は決して読まないで下さい!
では、始まります。
セシリアside
私、セシリア・オルコットはイギリス代表候補生にして学園の首席、正にエリートと呼ばれるのに相応しい立場ですわ。ですが、この学園に漂う馴れ馴れしい空気に耐え切れず、一人で中庭に足を運んでいました。
現在、剣道場では世界初の男性IS操縦者である織斑秋十が篠ノ之箒という女子生徒の特訓を受けているという話で持ちきりですわ。学園中に流れた噂によると、その二人は幼馴染らしく、篠ノ之箒はあのIS開発者である天才科学者———篠ノ之束博士の妹と。その経路で剣道を受けていると。
まったく……剣道でなくISの指導をして差し上げれば良くって? 極東の島国の人達の考えることはつくつぐ理解に苦しみますわ。
ふと顔を見上げると……中庭のベンチに彼女が座っているのを発見しました。
私にとっても、男の操縦者よりも厄介な相手。私の宿敵とも言える相手——ディアナ・リェータス。
「御機嫌よう、ディアナ・リェータス。今度のトーナメントで私に負けるのに、随分ご身分の高い方ですね?」
フフン、と私は皮肉をたっぷり込めて言い放ちました。
女性にしか使えないISが軍事兵器として普及され女性の立場が高くなり、女尊男卑な思考に染まった女性が多くなる傾向にある現代において、この挑発に眉を釣り上げない方がいるはずありませんわ。
……と、思っていましたが、彼女は怒りを見せるどころか、私の言葉に添えられた挑発を平然と無視しました。
正直、面白くないですわね。男なんかに肩入れしている女が、私と同じ国家代表候補生にして、専用機を持っているなんて。
「少し小耳に挟みましたわよ。貴女、今度行われるトーナメントに向けて、織斑一夏にISの指導をして差し上げてるのですって? 流石は私と同じ代表候補生ですわね。余裕があること」
「……余裕、ねぇ」
再度たっぷりと込もった皮肉を言い、ようやく彼女は口を開きました。
なるほど……学園中にいる女性達と同じく、この方も織斑一夏を我が物にしようと模索しているのですね。祖国のために男性操縦者のデータが欲しいのか、それとも俗に言うショタコンなのかは知りませんけど。
でしたら話は簡単です。この女に挑発するなら本人を貶すよりも織斑一夏を貶す方が賢明。
「あら、事実じゃございませんこと。男相手に本気を出す女性がいまして? 自分達よりも下等な種、しかも島国の猿達をですよ? いくら相手が希少価値の高い男の操縦者としても、IS搭乗のキャリアは素人同然、その実力は皆無も同然。私達代表候補生と比べるまでもありませんわ」
フフン、と無意識に口角が上がる私。
その澄ました表情がどのように崩れ落ちるのか楽しみで仕方ありませんわ。
「——少し黙っていようか?」
「はい?」
突然、立ち上がったと思うと私の顔にグイッと近寄った。
思わず「な、何をするのです!? 無礼者がっ!!」と訴えようとしましたが、直前に彼女の瞳から金色の発光が放たれた。
その瞳を見つめ続けていると、言い知れぬ錯覚に襲われる。
目の前の女が、私を生き物としてすら見ていないような、おぞましい何かの錯覚。
それに誘われ、私は恐怖に駆られてしまい、チャックを閉められたかのように口が開かない。
リェータスさんは怯えて硬直している私をじっと見ながら口を開く。
「男に負けることはないなんて言うけど……女にしか使えないISを男が使える時点でありえないんだよ。そもそも
そ、そんなもの……ただの屁理屈ですわ。
ですが彼女の言葉にはどこか説得力があった。
「ま、貴女が無事に勝利を掴んだとしても……後で手痛い目に遭うかもしれないよ? 後ろから刺されたり、周囲から嫌がらせを受けたりね。現にオルコットさんはそれぐらい怒りを買わせる罵倒を彼らに、『日本』という国に与えたんだからね。どんな目に遭うか分からないものよ。
例えば………こんな風に」
いきなり彼女は制服の袖を捲り上げました。
何をするのか、と困惑していたら、そこから包帯で巻かれた腕が現れました。更に彼女はその包帯を捲り上げました。
包帯の下にあった腕を見た途端……私は思わず息を呑む。まるで心臓を鷲掴みにされた感覚を覚えました。
制服を裏返して見せつけた彼女の腕には、女性の柔肌にはあってはならない、数多の痛々しい切り傷があった。
私もイギリス代表候補生としての訓練を受けてきて、中には訓練中の事故で傷跡が残った方々を幾度も見て来ました。でも、ここまで酷い傷跡を見た女性は初めてですわ。
「男は本来恐ろしいものよ。男をどう捉えるかはあんたの勝手だけど……それじゃ、精々頑張ってね」
そう言い残し、踵を返して去って行きました。
解放された……思わず安堵を漏らす。ずっと鷲掴みにされていた心臓がようやく自由になった感じでした。
それにしてもあの傷……もしかして織斑一夏が付けたもの? あの無害に見える男風情が、あの女に傷を負わせたというの?
そんな様々な疑問が過ぎり、しばらくその場で呆然と立っているだけだった……。
——英国少女は知らない。少女の姿をした【悪魔】のシナリオ通りだということを。
——軽はずみな言動で【天使】を貶したばかりに、命を弄ばれることになることを…。
〜◆〜
決戦の前夜、とても恐ろしい夢を見てしまいました。
男の操縦者の一人——織斑秋十——に敗北した私は、あの男とクラスメイトから酷い手打ちに遭いました。イギリス政府やオルコット家の親戚からは『素人の男に敗北した』と罵られ、今まで積み上げてきた信用が地に堕ちてしまう。挙げ句の果てには、誰にも授けたことのない私の純潔をあの男に無理矢理奪われ、惨めな下僕と成り下がって生涯を終えるという内容。
夢に出てきたイギリス政府は男のIS操縦者のサンプルを欲している故、私が彼に強姦されるのを知っても世界に公言しようとせず見過ごす始末。あの男との子を身篭った瞬間に祖国へ強制返還されて、好きでもない男の子供を産め、とオルコット家を人質に命じられました。
起きた瞬間、私は即座に洗面所に足を運んで喉から込み上げてくる物を吐き出してしまいました。
これほど、夢で良かったと思ったことはありません。
と同時に、ただの夢だと自分に言い聞かせました。
そう……あれは夢、ただの夢です! この私が、たかが男如きに負けるはずなどありませんっ!!
〜◇〜
と、思っていましたが……私の対戦相手——織斑秋十——は私の想像を遥かに超える実力者でした。
あの男が纏っている専用機『白式』は日本政府から送られた最新機種の近接格闘戦向け。遠距離戦向けである私の専用機『ブルー・ティアーズ』にかかれば負けるはずがありませんのに……! 彼はその常識を覆す実力で挑み、私をあっという間に不利状況に追い込ませてきましたわ。
私は、ここで負けるの……?
『男は本来恐ろしいものよ』
織斑秋十に、男に、この私は……ディアナ・リェータスのような傷を負わせられるの??
それとも、身も心も好き勝手にされるの……??
……い、嫌っ!
嫌ぁ……嫌ぁ……嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だ嫌だイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダイヤダ!!!!
「い———イヤァァァァァァァァァァァッッッ!!!」
秋十side
試合前に送られた白式を纏い、俺はセシリアと対戦する。
この決闘の際、俺は神から貰った“特典”を使用した。他にも様々な転生者がそれぞれの“特典”を持ってるらしいが、俺の特典は身体的強化、IS装着時にも通用する力だ!
原作では欠陥だらけの白式に、ダブルオーライザーに似せた装備を追加してパワーアップさせた。最早この白式は白のダブルオーライザーと言っても過言ではない。
そう! つまりこの力で……俺はセシリアに勝つ! そしてセシリアに男の尊厳を見せつけ、俺のハーレムに加わえてやる!
箒に続いて、俺のハーレム候補を手に入れる瞬間だぜ!!
………と、意気込んでいたはずが、
「——イヤァァァアアアアアア!!!!」
セシリアは錯乱してビームライフルを辺りに撃ちまくっている!
ど、どうなってるんだよ!?
どうしてセシリアが、
『オルコット!! 試合はもう終了した、お前の勝ちだ! すぐにISを待機状態にしろ!』
「イヤァァァァァァ! イヤァァァァァァァァッ!!」
千冬姉の呼び掛けにも答えず、ただセシリアは俺に定めて乱射を繰り返すだけだった。
ちょ、待てよ! ビーム光線の嵐が半端じゃねえ! 白式もさっきからアラーム音が鳴りっぱなし……シールド数値がゼロに近づいていやがる!?
こ、こんな展開、原作にねえぞ!? このままじゃ俺が死んじまう!!
……ふ、巫山戯るなよ! 俺がオリ主なんだぞ!?
こ、こんなところで……死んでたまるか!!
「う、うぉぉぉぉおおおおおおお!!」
それは無意識の動作。ズドンッ! と俺の左腕、白式の砲門から白い閃光が走った———セシリアに向かって。
白式のビーム弾がセシリアに当たった瞬間、凄まじい火花が激しく捲き起こる。
セシリアの纏う『ブルー・ティアーズ』の蒼色とは似合わない紅色の液体が宙を舞った。それはセシリアの血。セシリアの身体は、上半身の背中から腰にかけて血が噴水みたいに吹き出ている。
セシリアの端まで見開かれた眼は、今自分に起こっていることが信じられないと、感情を表しているようだった。
「あ、あがぁ……!!?」と鈍い音と弱々しい声が響き渡ると、ダランと身体が下に垂れ、ISを解除されたまま地面に激突した。
地面に衝突した衝撃で半径数十メートルの煙が蔓延し、その煙が晴れるとセシリアの姿が見えた。大量の血が流れ出て、足や背骨があらぬ方向に折れ曲がった状態でままピクリとも動かない。
……死んだ、のか?
………お、俺が殺したのか!?
…………ち、違う! これは正当防衛だ! お、俺のせいじゃない! 俺は何もやってないんだ! あいつが悪いんだ!!
〜〜〜◇〜〜〜
後日、セシリアは再起不能になってIS学園から転校してしまった。俺が放った流れ弾に直撃した所作で、もう二度とISに乗れない身体にしまった。当然、セシリアはIS学園を中退せざるおえなかった。
そして俺は……クラスの女子だけじゃなく、学園中の大半の生徒から非難や軽蔑の視線を向けられるようになった。生徒だけでなく、一部の女教師も俺をゴミを見るような目で睨んでくる。千冬姉や箒は「気にするな」と慰めてくれるけど、ショックのあまり二人の声は届かない。
俺は自分の置かれた立場が信じられず、自室に篭っていた。(一人になりたいと言っておいたので今は箒はいない)。
何で……何でこんなことになっちまったんだよ?
俺がオリ主なのに……これは
「……も、もう良い。ほ、他のヒロインを狙えば……」
打ち震える唇から声を絞り上げる。
そ、そうだよ! 元々、俺はオルコッ党じゃねえんだ! 本当はシャルとか楯無とかラウラとかが好きなんだ!
あいつらを手に入れるためなら、もう金髪ドリル女なんかいらねえんだよ!!
「ヒ、ヒヒヒ……お、俺は、悪くないんだ……」
ど、どうせ、この世界は俺が中心なんだ。この
ハ、ハハハハ!! そうさ、俺だけは何をしても許されるんだ! 前世と違って、俺はこの世界に愛されているんだ!! 愛されなくちゃならないんだ!!
そうと決まれば次の行動だ。もうセシリアは諦めるとして、次のイベントはセカンド幼馴染の鈴と再会だな。
もちろん箒と同様に、鈴も攻略済みだ。俺は原作のクズ主人公と違って、上手くやれるんだ! 今度こそ、今度こそ………絶対にヘマはしない!!
ヒ、ヒヒヒヒ、ゲヒヒヒヒヒヒヒヒヒッ……!!!!
〜〜〜◇〜〜〜
ディアナside
あ〜あ〜、ちょろコットさんは
まぁ、イギリスの代表候補生という肩書きが付いても、資産家の娘ってだけで、それを除けばただの操縦が上手い殺人料理製造女だもんね。
原作では、情けない父親と姿を重ねて男嫌いって理由で、男を馬鹿にしていたっていうのにねぇ。終わった後は皆に謝りもせず、何食わぬ顔で主人公ラヴァーズに加わったもん。私が原作主人公の立場なら「お前何様だよ? こっち来んじゃねーよ」と罵声の一つでもかけるから。
後日、エムやスコールから聞いた話だと、自信喪失気味に陥ったオルコットはイギリスの精神病院に送られて治療中。しかも財産目当ての親族から資産を全部取り上げられたいだよ。
うわ〜、可哀想……なんて言うつもりは全然無いよ? 全ては自分の口から招いた結果だもん。自業自得でしょ?
今頃、自称主人公くんはパニックだろうね〜。自分が手に入れるはずだったヒロインが呆気なくリタイアしちゃったんだもん。
あ、もしかしたら案外、既にチョココルネを切り捨てたかもしれないね。
クラスの女子の一部は、自称オリ主くんのお見舞いに行こうか迷ってるらしい。私? もちろん行かないよ?
まぁ、彼に掛ける言葉があるとするなら……『“錯乱した女性を撃った外道男”という汚名を被ってまで、私の代わりに邪魔者を消してくれてありがとう。お陰で手間が省けたよ♪』
……ってところかな?
え? 私がチョココルネを嵌めただろ、だって?
変な言いがかりだね〜。私は彼女に忠告しただけで、特に何も加担していないよ?
まぁ、
結局、一組のクラス代表は自称主人公くんに決まりました。
チャンチャ〜〜〜ン♪
え? 私や一夏はどうしたのかって?
自分から辞退したに決まってるじゃん。あの下半身に脳がある男と一緒にいるなんて何のメリットがあるの? デメリットしか生じないよ。
一応、形式だけ一夏とも対戦したけど……白百合のように柔らかく可憐な一夏の素肌に傷をつけるような行為をするわけないじゃん。細心の注意を払って、引き分けに持って行ったよ。
まぁ一夏も一応、篠ノ之束に贈られた専用機『黒式』で戦ったんだけどね……。
素性を隠すとはいえ、私も代表候補生の肩書きを背負ってるし、ワザと負けたら後々怪しまれるからね。最も、織斑教諭にはバレバレだったみたいで、出席簿で叩かそうになったけど。
それにしても……やっぱり邪魔だなぁ、織斑千冬。
私と対戦する際、試合開始の直前で織斑千冬は一夏に「頑張れ」と激励したのだ。その瞳からは確かに“一夏の姉”としての意思が込められていた。
数々の二次創作では織斑千冬をアンチ対象にするのが多いけど、この世界では良いお姉さんみたい。
あの女がいる所為で一夏が……私だけを見てくれないじゃない!!
私の一夏が、私だけの一夏が他の女に取られるなんて想像したくない!
いずれ殺してあげるわ……原作崩壊とか世界滅亡とか、もうどうでもいい!
私の一夏を奪おうとするのなら……誰であろうと殺すだけよ!
それがたとえ、一夏の愛する女性でもね!!
「……うふふ、い〜〜〜ちか♪……」
と、言い忘れていたけど……現在深夜、一夏と私の
今日は新聞部から意気込みとか目標とかをインタビューされてドタバタしていた日だからなのか、一夏はお風呂に入らず、そのままベッドにダイブして寝ちゃった。
私は起こさないように、そっと忍び寄る……。
一夏のあどけない寝顔を見ると、私は身体中から湧き上がる火照りが止まらなくなる。風呂に入ってなくても桃みたいな良い匂いがする。
……か、可愛い〜〜〜!!
今すぐにでも既成事実を作りたい!! 身ぐるみを剥がされて、私の腕の中で生まれたままの姿の一夏が「はぁ、はぁ……」と顔を赤くして息を漏らす姿を想像しただけで………興奮が治らないよぉ〜!!!!
……と、まだ駄目よ、私。
ここで理性を失って襲ってしまえば、今までやって来たことが全て水の泡になってしまうわ。
精神を落ち着かせた私は、寝ている一夏の上に乗っ掛かり———
プシュッと、泡立ったコーラ缶を開けたような音が響く。切り傷から血がみるみると溢れる。
「今日は頑張ったね〜……召し上がれ♪」
溜まった自分の血を……
寝惚けた一夏は嫌な顔一つせず、口元にこびりついた血を舐め取る。
「チュパ………ぅ〜……」
うふふふふふ♪
美味しそうに私の血を舐めちゃって。もう可愛いんだから。
まるで赤ちゃんみたい。お腹を痛めて産んだ自分の赤ちゃんは誰でも可愛いと思うわよね。赤ちゃんプレイも捨てがたいなぁ……。
も〜っと舐めて良いんだよ? 何時でも何処でも、望むならいくらだってあげちゃうんだから。
この血は私と、一夏のものだけ。
もう私の血無しじゃ生きられないほど、たっぷり飲ませてあげるわ。
これから毎夜、毎夜、毎夜、毎夜毎夜毎夜毎夜毎夜毎夜毎夜毎夜毎夜毎夜毎夜毎夜毎夜毎夜……ず〜〜〜っとよ。
一生………離さないんだから♪
逃げ出さないように手足を捥いで、檻に閉じ込めちゃうんだから。
ぜ〜〜〜〜ったい逃・が・さ・な・い♪
うふ。うふふ……うふふふふふふふふふふふふふふふふふふ♪
アハハハハハハハハハハハハハハハ!!!!
〜◇〜
???side
ここに……アイツがいるのね。
アイツがISを動かして、この学園に編入したと知った時はド肝を抜かされたわ。
それと確か、アイツの弟も編入するんだっけ? 名前は一夏……だっけ? いつも弱々しくて背中に隠れていたから印象が薄いわ。
まぁいいわ。アイツはここにいる……会いたくって、どれほど、この日を待ちわびたことか……!
私は———。
あんたを許さない……ッ!!
あんた、私があんたに好意があると思ったんでしょ? でも生憎、あんたのことなんて、これっぽちも好意なんて抱いてないわよ! 憎悪と殺意しか湧かないのよ!
あんた、気づかれないとでも思ったの? あの日、あんたの本性を知って、私の初恋がぶち壊されたのよ?! あんたに分かる? 全てが掌で踊らされていたことを知った女の憎しみを!?
まぁ流石に、あんたがIS学園に入学したのは計算外だったわ……。
本当は大人になって、権力を得てからにしようと思ったけど、都合が良いわ。
私を誑かしたこと……その身を以って後悔させてやるわよ……秋十ッ!!
いや……織斑秋十ッ!!!!
——愚者が仕出かした行為は一人の少女の人生を狂わせてしまう。
——その事実に愚者は気づきもしない。
——そして、【悪魔】が導く
セシリアファンの方々にはホント申し訳ないんですけども、ここで脱落になってしまいます。
それと、主人公のサイコな思考に、書いた自分も驚いています。正直、例え美人でも関わりたくないですね。
一夏くんの無事を祈るばかりです……。
では、次回もお楽しみに。