文才下手くそマンですが楽しんでもらえたら嬉しいです。
ちょっとずつ治しつつ新しいのをかけていたらいいなと思ってます。
よろしくお願いいたします。
こんな世界大っ嫌いだった。
何もしていないのに傷つけてくるこの世界が。
守ってくれる人なんていないこの世界が。
自分の欲望を発散することしか考えてない醜い人間が支配するこの世界が。
皆はいじめた。
暴力を振るった。
顔を殴り、鳩尾に膝蹴りを入れ、関節を決める。
容赦のない人間は急所だろうがなんだろうが一切手加減のない暴力が細胞を破壊する。
石を投げられ、顔に当たり倒れて血を流しても無視、それどころか笑われた。倒れているところを追撃し、顔を蹴り上げた奴もいた。
乱入者なんて当たり前、反抗すると数十、数百倍の力で暴力を振るわれる。
3代目のじいさんは味方だ!と言って護衛をつけてくれるようになっても、里の人から文句を言われ、何か耳打ちされた直後、急に態度が変わった。
護衛をつけてくれた日の夜には人を信じることを辞めた。
1部の護衛からも迫害を受けるようになった。
寝てる間に骨を折られた。
首を絞められあと一歩のところまで行った。
忍びというのは厄介だ人の壊し方を分かっている。
ボーダーラインを分かっているから死ぬ寸前まで追い詰められる。
唯一の救いであった怪我の回復力もきみ悪がられていたが、すぐに治るサンドバッグとでも思うと楽になったのか暴力は年々激しさを増した。
「いたい、、いたいわ、やめて、、、」
「黙れ!化け物が貴様は生きていていい訳ないのだ!!」
泣いてうずくまる子供の腹を大人の蹴りがめり込んだ。
「ぼくが、、なにしたの?」
「お前みたいなゴミが人の言葉を話すな」
子供の上に跨った青年達に口いっぱいに砂と水を入れられる
むせようがなんだろうが関係なく
「おねがい、、、もういいから、、、もういいからころして、、、」
「黙れ、お前に願えることなどなにもない。我々の憎しみを受け止めることそれだけがお前に出来ることだ」
路地裏で縛り吊るされた子供が出した懇願も聞き入れてもらえず、百を超える痣を作り続ける
「かみさまはぼくのことがきらいなのかなぁ、、、」
痛む四肢を引きずるように立ち上がり、夜空を見上げながらつぶやいた一言は誰の耳に届かず消えて行く
いつまで地獄が続くんだろう
むしろ地獄の方が楽なのかなって考えるたびに死にたくなるが、心の奥底にある希望を信じてしまう。
きっといる
きっと僕を必要している人がいる
きっといる
きっと僕を好きな人がいる
きっといる
きっと僕を抱きしめくれる人がいる
そう考えている時が楽しかった
早く会いたいなー!なんてことを思うだけでにやけてしまうぐらいに
まえにじいちゃんも言ってたもんね!
雨もいつかやむって!
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「5代目!あいつが、、、あの犯罪者が!“修羅”が牢獄を破壊し逃亡!その被害甚大な模様!“修羅”は北西の森の中を逃走中!里外へ逃走の恐れあり!」
火影直属の暗部、護衛部隊兼右腕ともいえる組織。里でも選りすぐりのメンバーがなれるとされる忍びの中でもエキスパート集団リーダーが今までで一番と言える焦りで悲報を持ってくる
「なに?!」
部屋への入り方から焦っていることはわかっていたが、あまりにも最悪な悲報に5代目火影である綱手は力を入れて机を割りながら立ち上がる
「ガギル…あいつを外の世界に放つのは非常にまずい。今すぐ、動ける忍をここに呼べ!それも腕が立つ者を!必ず捕獲する!」
捕獲せねばならぬ
あいつを止められるのは私だけだ
あの化け物を止められるのは、、、
木の葉の里ー火の国国境付近
(欲しいものは手に入った。あとは逃げ切るだけ。うーんまだプランクあるなぁ)
拳をにぎにぎし、自分の弱さと自由を実感しながら森を颯爽する。
後方から雷が襲いかかる。
「なんだ?」
木の上に着地せず地面に着地することで雷を難なく躱わす。
この技には覚えがあった。
「カカシさん、お久しぶりです。ガイさんにアスマさんも。」
特に姿は見えないがチャクラの質から導き出された答えを元に呼びかける。するとそれに呼応するように3人がそれぞれ姿を表す。
「1年ぶりですか?みなさん。これはこれはお早い到着ですね」
両手を広げひょうきんもののような声と態度で対応する。
「連行させてもらうよ。ガギル」
「そうだ。青春の道を外れたおまえをこの青き野獣ことマイト・ガイと我々の友情パワーでおまえを捕まえさせてもらう!」
「おとなしくしろ。というのは聞いてくれねぇか。」
一切の会話も許さない彼らはすぐに戦闘体制に入る。
こりゃまた、リハビリにはちょうどいいとポーチから手裏剣を3つ取り出す。
「すいません。逃げさせてもらいます」
とびっきりの笑顔で答え、手裏剣をそれぞれに投げつけ牽制しつつ、高速で印を結び先制攻撃を仕掛ける。
「火遁 鬼火の術」
口から鬼火をいくつか繰り出し、それらを広げ3人を囲い込む。この技のいいところは技範囲が広くジャンプした者にもその場で手裏剣を弾いた者にもこのひとつの術で全て対応できてしまうところにある。しかもなお、攻撃目的ではないこの技は相手の動きを止めるのにピッタリである。そして動きを止めたら第二の技を放つ。
「火遁 豪火滅却」
囲い込んだところに広範囲の火炎放射をぶっ放す。予備動作の多さ、範囲が広く動きが遅いこの術だから避けやすい分類だが彼らは動けない。鬼火が囲んでいるから。
「まぁ、、これでくたばってたら面白くないよね」
森を燃やし、煙が立ち上がる。
目に入る範囲は全て燃えている。特に3人がいたところには大きな炭ができている。
だが、やまりくたばっていない
この3人の忍びは上忍の中でも上位に入る実力者。いくら自分より歳をとっていようが覆せない経験がある。
森の奥から荒々しく口を開けた水の龍が3匹こちらに向かって突撃してくる。
突如として現れた水は火の森を鎮火する。
舞い上がった水蒸気の中からチッチッチッチッチッチという音が聞こえ始める。
「これは…カカシさんかな?」
得意技である。右手にチャクラを溜め乱回転で留め迎撃態勢に入る
「雷切!!!!!!!」
カカシが右手にまとった雷を放電しながらに 高速で突いてくる。
「螺旋丸!」
得意技を雷切に直接当て相殺する。
その衝撃にカカシとガギルは共に吹き飛ばされる。うまく受け身を取り、次の攻撃態勢に入ろうとカカシに視線を移した時、八門のうち1つ開門をあけたガイが蹴りの動作に入った状態で背後に居た。
おっとと一息漏らしながら肘を上げたガードは間に合い、ガイの蹴りをガードする。
「見えていましたよ」
「それも計算のうちだといったら?」
ガードされたはずのガイがにやっと笑い、辺りを灰が包み込む。
「これは」
一瞬気をとられた隙にガイがその場を離れる。
捕まえておけばよかったかなと考えたが、チャクラを足に溜める。
「火遁 灰積焼」
火打ち石を鳴らしたような音がカチッと鳴り、灰が爆発する。アスマの技だ。
「危ないですよ、勘弁してください」
跳躍してかわしたガギルは木にぶら下がりながら、アスマは舌打ちしながらこちらを睨みつけている
「そろそろ行きますね」
「寂しいこと言うなよ、もっといろよ」
「ははっ、なにか美味しいものでも出してくれるんですか?」
乾いた笑いをしながら、3人の位置を確かめる
これなら行けると印を結ぶ
やはり3人は一流、それを見た瞬間に水遁と理解し対応しようとしている
だが、遅い
「水遁 濁流激」
印を結ぶのが少なくて済むためて誰だろうが関係なく初見なら待ち構いなく飲まれる
弱点としてはチャクラの消費量がわりかしえぐいっていうのと、手加減が出来ないことぐらいだが、この状況ならなんの問題もない
ノータイムといえるタイミングで激流が3人に襲いかかる。
写輪眼を展開したカカシ、八門遁甲を開放しているガイは難なく逃れるが、1人アスマが捕まる。
陽動にでもなるかなと思っていたガギルだったが、絶好の好機を逃す訳なく、神速とも呼べる速度で水中に潜りアスマの正面に拳を構える
拳をアスマの左胸に触れる。
無寸勁。水の抵抗なく最速で繰り出され、通常短時間の心肺停止程度だがチャクラ放出を合わせることで凶悪になる。
吐血し意識を失うアスマなら握っていたクナイを奪い首に突き刺そうとするが、突如濁流の中を稲妻が走り抜ける。
多少痺れたもののこんなものと構わず突き刺そうとしたが碧き野獣がそれを許さない
「ゴボッ(ヒーローだね)」
アスマがやばいと判断したのかガイは攻撃することなく水面に浮上する
「早く手当してあげた方がいいですよ?お仲間が大事でしょ?」
木の上で心臓マッサージをするガイとカカシに告げる
「僕はこれで失礼しますね」
「待て、ガギル。罪を償え」
さすがお仲間大好き木の葉の忍び
追撃はしてこないにしろ、人の神経を逆撫でしながら時間稼ぎか話しかけてきた
子供がやることだ
「俺が償う罪ってなんですか?」
まぁ、それに乗ってしまう俺も子供かな?と思いながらチャクラに殺意を乗せて3人に放つ
「大勢の人を殺し、関係ない人間を巻き込み暴虐の限りを尽くしたこれがお前の罪だ」
こいつは何を言っているんだ?
おとなしくしていた精神が乱れ始める。
ガギルの中にいる獣が目を開く
「俺の罪は強いて言うなら貴様ら人間を調子に乗らせた事だ。貴様らを殺そうがそんなもんは罪にはならない。むしろ世界は一歩平和に近づく」
さっきまでとは違うそう思うガイとカカシだが動けない。それほどまでの圧がそこにはあった。
「おとなしく引くなら何もしなかったが、まだつけあがるなら仕方がない」
印を結ぶ
放出していたチャクラを全て体に戻し
3人にぶつけるための準備をする
「これはまずい」
カカシが左目の写輪眼を万華鏡にしたが、なんの意味もない
ガギルの手のひらにある集まり始めた黒い球は時間を増すことにどんどん黒くなっていく。
それらの球がピンポン球ぐらいのサイズになった時、収束をやめた
「螺旋丸・漆喰」
軽く放り投げたようなその球はカカシの前まで飛んでいくと爆発した。
それはもう絶望的に
当たりを破壊し、ガギルの目の前の森が更地に変わる。
「世界をぶっ壊す。計画まであと少しだな」
踵を返すと目的地へと歩みを進めた。
ー林の国 外れー
「まさか出てこれるとは思わなかったよ。ガギル」
目的地に着くと、すでに皆が揃いそこにいた
「随分と早かったね、皆」
闇に紛れ姿が見えなかった8人が姿を現す。
それはガギルが唯一仲間と認めたメンバーであった。
「一年も潜伏させて次は何するんだ」
「やっと潰せるのか!だったら砂にしよう!砂から潰そう」
「落ち着け、あんたはいつも落ち着きが足らない」
「そうだ傀儡野郎、誰がテメェの要望聞くんだよ」
「砂なんて砂利いつでも潰せるだったらまずは岩をぶっ壊そう」
「バカ言うな、どう考えても雲だろ。あそこが一番憎い」
「みんなそんな自分の思いを話すなんて恥ずいよ忍びなら忍べ」
「まぁまぁ、皆んな落ち着いて」
一年も潜伏させてたからかみんなそれぞれ鬱憤が溜まっているのかいつもよりやかましい気がする。気のせいか?
「まずは当初の計画通り。補充と分断だな」
「そうだな。まぁ心当たりはある。だから俺1人とお前らそれぞれツーマンセルで分かれ、計画に移ろうか」
ガギルは両手を広げ、計画を告げる
補充と分断。
同時進行で進めれば計画は早く進まる。
「我ら戒厳。世界を作り変えようか。散」
皆頷くとバラバラに散る
それぞれ目的は理解しているようだ
「じゃあ、おれはあいつのところにでもいくか。
あいつうるせぇんだよなぁ」
奪った地図から雲隠れにクナイを突き刺し歩き出す。
世界は破滅へと一歩進める。