最近忙しくて…
月一ででも投稿できるようになりたい
「イタチさん。お久しぶりですね、こんなところにいるなんて」
寡黙な上、無表情
何を考えてるかさっぱりわからないその人はいつもなんの前触れもなく現れる。
こんな鳥にすら負けてしまいそうな男なのに
「久しぶりだな、流石にお前といえどもう自由になることはないと思っていたよ」
「何すか?皮肉ですか?面白い冗談ですね」
微笑みを浮かべるガギルは不気味に笑い始める
いつのまにか2人の間にピリピリとした空気が流れる
「体なまってて、ちょっとどうです?遊んでくれません?」
そのピリッとした空気に触れ興奮したガギルは我慢できなくなる。戦いたい、この
「なーに、ちょっとした運動ですよ」
「別にいいと言いたいが、今は時間がない、要点だけ伝えさせてもらおうか」
「そうですか…つまらないですね」
ため息を吐き、持ってたクナイを地面に意味ありげに突き刺す
「で?要件ってなんですか?」
「あぁ、お前に忠告しに来た」
「忠告?やっぱりやる気満々じゃないですか」
「違う、暁という俺の所属する組織がお前狙う。その忠告だ」
「俺を?」
「正確にはお前の中の尾獣だ。本格的に一尾から九尾を集める。気をつけろと言うことだ」
尾獣。その正体は未だよく分かっていない最強の力を持つ獣。
それを集めるなんてなんとなく目的は分かる。
彼らは兵器ではない、ちゃんとした生き物である。
それを利用しようとするなんて
「なんだどいつもこいつも一緒か」
「どうした?なにか言ったか?」
「いえ、何でもありません。忠告感謝します。ですが」
「?」
「俺たち人柱力がそう簡単にやれると思ってるなら考え直した方がいいですよ?」
優しい口調ではあったが浮かべる不気味な笑顔にイタチは思わず背筋をぞっとさせる
「でもなんで暁のあなたが俺に忠告を?」
「只の気まぐれだ」
顎をなで「そうですか」と返しておく
やっぱりこの人は何を考えているか分からない
視線をイタチから外し次はどこに行こうかと辺りを見渡す
「おれはもう行く。忠告はしたぞ?気をつけろ」
そう聞こえ、振り返るとそこにイタチの姿はない
何を考えてるか分からず自分勝手、これでモテていたというんだから訳が分からない
「さぁて、どこに行こう」
眠ったままの男を軽くひっぱたき無理矢理起こす
「やられる演技はうまくても寝たふりが下手だな」
にやっと笑ったビーが体を起こし首をポキポキ鳴らす
まるで効いていないと言わんばかりのアピールに少しイラッとする
「暁か…気をつけろよビー。イタチが所属しているくらいだからなきっと癖者ばっかだ」
尾獣を集めるということは実力が無いとできないこと
どれもイタチ級の忍びならと考えると心底震え始める
俺の血をたぎらせてくれることを期待し地図を広げる
その直後に黒い豹が落雷のようにガギルの元に落ちた
「ビーサンの尾獣化。何かあったのは分かりましたが、おまえがいるとはな」
「おぉダルイ。久しぶりだな」
雷によって舞い上がった土煙の中から体をはたき汚れを落としながら現れる
当然無傷だ
「おまえとやるのは嫌いじゃないからね。さぁやろうか」
目にかかっていた前髪を上げこぶしを構える
いつもの戦闘スタイルだ
「おまえをこの手でやれる時を楽しみにしていた。あのときのこと忘れたとは言わせねぇぞ」
めんどくさがり屋とは思えぬやる気とパワーに思わずこぶしを握り直す
「さぁて、始めようぜ?ダルイ」
対峙する二人のチャクラが跳ね上がる
これから戦闘が始まる前兆
二人の間に誰も邪魔してはいけない、いや邪魔できないその雰囲気に第三者であるビーも思わず息をのむ
「嵐遁・
何の前触れも無くダルイの先制攻撃がガギルを取り囲むように発射する。
レーザービームの一本一本にガギルを貫こうという意思を感じる。
さすがダルイのみが使える忍術をである。
「いいねぇ、相変わらずの威力と速度だ」
すべてのレーザーを紙一重で躱しながら術の解析をする
「弱点が一見無い。相変わらず変わらない。だが…」
右足に皆が分かるほどのチャクラが集まる。
その甚大な量にダルイも何かを警戒する
レーザーがガギルの元で交差する
だが、それは空を切りガギルの姿が消える
「術者の隙の大きさが弱点なんだよな」
ダルイの懐から聞き覚えのある声が聞こえる
そして震える。やばいと
「螺旋丸」
直撃したダルイが回転しながら後方へ吹き飛ぶ
遠くで壁に当たったのか何かが崩れる音がする
「さぁ次はどう来る?」
「貴様には死だ」
真後ろから声がし、ほぼ同時に左脇腹を伝わり全身に衝撃が走る。
当然体は吹っ飛ばされている。
あの声はダルイの物ではない。
だが、厄介な奴の声である。
なぁ
「雷影」
オールバックヘアー、黒い肌、筋骨隆々、懐かしい顔がそこいた。
「ダルイ、大丈夫か?」
「はい、すいません。雷影様。どうしてここに?」
「あいつがいると連絡が入ってな、確実にあいつを捕まえる、いやこの世から葬るためにわしも来た」
変わり身をしてうまく躱したようで無傷のダルイと憤る雷影。
多少腕に覚えがある程度じゃ突破できない
いいねぇ、悪くない。
「絶対に潰す!行くぞ!ダルイ!」
「はい!」
間違いなく雲隠れ最強と歌われる二人。
楽しい、楽しいな
自分の中で昂揚しているのが分かる
痛めた脇腹を抑えて立ち上がる
「九羅痲!手出すなよ!俺だけの力でやる」
医療忍術を使い脇腹を癒やし折れた骨を治す
雷影が発生源のぴりついた空気を吸う
美味い
ほんの一瞬、瞬きを一回行う間もなく雷影に距離を詰められる
姿を捉えられたときにはすでに攻撃をしようと腕を引いている
「
左手で上手く弾き顔を蹴り飛ばす。
正面からクリ-ンヒットさせたのがしっかり入り、ひるませることに成功。
これでKOだと、こちらも技を構える
「俺を無視すんなよ」
背中を刀で引き裂かれる
「うっ、忘れてた」
思わず息が漏れる
「風遁 斬風十の術」
十本の指から放たれた風の刃がダルイの体を切り裂く
が煙のように消えて無くなる
「「雷遁
空中にいた二人のダルイが同時に同じ技を放つ
さすがにあれは怪我するな…
やばいなとバックステップを入れようとする
一歩下がった瞬間、ビリッとした感触が体を襲う
これは!急いで視線を下に落とす
雷影のラリアットがすぐそこまで迫っていた
「
どちらか一方は必ず食らわなければならないコンビーネーションに舌を巻く
「素晴らしい」そう思わず口に出してしまうほどに
「なら…」
パチン!ガギルの両手を合わせる音が鳴った直後ダルイと雷影の技が直撃し、辺り一面を更地にするほどの放電が巻き起こった
「無傷…?」
驚愕していた
確実に直撃した、命を取ったとすら思ったはずの男が無傷で立っていたのだから
「わしは貴様を殺す、できなくてもその左腕を必ず奪う」
先ほどの攻撃ではだけたガギルの上半身を見て、怒りをさらに募らせる
特にガギルの左肩にある物を見てこぶしを強く握り混む
「それはわしが認めた奴しか許さん代物だ!今それはここにいるダルイだけだ!だからここで奪い取ってやる」
雷影の体に雷遁チャクラが纏われる
髪も毛先が逆立っている
いつ見てもすごいもんだ
さぁて、俺も久しぶりに本気だすか
体の姿勢をリラックスさせた状態に戻す
「こうなったからにはさすがにあんた達でも負けねぇぞ」
ガギルの目が赤く染まり黒い不思議な模様が浮かび上がる。
その目を見て雷影とダルイは背筋をゾクゾクとさせる
「さぁ、チェックメイトだ」
名の無い大戦がいま始まる
ありがとうございます!
扇子 ガギルの詳細データを近いうちに書こうと思います。
続きもできるときにアップして見せますのでお待ちください。
ここおかしいや、感想お待ちしております。