犯罪者の世界征服物語   作:憂鬱なサラリーマン

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お待たせしてしまいすみませんでした。




伝説の、、、何だって?

「さぁて、、どうするかな」

 

当てが外れ、仙術を会得する手段を失いそれを見上げる

 

「あそこしかないかな、、できるだけ行きたくなかったけど」

 

次の場所を定め、空を見上げる。

その中のふたつの大きな雲を見て昨晩のことを思い出す。

 

 

 

 

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「ねぇちゃん。平和のためだ」

 

「あなたがそれを言いますか!!木の葉を裏切り!綱出様を裏切り!私を裏切ったあなたが!」

 

机を叩き怒りに身を任せシズネが怒号を上げる

沈黙を貫くガギルに今度は綱手が口を開く

 

「ガギルおまえはやってはいけないことをした。忍として、人として、男として」

 

そして言葉は続く

彼に対する罵詈雑言の言葉が

 

「あなたは私たちの(てき)です。(かたき)です。」

 

、、る、、い

 

「今、お前がすべきなのは仙術を会得することじゃない。木の葉に対する贖罪だ」

 

、、る、、s、、、、い

 

「あなたは捕まるべきです」

 

、、、、、るさい

 

「お前は」

 

うるさい

 

「あなたは」

 

うるさい

 

「「必ず、木の葉が捕まえる(捕まえます)」」

 

うるさい

 

突然大きい声を出したことに店内の人々は驚く

二人が話す前に言葉をぶつける

 

「お前らに分かんのか?!街を歩けば蹴られ、殴られ、罵詈雑言を浴びせられる俺の気持ちがよ!」

「なんの覚えもない訳の分からない恨みをぶつけられる俺の気持ちがよ!」

「それをやり返すな?そいつらを守れ?んな馬鹿な話があるかよ!」

 

両手を広げ、自分の過去(痛み)を叫ぶ

 

「俺だって、俺だってこんなことやりたくない。ただ、痛みでしか人間は他人の思いが分からないんだ、、」

 

涙を流し、心の内を語る

 

「分かってくれよ、、なぁ、ねぇちゃん。シズネ」

 

「ガギルさん……」

 

涙を流し、自分の気持ちを赤裸々に語ったガギルに思わずシズネは同情する。

 

「はぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ」

 

大きなため息が沈んだ空気を切り裂く

 

「綱手様?」

 

「相変わらずクサイ演技だな」

 

涙を流しうつむくガギルに冷徹に言葉をぶつける

 

「お前が人を思い涙流すか、シズネあんたも学びな」

 

「くっくっくっく、あっはっはっはっはっはっは!!やっぱ、ばれるか」

 

「え?え?」

 

一人ついて行けないシズネだけが戸惑っている

 

「もうさ、さっさと教えてくんない?ねぇちゃん」

 

さっきまでのしんみりムードを一気に変え、元のガギルに戻る

 

「教えるわけ無いだろ。私は5代目火影であり、五影の一人。敵であるお前を強くする可能性は作ってはいけない」

 

「ふーん。まぁいいわ、別当たるわ」

 

机に金を置き、席を後にする

 

「あ、1つだけ言っておくわ。」

 

振り返り左手の人差し指を立てる

 

「今度俺の行動邪魔したら、ねぇちゃんだろうが殺す。」

「ふん、あたしの台詞だ。次会ったら殺す」

「っは!じゃあねぇ~」

 

片手をひらひらとさせその場を立ち去る

 

「ちょ、ガギル!!」

 

シズネが追おうとするがその腕を綱手が掴む

 

「何で止めるんですか!」

「今じゃない。あいつを追うのはタイミングをしっかりはかれシズネ」

 

(ガギル、あんたは私が止める。師である私が責任をもって)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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場所は変わり、音の里

 

 

 

 

 

 

「あら、あなたが私のところに来るなんて、珍しいこともあるものね」

 

陰険な変態野郎のところである。

 

「当てが外れてね。ここしか可能性がなかった」

 

相変わらず辛気くさいところだ

じめじめして、よくこんなところに住めるもんだ

 

「そうね、あなたのことだから仙術求めて綱手のところに行ってみたけど断られたってところね」

 

「すげぇ、正解」

 

何考えているか分からない野郎だ

いや?今の見た目は女みたいだから野郎ではないか

 

「簡単よ私があなたにチャクラを流す呪印を刻めばあなたにも仙術を得られるようになるわ」

 

「なめんなよ?代わりに操り人形だろうが」

 

舌なめずりする大蛇丸にチャクラで脅し、殺意をぶつける

 

「どこで得られるか教えてくれよ。あとは勝手に俺がやる」

 

「教えて上げるのはかまわないけど、ただっていうのはねぇ」

 

うーんっていう悩んでる演技をしているが嘘を見抜く自信はある

だれが師匠だと思う?忍界一の化け狐やぞ?

あ、それは俺か

 

「あなたのかr「却下」あら、残念。」

「他にないのか?」

 

「じゃあ、教えて欲しければ私の口を割らせてみなさいとかありきたりな台詞を言ってみようかしら」

 

「ふーん、そんなんでいいのか?」

 

「伝説の三忍が一人、大蛇丸。かかってきなさいクソガキ」

 

明らかにチャクラの質が変わる

殺意と敵意に溢れている

 

「胸を借りますね先輩?」

 

呼応するようにチャクラを解放する

さぁてやりますか




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