やはり岸波白野の青春ラブコメは王道か?   作:魔物Z

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今回はザビ男が冬木市に行った話です。まぁ冬木市の話はこれが最初で最後って感じになるでしょうけど……



そうだ冬木に行こう。

 

 

「はぁ……まさか両親の墓参り来ただけでここまで疲れるとは……」

 

俺は今、千葉に帰るために新幹線に乗り、自分が座る席に座った。

 

千葉に帰るまでに五、六時間ぐらいだろうから、乗換える駅まで眠ることにしよう。冬木市では全く眠ることができなかったからな。

 

眠る前に冬木市であったことを思い返してみる。

 

まず一昨日、陽乃さんから俺の生まれ故郷の情報を貰い。

 

昨日、家に桜と白乃だけにするのも心配だったのだが、二人が大丈夫だと言ってくれたので俺は昼に駅から電車に乗り、冬木市に向かった。

 

冬木市に着いたのがだいたい夕方ぐらい。

 

そして両親のお墓がある冬木教会に行き、そこで優しそうな神父さんに会った。名前は言峰璃正さん。何と店長のお父さん。ということはカレンの祖父ってことだ。

 

璃正さんに冬木に来た理由と言峰家のことを話したら温かく迎え入れてもらい、冬木にいる間は教会で寝泊まりしていいと言ってくれた。

 

そして俺は人生で一度は行ってみたかった『泰山』に行き麻婆豆腐を食べた。

 

ここまではよかった。両親の墓参りできて、泊めてもらう場所も貸してもらい、泰山の麻婆豆腐を食べることもできた。本当によかった。ここまでは、そう、ここまではよかったんだ。その後、すぐに教会に帰ればよかった。あの後冬木市を観光しようなんて思わなければよかった。

 

 

 

 

 

泰山で麻婆豆腐を食べ終わり、観光気分でブラブラと歩いているのだが、この街って結構危ないかもな。

 

何となくだが視線を感じる。でも人の視線というよりは動物のような感じなんだよな。でも動物の目を通して誰かから見られているような感じ。

 

この感覚はアレだな。『使い魔』に違いない。

 

俺は動物に好かれるから動物に見られるのは日常茶飯事なんだが、ただそれとは違う。

 

まぁカレンや店長にはよく使い魔を使われるんだよな。そのせいで前よりも視線に敏感になった。

 

俺が使い魔越しに観察、監視されてるってことはこの街には魔術師がいるってことだよな。

 

俺は歩くのは止めず、そのまま辺りを観察する。

 

ネズミ、蟲、梟……使い魔の種類などを考えて少なくとも三人以上はいるよな。

 

さて、どうしようかな………。

 

「うん、逃げよう」

 

俺は走り始める。

 

知らない土地でも『遠見の水晶玉』を使えばどうにかなる。今は何処でもいいから走って俺を監視してる魔術師から逃げることにしよう。

 

俺が走り始めて早三十分。未だに監視は解かれそうにないな。

 

もういいか、どうせ見られて困るわけでもないし。それに普通にしてれば相手も何もしてこないだろう。

 

そして俺は冬木大橋っていう赤い鉄橋の近くの公園に来ていた。

 

公園の名前は『海浜公園』。

 

近くの自動販売機で飲み物でも買ってここで一休みしてから教会に帰ろう。

 

俺は近くで自動販売機を見つけて、あることに気付く。

 

「へぇ、ここにはMAXコーヒーないんだ」

 

別にショックではないけど、千葉にはあって当たり前って感じで比企谷が良く飲んでるからなぁ。

 

ペットボトルのお茶を買い、公園の中のベンチに腰掛けて休憩する。

 

時刻は二十一時になるくらいだな。

 

俺がお茶のキャップを開けようとしたとき前から聞いたことがある声がした。

 

「そこのあなた」

 

「ん?」

 

俺は声をした方を向くとそこには

 

「り、凛?」

 

ムーンセルではライバルになったり、仲間になってくれたりした女の子。

 

どうしてここに……ん?でも何かが違うな。なんだろ?

 

俺は彼女を観察して一つの答えを導き出した。それは

 

「………ああ、胸か」

 

うん、ムーンセルの凛の方が胸が大きいな。

 

俺の言葉を聞いてこの少女は笑顔で「ど、どうして私の名前を知っているのかはいいとして、人を見るなりそれはどうかと思うわよ」と言う。

 

笑顔だけどたぶん怒ってるな間違いない。それにこの凛の名前も凛らしいな。

 

「それよりあなた魔術師でしょ」

 

なるほど、この凛は魔術と関係があるんだな。たぶんウィザードじゃなくてメイガスの方だろう。

 

ここでそうだよとは言わないほうがいいだろう。

 

なので「魔術師?何それ?」と白を切っておこう。

 

「白を切る気。あなたほどの魔力量の人間が一般人なわけないでしょう」

 

バレた。そういえば俺って魔力量が多いから魔術師に見られてらすぐにバレるんだった。

 

「あなたが魔術師って前提で話すけど、この冬木に何をしに来たのかしら?」

 

その口ぶりだと、この冬木って魔術的に何かある土地なのかな?まぁウソを吐く必要はないな。

 

「ちょっと教会に」

 

俺がその後『両親の墓参り来た』と言おうとしたのだが、この凛のそっくりさんは『教会』という単語を聞いて俺を睨みこう言った。

 

「冬木市第三位の霊脈である言峰教会を狙いに来たってこと」

 

あれ?何それ?

 

「そうなると、遠坂の名に懸けてあなたをこの冬木から追い出すわ」

 

「ちょ、ま」

 

俺が慌てていると、この少女は俺に右手の人差し指を銃のように向けて

 

「ガンド」

 

黒い弾丸のような魔力の塊が彼女の人差し指から飛んできた。

 

その黒い弾は俺の顔の横をかすめる。

 

「………」

 

「今度は当てるわよ」

 

ほんと、もう嫌だ。

 

戦うって選択肢はないから逃げたいんだが、ベンチに座ってる時点で動きが少し遅れる。実際昨日の陽乃さんがいい例だ。ならどうしよう。

 

考えて末、これしかないか。勿体ないけど……。

 

少女がまたガンドを撃ってきたので、俺は手に持っているペットボトルを投げる。

 

投げると同時に腰を上げて、走り出す

 

ガンドの弾にペットボトルが直撃、そして破裂。そのまま、まだ一口もつけていなかったペットボトルの中身のお茶が少女にむかって飛んでいく。

 

「―――え」

 

その後すぐにビシャという効果音が聞こえたが既に走り出していた俺にはどうなっているかは知ったことじゃない。

 

ペットボトルがなかったら危なかったな。たぶんガンドは俺の身体の何処かに当たってただろうし、当たってなくても追撃があっただろう。

 

ただ、公園を出たときに物騒な言葉が聞こえたのでそのまま逃げた。

 

いやぁ、どの世界でも凛は凛はだな。

 

公園から逃げ出してからどれくらい経ったかな。

 

なんかあの凛から逃げてから使い魔越しからの視線が更にきつくなった気がする。

 

どうにか撒けないかな?普通に教会に帰るの得策なんだろうけど、逃げてるうちにどんどん離れている気がする。

 

でも、戻るにしてもまた誰かに会いそうだし……。

 

そういえばさっき凛があの教会がこの冬木の第三位の霊脈って言ってたな。

 

ってことはやっぱりこの冬木市って魔術関係の街なんだな。

 

そして俺はある場所に辿り着いた。

 

「ここって学校だよな」

 

名前は『穂群原学園』か。

 

俺は校門から中を確認すると何となくだが『月海原学園』に似てるな。そういえばあの冬木教会も、青崎姉妹がいた教会と似てたな。

 

あれ?あそこにいるのってエネミーじゃないでしょうか?うん。エネミーだ。

 

グランドの真ん中にあのクジラ型のエネミーがいるんですが……。

 

名前は『MOBYDICK』か『BARCAROLA』だったな。

 

もしかして俺、あいつ倒さないといけない感じ?

 

『そのまさかだマスター』

 

アーチャーの声が俺の頭の中を流れる。

 

「はぁ……」

 

こうして俺はクジラ狩りをする羽目になった。

 

 

 

 

 

「その心臓……貰い受ける!!刺し穿つ死棘の槍(ゲイ・ボルク)!」

 

兄貴/俺が突いた赤い槍がクジラの心臓?に刺さり、そのままクジラは蒸発するように消えた。

 

「じゃあな、坊主。また月で会おうや」

 

うん、ありがとう兄貴。助かったよう。

 

「にしてもよ、どうしてこの街なんだか……」

 

どういうこと?

 

「気にしなくていいぜ。ただの独り言だからよ」

 

クーの兄貴は俺の中から消えたようだ。

 

今回は兄貴との憑〇合体でエネミーを撃破できた。

 

「そろそろ帰ろうかなって確か副作用があるんだったな」

 

俺は近くにある窓で自分の姿を見ると、俺の髪が青色で、目が赤い。

 

「うわぁ……不良みたいだな……」

 

キャスターのとき同様に時間が経てば直ればいいんだが。

 

「じゃあまずはこの学校の敷地からでるか」

 

俺は入ってきた校門に向かって歩き始めた。

 

校門をに着き、柵の上を飛び越えるとそこには怖い顔をしたこの世界の凛と優雅な雰囲気な男性と璃正さんがいた。

 

「え、えーっと、こ、こんばんは……」

 

「こんばんは。ちょっと君に聞きたいことがあるのだが、構わないかな?」と優雅な人に言われた。

 

ここはやっぱり……

 

「わかりました」って言うしかないよね。

 

この場に璃正さんがいるってことは教会には帰れないってことだ。

 

と思ったのだが、目的地は冬木教会だった。

 

教会に着いてからは質問攻めにあった。

 

俺が何者なのか、何を目的としてこの街に来たのか、俺が戦ったあのクジラは何なのか、そしてあの憑〇合体についてとか、俺が前世のことを話したら、それについても聞かれた。

 

現時刻03:48。質問などに費やした時間は五時間近く。副作用も切れて元の俺に戻った。

 

さて、ある程度のことも終わったしそろそろ眠りたいんだけど。

 

『おい、雑種』

 

今度はAUOですか……。今までアーチャーかBBだったのにな。

 

どうかした?まぁ何となくわかっているけど

 

『ああ、またエネミーだ』

 

ねぇ二回って多くない?この街はメイガス的には結構いい場所らしいけど、ウィザード関連のエネミーが来るのっておかしくない?

 

『ふ、ここは貴様が住んでいる場所よりもいろいろと都合がいいのだろう』

 

もうここまでくると千葉から出たくなくなるな。

 

 

 

 

 

エネミーのタイプは『SERENADE』。あの『セレナのひみつ』を持っていたレアエネミー。

 

エネミーがいた場所はこの教会の敷地になる墓地。

 

俺は凛、時臣さん、璃正さんが見守る中戦いに挑む。

 

なんで三人とも見てるんだか。

 

今回は誰が憑〇合体してくれるのかな?

 

まぁそれはお楽しみってことにしよう。

 

そして俺はいつも通り目に魔力を送り、身体の筋力と耐久の強化をして、破邪刀と守り刀を持ち戦闘を始めた。

 

今回で四度目の戦闘。人生生きている内に命を懸けた戦いなんてそうそうすることじゃないんだけど、俺は夏休みの間に四回も経験したのか……。

 

この世界はいたって普通の優しい世界なんて考えていた頃も俺にもありました。

 

本当に生きるって大変だね。

 

 

 

 

 

さて、時間ももうじき十分になるな。

 

「聖剣集う絢爛の城(ソード・キャメロット)」

 

エネミーを中心に炎の壁を作りエネミーを隔離。そして憑〇合体の準備を整える。

 

そして十分。

 

「では、今回は私が行こう」

 

やぁアーチャー。後は頼んだよ。

 

俺は『聖剣集う絢爛の城』を解く。

 

「ああ、任せたまえ。――――I am the bone of my sword.(体は剣で出来ている)」

 

アーチャー/俺の両手に黒と白の夫婦剣、干将・莫邪を作り出す。

 

その夫婦剣で相手の攻撃を弾いたい、相手を斬りつけたりする。

 

「―――Steel is my body, and fire is my blood(血潮は鉄で、心は硝子)」

 

「―――I have created over a thousand blades.(幾たびの戦場を越えて不敗)Unaware of loss.(ただ一度の敗走もなく)Nor aware of gain(ただ一度の勝利もなし)」

 

アーチャー/俺はエネミーから距離を取り、弓と矢として飛ばす剣を投影し、それを相手に向けて放つ。

 

「喰らいつけ、赤原猟犬(フルンディング)!」

 

赤原猟犬はエネミーに当たり、エネミーの耐久を下げる。

 

「―――With stood pain to create weapons.(担い手はここに独り)waiting for one's arrival(剣の丘で鉄を鍛つ)」

 

アーチャー/俺は弓を持ったままこの身体で飛べる限界の高さまで飛び上がり、新たな剣を投影する。

 

「我が骨子は捻れ狂う……偽・螺旋剣(カラドボルグ)!」

 

偽・螺旋剣もエネミーに直撃し、爆発し粉塵を巻き上げる。

 

そして着地し、次の詠唱をする。

 

「-――I have no regrets.This is the only path(ならば、我が生涯に意味は不要ず)」

 

さて、アーチャーの宝具の発動条件が整ったようだ。

 

「ではマスター、このエネミーを片付けるとしよう」

 

じゃあ、俺も言うことにしよう

 

「なにをだね?」

 

アーチャー、アレやって、アレ!あいあむざぼーんおぶまいそーど!

 

実はこれ言ってみたかったんだよな。

 

「なるほど、確かにそれ言われると俄然やる気がなくなるな……。まぁいい。それでは行くぞマスター!」

 

アーチャー/俺は右手を自分の胸の前に持っていく。

 

「―――My whole life was“unlimited blade works”(この体は、無限の剣で出来ていた)」

 

この詠唱を終えると同時に何かを展開するかのように右手を振るうとそこは、燃えさかる炎と、無数の剣が大地に突き立つ一面の荒野が広がり、空には回転する巨大な歯車が存在する場所へと変わっている。

 

「こ、固有結界……」

 

背後からこの戦いを見ていた少女の声が聞こえる。

 

アーチャー残り何分?

 

「私が君の身体を使える時間はだいたい二分半、そしてこれを発動させるまでに使った時間はおおよそ二分といったところだろう」

 

残りは三十秒か……。なら言えるな。

 

「またろくでもない事かね?」

 

まぁそうだね。

 

「ならそれは後にしたまえ」

 

あ、うん。わかった。じゃあアーチャー終わらせよう。

 

そんなことを話していたせいかエネミーが俺たちに向かって来ている。

 

アーチャー/俺の右手に眩い光と共に一本の剣を作り出す。

 

「禁じ手の中の禁じ手だ………!この投影、受け切れるか!この光は永久に届かぬ王の剣………永久に遥か黄金の剣(エクスカリバー・イマージュ)!」

 

 

 

 

 

「それでマスター私に言いたいこととは何だね」

 

永久に遥か黄金の剣でエネミーを倒して、無限の剣製を解いたアーチャーに言われたので言うことにしよう。

 

あ、うんそれがね、アーチャーのスキルに新しいスキルが追加されているんだよ

 

「ほう、それはどういったスキルなんだマスター」

 

この憑〇合体もスキルやステイタスなどを見ることができる。たいていは俺よりも強く、英雄よりも弱いって感じの値になるんだけど、今回はそれとは違うんだよな。

 

これってたぶん俺とアーチャーの相乗効果って感じなのかな?その名も『女難の相:★』だって

 

「………」

 

確か★ってBBの測定不可能なレベルの値だよな。

 

まさかEXを越して★なるとか……これはもう笑うしかないね。ねぇアーチャー。ん?アーチャー?

 

アーチャーはもう俺の中から消えているようだ。

 

別れるときぐらいなんか言ってくれればよかったのに。

 

 

 

 

 

今回の副作用で俺が褐色肌の白髪になっている。

 

一晩で結構変わったな。

 

「どうでした?間近で見た感想は?」

 

俺は俺の戦いを見ていた三人、凛、時臣さん、璃正さん尋ねる。

 

「正直に言うけど、あなたの力は危険すぎる。近くにそれを管理する人間がいるべき、なるべくこの街から出したくないわ」と凛に。

 

「私も凛同様にそう思うよ。白野君、君の力は異常だ」と時臣さんに。

 

「確か今君の住んでいる場所には綺礼がいるようだが、やはり綺礼だけでは……」と璃正さん。

 

簡単に言えばこの街に住んで自分たちの目の届くところにいろってことだよな。

 

まぁ確かにその通りだな。実際にこの力を持ってる俺はこの街にいるはずの人間なわけだし。

 

「そう言われるとは思っていました。でも、まだ俺は今住んでる場所にいたいのでもう少し待ってください。高校と大学を卒業して、自立できるようになったらまたこの街に来ようと思うので」

 

俺がそう言ったら、まぁそう言うと思ったって感じな表情をされた。

 

それから俺が帰るまでの残りの時間は全て凛に振り回された。魔術の特訓とか、買い物とか、いろいろと付き合わされた。

 

ただ、彼女から感じたモノは恋愛というよりは友人って感じのモノだった。

 

たぶん彼女は好きな男性がいるのだろう。なら俺は彼女を応援しよう。それが友達ってことだろう。

 

 

 

 

 

そんなことがあったせいで眠れなかった。

 

俺は動き始めた電車の窓から冬木市の眺めを楽しむ。

 

凛に一応、俺の携帯電話の番号とメールアドレス教えたけど携帯とか使えるのかな?

 

「まぁカレンがあれだから、凛じゃ無理だろうな」

 

そう言えば、あの蟲の使い魔を使ってた魔術師って誰なんだろう?

 

俺の感覚だと梟が時臣さんか凛、ネズミが璃正さんだろう。そうなると蟲って誰が使ってたんだろうな。

 

まぁ今はもう関係ないか。

 

「ふあぁ……」

 

欠伸が出てきたな。そろそろ眠ろうかな……。

 

あ、そうだ。眠る前に携帯に来てる着信を調べておこうかな

 

電話の着信はナシ、メールの着信は一件。桜からだ。

 

内容は『兄さん、今日帰ってくるんですよね?もしよかった私と白乃ちゃんと一緒に花火大会行きませんか?』

 

「そういえば、今日は花火大会だったな……」

 

 

 

 

 




さて、次回は花火大会の話です

それにしても今回ザビ男は二度も憑〇合体をしたわけですけど、たぶん文化祭が終わるまではもうバトルはないので見納めってことで二度やりました

『女難の相:EX』の二人が合わされば必然的に『女難の相:★』になる、はず……

それではまた次回に!

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