鳴神 ソラの予告集・短編集置き場   作:鳴神 ソラ

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ゆっくり霊夢「中編だよ~」

ゆっくり魔理沙「だぜ~」


ゾンビパニック!A・Yの襲来 中編

夜、くるみだけは寝れずに外を歩いていた。

 

ゆうり「あらくるみ」

 

みき「くるみ先輩」

 

くるみ「りーさん。みき。ゆきの奴は寝たか?」

 

そこにゆうりとみきも来て、くるみの問いに頷いて肯定する。

 

ゆうり「ぐっすりとね……くるみは……やっぱり夢のよね」

 

くるみ「ああ。……もしかしたらあの夢は別世界のゆきたちからのメッセージだったのかもしれないな」

 

みき「メッセージですか?」

 

だと思うとくるみは苦い顔をする。

 

アナザーコールの事を聞いて考えていたのだ。

 

もしもの展開を……

 

くるみ「おそらくだけどあいつは侵食が進んでみんなを殺してしまったあたしなのかもしれない…」

 

みき「くるみ先輩…」

 

ゆうり「……改めて考えると、私達はホントこの世界に来て良かったとも言えるわね」

 

出てきた言葉で周りの空気が重くなるのを分かっているがゆうりはそう呟く。

 

ゆうり「…必ず止めてあげましょう彼女を」

 

みき「そうですね。他の世界の私達の為に」

 

ああ……とくるみが頷いた時、2人の姿が消えたと思ったら、音が2つ響く。

 

それは暗闇から現れたのにゆうりとみきが襲われて地面に倒れた音であった。

 

ゆうり「かはっ!?」

 

みき「ごほっ?!」

 

くるみ「りーさん!みき!」

 

慌てて後ろを振り返ると襲撃者が立っていた。

 

くるみ「お前!いつの間に二人を…!」

 

問おうとして自分に迫り、スコップを振るおうとしてるのに気づいて慌てて自分のスコップで受け止める。

 

その際に、伸びている2本の尻尾に気づき、2人を襲撃したのはこれかと思いながら鍔迫り合いから距離を取る。

 

くるみ「おらぁ!」

 

ガキィン!

 

???「!」

 

と見せかけて瞬時に近づいて振るうがギリギリ防がれる。

 

くるみ「こいつ、強い…!(流石は別世界のあたしって事か…)」

 

???「………」

 

目の前の襲撃者を見ながらくるみは気を引き締めてスコップを構える。

 

くるみ「けど悪いが別世界のあたしだろうが負けるわけには……」

 

「■■■■■■」

 

くるみ「……え?」

 

その時、襲撃者が言った台詞にくるみは驚く。

それはくるみがよく聞くあの呼び方だったのだから…

 

くるみ「おい…嘘だろ?まさか、お前……」

 

嘘だ、信じられないとばかりに問うくるみに襲撃者はこれが正解だとばかりにフードを脱ぐ。

 

くるみ「!!」

 

そして、現れた顔に自分の最初にしていた予想は裏切られ、先ほど出来た信じたくなかった予想が当たった事にくるみは眼を見開く。

 

くるみ「なんで…なんでだよっ!なんでお前がそんな姿になっているんだ…!?」

 

怒鳴る様に叫ぶくるみだが襲撃者は無言で迫る。

 

くるみ「くっ…!」

 

やらなければやられると迫ってくる襲撃者にくるみは攻撃しようとするが……

 

??『■■■■■■!』

 

くるみ「!」

 

その顔を見ると共にある人物の幻を見てしまって手を止めてしまい……

 

ブンッ

 

くるみ「っあ!?」

 

襲撃者の一撃をマトモに受けて吹き飛んだ後にくるみは呻き声をあげてから意識を失う。

 

倒れたくるみとみきとゆうりの意識がない事を確認し、襲撃者は尻尾で3人を持ち上げる。

 

???「これでやっと……再結成できる……」

 

フードを被り直してそう呟いた後にその場から飛び退るとエネルギー弾が着弾する。

 

飛んで来た方を見るとスカルが変身したリュウコマンダーがリュウツエーダーライフルモードを構えていた。

 

リュウコマンダー「その3人を放して貰おうか?」

 

???「………」

 

銃口を向けられても襲撃者は怯えずにそのままスコップで地面を強く殴り、土煙を起こすと共にリュウコマンダーは再び銃撃するが土煙が晴れた後には誰もいなかった。

 

リュウコマンダー「…………逃げられたか」

 

 

 

 

一方、眠りに付いていたゆきは魘されていた。

 

夢の中で必死に走っているゆきを置いてくるみ達が離れて行くのだ。

 

ゆき「待って…みんな!何処に行くの…置いていかないで!」

 

必死に呼び止めるが3人との距離は縮まらず、逆に遠ざかって行く。

 

???「お前のせいだ」

 

ゆき「え?」

 

どうして?と思っていると声が響く。

 

誰?とゆきは戸惑っていると再び声が響く。

 

???「現実を見ないお前のせいで…みんないなくなった」

 

その言葉の後にゆきの前に倒れたくるみたちが現れる。

 

ゆき「ひっ…!」

 

悲鳴を漏らすゆきは嘘だと呟いて頭を抱える。

 

???「そんな弱いお前のせいでこうなった…だから私が…新しいお前(私)になる」

 

ゆき「あなたは…誰?」

 

出てきた言葉にゆきは問う。

 

それに対して答えられる前に意識が浮上する。

 

ー起きろ、起きろゆき

 

ゆき「え…?」

 

目を開けるとスカルの姿が目に入る。

 

スカル「起きたか」

 

ゆき「す、スカルさん…」

 

どうしてと思った後に周りを見て、くるみ達がいない事に気づくと共にスカルが口(マスクで見えないが)を開く。

 

スカル「単刀直入で言う。今日襲撃して来た奴に3人は攫われた」

 

ゆき「………え?」

 

告げられた事にゆきは頭が真っ白になる。

 

そんなゆきへとスカルは言う。

 

スカル「今から全員を集める。時間が早いが3人の安全を考えて突入を前倒しする」

 

ついてこいと言うスカルの言葉にゆきは慌てて服を整えて後に続く。

 

ゆき「(…正夢にならないよね……)」

 

続きながらゆきは先ほど見た夢から不安がよぎるのであった。

 

 

 

 

誰もが寝ぼけ眼だったり、寝たりしていたがスカルからの報告に眠気が吹っ飛んで真剣な顔をしていた。

 

アルシーヴ「まさかくるみたちが攫われるとは…。これは早急にアジトに行かないとな」

 

ヴィンテージ「奴らのアジトはどこにあるんだ?」

 

カルダモン「アジトがあるのはあの山を越えた先にある森の中だよ」

 

険しい顔をして言うアルシーヴの後にヴィンテージが問い、カルダモンは答えてから、地図だとここだねと置かれていた地図に位置を描く。

 

カンナ「ん~?森の中?変だな…この前私、用事でそこに行ったけどおかしな建物なんてなかったぞ?」

 

きらら「え?ほんとですかカンナさん」

 

ライネ「森の中に用事って何しに行ったのよカンナ」

 

そんなカルダモンの付けた位置にカンナが不思議そうに呟き、きららとライネが問う。

 

カンナ「この前酒飲み友達になった奴に頼まれてな、ちょっと建築仕事をしに行ったんだよ」

 

きらら「け、建築仕事ってもしかして…」

 

カンナ以外全員「…………」

 

笑って言うカンナのに誰もがまさかな顔でカンナを見る。

 

カンナ「ん?どうした?」

 

アルシーヴ「…一応聞きたいのだが、その酒飲み友達になった奴と言うのは緑色の髪でスタイルの良いマント付きのビキニアーマーを着た者ではないか…?」

 

はてなマークを浮かべているカンナにアルシーヴは確認を取る。

 

カンナ「お、よく分かったな。そいつだけどそれが……あ」

 

アルシーヴ「……その者がナイエールだ」

 

なぜ聞いたを聞こうとしてまさかと青い顔になるカンナにアルシーヴは溜息を吐いて肯定する。

 

ライネ「カ~ン~ナ~~#」

 

カンナ「す、すまん。報酬に珍しい良い酒くれる良い奴だったからつい…」

 

だからと言ってちゃんと確認取るべきでしょうが!!!とカンナの頬を引っ張って説教をし始めるライネを後目にスカルが言う。

 

スカル「とにかく、相手が誰のアナザークリエイトだろうと油断はするな」

 

宮子「うん。わかったー!」

 

桃「そらじゃあシャミ子。これ、出発前に栄養付けようと作ったスペシャル栄養ドリンクマーク2」

 

そう言って出されたのシャミ子はうげー!?となる。

 

シャミ子「まだ作ってたんですかそれ!?またしおんさんと作ったんでしょう!!」

 

桃「大丈夫。これは前に作った奴の改良版。今度は美味しく飲めるから。きららも良かったら…」

 

シャミ子「だからきららさん巻き込むなって言ってるでしょこらー!それは私が全部飲むから渡しなさい!」

 

うがーと吠えるシャミ子と桃のやり取りにきららはあれ?と首を傾げる。

 

きらら「前に作ったのってもしかしてアレですか?ゲートに入ってしまった…」

 

ヘッドホン「ゲートに入ったって何かあったの?」

 

はいときららは思い出しながらヘッドホンのに答える。

 

きらら「召喚途中で桃とシャミ子さんが来てしまって、シャミ子さんが転んでしまい、それを桃さんが止めようとしたとき、もっていたドリンク入りボトルをゲートに落としてしまって…」

 

シャミ子「あの時は普通のだったからきららさんにも飲ませて上げようと思って持って行ったんですよね……」

 

最近はこっちで効果が凄いけど味も不味い方向で凄いとか言うのを混ぜたりするからちゃんと確認しないと……とシャミ子がぼやいてる間にアルシーヴは進める。

 

アルシーヴ「では出発する前にまず行くメンバーを決めるぞ」

 

ランプ「はいです!とにかく相手は接近のくるみ様だと思われるので同じ接近戦を得意とする人たちにジンジャーやフェンネルがいた方が良いと私は思います」

 

ケロちゃん「後はシャミ子達やな。確実にな」

 

推薦するランプの後のケロちゃんのにシャミ子はぶーと噴き出す。

 

シャミ子「な、なんで私もなんですか!?私、最弱なそうりょまぞくですよ!?」

 

桃「大丈夫。シャミ子は私が守るから」

 

必死にアピールするシャミ子に桃は綺麗な顔で言う。

 

スカル「…………運動会だとせんしだっただろお前」

 

ミカン「そこはツッコんじゃ駄目だと思うわ;」

 

シャミ子「で、でも…皆さんを助けるために私、頑張ります!」

 

これ、使ってときららファンタジアガシャットを見せつつ指摘するスカルのをミカンは冷や汗掻きながらツッコミを入れる中でシャミ子はふんす!と気合を入れる。

 

宮子「ようし!紗英さんと乃莉っぺの弔い合戦だ」

 

ゆの「まだ死んでないからね宮ちゃん!?」

 

るん「頑張ってきてねトオル」

 

トオル「…うん、頑張ってくるよるんちゃん」

 

おー!と気合を入れる宮子にゆのがツッコミを入れる隣でるんの応援でトオルはやる気満々になる。

 

アルシーヴ「では出発するぞ!」

 

号令に誰もがはいと答えた後に外に出て……

 

セイザーゴー!

 

スカルもといリュウコマンダーが呼び出したリュウボイジャーの上に乗って安全運転の為少し遅めのスピードでアジトに向かう。

 

マッチ「うん。ホント急ぎの時の移動に彼らがいて良かったね」

 

ランプ「ですね。これなら間に合うかもしれない…!」

 

誰もが緊張する中で宮子だけうーんと唸っていた。

 

ゆの「どうしたの宮ちゃん?」

 

宮子「いやぁ~どうしてアナザークリエイトの子はこんな事したのかな~と思って」

 

シャミ子「え?」

 

ミカン「確かに最初は魔物と一緒に里を襲撃して、次はくるみたちを誘拐して…一体何が目的なのかしら?」

 

桃「最初のはくるみたちが里にいるのかどうか確認するために襲撃したってのは分かるけどなんでくるみたちを連れ去ったのかが分からないよね」

 

出てきた言葉にミカンや桃も加わる。

 

宮子「それ言ったらなんでゆきちゃんも連れて行かなかったののも気になるんだよね~里の中だったから無理だった可能性もあるけど」

 

シャミ子「…元々目的はくるみさんたち三人だったのでは?」

 

ゆの「でもそうなるとなんで三人だけって話になっちゃうよね?」

 

トオル「だけどもしもくるみのアナザーならなんでくるみを連れて行ったのかな?」

 

誰もが唸る中でミカンがゆきに話を振る。

 

ミカン「ねえ、ゆき。あなたなら分かる…」

 

ゆき「………」

 

声をかけたが心あらずな感じで思いつめた顔をしているゆきに気が付き、同じ様に気づいたキサラギが肩に触れる。

 

キサラギ「だ、大丈夫ですかゆきさん?」

 

ゆき「…あ、うん!大丈夫!」

 

呼びかけられたのと肩を揺すられたので慌てて返事をするゆきに誰もが心配する。

 

キョージュ「何か気になる事があるのかゆき殿」

 

ゆき「……実は昨日、変な夢見ちゃって…」

 

ナミコ「変な夢?」

 

どんな夢なの?とゆのが聞いて、ゆきが内容を話すと誰もが悲痛な顔になる。

 

きらら「くるみさんたちが倒れている夢…」

 

ランプ「その夢の人物、酷い事言いますね!ゆき様は誰にも優しくて気遣える人だから酷い事を言われる筋合いはないですよ!!」

 

ぷんすか怒るランプに落ち着いてとヘッドホンが宥める。

 

宮子「でも気になるよね~。その夢の人物の言葉」

 

ゆの「気になるって新しいお前(私)になるってとこ?」

 

そうそれ~と言う宮子のにそう言われると……考える。

 

シャミ子「ま、まさか今いるくるみさんを倒してアナザーのくるみさんが新しいくるみさんになったりとか…」

 

リリス「確かにそう言うありがちかもしれんが、それをやって意味を有るかと言うのが気になるのう……こうやって我々が分かってる時点で認知を変えるのとかをやらなければ意味がないし、ランプや女神ソラと同じ位にクリエメイトが好きなナイエールと言う奴はそんな消す事を許すと思うかのう?」

 

あわわとなるシャミ子にリリスがそう指摘する。

 

桃「確かにそのナイエールが二人ぐらいクリエメイト好きなら手伝うよりは止めますよね…」

 

トオル「じゃあ一体どういう…」

 

宮子「あ、建物が見えてきたよ!」

 

話してる途中で宮子が声をあげ、誰もが見ると……どことなく見覚えのある建物が目に入った。

 

ヘッドホン「あれ?なんかどことなく見た様な……」

 

きらら「あ、あれって…」

 

ランプ「学園生活部出張所じゃないですか!?」

 

見えて来た建物に誰もがああ!となる。

 

ゆき「ホントだ、そっくり!」

 

アルシーヴ「あれがアジトか…」

 

リュウコマンダー『少し離れた場所に着地させるぞ』

 

その言葉と共にリュウボイジャーは少し離れた地点に降下していく。

 

着陸した後に地面に降りて、見えるアジトと思われる建物を見る。

 

ゆき「やっぱり近くから見ても私たちの学園生活部出張所そっくりだ…」

 

宮子「いやー、カンナさん。良い仕事してますなー」

 

ゆの「褒めている場合じゃないよ宮ちゃん;」

 

驚いているゆきの隣で感嘆の声を漏らす宮子にゆのはツッコミを入れる。

 

ちなみに来ているメンバーは以下の通りだ。

 

インクリング組:ヘッドホン、スカル、ヴィンテージ

 

きらら組:きらら、ランプ、マッチ、アルシーヴ、ジンジャー、フェンネル、カンナ

 

GA組:キサラギ、ノダミキ、トモカネ、ナミコ、キョージュ

 

まちカドまぞく組:シャミ子、桃、ミカン、リリス

 

ひだまり&Aチャンネル&がっこうぐらし組:宮子、ゆの、トオル、ユー子、ゆき

 

カンナがいるのは作った本人としての案内役をライネに言われたからである。

 

スカル「行くぞ」

 

ムソウチャンバラ!!

 

きららファンタジア!!

 

2本のガシャットを取り出してスイッチを押す。

 

スカル「変身!」

 

その後に装着していたゲーマドライバーにセットする。

 

ガシャット!

 

レベルアップ!!

 

戦国激闘無双の闘い!ムソウチャンバラ~!!

 

アガッチャ♪

 

きらめく乙女のファンタジー♪きららファンタジア~~♪

 

パネルを潜り抜け、レーザーXの全体の青緑色の所をメタリックパープルに変え、額のフロントブレードを消した鎧武極アームズの顔にレーザーXのアイライトスコープとリミッターブレードを混ぜた感じの仮面ライダーザムライムソウに変身してから青色の部分の色を黄色、紫色の所を金色にし、きららのマントが付いたファンタジーゲーマが装着されてレベルアップが完了する。

 

ガシャコンキーロッド!

 

続けざまにガシャコンキースラッシャーの剣の部分を杖の様にし、キーの部分を3つの平たい〇のキーをオミットして、新たに四角いキーを3つ増やし、縦の方向で左上から右の順番で赤、青、オレンジ、緑、黄色、紫、ピンク(剣)、ピンク(盾)、ピンク(杖)、ピンク(クリスタル)、ピンク(フラスコ)になっているガシャコンキーロッドを取り出してグリップにあるトリガーを引く。

 

レベルアップ♪

 

音声の後に魔法陣が現れてきらら達を含めたクリエメイト全員を上から通過すると服装が変わる。

 

ちなみにリリスも像の姿から本来の姿に変わる。

 

マッチ「ホント、凄いね君のガシャットは」

 

宮子「あっという間に別のクラスにお着換えできちゃうから凄いよね~」

 

シャミ子「良かった。クラスは変えられてない」

 

自分の服を見ながら言う宮子の隣でシャミ子はホッとする。

 

ザムライムソウ「したいなら変えるが?」

 

シャミ子「勘弁してください!?」

 

リリス「やれやれ」

 

ヘッドホン「それじゃあ私も変身!」

 

シャカリキスポーツ!

 

カードキャプターさくら!

 

ガシャット!

 

ガチャーン!

 

レベルアップ!

 

シャカリキ!シャカリキ!ウッハ!シャカリキ!シャカリキ!スポーツ!!

 

アガッチャ!

 

流れる星!舞う桜!カードキャプターさくら~!

 

続けてヘッドホンもファンタジーゲーマーを鳥の様な感じにし、頭に鳥の羽を模したヘッドギアを装着したサイクルサクラスポーツゲーマーに変身し……

 

ユニコーンキュータマ!

 

セイザ・チェンジ!

 

ヴィンテージ「イッカクホウコウ!」

 

クーゲルユニコーンにユニコーンキュータマをセットしたヴィンテージも持ち手のトリガーを引く事でマスクがユニコーン型のバイザーでスーツの色はディープブルーのキュウレンジャーに変身する。

 

ヴィンテージ→ユニコーンアパタイト「スピアスター、ユニコーンアパタイト」

 

ミカン「これで突入開始ね」

 

アルシーヴ「カンナ、何処から侵入できる?」

 

誰もが準備完了を確認して問うアルシーヴにカンナは申し訳なさそうに頭を掻く。

 

カンナ「いやぁ、ゆき達のを元にしたから門からしか入れないんだよ;」

 

ザムライムソウ「つまり正面突破か」

 

宮子「それじゃあ門にレッツゴー!」

 

桃「おー」

 

シャミ子「お、おー!」

 

宮子の号令に桃が低いテンションで返す隣でシャミ子が慌てて続く。

 

キョージュ「む?誰かいるぞ」

 

進もうとしてキョージュが待ったをかけて言う。

 

良く見ると確かに門の前に1人の女性がいた。

 

ノダミキ「え?あ、ホントだ!」

 

トモカネ「門番か?よし、オレが軽くこのハンマーでぶっ飛ばして…」

 

アルシーヴ「いや、待て!あいつは…!」

 

それにトモカネが飛び出そうとしてアルシーヴが止める。

 

相手も気づいたのか楽しそうに笑って手を振る。

 

???「やっぱり来ると思ってたぜアルシーヴ」

 

アルシーヴ「お前が門番だったのか…ナイエール」

 

カンナ「間違いない。私の酒飲み仲間だ」

 

アルシーヴとカンナの口から出て来たのに誰もが驚く。

 

きらら「あの人がナイエール…!」

 

宮子「いきなり強敵とご対面とは…」

 

ゆき「くるみちゃんたちを返して!」

 

誰もが緊張する中でゆきが前に出て言う。

 

ナイエール「悪いがかえしてはやれねぇな。あいつがくるみたちを欲しているからな」

 

アルシーヴ「ナイエール。お前、一体何を考えているんだ。こんな事をして、お前やアナザークリエメイトに何の得があるんだ?」

 

問うアルシーヴにナイエールは少し困った顔をしてから剣を構える。

 

ナイエール「悪いがそれはまだ教えられねぇな。知りたかったらオレを倒してアイツから直接聞くんだな」

 

アルシーヴ「そうか。お前がそう言うなら仕方がない……全力で倒させてもらうぞナイエール」

 

そう言ったナイエールにアルシーヴは前に出ながら魔力を放出する。

 

ナイエール「おう。来いよアルシーヴ」

 

その言葉と共にアルシーヴが放った魔力弾をナイエールが受け止めるのを合図にぶつかり合う。

 

ナミコ「なんだろう。すっげぇ声だけ聞くと違和感しか覚えない」

 

ノダミキ「まるで入れ替わったキサラギちゃんとトモカネがバトルするように聞こえるよね」

 

キサラギ「そ、そうなるのでしょうか?」

 

そんな2人のやり取りを見てそう述べる2人にキサラギは冷や汗を掻く。

 

トモカネ「アルシーヴ、俺も参戦する…」

 

ぜ……と言う前に衝撃波で突っ込んで行ったトモカネは吹っ飛ばされて戻って来る。

 

キョージュ「戻って来たな」

 

ナミコ「瞬殺だったな。トモカネ」

 

きらら「ふ、二人とも凄い…」

 

きゅ~と目を回すトモカネを持ち上げながら距離を取るナミコとキョージュの隣できららはぶつかり合うアルシーヴとナイエールに驚愕する。

 

ザムライムソウ「……どうやら奴はアルシーヴとは正反対の陽属性みたいだな」

 

ランプ「陽属性!それならせんしカレン様の出番ですねきららさん!」

 

きらら「うん!」

 

きららガシャットの力で調べたザムライムソウのにランプはすぐさまそう言い、きららも杖を掲げて魔法陣を展開する。

 

きらら「せんし・カレンさん!力を貸してください!」

 

カレン「せんしカレン!ここに参上デース!」

 

レベルアップ!!

 

コールと共にカレンが飛び出し、ザムライムソウからの支援で服が変化する。

 

きらら「カレンさん。必殺エターナル波動剣発動後。ナイエールさんに攻撃でお願いします!」

 

カレン「了解デース!私の一撃でやっつけてやるデス!」

 

その言葉と共にカレンは剣に力を集中させてから飛び上がり……

 

カレン「そぉい!!」

 

勢い良く振るって斬撃を飛ばす。

 

アルシーヴ「!」

 

ナイエール「うおっ!?新禁術・鉄壁起動!」

 

それにアルシーヴがすぐさま下がった直後にナイエールに斬撃が炸裂する。

 

ドカーーーーン!!

 

宮子&トモカネ&ノダミキ「やったか!?」

 

ナミコ「おい、バカ!?それフラグ!」

 

ゆの「それ言ったら駄目だよ宮ちゃん!?」

 

その光景に叫んだ3人にナミコとゆのがツッコミを入れてる間に煙が晴れると光る盾に守られたナイエールが現れる。

 

ナイエール「ふぅ、ギリギリ防げたか…」

 

カレン「む、無傷デスか!?」

 

驚いているカレンに悪戯っけに笑う。

 

ナイエール「御返しだ。新禁術・防護&攻勢起動!」

 

その言葉と共に体が一瞬光ってからナイエールは剣を構える。

 

ザムライムソウ「!カレン避けろ!」

 

カレン「え?」

 

先程のナイエールがやったのが身体強化と気づいて叫ぶザムライムソウにカレンは慌ててしまい……

 

ナイエール「ちょっと痛いが…ぶっ飛びな!」

 

回避行動に移る前にナイエールが降りぬいた剣による衝撃波で吹き飛ばされる。

 

カレン「ノー――――オ!?」

 

それによりカレンは吹っ飛び、途中で里に送還される。

 

ユー子「カレンがやられてもうた!?」

 

シャミ子「なんですかあの攻撃力は!?」

 

ナイエール「どうだ。オレの考案した新禁術の性能は」

 

驚く面々へとナイエールは自慢げに言う。

 

アルシーヴ「新禁術だと?」

 

ナイエール「オレが集めた色んな禁術を元に新しく考えた禁術で体力を消費して強力な色んな効果を発動することができる術だ」

 

体力を消耗と言う言葉にアルシーヴは眉を顰め、ユニコーンアパタイトとザムライムソウも仮面の中で同じ反応をする。

 

ザムライムソウ「アルシーヴ、ここは任せて良いか?」

 

きらら「スカルさん!?」

 

ランプ「…きららさん。ここはスカル様の言う通り、先生に任せましょう」

 

出てきた言葉にきららは驚いて一人では無謀だと言おうとしてランプにも止められる。

 

ランプ自身、アルシーヴのいつにも増して真剣な表情に邪魔をしたらいけないと察したのだ。

 

ジンジャーとフェンネルも同じでご武運をと声をかける。

 

入らせないよと向かおうとしたナイエールにアルシーヴは魔力弾で牽制してきらら達の突入を邪魔させないようにし、ナイエールはヒューと口笛を吹く中できらら達の姿は建物の中へと消えて行く。

 

見送ってからアルシーヴは向かって来たナイエールのを斬撃を横に飛んで避けつつ魔力弾を放ち、ナイエールは斬り払いしながら距離を取る。

 

アルシーヴ「…強くなったようだなナイエール」

 

ナイエール「まあな。色んなとこ旅して色んなやつと戦ったからか?そう言うお前はどうなんだアルシーヴ?」

 

そう呟いたアルシーヴに剣を構えながらナイエールはそう問いながら駆ける。

 

ナイエール「はぁッ!」

 

アルシーヴ「ふッ…!」

 

ガキィン!

 

ナイエールの振るった剣を自身の魔道具で防いだアルシーヴはそのまま魔力弾を放ってナイエールを吹き飛ばす。

 

追撃しようとするアルシーヴだが、自分の胸元が斬られて素肌が見えてるのに気づく。

 

アルシーヴ「っ!」

 

ナイエール「ほらほら、もっと行くぜ!」

 

思わず抑えたアルシーヴにナイエールは攻め続ける。

 

合間合間に服だけを斬ると言う事をやって来る。

 

ナイエール「どうした?防戦一方だぜアルシーヴ」

 

アルシーヴ「…お前こそ、何のつもりだ。服だけ斬るとは」

 

恥ずかしそうに服を抑えるアルシーヴにナイエールは悪戯っけのある笑みを浮かべる。

 

ナイエール「仕事勤めで肌が荒れてないかのチェックとかと言ったらどうする?」

 

アルシーヴ「ば、バカかお前は!?」

 

その言葉にアルシーヴは顔を真っ赤にしながら魔力弾を放つ。

 

おおっとと呟きながらナイエールは避けて行く。

 

ナイエール「風のウワサでは死にかけたって聞いたが、その様子なら大丈夫そうだな……っ!」

 

笑って言っていたナイエールは突如包帯している右腕を押さえる。

 

アルシーヴ「! お前、その腕はどうした?」

 

ナイエール「あーちょっと怪我してな」

 

それに気づいたアルシーヴの問いにナイエールは我慢する様な笑みを浮かばせながら返す。

 

アルシーヴ「…まさか、お前」

 

ナイエール「…確認したかったらオレに勝ってからにしろ!」

 

遮る様に斬りかかるナイエールにアルシーヴは防ぐ。

 

 

 

 

一方突入したきらら達は襲い掛かるゾンビ魔物を撃破しながら進んでいた。

 

ユー子「く、来るな~!」

 

トオル「はあッ!」

 

向かって来るゾンビを悲鳴をあげながらユー子が魔法で倒してるのを後ろで不意打ちしようとしたゾンビをトオルが両断する。

 

ゆき「わわわ!」

 

ゆの「ゆきちゃん、こっちに!」

 

宮子「とりゃああ!」

 

ズバン!

 

逃げるゆきにゆのが呼びかけて、宮子がゆきを追いかけていたゾンビを切り裂く。

 

それをゾンビを倒していたザムライムソウはガシャコンキーロッドのボタンを押す。

 

魔法使い!

 

その後にゆのに狙いを定めてトリガーを2回引く。

 

クラスチェ~ンジ♪

 

音声の後に飛び出した魔法陣を潜り抜けたゆのはクリスマスの時に着ていた服に代わり、武器も専用のオーナメントに代わる。

 

ゆの「はわ!?」

 

風!

 

アルケミスト!

 

クラスチェ~ンジ♪

 

続けざまに今度はゆきに向けて、トリガーを引き、ゆきはアルケミストとしての服装に代わる。

 

ゆき「アルケミストにへんしーん完了!」

 

宮子「あ、いーな。こっちもお願いしまーす!」

 

ナイト!

 

クラスチェ~ンジ!!

 

それそれ!とお返しとゾンビを攻撃するゆきとゆのを見て手を上げてお願いする宮子にザムライムソウは無言で向けてからボタンを押してトリガーを2回押す。

 

それにより宮子はゆのと同じ様にクリスマス衣装になってから盾と槍を構える。

 

宮子「お着替え完了!さあ、いっくよー!」

 

掛け声と共に盾でゾンビを押し出した後に槍で貫いてそのまま振り回して周りのゾンビも蹴散らして行く。

 

ノダミキ「あーもう、多すぎでしょこれ!」

 

トモカネ「一体何体居るんだこいつら!?」

 

魔力弾で吹き飛ばしながらぼやくノダミキにトモカネも顔を歪めながらハンマーで叩き潰す。

 

キョージュ「…………ふむ」

 

ナミコ「ん?どうした雅。なんか気づいたのか?」

 

するとゾンビを見ていて何かに気づいたキョージュにナミコは話しかける。

 

キョージュ「ナミコ殿。ゾンビたちが一斉に来ている方向がある事に気づいてな」

 

ナミコ「え?……あ!確かにこいつら全員あっちから来てるぞ!?」

 

言われてゾンビを追い払いながらキョージュが見ている方を見てナミコは叫ぶ。

 

ユニコーンアパタイト「そういう事ならアナザークリエメイトはあの先にいるかもしれないな」

 

ゆき「じゃあくるみちゃんたちもこの先に!」

 

ゆの「あ、ゆきちゃん!」

 

すぐさまその方向に走るゆきにゆのと宮子、ユニコーンアパタイトが続く。

 

ジンジャー「あ、待て!」

 

フェンネル「待ちなさいジンジャー。私たちは別の方に行きましょう」

 

きらら「あ、一緒の場所にいないかもしれないからですか?」

 

慌てて追いかけようとしたジンジャーをフェンネルが止めたのにきららはそう聞く。

 

フェンネル「もしかしたら罠かもしれないけど、あっちにはヴィンテージとスカルもおりますし、大丈夫でしょう」

 

ジンジャー「まぁ、確かにそうだな。実力と言う意味でも頼りになるしな」

 

カンナ「ならここの地図を渡しておくよ」」

 

分かりましたと言うきららのを聞きながらカンナから地図を貰ったジンジャーとフェンネルは別ルートを走る。

 

マッチ「きらら!早くゆき達を追おう」

 

ランプ「急ぎましょうきららさん!」

 

きらら「う、うん!」

 

急かされてきららはゆき達の後を追う。

 

キサラギ「わ、私達はどうします?」

 

トモカネ「オレ達は別のところ探してみようぜ。隠されたものとかあるかもしれねぇし」

 

慌てるキサラギにトモカネはそう提案する。

 

ナミコ「そうだな。何か手掛かりあるかもしれない探してみるか」

 

ノダミキ「じゃあ色んなところを探索してみよー!」

 

レッツゴーと駆け出すノダミキとトモカネにキサラギは引っ張られて行く。

 

キョージュ「我々も行こうナミコ殿」

 

ナミコ「そうだね。おい、走るな二人とも!」

 

カンナ「あ、ちょ、きらら、こっちは私が行くからゆき達を宜しく!」

 

慌てて追いかけるキョージュとナミコに続いてカンナも慌てて追いかける。

 

きらら「わ、わかりました!」

 

遅れないようにときらら達は走る。

 

 

 

 

くるみ「う…ここは…巡ヶ丘学院高校か…?」

 

一方、意識が戻ったくるみは呻きながら起き上がり、どこにいるのかを確認してかつての母校である事に驚く。

 

くるみ「(どうしてここに?あたしは気を失って、それで……)」

 

がしゃーん!

 

気絶する前のを思い出そうとして響いたガラスが割れる様な音にくるみは咄嗟に音がした方へと走る。

 

くるみ「(まさか…まさかこれってアイツの…!)」

 

走る間にここは襲撃者に関わる夢の中で自分はどうしてかそれを見れてるみたいだと考える。

 

くるみ「! あれって…!」

 

走っていると先の廊下で倒れているゆうりを発見する。

 

くるみ「りーさん!」

 

慌てて駆け寄って見るが死んでいる事にマジかよと声が漏れる。

 

ドシュ

 

くるみ「!」

 

その後に何かが刺さる音に慌てて音がした方を見る。

 

くるみ「あ………」

 

見えた光景にくるみは言葉を無くした。

 

「■■■……」

 

???「…死んでも一緒に……ね。■■■……」

 

相打ちになるようにスコップで噛まれながら噛んでいる相手を殺した襲撃者の姿があった。

 

そのまま両者は崩れ落ちる様に倒れる。

 

くるみ「嘘だろ…そんな…」

 

アナザーとは聞いていた。

 

だけど、だけどここまで悲劇だと想像できなかった。

 

いや、薄々感じていたが彼女にとっては残酷過ぎる光景だ。

 

残酷過ぎる光景に言葉を無くしていたくるみは我に返って気づく。

 

気づいた事、それはある矛盾だ。

 

くるみ「(けどそれじゃあアイツはもう死んでいる筈。それなのにアナザーコールで召喚されたんなら生きてたって事なのか?)」

 

知る為にもくるみは気をしっかり持って様子を伺う。

 

見続けて数時間経ったのをくるみは感じてた。

 

何も変化がない事からまさか幽霊なのかと思い始めた時……

 

???「う……あ、れ?」

 

くるみ「……!」

 

倒れていた襲撃者が呻きながら起き上がる。

 

???「なんで…なんで私死んで……」

 

くるみ「(やっぱり生きて…でもなんで…?)」

 

戸惑ってる襲撃者にくるみも戸惑う。

 

なぜなら先ほど見たが彼女が受けたのは紛れもなく致命傷であった。

 

なのに今は怪我が無かった様に痛がってる様子がない。

 

「ウゥ……」

 

「アァ……」

 

???・くるみ「!」

 

その後、響いた声にくるみは襲撃者ともども驚く。

 

くるみ「(そんな…嘘だろ…!)」

 

???「あ…ああ…!なんで…なんで私だけ…!」

 

頭を抑えて呻く襲撃者にくるみも信じられなかった。

 

くるみ「(くそっ、やつらに襲われたらこうなるとはわかっていたけど…けど、それならなんで…!これじゃあこの世界のあたしらは…あいつを…あいつを…!)」

 

顔を歪め呻いていると意識が薄れだす。

 

くるみ「(なんだ?意識が…薄れ…る…)」

 

夢から覚めると言うのにまだ知る事があると意識を強く持とうとするがどう思おうとくるみの視界は真っ黒になった。

 

 

 

 

くるみ「はっ!」

 

???「…目が覚めた?」

 

目が覚めたくるみの目に入ったのは襲撃者で、慌てて起き上がろうとして痛みに呻く。

 

???「動いちゃだめ。怪我してるんだから」

 

そんなくるみへと襲撃者は注意してじっとしててと言う。

 

くるみは見渡すと寝かされているゆうりとみきが目に入る。

 

???「大丈夫。二人とも寝ているだけだから」

 

寝ているだけと聞いてそうか……とくるみは安堵する。

 

くるみ「…なあ」

 

???「ん?」

 

声をかけられたので顔をあげる襲撃者にくるみは少し言葉が詰まったが意を決して問う。

 

くるみ「……お前は…本当にアイツなのか…?」

 

???「…うん。そう。私だけ残っちゃったの」

 

肯定する襲撃者にくるみは腕を握り締める。

 

くるみ「なんで……」

 

???「…わかんない。なんで私だけ大丈夫だったの…なんで私一人だけ……」

 

悲し気に言葉を漏らす襲撃者にくるみは言い難かったがそれでも言わなければと意を決して問う。

 

くるみ「なあ、どうしてこんなことをするんだ?」

 

???「……取り戻すためだよ。私たちの日常を。今度は壊れないようにしてね」

 

取り戻すと言う言葉にくるみは眉を顰める。

 

くるみ「取り戻すってどういうことだ…?」

 

襲撃者「そこはまだ秘密。でも壊れない方法だけ教えてあげる。それはね…」

 

そう言ってくるみの瞳を覗き見る様に見た襲撃者の目にくるみはゾッとする。

 

その目には光りがなかったからだ。

 

「この世界の人たちを皆、私と同じにするの!」

 

くるみ「なっ…!?」

 

続けざまに告げられた事にくるみは眼を見開いて絶句する。

 

くるみ「な、なんでそんなことを…!」

 

???「だって人って異質な者を嫌っちゃうじゃん。だったら皆同じにすれば仲間外れはいなくなるよね?」

 

なんとか口を開いて質問したくるみは襲撃者の言葉にどれだけ辛い事があったのか理解する。

 

???「そしたら襲われることも壊されることもない日常ができる。これって凄いことだよね」

 

くるみ「だからって、この世界の人達に迷惑かけて良い訳ないだろ!」

 

叫んだくるみに襲撃者は見続けた後にゆうりとみきを見る。

 

???「だからまずは二人も同じにしないとね…」

 

くるみ「!おいバカ。やめろッ!」

 

そう言って2人に尻尾を向ける襲撃者にくるみは停止しようとするがその目は本気だと分かって無茶してでもと置かれていたスコップを取ろうとし……襲撃者は別の方を見て尻尾を向けるのを止める。

 

???「来たみたい。邪魔はさせないよ」

 

くるみ「来たってまさか…!」

 

そう言って出て行く襲撃者を見送った後にくるみはなんとか這ってゆうりとみきに近づく。

 

くるみ「りーさん。みき。おい、しっかりしろ」

 

ゆうり「う…くるみ…?」

 

みき「くるみ先輩…?」

 

揺すられた事で2人は意識を取り戻して体を起こす。

 

その後にくるみの状態に驚く。

 

ゆうり「く、くるみ!?」

 

みき「先輩、その怪我は…!?」

 

くるみ「油断してな」

 

驚く2人にくるみは苦笑して返す。

 

みき「それじゃあアナザークリエメイトにやられたんですか?」

 

ゆうり「別世界のくるみ…そんなに強いのね」

 

くるみ「…違う。アイツは別世界のあたしじゃないんだ二人とも」

 

え?と否定された事にゆうりとみきは驚く。

 

ゆうり「違う?」

 

みき「もしかして誰か知っているんですかくるみ先輩」

 

くるみ「…あいつは……アイツの正体は…」

 

 

戸惑う2人にくるみはその名を言う。

 

 

 

 

一方別行動に出たトモカネ達は何時の間にか屋上に辿り着いていた。

 

トモカネ「お、屋上に来ちまったか」

 

ノダミキ「ここにも屋上庭園があるね」

 

カンナ「ああ、そこも同じように作ってくれって頼まれたからな」

 

見渡して言うノダミキにカンナが答える。

 

トモカネ「へー……ん?なんだあれ?」

 

興味深そうに見ていたトモカネはその近くに作られていた四つの墓を見つける

 

キサラギ「お墓でしょうか…あ、名前が書いてありますね。えっと…めぐねぇ?」

 

ナミコ「めぐねぇって言うと確かゆきたちの先生だった人か…」

 

それにキサラギは近寄って刻まれていた名前を読んでナミコは思い出して呟く。

 

キョージュ「こちらのにはりーさん…ゆうり殿の名前が書いてあるな」

 

キサラギ「別世界のくるみさんが作ったんでしょうか…?」

 

ノダミキ「じゃあこっちのは美紀ちゃんのかな?……あれ?」

 

続けて3つ目の墓に書いてある文字を見たノダミキは疑問を抱く。

 

トモカネ「ん?どうしたノダ」

 

ノダミキ「ね、ねぇみんな。この名前って…」

 

名前と言われてノダミキの上からキサラギ達も墓の名前見る

 

そして刻まれていたのに誰もが驚く。

 

ナミコ「え?これって…」

 

トモカネ「ど、どういうことだよ!?この名前ってか呼び方する奴って…!」

 

キョージュ「……これは残った一つの墓の名前も見る必要があるな」

 

誰もが戸惑う中でキョージュの言葉に誰もが最後の1つを見る。

 

キサラギ「こ、これは!?」

 

ナミコ「ちょ、ちょっと、この名前が刻まれてるって事は!?」

 

ノダミキ「じゃああの襲撃者の正体ってもしかして…」

 

キョージュ「…うむ。これで確定したな」

 

トモカネ「嘘だろオイ!?少し違うだけであんなに変わっちまうのかよ!?」

 

カンナ「私も驚きだね……こりゃあきらら達に早く伝えるべきだね」

 

キョージュを除いてキサラギ達がパニくる中でカンナの言葉に確かにそうだと慌ててその場から離れる。

 

 

 

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