だけど、思わぬ展開が……
翌朝、朝日を背にロッテはメンバーへ叫ぶ。
ロッテ「準備は良いか野郎ども!」
おーーー!と元気よく返事する面々とおーと小さめに返事する面々だったり、無言でサムズアップするスカルとゼノに変身したヴィンテージを見渡してロッテは言う。
ロッテ「では発進!」
号令と共にロッテの船は進む。
Dアリス「待ってて……シノ!」
Dランプ「きららさん……必ず元に戻して見せます!」
スカル「あいつ等、いつまでダークなんだろな?」
マッチ「んーー……それぞれ取り戻すまでかな?」
陽子「長い闇堕ちだぜ……」
ゴゴゴゴゴゴと黒い炎を燃やす2人にマッチと陽子は困った顔をする。
久世橋「あ、海賊船が見えてきました……ってえ?」
烏丸「あらあら。これは……」
見えてきた光景に誰もが絶句する。
代表してロッテが口を開く。
ロッテ「なんだあの艦隊は!?」
目の前に広がるは数隻の海賊カレンの船。
まさかの光景に誰もが言葉を出せない状況であった。
この2人を除いて……
スカル「なんらかの能力で増やしたか、そう言う所か」
ゼノ「どれが本物か探り当てるのかに骨が折れるな」
綾「二人は冷静ね……」
シャミ子「その精神力は見習いたいような、ならないような……」
腕を組んでそう言う2人のに綾とシャミ子がなんとも言えない顔をする中で海賊きららの声が響き渡る。
海賊きらら「どうですかこの海賊艦隊は!」
その言葉を示す様に艦隊は砲撃し、ロッテの船の周りに水柱をあげさせる。
ヘッドホン「わわわ!?」
ロッテ「反撃しろ!」
号令と共に誰もが砲弾を早速砲台に詰め込んで砲撃を開始する。
だが、手数の多さと言う意味ではあちらが多い。
陽子「くそっ、数が多すぎる!」
久世橋「一体どうやってこの数の海賊船を!?」
呻く陽子の後の久世橋のに凄く楽しそうな海賊きららと海賊クレアの声が響く。
海賊きらら「船長の能力とこの宝玉のおかげです!」
海賊クレア「船長は自身の海賊船をいくつも召喚できるんです!」
告げられた事に誰もが驚く。
ゆの「そんな能力が!?」
青葉「でも宝玉は一つだけじゃ……」
驚いている面々へと2人は続ける。
海賊クレア「この宝玉、調べたら何度も使うことができるんです。だから船を変化させた後移動して次の船を変化させてを繰り返して」
海賊きらら「この艦隊を作ったんです!」
スカル「成程、そうなるとメンバーを分けて操縦させてると言う事か」
双葉「と言うかそれ狡くない!?1個ので複数使えるって!?」
初見じゃあ分からないじゃんそれ!?と叫ぶ双葉の後に砲弾が飛んで来る。
海賊きらら「ちゃんと調べなかったそちらの落ち度です!」
海賊クレア「このまま海の藻屑になっちゃえ!!」
と言う訳で!と言う声と共に何かが発射される。
それは……巨大な宮子の顔だった。
マッチ「ええ!?なんか宮子の顔みたいなのが飛んで来た!?」
ゆの「なにあれ!?」
驚いた後に辺りが暗くなったのでなんだ?と思って見上げ……絶句する。
B宮子「えーーーーーーい!」
そこにいたのは巨大な宮子で、巨大宮子は剣を叩きつける。
遥「ひゃあぁぁぁぁぁ!?」
烏丸「あらあら宮子さん。大きくなったわね。成長期かしら?」
双葉「いや絶対違うでしょ!?」
海賊きらら「スペシャルクリエメイト弾です!」
叩きつけられた剣の衝撃で起きた波の揺れの中でほのぼのと言う烏丸に双葉がツッコミを入れてる間に海賊きららが発射した奴について言う。
スカル「あの弾の力で巨大化した感じか」
ロッテ「あんなの喰らったら終わりだぞ!?」
どうすれば……とロッテは辺りを見渡し、先ほどの衝撃の波で散らばった弾の中に桃の顔型弾があった。
ロッテ「これは……よし、これを撃て!」
そう言って桃の顔型弾を投げ渡すロッテに船員はギョッとした後に慌ててセットして発射する。
直後、桃が光った後にその場から消える。
シャミ子「桃!?」
綾「桃さんが消えた!?」
どこに!?と思っていると近くの水面が輝いた後……巨大な桃が飛び出した。
シャミ子「」
ヘッドホン「あまりの展開にシャミ子さんが真っ白に!?」
烏丸「あら~桃さんも大きく成長したわね~」
青葉「だから違いますって!?」
固まるシャミ子にしっかりと揺するヘッドホンの隣でまたものほほんとしてる烏丸に青葉はツッコミを入れる。
驚いていた巨大桃だったが先ほどの巨大宮子のを思い出してすぐさま剣を勢い良く振るう。
海賊クレア「あっちにもスペシャルクリエメイト弾が!?」
海賊きらら「み、宮子さん、防いでください!」
B宮子「りょ~か~い」
それを巨大宮子が剣で防いだ後に鍔迫り合いになる。
それを見たゼノは籠手の歯車を両腕同時に操作し……
ゼノ「ファイルロード!!ユニコーンドリル!バイパーウィップ!レオサークル!ブルホーン!!」
4つの光が飛び出して、光が弾け飛ぶと本来の大きさの巨大なる姿となったユニコーンドリル、バイパーウィップ、レオサークル、ブルホーンが姿を現す。
それぞれ咆哮した後に海賊カレンの海賊船集団へと突進攻撃を仕掛けて行く。
ゼノ「今の内に態勢を立て直せ」
ロッテ「わかった!」
シャミ子「桃―!がんばってくださーい!」
指示にロッテが頷く隣でシャミ子が応援する中でDアリスが海賊きららに問う。
Dアリス「ねぇ、シノはどこにいるの?」
カレン「ホノカもどこデスかー!」
海賊きらら「お二人なら捕まえた金髪少女さん達と一緒に離れたところにある船にいますよ」
その言葉を聞いた途端、Dアリスからオーラが迸る。
それは嫉妬のオーラだ。
Dアリス「金髪の女の子たちと……一緒?」
カレン「あ、アリス……?」
ドンドン膨れ上がるオーラに誰もが後ずさる中でDランプのオーラと融合しあう。
Dランプ「私のシノを……」
Dアリス「私のきららさんを……」
そのままオーラは肥大化し……
Dランプ&Dアリス「返して!/ください!!」
オーラが放出されて海賊カレンの海賊船集団へと向かって行く。
海賊きらら「な、なんですかあのオーラ!?」
海賊カレン「か、回避するデース!」
それに総大長と思われる船がギリギリ避け、他の船はオーラによる衝撃で大破して行く。
そしてオーラはそのまま通り過ぎる。
☆
オーラ進行方向
ヒナゲシ「今度こそ聖典を奪って破壊しないと……!」
ウツウツ達を引き連れながらヒナゲシは歩いていた。
ウツウツ「ウツウツ!?」
ヒナゲシ「ん?どうかしたの……」
慌てた様子のウツウツのにヒナゲシは言ってる途中で……吹き飛ばされた。
そのまま転がって木にぶつかる
ヒナゲシ「きゅ~~」
何か起こったか分からないまま、ヒナゲシは目を回して気絶するのであった。
☆
ゼノ「凄い威力だな」
ロッテ「相手の弾を壊していったな」
凄いと呟いている間にDアリスとDランプはふうふうと息を吐く。
ゼノ「だが、これで隙が出来た」
その言葉と共に別方向からドラゴンフレアが飛んで来て、その手にいたやすな、リゼ、千矢が海賊カレンの船に着地して強襲する。
まさかの強襲に海賊きららと海賊クレアも驚く。
海賊きらら「別部隊での襲撃!?」
海賊クレア「奇襲ですか!皆さん撃退してください!」
その言葉と共にリリスとシャロ、夏帆が迎え撃つ。
リゼ「シャロ!?」
やすな「リリスさんたちもいるよ!」
立ち塞がる3人にやすなは慌てて攻撃を防ぐ。
リリス「この船で暴れはさせんぞ!」
シャロ「おとなしく落ちなさい!」
攻撃を振るう2人と夏帆にそれぞれ迎え撃つ。
千矢「たあっ!」
やすな「えいっ!」
前に出て盾で防ぎながら槍を振るう千夜とやすなのに夏帆が対抗して盾で防ぎ、そこをシャロがフラスコを投げ、リリスが魔力弾でリゼを攻撃する。
リゼ「っ!あんがい強いなこのトリオ!」
海賊きらら「こうなったら三人をここでコールして仲間に……!」
ヤバいとリゼは止めようとし……それより前に横から突撃してきた人間サイズのガトリングボアの突進を横っ腹に受けて海賊きららは吹き飛ぶ。
いきなりのにリゼや他のメンバーが呆気に取られる中できららさん!!とガトリングボアの背に乗っていたDランプが降りて海賊きららの前に立つ。
Dランプ「きららさん!コールを悪用するのはやめてください!」
そのままズイズイと海賊きららに詰め寄る。
海賊きらら「ら、ランプ……?」
そのままズイズイと海賊きららに詰め寄る。
海賊きらら「ら、ランプ……?」
Dランプ「いい加減戻ってくださいきららさん!あなたは皆の絆を繋ぐ者です!海賊なんかじゃない!召喚士なんです!」
力強く言いながらDランプの、ランプの眼から涙が漏れ出て、海賊きららの顔にかかる。
海賊きらら「絆を……繋ぐ……っ、!」
その言葉と共に海賊きららは顔を抑える。
直後、七色の光りが周囲に迸る。
誰もが何事!?と思って放たれる方向を見るとロッテの船の上で白き翼を羽ばたかせた白き鳥がいた。
ゼノ「フェニックスエール……」
烏丸「ランプちゃんを応援してるの?」
青葉「綺麗……」
誰もがその輝きに目を取られる中で光りを見ていた海賊きららはううっと呻く。
Dランプ「きららさん!今こそ繋ぎなおしてください!ワタシとあなたの縁を!」
その言葉と輝きに海賊きららは目を見開き……
海賊きらら→きらら「あ、あれ……ランプ?」
いつもの輝きを取り戻した目で見るきららにDランプは元に戻りきららさん!と抱き着く。
それに連動する様にクレア達も戸惑った顔で周りを見る。
クレア「ど、どこですか此処!?」
夏帆「なにこの格好!?」
シャロ「どういう状況!?」
戻ったかと安堵したリゼはコソコソと逃げようとするリリスに気づく。
ガシッ!
が、その前にユニコーンドリルに連れて来て貰って来ていた桃に頭を鷲掴みされる。
桃「リリスさん。このまま頭を潰されるのと海に落ちるの……どっちがいい?」
リリス「調子に乗ってすいませんでした!!だからどっちとも止めてください!」
必死に謝るリリスにリゼは呆れる。
リゼ「やれやれ……まあこれで一件落着だな」
そう呟いた時、突然揺れが起こる。
やすな「わわわ!?」
千矢「な、なになに!?」
リゼ「おい、どうした!?」
突然起きた揺れにリゼ達が驚く中でユニコーンドリルが鳴き、乗る様に首を動かす。
ランプ「きららさん!こっちです!」
きらら「う、うん!」
戸惑うきららの手を引っ張ってランプはユニコーンドリルの背に乗り、リゼ達もガトリングボアの背に乗って船から脱出する。
他の船にいたメンバーも他のデータウェポン達が背に乗せてロッテの船に戻っていた。
青葉「八神さん!おかえりなさい!」
コウ「あーうん。ただいま?と言うかどういう状況?ほとんどうろ覚えなんだけど?」
嬉しそうに駆け寄る青葉にコウは困った顔をする。
他のメンバーも同じで佐久はニナの格好に恥ずかしがりながら良かったと声をかける。
海賊カレンがごめんなさいとロッテに謝っていた。
ヘッドホン「あ!船が!」
その中でヘッドホンの声に誰もが海賊カレンの船を見ると海賊カレンの船団が光りの球となって1つになって行く。
ポルカ「どうなってんだこりゃ?」
コルク「もしかして……使い過ぎた事で暴走してる?」
驚くポルカの隣でコルクが状況からそう推察すると光りが弾け飛ぶ。
その中から、先ほどよりも巨大化し、大量の砲台と翼を生やした戦艦とも言える海賊船が姿を現す。
ー■■■■!!!!!!!!!!!!ー
そして先端のスライムが雄たけびを上げる。
こはね「なにこれー!?」
宇希「デカッ!?」
巨大戦艦となった海賊船に誰もが驚く中で海賊カレンが突如透明な球に包まれる。
陽子「えぇ!?」
カレン「どうしたんですかアナザーのワタシ!?」
海賊カレン「わ、ワタシにもわからないデス!?」
戸惑ってる海賊カレンを包んだ球体が浮かぼうとした所でゼノが正拳突きで粉砕して海賊カレンを助け出す。
それに巨大海賊船は怒った様に吠える。
スカル「大方、主であった海賊の方のカレンを連れ戻そうとするつもりだった様だな……1回こっきりの様だったがな」
ロッテ「なるほどな……ってうわっ!?」
推察するスカルのにロッテは納得してた所に巨大海賊船から伸びて来た鎖が巻き付いて縛り上げるとそのまま釣り上げられる。
遥「ロッテさん!?」
かなた「釣りあげられちゃった!」
驚いている間にロッテは巨大海賊船のマストに縛り付けられる。
船員「せ、船長!?」
綾「ちょ、舵!舵!」
烏丸「あらら、どうしましょう!?」
ゼノとスカル以外が慌てる中で海賊カレンが駆け出して舵を取る。
海賊カレン「ワタシに任せるデス!ハイヤー!」
気合の声と共にロッテの船を安定させる。
ランプ「た、助かりました……」
ソーニャ「流石七つの海を制覇した海賊だな。初めての船でも扱えるとはな」
感心してると巨大海賊船はまた吠えると砲弾を放って来る。
マッチ「撃ってきたよ!?」
クレア「船員も居ないのに……まさか自動で?」
海賊カレン「ソォイ!!」
驚いている間に海賊カレンは巧みに動かして避ける。
ゼノ「とにかく、こっちも砲撃開始だな」
カレン「バンバン撃ちますヨー!」
海賊カレン「回避は任せるデス!」
その言葉と共に誰もが動く。
ゼノ「俺はロッテを助けに行く」
シャミ子「私も手伝います!ご先祖が迷惑をかけたので!」
エミリ「あ、じゃあ私も、けどどうやって行くの?」
そう言うゼノにシャミ子が名乗り出て、エミリも続いてから聞く。
ゼノ「あいつを使って飛ぶ」
シャミ子&エミリ「あいつ?」
首を傾げる2人を後目にゼノは両手の歯車を操作し……
ゼノ「フェニックスドライブ!インストール!!」
咆哮して突き出すと飛んでいたフェニックスエールはゼノと一体化し、ゼノの背中に鳥を模した翼と尾が出現する。
ゼノ「んじゃあ行くぞ」
そう言ってシャミ子とエミリの首元を掴んで飛んだ。
シャミ子「うぇぇえええ!?」
エミリ「だから飛んでなのぉぉぉぉぉ!?」
驚いている2人をスルーしてゼノは巨大海賊船へと飛んで行く。
海賊カレン「ミラーシールド弾を撃ってくだサイ!それで敵の攻撃を反射できマス!」
きらら「この鏡みたいなのですね!」
アドバイスにきららは言われた奴に近い鏡のを見つけて砲台に入れて飛ばす。
飛ばされた鏡は砲弾を跳ね返して行く。
照「ホントだ反射してる!」
なる「これなら!」
そのままミラーシールド弾を放ちつつ他の弾も飛ばして応戦する。
シャミ子「あ、居ました!」
エミリ「ロッテさん、大丈夫ー?」
避けながら接近していた3人はロッテを見つけ、避けながら近づいて行く。
ロッテ「なんとかなー。早く助けてくれ~」
お願いするロッテにエミリとシャミ子は助けようとするが鎖が頑丈で壊れない。
シャミ子「んぎぃー!硬いですねこの鎖!」
エミリ「攻撃しても全然壊れないわね」
退いてろと右足にレオサークルを装着したゼノはガシャットを抜いてキメワザスロットにセットしてボタンを押す。
キメワザ!!
音声の後に右足のレオサークルにエネルギーが収束し、鬣が高速回転する。
電童!クリティカルアタック!!
ゼノ「ふっ!!」
飛び上がり、縦回し蹴りでロッテの右側の鎖を勢い良く両断し、ロッテを開放する。
シャミ子「一撃!?」
ロッテ「ふぅ、助かったぜ。ありがとな」
自分達の攻撃では壊せなかったのに驚くシャミ子の後にロッテは礼を述べる。
ゼノ「フェニックスエールがいるからな。エネルギーの心配はない今、大暴れできるからな」
そう言って周りを見るゼノに3人も周りを見ると武装したスライムに取り囲まれていた。
エミリ「武装したスライム!?」
シャミ子「いつの間に!?」
ロッテ「とにかくこいつらを蹴散らして、エンジンに向かおう。そうすればこの船を止められる筈だ」
それぞれ武器を構える中でゼノは左腕にバイパーウィップを装着して鞭のように振るって武装スライムを薙ぎ払う。
ゼノ「ロッテの言う通りだな。押し通るぞ」
シャミ子「は、はい!」
返事をした後にシャミ子は向かって来たのをなんとかの杖を伸ばして防ぐ。
エミリもフラスコを投げて怯ませていく。
エミリ「!あれ見て、扉よ!」
進んで行く内に船内へと向かえる扉を見つけ、ゼノが早速薙ぎ払って道を切り開く。
ロッテ「っ……!全然開かないっ……!」
シャミ子「こんのーーー!」
開けようと引いたり押したりするが全然動かない扉に退けとゼノが前に出てバイパーウィップからブルホーンに変えて再びキメワザスロットにガシャットをセットする。
キメワザ!
電童!クリティカルアタック!!
ゼノ「ブルホーン!ファイナルアタック!!」
床に角を叩き付けることで直線状にクリスタルを隆起させて扉を両断する。
エミリ「またもや一撃で……」
シャミ子「あ、中を見てください」
凄いと思う中で覗いたシャミ子が声をあげる。
そこには激しく動く巨大な機械があった。
ロッテ「これがエンジンか!」
なんてデカさだとロッテが呟く隣でゼノは早速破壊しようと右腕にユニコーンドリルを装着してガシャットをセットする。
キメワザ!
電童!クリティカルアタック!!
ゼノ「ユニコーンドリル!ファイナルアタック!!」
突き出すと共にユニコーンドリルのドリル部分からエネルギー状のドリルが飛び出し、強烈な一撃がエンジンへと炸裂して煙が発生する。
煙が収まると……壊れた様子がないエンジンが姿を現す。
エミリ「無傷!?」
ゼノ「手ごわい感じか」
ロッテ「こりゃ簡単には壊せないな」
シャミ子「そんな!?」
あんな一撃を受けてるのに!?と驚くエミリとシャミ子にゼノは周りを見渡す。
ゼノ「もしかしたらバリアの様なもので守ったのかもしれない。それを発生させてるのがあるなら破壊してそれからだな」
ロッテ「なら早くしないと!外もいつまで耐えれるか……」
シャミ子「で、でもどうや(ガッ)てぇぇぇぇぇぇ!?」
歩きながら辺りを見渡そうとしてシャミ子は足をひっかけて転んでそのままエンジンに頭突きをしてしまう。
エミリ「シャミ子ちゃん!?」
シャミ子「あいたたた……」
大丈夫と駆け寄るエミリにな、なんとか……とシャミ子が返した直後……
ドン!ドドドン!
シャミ子「へ?」
突然の爆発音にシャミ子は呆気に取られながら顔を上げると……壊れて行くエンジンが目に入った。
ゼノ「……ドジな奴が行動すると、意外と結果が出るもんだな」
ロッテ「さっきの攻撃は駄目で威力がなさそうな体当たりで壊れるとか、どんなエンジンだよ!?」
呆れ混じりに呟いたゼノの後に思わずロッテがツッコミを入れてる間も爆発はドンドン大きくなり、ここにいては危険だと4人は脱出する。
ランプ「皆さん!やったんですね!」
きらら「あ、4人が戻って来たよ」
外では爆発を起こす巨大海賊船にやったんだと誰もが思った後に飛び出して来るゼノ達を見つける。
やすな「おかえりー!」
宮子「いやぁ~なんと言うか分からないけど、ハラハラドキドキしましたな~」
出迎えるメンバーにただいまです!とシャミ子が代表で返してから……
リリス「」Ω\ζ°)チーン
シャミ子「ご、ご先祖~!?」
桃「お仕置きはしといた」
出迎えた中で自分の先祖が倒れてるのに絶叫するシャミ子に桃はスッキリした様子で告げる。
Dアリス「あとはシノたちだけ!」
陽子「そろそろ戻ってくれると良いなアリス」
ふんすふんすと鼻息を荒くしてるDアリスに陽子はなんとも言えない顔をする。
綾「あ、見えてきたわ!」
カレン「ホノカー!」
そのまま離れていた船に近づいて乗り移れる位置まで移動するとDアリスがささっと飛び乗って早歩きで向かう。
陽子「シノー!何処だー!」
綾「シノー!」
早く見つけなければと呼びかけるとあれ?皆さんと言う声と共に忍が現れる。
すぐさまDアリスは忍へと近づき、誰もがヤバいと思った時……
忍「あ、アリス~丁度良かったです。今皆さんと一緒にアリスに似合う服を作ったので着て貰おうと思ってたんですよ~」
Dアリス→アリス「そうなの!?ありがとうシノー!」
パッと戻るアリスに陽子と綾とカレンはズコーとこけ、久世橋は苦笑し、烏丸もあらあらと微笑ましそうに見る。
千夜「これで本当に一件落着ね」
リゼ「だな。さて、アナザーカレンをどうするかだが……」
同じ様に微笑ましく見ていた千夜にリゼは言ってから海賊カレンを見る。
そこでは海賊カレンがロッテにより正座させられていた。
ロッテ「さて、分かってるよな?」
海賊カレン「どうもスミマセンでした。皆さんに多大なご迷惑をかけてしまってごめんなさいデス」
謝罪する海賊カレンにロッテは腕を組んで言う。
ロッテ「まあ反省しているみたいだし、しばらくはウチで雑用係して貰うわ」
海賊カレン「了解デース!頑張って働くデス!」
元気よく言う海賊カレンにガンバデス!とカレンが応援する。
忍「カレンが二人で金髪も二倍ですね!」
アリス「もうシノったら!……あれ?そう言えばホノカは?」
その後にアリスはホノカの姿がない事に気づく。
穂乃果「か、カレンちゃんが二人……幸せ……がくっ」
忍「ほ、穂乃果ちゃん大丈夫ですか!?」
その本人は、海賊カレンとカレンがいる事で幸せの絶頂で沈んでいた(爆)
☆
後日の里
うつつ「ふ~ん、そんなことになってたのね」
メディアの様子を見に里にいなかったので出来事を聞いたうつつはうげぇとなる。
うつつ「巻き込まれなくてホント良かったわ」
マッチ「んー……確かに今回は巻き込まれなくてよかったと思うな僕も」
そうぼやくうつつにマッチは心底同意とばかりに頷く。
きらら「ホント迷惑かけてすみませんでした」
クレア「ごめんなさい……」
スカル「疲れて寝る位に訓練をするのは程々にと言う事だな」
謝る2人に和菓子を食べていたスカルはそう言う。
ヘッドホン「まぁ、とりあえずは無事に終わって良かったわね」
うつつ「ホントね。こんな面倒な事これっきりにしてほしいわ」
確かにマッチもうんうんと頷く。
なお、暫くして別の面倒な事が起きるのを、皆は知らないのであった。
アナザーカレン
外見:アニメで出てきた海賊カレンそのまま
概要
エトワリアに召喚された忍が考えたお話の世界のカレン。
真夜中に寝ぼけてしまい、間違えてアナザーコールで自分を召喚してしまったきららとクレアを自身を攫った奴らと勘違いし誘拐し返す。
二人からエトワリアの事を聞いて元の世界で覚えた催眠(お遊び)で二人を海賊きららと海賊クレアにする。(アナザーカレン自身、かかると思ってなかったがかかってしまったのでどうしようか少し悩んでる)
その後、催眠状態の二人がコールしたことで海賊化してしまったクリエメイトたちと一緒に新カレン海賊団を結成する。
目的はエトワリアの海の制覇&支配。そしてお宝集め
アナザー能力は海賊船トレジャーカレンを召喚し、操ることができる。
その後は正式な召喚でされていたからアナザーゆきと違って里に戻ってて罰としてロッテの所で下働きする
ちなみに海賊団メンバーは宇希、トーマス姉妹(紅愛&恵美理)、夏帆、椿、葉山照、宮子、ノノ、ニナ、リリス、ハナ、シャロ、歌夜、ソーニャ、八神コウ+忍と穂乃果