「よいしょっと」
「取り合えずあの子の擬装を工房に」
「提督さん、その擬装どうしたの?」
「ん?何か電達が探索しに行ったついでで拾ってきた子の擬装だよ」
「ほへ~ そうなんだ」
「妖精さん擬装治してくんね?」
「了解です!」ビシッ‼
「じゃ、頼んだわ 俺はあの子見てくるから」タッタッタッ
「特に外傷が無くて良かったのデス」
「あれだけやられて怪我が殆ど無いのは奇跡っぽい?」
ガラガラガラ
「様態はどうだ?」
「怪我は殆ど無くてスヤスヤと寝てるのデス」
「それ聞いて安心したわ んじゃ、俺は仕事してくるわ 用が有るなら執務室に居るからそこに来い」
「分かったのデス」ポーイ
「さぁ~てと、彼奴に渡す書類でも書きますか」
「…動くな」スチャッ
「おいおい物騒だな」
「無駄口を叩くな」
「へいへい んで、要件は何だ?」
「仲間達を解放しろ」
「それは俺に言われてもねぇ…」
「お前が元帥と仲が良いのは知っているぞ」
「意外にも調べてるんだな」
「情報を調べるのは当たり前だろ?」
「そりゃそうだ…な‼」バキィッ‼
「な!?」
「これでお前さんの武器h…あぶねぇ!」ヒュンッ
「誰が銃のみだと言った?」
「そのナイフ、切れ味が良さそうだな」
「ここに来る時に拾った物だ」
「ほう、そうか…」
「さぁ、言う事を聞いてもr…ッ!?」ヒュンッ‼
「誰がお前さんだけ武器を持ってると言ってたんだ?」
「ナイフを隠していたとはな」
「お前さんも隠してただろうが」
プルルルル…
「もしもし?」
[もしもし、如月です]
「如月か、どうした?」
[囚人の艦娘が二人程逃げ出しまして… ]
「その片方なら今目の前に居るぞ?」
[本当ですか!? 捕まえてください!]
「りょーかい まぁ、元から捕まえる気ではあるんだがな」
「んじゃ切るぞ」
[お願いします]
ツーツーツー
「と、言うわけでお前さんを捕まえさせて貰うわ」
「捕まえられるのは困るわ…」
「うぉっ!?」ズサァァァァ
「あら~ 避けられるなんて思わなかったわぁ」
「増援ありがと 曙」
「私は満潮が捕まると困るから攻撃しただけよ」
「増援とはめんどいな てか、何だ?その眼帯は」
「この眼帯は私の大事な人がくれた物よ 格好いいでしょ?」
「寧ろ気持ちわりぃよ」
「気持ち悪いって? …許さない!」
「あっぶねぇ 何も無い床から槍を生やすんじゃねぇよ」
「煩いわね 黙って串刺しになりなさいよ」
「やなこった」
「なら、これはどう!?」ダンッ‼
「ほいっと 壁や天井からも槍生やすとか避けんのギリギリだわ…」
「避けきれるなんて馬鹿げた身体能力を持ってるのね?」
「まぁな 伊達に昔死神と呼ばれただけの身体能力を持ってるんでね」