「そうか、俺を殺すのは確定か… なら!」
俺は体勢を低くして人と人との隙間すり抜けるように走り出す
いくら陸軍に居たとは言えずっと歩兵をしていたわけでもない
スパイ活動や暗殺、エンジニアとしても動いていたわけだ
まぁ、スパイ活動や暗殺、エンジニアの仕事よりも
歩兵として戦場に出る方が多かったけどな
んで、目的地は自室の隣
俺が陸軍時代に使っていた武器が置いてある部屋だ
「逃げたぞ!追え‼」
「絶対に捕まえて必ず殺せ‼」
「まぁ、追ってくるよな」
ズサァァァ‼ バタンッ‼
武器部屋に滑り込んでドアを急いで締める
鎮守府内のドアは防弾加工がしてあるため少しは時間稼ぎが出来る
ドアで時間稼ぎしてる間に幾つか武器を拾っておかないとな
「彼奴はここに入ったぞ‼」
「ドアを壊せ!逃げられる前に‼」
「やっぱり艦娘だけあって追い付けるのは当たり前か…
仕方無い下手な武器で応戦するよりはこれで応戦した方が良さそうだ」
手に取ったのは陸軍時代愛用していた大鎌とショットガン
戦争と言っても銃器で撃ち合うだけでなく接近戦も多少はある
んで、俺は接近戦に特化した戦い方を身に付けたから
この2つの武器を愛用してたって訳だ
ドーンッ‼
ドアが壊された
流石に防弾加工してあっても艦娘の艤装じゃ耐えられねぇか
「窓から逃げようとしても無駄ですよ
下に2人居ますから窓から出たら蜂の巣になりますからね」
「八方塞がりって事か…」
「大人しく死んでください この鎮守府を余り壊したくないので」
「そう言えば聞くのを忘れてたんだが、
誰の命令で俺を殺しに来たんだ?」
「貴方には教える意味が無いので教えません」
「そうか…」
「不審者は倒れるのデス‼」
「うわっ!?」
「どうした満潮!」
「貴方、自分の艦娘が来るまで時間を稼いでいたのね」
「だとしたらどうする?」
「もちろん今殺すわ」
「そうはさせねぇのデス‼」
「な!? 鎮守府の外壁を登ってきた!?」
「提督さん!助けに来ました‼」
「遅れてすまない!私達の方に来ていた足止め役を倒すのに時間が掛かってしまった」
「いいや、ジャストタイミングだとも!」
「さて、形勢逆転だな?どうするよ?」
「…降参しよう」「降参するわ」
「俺の方の3人に足止め役が8人、逃げ道を塞ぐ方に1人の計12人か… 多いねぇ」
「私達は何も言わない!早く殺せ‼」
「いや、彼奴に引き渡すわ」
[先輩!来ましたよ!]
「あいよ、食堂に居るから来てくれや」
[分かりました!]
「この子達が先輩を狙ったんですね」
「あぁ、しかもこいつらのせいで武器部屋のドア壊されたんだわ」
「そうですか… ひとまずは約束通り僕の鎮守府に連れて行きますね」
「頼んだわ 俺ん所置きっぱだといつ狙われるか分からんしな」
「それもそうですし、未遂とは言え提督殺しを仕掛けたんですから罪は重いですからね」
「後で飯奢るわ」
「ありがとうございます!では、この辺で…」
「あぁ、またな」
これで俺を狙った提督殺しは幕を閉じた
誤字報告来てたからビックリしたと言うねw
てか、宮祭り行ったんだけど射的で阿賀野のフィギュアを落とせたから気分良いと言うねw